2戦連続先発で存在感発揮のアムラバト、常に準備していたものの「100%の状態ではない」

2024.05.16 17:04 Thu
チャンスを活かしたアムラバト
Getty Images
チャンスを活かしたアムラバト
マンチェスター・ユナイテッドのモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトが自らのパフォーマンスを振り返っている。クラブ公式サイトが伝えた。

15日、プレミアリーグ第34節延期分でニューカッスルをホームに迎えたユナイテッド。イングランド代表MFコビー・メイヌーやコートジボワール代表FWアマド・ディアロ、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドのゴールで3-2の打ち合いを制した。
そんな中、中盤で奮闘したのが今シーズン、フィオレンティーナからユナイテッドにレンタル加入しているアムラバト。前節のアーセナル戦に続き先発すると、相手のカウンターからのピンチを巧みなスライディングタックルで防ぐ見せ場もあり、チームの勝利に大きく貢献した。

ユナイテッドではここまでリーグ戦9試合の先発にとどまっている上、本職ではないサイドバックも任されるなど難しい立ち位置が続いたが、求められた際に全力を出せるよう準備を整えていたと試合後にコメント。フル出場での勝利を喜んでいる。

「(ベンチ続きの日々は)当然簡単ではなかった。誰もがプレーしたいと思っているからね。忍耐強くならなければならなかったが、常にチームのために戦う準備はできていた」
「チームが僕を必要とする時、必要とされる場所で1分でも10分でもプレーする。トレーニングでは常にベストを尽くすし、チームを助けられるようトライする」

「できることは1つしかないと思う。ハードワークして、チャンスが来るのを待つだけだ。シーズン終盤だから少し遅いかもしれないが、そのチャンスが来て、今日勝てたことを嬉しく思う」

また、プレータイムの少なさゆえまだ真価を発揮できていないとも語ったアムラバト。それでも今できることはやったと胸を張っている。

「自分をアピールできるのは良いことだけど、まだトップのソフィアン・アムラバトではないし、どんなプレーができるかだ。ここ4、5カ月で90分間プレーしたのは2度目だから、普段のような100%の状態ではない」

「だけど、自分が良いプレーをしたこと、そしてチームとしても良いプレーが見せられたことをとても嬉しく思っている。それに、僕らはこの試合で勝利したかった」

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アムラバトの去就は依然不透明…フィオレンティーナSD「まだ連絡がない」

モロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)の去就について、フィオレンティーナのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるダニエレ・プラデ氏が語った。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えた。 今シーズンはマンチェスター・ユナイテッドにレンタル移籍したアムラバト。シーズンを通しては活躍できなかったものの、FAカップ決勝のマンチェスター・シティ戦を含むラスト1カ月は、中盤の刈り取り役としてハイパフォーマンスを見せた。 シーズンが終了し、ユナイテッドが買い取りオプションを行使するのかどうかが注目されるなか、保有元フィオレンティーナのプラデSDがアムラバトの状況に言及。フィオレンティーナ復帰が既定路線とも見られていたが、進展はまだないという。 「私は彼をフィレンツェに留めたいが、彼の考えは違うようだ。彼はプレミアリーグに残りたいと思っているはずだが、まだ誰からも連絡がない」 なお、アムラバトはFAカップのシティ戦後にユナイテッド残留の可能性を示唆。チームと自身のさらなる改善を望んでいた。 「来シーズンどうなるか知っているのかって? いいや。これから話し合うつもりだ。残留ももちろん選択肢の1つだ」 「今シーズンは非常に難しいシーズンだったと思う。マンチェスター・ユナイテッドはもっと良くならなければならないし、それは僕個人としても同じだ」 2024.06.05 18:07 Wed

アムラバトが予定通りレンタルバックへ…ラトクリフ卿の評価覆せず

マンチェスター・ユナイテッドがモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)をフィオレンティーナへ返却する。 今季レンタル加入でなかなか存在感を発揮できなかったアムラバト。シーズンラスト1カ月は攻守で奮闘、FA杯決勝のマンチェスター・シティ戦(2◯1)もキレキレだったが、以前からフィオレンティーナへの復帰が伝えられる。 ユナイテッドは買い取りオプションを保持も、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、ここ最近の一定のパフォーマンスも考えを改める要素とはせず。 今季途中からフットボール部門のトップとなったジム・ラトクリフ氏ら「INEOS」は、自分たちが獲得に関与していないボランチ・アムラバトについて「タイプ的にプレミアリーグ向きではない」と評価しているとのこと。 アムラバトはフィオレンティーナ復帰とみて間違いなさそうだ。 2024.05.30 15:20 Thu

