WEリーグカップ女王のS広島R、中村伸監督の退任を発表…WEリーグ参入から3年指揮「次のフェーズに移る段階に入った」
2024.05.21 14:30 Tue
WEリーグ参入次から指揮を執った中村伸監督
WEリーグを戦うサンフレッチェ広島レジーナは21日、中村伸監督(50)の契約満了を発表した。
今シーズン限りでの退任となり、最終節までは指揮を執ることとなる。後任は現時点で未定となっている。
現役時代はサガン鳥栖やベガルタ仙台でプレー。引退後、仙台でユースやジュニアユースのコーチ、監督を務めると、トップチームでもコーチに就任。2014年からは、仙台時代のチームメイトでもあった森保一監督率いるサンフレッチェ広島でコーチに就任。ヘッドコーチにもなると、2021年からはWEリーグに参入するS広島Rの初代監督に就任した。
WEリーグでは1年目は6位、2年目は5位の成績を残すと、3年目の2023-24シーズンはWEリーグカップで見事に優勝。リーグ戦は最終節を残して5位に位置している。
WEリーグ参入から3年間指揮した中村監督は、クラブを通じてコメントしている。
「このたび、今シーズンでサンフレッチェ広島レジーナの監督を退任することになりました。真っ白な状態からスタートしたレジーナでしたが、ここまで様々な色付けができることは想像していませんでした」
「クラブ、コーチングスタッフ、トレーナー、マネージャー、レジーナに関わる全ての皆様の選手、チームに対するエネルギーと、選手たちのサッカーに真摯に向き合う姿勢によって本当に素晴らしいチームに成長してくれたと思い感謝しております」
「ここまでの積み上げをベースに、レジーナは次のフェーズに移る段階に入ったと思います」
「サンフレッチェ広島レジーナに関わる全ての皆様と共になら、さらに想像を超える成長を見せてくれると信じておりますので、引き続き多大なるご支援と、WEリーグで最も熱いご声援で選手たちの背中を押し続けていただきたいと思います。3シーズン、本当にありがとうございました」
今シーズン限りでの退任となり、最終節までは指揮を執ることとなる。後任は現時点で未定となっている。
現役時代はサガン鳥栖やベガルタ仙台でプレー。引退後、仙台でユースやジュニアユースのコーチ、監督を務めると、トップチームでもコーチに就任。2014年からは、仙台時代のチームメイトでもあった森保一監督率いるサンフレッチェ広島でコーチに就任。ヘッドコーチにもなると、2021年からはWEリーグに参入するS広島Rの初代監督に就任した。
WEリーグ参入から3年間指揮した中村監督は、クラブを通じてコメントしている。
「いつもサンフレッチェ広島レジーナに多大なるご支援、ご声援で支えてくださるスポンサーの皆様、地域の皆様、サンフレッチェファミリーの皆様に感謝申し上げます」
「このたび、今シーズンでサンフレッチェ広島レジーナの監督を退任することになりました。真っ白な状態からスタートしたレジーナでしたが、ここまで様々な色付けができることは想像していませんでした」
「クラブ、コーチングスタッフ、トレーナー、マネージャー、レジーナに関わる全ての皆様の選手、チームに対するエネルギーと、選手たちのサッカーに真摯に向き合う姿勢によって本当に素晴らしいチームに成長してくれたと思い感謝しております」
「ここまでの積み上げをベースに、レジーナは次のフェーズに移る段階に入ったと思います」
「サンフレッチェ広島レジーナに関わる全ての皆様と共になら、さらに想像を超える成長を見せてくれると信じておりますので、引き続き多大なるご支援と、WEリーグで最も熱いご声援で選手たちの背中を押し続けていただきたいと思います。3シーズン、本当にありがとうございました」
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約1カ月ぶりのリーグ戦となった浦和はアウェイで快勝、S広島RがI神戸から首位奪還【SOMPO WEリーグ】
