「選手たちを輝く場所に連れていきたい」新たにWEリーグのトップに立つ髙田春奈チェアが決意表明、ポイントは集客改善とリーグの地位向上

2022.09.29 21:50 Thu
©超ワールドサッカー
WEリーグは29日、岡島喜久子チェアの退任と、髙田春奈チェアの就任を発表した。

2021年10月に開幕したWEリーグ。岡島チェアは1年で退任となり、今回2代目チェアとして髙田氏が就任した。

髙田チェアは、かつては父である髙田明氏の後を継いで、V・ファーレン長崎の代表取締役社長に就任。その後、今年3月にJリーグの理事に就任していた。その他、日本サッカー協会(JFA)の理事、全日本大学サッカー連盟の理事も務めている。
そんな中、WEリーグからチェア就任の打診が。Jリーグの理事として半年しかたっていない中、当初は悩んだものの、理事を兼任する形でチェアに就任しようと決断。しかし、Jリーグの野々村芳和チェアマンが、WEリーグに専念すべきと判断し、Jリーグでは特任理事(非常勤)と役職が変更されることとなった。

髙田チェアは就任に際しコメント。意気込みを語った。
「(Jリーグ理事となった)この半年間短い期間でしたので、あまり貢献できたと胸を張って言えることはないですが、Jリーグも来年30周年を迎えるにあたり、色々な準備をしている最中でしたので、今回WEリーグの話をいただいた時は、まだ在任中、半年しか経っていないタイミングでしたので、私がなって良いものなのかということを凄く悩みました」

「お恥ずかしい話、同じサッカー界にいながら、全然WEリーグの動向を見ていなかったので、その機会に色々調べたり、実際の試合を見ていたりしますと、凄く選手たちが生き生きと輝いていて、サポーターの方に愛され、とてもカッコ良いし、素敵だし、同じ女性としても憧れる方たちがたくさんいて、さらに世界を見渡していけば、世界での位置付けは男子よりも女子の方が良い成績を残せている実態がある。そういうことを考えた時に、もっと選手たちを輝く場所に連れていきたい、日本の女子サッカーの位置付けをもっと高めるために、WEリーグを良くすることで貢献できるのではないかと考えたら、この仕事は本当にやりがいのある素晴らしいものではないかと考えるようになりました」

「サッカー界全体で言えば、女子サッカーは非常に重要な課題の1つですし、Jリーグもまだまだ課題がある中でやるべきことはたくさんあるんですが、私個人がどこに貢献できるかと言えば、今回必要としていただいたWEリーグの方に移らせていただいた方が、サッカー界全体を考えた時も良いのではないかと思いましたし、まだまだ活躍する女性が少ないJリーグに対しても、良い影響を与えられるのではないかと考えまして、野々村チェアマンにも相談して、今回の決断に至りました」

「理事のみなさんがたくさんいらっしゃいますが、本当に素晴らしいメンバーに恵まれて、WEリーグの各クラブもお客さんを増やすため、女子サッカーが向上するために頑張られている方がたくさんいて、素晴らしい選手たちがいて、凄い仲間が揃っている場所ですので、私1人が頑張るというよりは、みんなで力を合わせてWEリーグをより高いところへ引き上げて、皆さんに勇気を与えられるように。特に女性活躍社会の貢献という点では、女子サッカーが正当な評価を受けて、たくさんの人たちに夢を与えられることが、日本全体の女性活躍につながると信じて頑張っていきたいと思います」

1年目を終え、2年目のシーズンに向かっていくWEリーグの認識については「同じサッカー界にいながら、WEリーグの動向をキャッチアップできていませんでした。それは私の努力不足かもしれません。ただ、情報が入ってこないこと自体が1番の課題だと思っています。WEリーグが立ち上がった時に、女子サッカーにもプロができるという話題は耳にしていましたが、そのプロセスが見えていなかった。いかに多くの方に自然と話題として入っていく状態にするかが大事だと思っています」と、発信力、情報として日常に広まっていないことを問題視した。

また「価値を上げることによって、スポンサーどしてくださる企業も増えると思いますし、ご支援いただいたものを元手に選手たちに還元をしたり新たな取り組みもできると思うので、良い循環を生み出すことがまずは求められていると思っています」と、最初に着手したい部分について語った。

