開幕まで2カ月…FIFAはエクアドルの国籍偽装問題の無罪を主張、チリ&ペルーはスポーツ仲裁裁判所へ控訴へ

2022.09.17 23:10 Sat
Getty Images
16日、国際サッカー連盟(FIFA)は、異議申し立てが出された選手の国籍偽装問題について声明を発表した。

問題となっているのは、エクアドル代表DFバイロン・カスティージョ(レオン/メキシコ)。書類上はエクアドル出身で、これまでにエクアドル代表でも10試合の出場を数えている。

カタール・ワールドカップ(W杯)に向けた南米予選でも8試合に出場し、エクアドルは無事に出場権を獲得していた。
しかし、カスティージョに対してエクアドルサッカー協会(FEF)による国籍偽装の疑いが浮上。チリサッカー協会(FFCH)、ペルーサッカー協会(FPF)は多くの証拠をもとにFIFAに申し立てを行い、カスティージョが出場した試合の無効化やエクアドル代表のカタールW杯出場資格の剥奪を訴えていた。

FIFAは調査に乗り出し、結果としてバイロン・カスティージョは白と判断。エクアドル代表とともにお咎めなしとなった。
しかし、この件に関してFFCHとFPFが上訴。FIFA上訴委員会は決定を下した。

「改めて当事者の提出物を分析し、ヒアリングが行われた後、上訴委員会はFEFに対して開始された手続きを終了するという懲戒委員会の決定を確認した」

「他の検討事項の中で、提出された書類に基づき、カスティージョは永久的にエクアドル国籍を有するとみなされると判断された」

「上訴委員会で可決された決定の結果は、本日関係者に通知された。本決定は、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への控訴の対象となる」

これに対し、FFCは声明を発表。CASへの控訴を行うとした。

「選手がコロンビアで生まれたことを合理的な疑いなく証明する膨大な数の文書がある」

「それに加え、エクアドルサッカー協会が行った公式調査中に与えられた彼の告白を誰もが聞いた.」

「サッカーとフェアプレーにとって悲しい日だ。メッセージは明らかだ。不正行為は許される」

カスティージョ本人は、イギリス『デイリー・メール』のインタビューで、自分の書類が偽物であり、1998年にエクアドルのヘネラル・ビジャミル・プラヤで生まれたのではなく、1995年にコロンビアで生まれたことを認めていた。

実際にエクアドル国籍は持っているようだが、その手続きに問題があるとされている状況。本人も認めている中で、CASがどう裁定を下すのか。W杯の開幕までは残り2カ月だ。

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