19日、20日にかけて、2024-25 SOMPO WEリーグ第6節が行われた。 開幕無敗をキープし4連勝中のサンフレッチェ広島レジーナ(2位/勝ち点13)は、アウェイでセレッソ大阪ヤンマーレディース(5位/勝ち点7)と対戦した。 勝ち点で並ぶ2位につけるS広島R。試合は18分、脇阪麗奈のFKからのクロスがこぼれると矢形海優が押し込みC大阪が先制。3試合連続ゴールを記録した。 先制されたS広島Rだったが、41分に瀧澤千聖がPKを獲得すると、自らしっかりと決めて同点に追いつく。 1-1で迎えた後半はC大阪が攻め込んでいくもゴールは奪えず。百濃実結香が何度もゴールに迫るが得点は奪えなかった。すると75分、中嶋淑乃の浮き球のパスに反応した小川愛が折り返すと、ボックス内で混戦となった中で早間美空が押し込み逆転。85分には李誠雅がダメ押しの3点目を奪うと、89分にはクロスから李誠雅が決めて勝利。1-4でS広島Rが勝利し、首位を奪い返した。 首位に立っていたINAC神戸レオネッサ(1位/勝ち点13)は、大宮アルディージャVENTUS(10位/勝ち点3)とアウェイで対戦した。 I神戸は16分に右CKを獲得すると、桑原藍のクロスをカルロタ・スアレスが合わせてゴール。3試合連続でのゴールとなった。 前日にトップチームがJ3優勝を決めたNACK5スタジアム大宮での試合となった大宮V。しかし、今シーズンは苦しい試合が続いており、この日もI神戸に押され続ける試合に。そのまま0-1でI神戸が勝利し、勝ち点で並ぶも得失点差でS広島Rに首位の座を明け渡した。 AFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)に参加していた三菱重工浦和レッズレディース(6位/勝ち点6)は、2試合消化が少ない中で久々のリーグ戦。アウェイでジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦した。 なでしこジャパンに初招集されたDF遠藤優も先発した試合は、16分に敵陣でボールを奪った浦和は、伊藤美紀のパスを受けた塩越柚歩がネットを揺らして先制に成功する。 さらに25分には左CKからのクロスを高橋はながファーサイドでダイビングヘッド。これが決まり、0-2とし、そのまま逃げ切って勝利を収めた。 その他、日テレ・東京ヴェルディベレーザはノジマステラ神奈川相模原に1-2でアウェイで勝利。アルビレックス新潟レディースはホームでちふれASエルフェン埼玉に勝利。AC長野パルセイロ・レディースはマイナビ仙台レディースにホームで2-1と勝利を収めた。 ◆2024-25 SOMPO WEリーグ第6節 ▽10/19(土) アルビレックス新潟レディース 2-1 ちふれASエルフェン埼玉 【新潟L】 山谷瑠香(後22) 滝川結女(後43) 【EL埼玉】 吉田莉胡(後37) ノジマステラ神奈川相模原 1-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【N相模原】 大竹麻友(後43) 【東京NB】 松田紫野(前6) 土方麻椰(前25) ▽10/20(日) ジェフ千葉レディース 0-2 三菱重工浦和レッズレディース 【浦和】 塩越柚歩(前16) 高橋はな(前25) 大宮アルディージャVENTUS 0-1 INAC神戸レオネッサ 【I神戸】 カルロタ・スアレス(前16) AC長野パルセイロ・レディース 2-1 マイナビ仙台レディース 【AC長野】 安倍乃花(後4) 川船暁海(後38) 【マイ仙台】 石坂咲樹(後29) セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-4 サンフレッチェ広島レジーナ 【C大阪】 矢形海優(前18) 【S広島R】 瀧澤千聖(前41) 早間美空(後30) 李誠雅(後40、後44) 2024.10.20 20:50 Sun4