現在は11チーム(2023-24シーズンから12チーム)で行われているWEリーグ。その全てが本州にあり、関東に6チームがある状況だ。まだ、全国に広がっているとは言えない状況だが、「チームを持つこと以外の方法でも女子サッカーを各地に広げることは、Jリーグと連携することでできると思いますし、個人的には地域の人たちだけに応援されないことがWEリーグの面白さかなと思います」とコメント。「自分が住んでいるエリアとは違う場所だけど、かっこいいから憧れるというのは、男子よりも多いのが女子の魅力だと思っています。WEリーグという存在を全国の方に知ってもらい、必ずしも応援するクラブは地元のクラブでも良いという新しい形が生まれればと思います」と、地域密着という考えのJリーグとは異なり、どの地域にいても好きな選手、クラブを応援できる形にしたいとした。

一方で、初年度の観客は5000人平均を掲げながら、1試合平均は1560人に終わった。この点はコロナ禍ということもあった中、打ちたい手については「平均するとそれぐらいですが、チームによってかなり差があることも認識しています」と回答。「クラブが地域やサッカー界でどれだけ認知されているか。色々な理由があると思うので、見てみないとわかりません。特効薬があるというよりは、地道な活動が実を結ぶものだと思っているので、まずは自分で目で見て、感じられることがあれば、皆さんと一緒に改善していければと思います」とコメント。観客動員の改善には着手していきたいと考えていることを明かした。

WEリーグの世界での立ち位置については「多くの女子選手がヨーロッパやアメリカで活躍しており、この期間にもヨーロッパに行ったWEリーガーがいるというニュースを見る度に、ちょっと悔しいなという気持ちはあります」とコメント。「世界の女子サッカーの中での日本の女子サッカーの位置付けを考えれば、必ずしも男子と同じようにヨーロッパのリーグのクラブに行くことは凄いですが、男子より差はないと思っています。正直、名前負けしてしまう部分もあるとは思いますが、実際に行った選手では抑圧から解放された気持ちになるかもしれません。WEリーグという場所が日本の選手たちにとっても、海外のクラブと選択肢として対等な立場になるべきだと思いますし、海外のトップクラスの選手にとっても日本でプレーすることが選択肢の1つとして入るリーグにすべきだと思っています」と、世界に通用するリーグにして行きたいという構想を語った。

野々村芳和の関連記事

Jリーグは2日、1日に他界したレアンドロ・ドミンゲス氏の死去を追悼した。 レアンドロ・ドミンゲス氏は、柏レイソル、名古屋グランパス、横浜FCとJリーグの3クラブでプレー。柏時代にはJ1、J2、天皇杯、ヤマザキナビスコカップ(現:YBCルヴァンカップ)と4つのトロフィーを手にし、Jリーグ最優秀選手賞(MVP)も受賞 2025.04.02 17:00 Wed
中国・深圳で開催されているAFC U-20アジアカップに参加している日本は、26日の準決勝でオーストラリアと対戦。後半5分に失点すると、22分にも追加点を許して0-2で敗れ、サウジアラビアとの決勝戦に進出することはできなかった。 日本はすでにベスト4進出で、チリで開催されるU-20W杯の出場権は獲得している。さら 2025.02.27 23:00 Thu
Jリーグは25日、2025年第2回理事会を開催した。 理事会後に会見が行われた中、野々村芳和チェアマンが世間を賑わせているオンラインカジノ問題を語った。 スポーツ界を巡ってのオンラインカジノでは、1月に卓球のオリンピックメダリストでもある丹羽孝希選手が利用していたことが発覚し所属チームから契約解除。2月にはプロ野 2025.02.25 21:45 Tue
Jリーグは25日、2025年第2回理事会を開催した。 理事会後に会見が行われた中、野々村芳和チェアマンがAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)で発生した問題について言及した。 ACLEにはJリーグからヴィッセル神戸、川崎フロンターレ、横浜F・マリノスが出場。3チームともにリーグステージを突破し、ベ 2025.02.25 21:20 Tue
10日、Jリーグが2025Jリーグ開幕イベントを開催。冒頭、野々村芳和チェアマンが、今シーズンのJリーグが目指すサッカーについて語った。 2025シーズンは、現在のスケジュールで行われる最後のシーズンに。2026シーズンは特別大会を行い、後半から2026-27シーズンとしてヨーロッパなどにシーズンを合わせることと 2025.02.10 21:40 Mon