”22年W杯の最強アムラバトが帰ってきた” 最後の最後に真価発揮も現状では買取OP非行使…ユナイテッドは判断覆すか

モロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)の去就やいかに。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 25日、イングランドFAカップ決勝戦が行われ、マンチェスター・ユナイテッドがマンチェスター・シティを撃破で8年ぶりに優勝。低調なシーズンの最後に、1年間の鬱憤を吹き飛ばす勝利、そしてEL出場権を手に入れた。 この一戦は「解任がほぼ確実なのでは?」と伝えられるエリク・テン・ハグ監督の守備面でのテコ入れが光り、佳境にきてようやく真価を発揮しだしたばかりのアムラバトが無双。 パスコースを潰し、鋭い寄せでボールを刈り取り、ピッチ全体に気を配って各所でビルドアップに参加…2022年のカタールW杯で全世界が観た、あの頃のアムラバトが帰ってきた。 OBで同じセントラルハーフのポール・スコールズ氏も、自身のSNSでアムラバトを「一番輝いていた頃のガットゥーゾを彷彿とさせた」などと称賛。 しかし、ユナイテッドは春頃の時点でアムラバトを保有元フィオレンティーナへ返却する方針、と伝えられており、『カルチョメルカート』も26日、「数週間以内に気が変わらないなら、このまま退団」と論じる。 買い取りオプションは諸説あるが、イタリアメディアいわく2000万ユーロ(約34.1億円)+ボーナス500万ユーロ(約8.5億円)。あなたがユナイテッドの幹部なら、アムラバトの処遇をどう判断するだろうか。 『カルチョメルカート』はこう締めくくっている。 「ほんの数週間前まで、アムラバトがユナイテッドに買い取って貰えるなど“ユートピア”だった。ところが、シーズンラスト1カ月のパフォーマンスが何かを覆す可能性を打ち出した」 「ユナイテッドは変革が迫っている。すでにその環境を知る選手を引き留めておくのも、良い選択肢かもしれない。最後の判断は、クラブと新しい監督が下す」 アムラバトにはミラン、クリスタル・パレス、フルアムからの関心が報じられている。 2024.05.26 19:10 Sun

「どうやったらこんな間違いができる?」足裏がかかとに入るもノーファウル…ゴードンは渦中のVARに激怒「明確なミスジャッジだ」

ニューカッスルのイングランド代表FWアンソニー・ゴードンが、判定に対して怒りを露わにした。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ゴードンは15日に行われたプレミアリーグ第34節延期分のマンチェスター・ユナイテッド戦で先発。ヨーロッパリーグ(EL)出場権を賭けた重要な一戦だったが、31分に失点を許す苦しい展開に。その直後、ボックス内に進入したゴードンが背後からソフィアン・アムラバトに倒されるも判定はノーファウル。映像で見ると、アムラバトの足裏がゴードンのかかとに入りソックスも破れていたが、VARでも判定は変わらなかった。 後半は点の取り合いとなりゴードンにも得点が生まれたが、あと一歩及ばず2-3で敗北。ニューカッスルはチェルシーに抜かれて7位に転落しており、非常に痛い黒星となった。 試合後、ゴードンは自身へのファウルでPKが与えられなかったことに激怒。特に映像を見ながら何もしなかったとVARへの怒りは止まらず、VAR廃止に向けたクラブ投票が行われるとも報じられる中で、現状のままは許されないとの見方を示した。 「これは明確で明らかなミスジャッジだ。どうやったらこんな間違いができるのか、僕にはわからない。VARは排除するか、改善するかのどちらかしかないだろう。それはとてもシンプルだ」 「ピッチ上で審判が間違った判断をするのは仕方ない。物事の発生は本当に一瞬だからね。だけど、VARが間違った判断をする意味がわからない。ミスを修正するためにあるはずだ。(アムラバトは)僕のアキレス腱を蹴り、背中を押していた。正直言って、こうなる意味がわからない」 2024.05.16 15:30 Thu