119分に勝ち越しのS広島Rと守屋都弥ヘディング弾のI神戸が準決勝制す! 連覇と初優勝が懸かる3度目決勝へ【WEリーグ クラシエカップ】
8日、2024-25WEリーグ クラシエカップの準決勝2試合がPEACE STADIUM Connected by SoftBankで行われた。 3つのグループに分かれて行われたグループステージはサンフレッチェ広島レジーナがグループA、アルビレックス新潟レディースがグループB、INAC神戸レオネッサがグループCを首位通過。AFC Women’s Champions League 2024/25(AWCL)に出場していた三菱重工浦和レッズレディースも加えた4チームが準決勝に進んだ。 抽選の結果、第1回大会王者の浦和と前回大会王者のS広島Rが第1戦で激突。S広島Rは23分、松本茉奈加が左サイドで溜めを作ると、追い越した中嶋淑乃がボールを受けてボックス内へ。浦和GK池田咲紀子の逆を突くニアサイドへのシュートで先制点を奪う。 さらに36分、GK池田の大きなボールタッチを見逃さなかった上野真実がボール奪取から流し込んで追加点。2連覇を目指すS広島Rが2点リードで折り返す。 しかし、浦和も後半から反撃。53分、左CKの2次攻撃から塩越柚歩が左足ミドル。クロスバーに跳ね返ったボールを高橋はなが頭で押し込む。 1点差に詰め寄ると、79分には待望の同点弾。左サイドからボックス内の高橋へ栗島朱里が差し込むと、ヒールの落としに塩越。シュートのこぼれ球を高橋が押し込み、試合を振り出しに戻す。 90分では決着がつかず、延長戦に突入。PK戦にもつれ込むかに思われた延長後半アディショナルタイム直前、右CKを得たS広島Rは、渡邊真衣のクロスに呉屋絵理子。ヘディングで叩きつけると、これを高橋美夕紀が押し込み、途中出場の3人で値千金の勝ち越しゴールを奪う。 そのまま試合を締めたS広島R。一度は追いつかれながら120分の戦いを制し、2大会連続の決勝進出を決めた。 続いて行われた第2戦は、大会初ファイナルを目指すI神戸と前回準優勝の新潟Lが対戦。新潟Lは開始早々の2分、ハイプレスから前線でパスカットした山本結菜が自ら右足シュート。I神戸GK大熊茜の正面を突く。 対するI神戸も27分にチャンス。ボックス内でボールを奪い返した成宮唯が1人かわしてシュート。新潟LのGK平尾知佳が左足で防ぐ。 その後もI神戸がセットプレーからカルラ・モレラ、新潟Lがロングスローから滝川結女がゴールに迫るが、スコアは動かず前半を終える。 後半序盤、カウンターからの水野蕗奈のシュートをゴールライン際で白沢百合恵に防がれたI神戸。しかし59分、敵陣中央付近から井手ひなたがロングボールを送り込むと、守屋都弥がゴール前で競り勝つ。ヘディングシュートがゴール左隅に吸い込まれ、試合の均衡が崩れた。 2大会連続の決勝を諦めない新潟は、43分に滝川がボックス手前中央から右足一閃。クロスバーの跳ね返りに児野楓香が反応したが、左足を振り抜いたシュートは右ポストに嫌われてしまう。 I神戸は守屋の1点を守り切って勝利。初の決勝の舞台へ進んだ。 S広島RとI神戸のカードに決まった決勝は、12月29日に国立競技場で行われる。 <h3>準決勝</h3> ▽12/8(日) サンフレッチェ広島レジーナ 3-2 三菱重工浦和レッズレディース 【S広島R】 中嶋淑乃(前 23) 上野真実(前36) 高橋美夕紀(延後14) 【浦和】 高橋はな(後8、後34) INAC神戸レオネッサ 1-0 アルビレックス新潟レディース 【I神戸】 守屋都弥(後14) <h3>決勝</h3> ▽12/29(日) サンフレッチェ広島レジーナ vs INAC神戸レオネッサ [国立競技場] 2024.12.08 21:30 Sun5