WEリーグの関連記事

17日、2024-25SOMPO WEリーグ最終節が一斉開催で行われた。 今シーズンのWEリーグは最終節まで優勝チームが決まらない三つ巴の戦いに。首位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ、2位のINAC神戸レオネッサは勝ち点で並び、3連覇目指す3位の三菱重工浦和レッズレディースも絡んでの戦いとなった。 首位で最 2025.05.17 16:12 Sat
10日、11日にかけて2024-25SOMPO WEリーグ第21節が行われた。 残り2節となった今シーズンのWEリーグ。日テレ・東京ヴェルディベレーザ、INAC神戸レオネッサ、三菱重工浦和レッズレディースの3チームによる熾烈な優勝争いが繰り広げられている。 【大宮Vvs東京NB】しっかりと勝利した東京NBが 2025.05.11 22:15 Sun
WEリーグは6日、公式戦での最多入場者数記録を更新したことを発表した。 最多入場者数を記録したのは、6日に行われた2024-25 SOMPO WEリーグ第20節ジェフユナイテッド市原・千葉レディースvs大宮アルディージャVENTUSの一戦となった。 この試合は国立競技場で行われ、明治安田J2リーグ第14節の 2025.05.07 13:10 Wed
6日、明治安田J2リーグ第14節の10試合が全国各地で行われた。 【札幌vs磐田】昨季のJ1対決は磐田に軍配 12位の北海道コンサドーレ札幌と9位のジュビロ磐田の対戦。昨季はJ1で戦った両者が上位に向かうために大事な試合に臨んだ。 試合は開始38秒に動く。リカルド・グラッサのロングフィードを裏に 2025.05.06 18:40 Tue
6日、明治安田J2リーグ第14節のジェフユナイテッド千葉vsRB大宮アルディージャが国立競技場で行われた。 首位に立つ千葉と3位に転落したRB大宮の対戦。WEリーグのジェフユナイテッド・市原レディースvs大宮アルディージャVENTUSも行われ、千葉vs大宮のダブルヘッダーとなった。 千葉は引き分けに終わった 2025.05.06 18:30 Tue

野々村芳和の人気記事ランキング

1

ホームで劇的なJ2優勝を決めた清水、野々村芳和チェアマンが祝福「サッカー王国静岡のクラブとして、J1の舞台で躍動することを期待しています」

3日、明治安田J2リーグ第37節が行われ、清水エスパルスがJ2優勝を果たした。 前節J1への自動昇格を決めていた清水。今節は勝利を収め、2位の横浜FCが引き分け以下に終わった場合は優勝が決まる状況だった。 いわきを相手に難しい戦いを強いられた清水。勝利しなければ今節の優勝はないなか、ゴールが遠い展開が続いていく。 それでも迎えた81分、右CKからの西澤健太のクロスをニアで矢島慎也が頭で合わせると、最後は蓮川壮大がプロ初ゴールを頭で決めて遂に清水が先制。そのまま逃げ切り、1-0で勝利を収めた。 2位の横浜FCはJ3降格が決定していた栃木と対戦。自動昇格を決めるためにも勝利が必要だったが、結果はゴールレスドロー。清水のJ2優勝が決定した。 清水のJ2優勝に際し、野々村芳和チェアマンがメッセージを寄せている。 「清水エスパルスの皆さま、2024明治安田J2リーグ優勝おめでとうございます。ファン・サポーターの皆さま、クラブに関わる全ての方々に心よりお祝い申し上げます」 「前節3年ぶりのJ1リーグ昇格を決め、勢いそのままにJ2リーグ優勝を勝ち取りました。昨年のJ1昇格プレーオフでは、あと一歩のところで昇格に手が届きませんでしたが、今シーズンはJ2屈指の充実した戦力を武器に、秋葉監督の掲げる攻撃的なサッカーで見事にその雪辱を晴らしました」 「この2年間はクラブにとってもサポーターの皆さまにとっても、難しい時間を過ごしてきたと思いますが、今シーズンのホームゲームで無類の強さを見せたのも、今日のIAIスタジアム日本平や9月29日(日)に行われたJ2最多入場者数となる55,598人が来場した国立競技場でも、本当にファン・サポーターの皆さまが素晴らしい雰囲気を作り、チームを後押ししてくれたからだと思います」 「来シーズンからは、再びJ1での戦いが待ち受けます。サッカー王国静岡のクラブとして、J1の舞台で躍動することを期待しています」 <span class="paragraph-title">【動画】清水のJ2優勝を手繰り寄せた蓮川壮大のプロ初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E3%81%84%E3%82%8F%E3%81%8D?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#清水いわき</a> <a href="https://t.co/142KuGqSeM">pic.twitter.com/142KuGqSeM</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1852966832639984115?ref_src=twsrc%5Etfw">November 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.03 18:05 Sun
2