ユナイテッドでのアムラバトは今季限りか 存在感薄く返却決意

マンチェスター・ユナイテッドがモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)の買取りを見送ったようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 カタール・ワールドカップ(W杯)4強入りのモロッコで躍動し、昨夏にフィオレンティーナからユナイテッドにローン移籍したアムラバト。この移籍が実現するまで動向が注目される人気株だったが、インパクトを欠く。 もちろん、サイドバックで使われたりのチーム事情もあるが、今やコビー・メイヌーの台頭に押され、影薄く…。中盤の軸と目されたカゼミロも常時出場が叶わずにいるなかで、あまり活躍ができずにここまできている。 ローン移籍に900万ユーロ(約14億7000万円)を投じたユナイテッドは2000万ユーロ(約32億8000万円)+アドオン500万ユーロ(約8億2000万円)の買取オプションを持つが、行使しないことを決めたという。 となれば、2025年夏まで契約を残すフィオレンティーナに舞い戻るのが既定路線だが、ユベントス行きの可能性も。ミランもその候補だが、他の選手に重きを置き、ユベントスの方はスポーツディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントリ氏がファンのようだ。 2024.03.26 16:55 Tue

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ユナイテッドが来週から男子トップチーム施設の改修開始! 投資額は100億円…「また最高水準に」

マンチェスター・ユナイテッドが14日に男子トップチームの施設を改修すると発表した。 改修工事は来週から。5000万ポンド(約99億7000万円)を投じてのプロジェクトとなり、建物内のあらゆるエリアが改装され、これからの成功の礎となるポジティブな環境を備えた世界トップクラスのフットボール施設に生まれ変わるという。 この工事は来季にもまたがり、最初に着手するのはジム、メディカル部門、食事、リカバリーエリアで、施設内のその他に関しても順次、改修が行われる見込みだ。 ユナイテッドでは昨夏に1000万ポンド(現レートで約19億9000万円)で女子チーム、およびアカデミー用の施設を最新鋭に新装。今回のをあわせると、この2年間で施設向上に6000万ポンド(約119億7000万円)が投じたことになる。 新組織作りとともに、補強に乗り出すなか、施設の改修にも動く共同オーナーのジム・ラトクリフ氏は「我々はチームが勝つためにワールドクラスの環境を作りたい」とコメントした。 「キャリントンのトレーニング施設を徹底的に調査するなかで、男子トップチームの選手たちと話をしても、他のクラブと比べて基準の低さが明らかだった。このプロジェクトにより、マンチェスター・ユナイテッドのトレーニング場はまた最高水準に改修される」 2024.06.15 13:15 Sat

ユナイテッドがブランスウェイト獲得に1stオファー…これにエバートンは?

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンにオファーを出したようだ。 今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣の補強に乗り出すユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督の進退が続投でようやく決着してから、補強の話が盛んになるなか、その初手としてブランスウェイト獲りの動きが取り沙汰される。 イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドはさっそく3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。このオファーは800万ポンド(約15億9000万円)のアドオンも含むものだが、エバートンは受け入れず、突っぱねると推察されるという。 エバートンはかつてのハリー・マグワイアらに並ぶ価値を見込むといい、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者いわく、少なくとも6500万〜7000万ポンド(約129億7000万〜139億7000万円)のオファーでなければ応じない模様だ。 ブランスウェイトは195cmのサイズながら、スピードにも定評がある若きセンターバックで、左利きという部分にも希少価値あり。プレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)と睨み合いながらの今夏となる両クラブは今後も綱引きが続きそうだ。 2024.06.15 12:15 Sat

