アンフィールドで勝ち点1獲得に満足の“ビッグ・サム”「素晴らしい守備だった」

2020.12.28 11:58 Mon
Getty Images
WBAのサム・アラダイス監督が難しい敵地でのドローを喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

WBAは27日に行われたプレミアリーグ第15節でリバプールとアウェイで対戦。ここまでリーグ19位に沈んでいるWBAは16日に就任したアラダイス監督の初戦である第14節のアストン・ビラ戦で完敗を喫しており、今節も厳しい戦いが予想された。

アラダイス監督は試合開始からフィールドプレーヤー全員を深く守らせる、徹底した戦術を敢行。リバプールの卓越した個の力によって失点したが、試合終盤には緩んだ相手チームの隙に付け入り、追いつくと、1-1のドローで試合を終えた。
アラダイス監督は試合後、難攻不落のアンフィールドで勝ち点1を奪い、リバプールの今季リーグ戦ホーム全勝記録をストップさせたチームに対して、高い満足感を示している。

「今日、我々が試合を終わらせないための回復力を示し、正しいことをしようとしている姿は、誰もが目にしたと思う。守備は失点シーンを除けば、素晴らしいパフォーマンスだった」
「(前半)30分になる前に、(カーラン・)グラントをより前線に配置したんだ。その結果、全員が後ろに釘づけになるのではなく、ロングボールを使えるようになった。グラントが相手エリアに入ることで、少しずつ効果が出てきたよ。後半はそれがさらに顕著になった」

「ハーフタイムで、グラントをサポートするため多くの選手に前へ出るよう言った。それができれば、敵陣でボールをより頻繁に得られるともね。1-1で引き分けるか、0-2や0-3で負けるかのどちらかだと思ったが。時間が経過すればするほど、我々は勝つためより攻撃的になる必要があった」

「グラントがGKとの一対一を決めていれば、もっと早い時間で同点になっただろうね。だが、その後でもチームは少しずつ前進していた。同点シーンでは質の高いボールが蹴られ、ビッグ・セミ(セミ・アジャイ)が力強いヘッドを決めたね。素晴らしい結果だった」

試合の満足感を語ったアラダイス監督は2日後に行われる第16節のリーズ・ユナイテッド戦についても言及。「選手たちができるだけ早く疲労から回復できるようにしたい」と語っている。

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