最多入場者数更新のFUJIFILM SUPER CUPの後継イベントは「本当にゼロベース」、野々村芳和チェアマンが言及「何が多くの人を楽しませることができるか」

Jリーグの野々村芳和チェアマンが、ひとまず幕を閉じたFUJIFILM SUPER CUPの今後について語った。 1994年から32年にわたって開催されてきたFUJIFILM SUPER CUP。8日には32回大会が行われ、サンフレッチェ広島がヴィッセル神戸を2-0で下した。 しかし、秋春制へのシーズン移行により現行フォーマットでの開催はこれが最後。野々村チェアマンは試合後、過去最多の5万3343人の入場者数を記録したことに言及した。 「スーパーカップ史上最高とのことなので、引き続き今シーズンもたくさんの人に見てもらいたいなというのがある。ただ、日本列島の気候の問題で着くのが遅くなってしまったり、来れなくなった人もいたと思うので、その人たちは少しかわいそうだったなと思います」 「だけど、そういう人たちもまた次のリーグ戦から、いろいろなところで見てもらうチャンスがあると思うので、という気持ちです」 また、広島に軍配が上がった試合内容にも触れ、一定の満足感を示している。 「神戸はACLE(AFCチャンピオンズリーグエリート)も中2日で控えているシーズンの頭で、難しさはあったと思います。だけど、選手それぞれもそうだし、グループとしても、今シーズン入っていくうえである程度のものは見せることができたと思う」 「両チームにとって当然勝ち負けがあるような、タイトルが懸かったゲームではありますけど、今シーズン楽しみだなと思えるようなもの、選手というのはある程度見ることができたかなと思います」 さらに、スーパーカップの今後についても語ったチェアマン。協賛企業とともにベストな答えを模索し続けているという。 「いつ、どこでなら一番効果的なものが行えるかみたいなものは、やはり気候の問題もあったり、メディアでの露出の問題もある。いろいろなタイミングがあると思うので。なんでも全部テーブルに上げている。それはもう去年からずっと考えている」 「32年間お世話になった富士フイルムビジネスイノベーションさんとも一緒になって、日本のサッカーのためになるような、ゲームなのか、イベントなのかということをいろいろ考えていますね」 「(ヨーロッパに倣ってのシーズン中開催は)全然排除しない。排除しないし、それがスーパーカップみたいなものが良いのか、または別のようなものが良いのかとか、本当にゼロベースで」 「他の国がこういうことをやっているからというよりは、日本として、Jリーグとして何が多くの人を楽しませることができるかという観点で、考えている途中です」 2025シーズン開幕にあたり、春秋制のラストシーズンであることにも言及。興行面でも、サッカーの内容面でも、継続的な向上のために手を尽くしていく所存だ。 「特別、今年が最後だからという思いはないですが、少しずつでもJリーグは成長してきている。お客さんの数とか、全体の売り上げとかも含めて10%ぐらい成長してきているので、この数年と同じような成長を見せられればなと」 「(成長というのは)経済的なところですけど、選手たちのレベルも。今の春秋制のなかでもクオリティを少しでも上げられるにはどうしたら良いのかということ。選手、審判とかが一緒になって良いものを作っていけるような、その後にもしっかり繋がるようなものが残せれば良いのかなと思います」 <span class="paragraph-title">【動画】トルガイ&荒木隼人で2発! 神戸vs広島 ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">サンフレッチェ広島が快勝で<br>5度目のスーパーカップ優勝<br><br> ハイライト動画<br> FUJIFILM SUPER CUP 2025<br> ヴィッセル神戸 vs サンフレッチェ広島<br> 0-2<a href="https://twitter.com/hashtag/FUJIFILMSUPERCUP2025?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FUJIFILMSUPERCUP2025</a> <a href="https://t.co/NVszGtkF0b">pic.twitter.com/NVszGtkF0b</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1888121607165812904?ref_src=twsrc%5Etfw">February 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.08 23:28 Sat
3