スコットランドでもFWばりの得点感覚を光らせる大型の中盤/スコット・マクトミネイ(スコットランド代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■スコットランド代表</span> 出場回数:2大会連続4回目 最高成績:グループステージ敗退(1992、1996、2020) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループA・2位 監督:スティーブ・クラーク <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFスコット・マクトミネイ(マンチェスター・ユナイテッド) 1996年12月8日(27歳) ドイツ代表との開幕ゲームに指名されたスコットランド代表。大会直前にもリンドン・ダイクスらが負傷離脱と欠場者が多いが、キャプテンのアンドリュー・ロバートソンをはじめ、ジョン・マッギンやカラム・マクレガーら経験豊かな選手が揃う。そうした顔ぶれで初のグループステージ突破を目指すなか、注目したい1人がスコット・マクトミネイだ。 今季のユナイテッドでは当初こそ出番を待つ日々が続いたが、ケガ人続きのチーム事情も追い風となり、終わってみれば公式戦43試合に出場。その出場数は49試合を記録した2020–21シーズンの自己ベストに次ぐもので、個人としてもこのユーロを良い状態で迎えると言っていい。 そんな27歳MFは中盤の選手だが、クラブと代表のそれぞれでFW顔負けの得点感覚を発揮して異彩。ユナイテッドで自己最多のシーズン10ゴールを決めたなか、代表でもユーロ予選の8試合で7得点とゴールゲッターとしての顔を見せ、2大会連続の本大会行きに大きく貢献した。 今大会の代表では今季のハーツで公式戦31ゴールのローレンス・シャンクランドといったアタッカーもいるが、190cmオーバーのサイズも生かしてゴールに向かっていくユナイテッドMFのプレーもチームの攻撃において武器の1つ。本大会でも予選のように得点感覚を発揮するようだと、ホスト国と同居の厳しい組でチームも勢いに乗るはずだ。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月14日(金) 《28:00》※開幕戦 【A】ドイツ代表 vs スコットランド代表 ▽6月19日(水) 《28:00》 【A】スコットランド代表 vsスイス代表 ▽6月23日(日) 《28:00》 【A】スコットランド代表 vs ハンガリー代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.アンガス・ガン(ノリッジ・シティ/イングランド) 12.リアム・ケリー(マザーウェル) 21.ザンダー・クラーク(ハート・オブ・ミドロシアン) DF 2.アンソニー・ラルストン(セルティック) 3.アンドリュー・ロバートソン(リバプール/イングランド) 5.グラント・ハンリー(ノリッジ・シティ/イングランド) 6.キーラン・ティアニー(レアル・ソシエダ/スペイン) 13.ジャック・ヘンドリー(アル・イテファク/サウジアラビア) 15.ライアン・ポーテアス(ワトフォード/イングランド) 16.リアム・クーパー(リーズ・ユナイテッド/イングランド) 22.ロス・マクローリー(ブリストル・シティ/イングランド) 24.グレッグ・テイラー(セルティック) 26.スコット・マッケンナ(コペンハーゲン/デンマーク) MF 4.スコット・マクトミネイ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 7.ジョン・マッギン(アストン・ビラ/イングランド) 8.カラム・マクレガー(セルティック) 14.ビリー・ギルモア(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 17.スチュアート・アームストロング(サウサンプトン/イングランド) 18.ルイス・モーガン(ニューヨーク・レッドブルズ/アメリカ) 20.ライアン・ジャック(レンジャーズ) 23.ケニー・マクリーン(ノリッジ・シティ/イングランド) 25.ジェームズ・フォレスト(セルティック) FW 9.ローレンス・シャンクランド(ハート・オブ・ミドロシアン) 10.チェ・アダムス(サウサンプトン/イングランド) 11.ライアン・クリスティ(ボーンマス/イングランド) 19.トミー・コンウェイ(ブリストル・シティ/イングランド) 2024.06.14 18:00 Fri

「信頼してくれてありがとう」 サンチョが退任テルジッチに深く感謝

イングランド代表FWジェイドン・サンチョがドルトムントで共闘したエディン・テルジッチ監督に感謝した。 今季のマンチェスター・ユナイテッドで開幕からしばらくしてエリク・テン・ハグ監督との対立で干され、今年1月にシーズンローンでドルトムントに舞い戻ったサンチョ。ドルトムントの11年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどで息を吹き返した。 そんな24歳FWを思った以上に早く試合勘を取り戻させ、輝かせたのがテルジッチ監督で、自身のもとで公式戦21試合に起用。もちろん、CL決勝でも87分までプレーさせ、大きな信頼を寄せた41歳のドイツ人指揮官だが、クラブに自ら辞任を申し出て、話し合いで退任が決まった。 自身もユナイテッドが完全売却を視野に入れるとあって、さらなるローン契約での引き留めを目指すドルトムントに残れるか微妙な状況のなか、テルジッチ監督の退任を知ったサンチョはインスタグラムのストーリーでメッセージを発信した。 「僕を信頼してくれてありがとう。ずっと感謝する。次の章での幸運を祈る!」 2024.06.14 17:58 Fri

デ・リフトにユナイテッド注視! 現在の本人はユーロ意識も「何が起こるか見守りたい」

バイエルンのオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)が去就に言及した。 アヤックスでのブレイクからユベントスでのプレーを挟み、2022年夏からバイエルンに移ったデ・リフト。今季はキム・ミンジェ&ダヨ・ウパメカノのコンビに遅れをとったが、シーズンが進むにつれ、エリック・ダイアーを相棒に序列を高め、公式戦30試合の出場数をマークした。 だが、シーズン中から移籍話がつきまとい、バイエルンはヴァンサン・コンパニ新体制の来季に向け、つい先日にシュツットガルトから伊藤洋輝を獲得。さらに、レバークーゼンからもヨナタン・ターの獲得が濃厚視されており、センターバック陣のテコ入れが活発化している。 ドイツ『スカイ』によると、そのバイエルンは2027年夏まで契約を残すデ・リフトに関して、適切なオファーがあれば放出しうるといい、今季を通じてセンターバックの固定に苦しみ続け、今夏の補強を目指すマンチェスター・ユナイテッドが注視しているという。 続投見通しのエリク・テン・ハグ監督にとってアヤックス時代の教え子であり、今もお気に入りの選手ということで、ユナイテッドから視線が注がれるなか、デ・リフト本人も13日に代表先でその件に口を開いたようだ。 「新しい監督(新たにバイエルンを指揮するヴァンサン・コンパニ氏)との話はまだだ。でも、ユーロ中だし、当たり前さ。今はユーロを戦っていて、それが一番大事。僕はそこに全神経を集中させている」 そうユーロ2024の戦いに意識を向けたデ・リフトだが、「バイエルンでの2年にはすごく満足している。今はユーロに集中しているけど、その後は何が起こるか見守りたい」とも語ったという。 2024.06.14 12:15 Fri

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監督探しのブライトン、ヒュルツェラー氏招へいが決定的…プレミア最年少指揮官に

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの新監督はドイツの青年指揮官で決まりのようだ。 ロベルト・デ・ゼルビ監督の退任により、後任探しに着手するブライトン。当初のターゲットだったイプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督は契約延長による残留が決まり、招へいが叶わず、その後に白羽の矢を立てたのがザンクト・パウリ指揮官のファビアン・ヒュルツェラー氏(31)だ。 ヒュルツェラー氏とは早くに個人条件で合意に至り、ザンクト・パウリとの補償金を巡る話し合いが焦点とされるなか、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、このクラブ間でのやりとりも成立。ブライトンとの契約は2027年夏までの3年になるという。 また、ドイツ国内の移籍に精通するジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルフ氏によれば、補償金の額は600万~700万ユーロ(約10億1000万〜11億7000万円)。こちらはまだ詰めが残るとするが、ロマーノ記者と同じくブライトン行きが確実視される状況を主張した。 このままブライトン行きが決まれば、38歳のジェームズ・ミルナーよりも7歳下の指揮官に。プレミアリーグでは最年少指揮官となる。 2024.06.15 10:45 Sat

ララナがサウサンプトン帰還! 「すべてが始まった場所に戻れてすごく嬉しい」

来季からプレミアリーグ復帰のサウサンプトンは14日、元イングランド代表MFアダム・ララナ(36)の加入を発表した。契約は1年となる。 セオ・ウォルコット氏や、ガレス・ベイル氏らとともに、サウサンプトンのアカデミー育ちと知られるララナにとって、実に10年ぶりの古巣復帰に。原点のクラブに帰還を果たす36歳MFは喜びの思いとともに、決意を語った。 「僕からすると、馴染み深い場所。息子がアカデミーにいるから、僕も見に行ったりするけど、こんなにも身近に感じるのは初めてだし、アメージングだ。現実離れした感じがあるけど、すごくありがたい機会だし、楽しみだよ」 「ラッセル(・マーティン)と話し始めて、少し興味があるのがわかったとき、すぐに自分の心のなかで、この機会を逃すわけにはいかないと感じた。すべてが始まった場所に戻れてすごく嬉しいよ。おとぎ話のようだけど、僕にはまだやるべきことがあるし、このクラブにまだ多くをもたらせるという自信がある」 サウサンプトンのトップチーム入りから通算265試合で60得点45アシストをマークし、2014年夏にリバプール行きのララナは2020年夏からブライトン&ホーヴ・アルビオンへ。そこで4シーズンを過ごし、今季で契約満了となった。 2024.06.15 09:25 Sat

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