世間を賑わすオンラインカジノ問題、Jリーグは3月にクラブに対してセミナー実施へ…希望するクラブは選手にも実施へ

Jリーグは25日、2025年第2回理事会を開催した。 理事会後に会見が行われた中、野々村芳和チェアマンが世間を賑わせているオンラインカジノ問題を語った。 スポーツ界を巡ってのオンラインカジノでは、1月に卓球のオリンピックメダリストでもある丹羽孝希選手が利用していたことが発覚し所属チームから契約解除。2月にはプロ野球でオリックスの山岡泰輔投手が活動自粛となっていた。 芸能界でもオンラインカジノ問題が世間を賑わせている中、昨年には大谷翔平選手の元通訳である水原一平氏の問題が世間を大きく揺るがしていた。 野々村チェアマンは、昨年の出来事の後から各クラブへと注意喚起を行っているとし、3月にはオンラインでセミナーを実施する予定であると明かした。 「Jリーグとしてはインテグリティ(誠実さ)、今回のようなカジノに関するようなことは、昨年メジャーリーグの方で大きな案件があった時にもリーグからは各クラブへの注意喚起を含めてコミュニケーションをとっています」 「今回も2月13日に各クラブに対して、今一度注意喚起を促すようなレターを出し、3月11日にオンラインカジノに特化したようなセミナーをこちらでセッティングしてあります。それに参加するようにということは促しています」 今回のセミナーに関しては、各クラブにいるコンプライアンスオフィサーを対象とするものとのこと。社長や取締役などフロントの人が対象となるが、選手に対しても実施する予定があるという。 昨年は不同意性交等などの問題が話題となったが、その際にもJリーグは動いており、「4カ月かけて55クラブを回って対面で行いました」とセミナーを実施。残りの5クラブはクラブ独自で行っていたといい「機動性を持ってリーグがクラブに行ってやることもあると思います」と、今回の件も、改めて注意喚起をしていく姿勢を示した。 また、一部のクラブでは関連企業のスポンサード問題なども噂されていいる。 野々村チェアマンは「全部は把握していないですが、明確なルールとしては違法なことをしているところはパートナー、スポンサーにはなれませんということです」と説明。「一方で違法ではないものは認めているのが今までの流れです。今回のように、そこはリーグで規制するということが、できそうでできない部分でもあるし、何個そういったものがわかりませんが、何個かの企業があって、それぞれの実態を正直よくわかっていないところもあるので、クラブでレプテーション(評価)も含めてどう判断するかで今までやってきています」と語った。 また「これからある一部分をダメですよと決めることもできなくはないですが、規制を厳しくするよりも、(クラブが)自分たちの判断をどうするのか。そこにリーグが『これってどうですか?』ということに対して寄り添えるコミュニケーションをクラブと取ることが最も良いことかなと思います。理事会でもそんな話をみんなでしていました」と、クラブからの問い合わせに対してアドバイスしていく方向にしていった方が良いとの見解を語った。 2025.02.25 21:45 Tue
4

ブンデス開幕イベント! 浦和との対戦決定に長谷部誠「本当に特別なこと」、吉田麻也は新人恒例の歌を歌わされたと告白

26日、「スカパー!」が「22-23シーズン開幕&ジャパンツアー2022発表イベント」を行った。 「スカパー!」がは2020-21シーズンから、2024-25シーズンまで、ブンデスリーガの独占放送権・配信権を持っており、2022-23シーズンも独占で放送する。 今シーズンはドイツ1部に9名の日本人選手が在籍予定(7/26時点)で、白熱した戦いが繰り広げられることとなる。 そんな中、11月には日本代表MF鎌田大地、MF長谷部誠が所属するフランクフルトの来日が決定。「ブンデスリーガジャパンツアー2022 powerd by スカパーJSAT」として、浦和レッズ、ガンバ大阪と対戦することが発表された。 長谷部にとってはプロデビューした古巣である浦和、鎌田大地にとってはジュニアユース時代を過ごしたG大阪と、縁のあるクラブとの対戦となった。 イベントでは、ジャパンツアーについての話の他、「Jリーグラボ」特別版として、Jリーグの野々村芳和チェアマンとオンラインで参加した長谷部が特別対談を実施した。 対談では、今シーズンもブンデスリーガで最も長くプレーしている選手としてプレーする長谷部がここまでドイツで戦い続けている理由や、自身のプレースタイルの変化について変化。Jリーグではドリブラーとして攻撃的な選手としてプレーしていた長谷部だったが、「1、2カ月で諦めました」と、ドリブラーとして生きていくことを早々に難しいと感じたと明かし、「自分のプレースタイルどうこう、強みどうこうという前に、チームで自分が生き残るために、チームが勝つためにどうしたら良いかを優先してきた」と、変化を遂げたことで、長くプレーを続けていると語った。 また、ドイツ挑戦の裏話についても明かし、「イタリアのクラブが1つあって、あとは浦和に残ることも考えられた」とコメント。そのなかでヴォルフスブルクへと移籍を決めた理由については「マガト監督が僕を欲しいと思ってくれているという情報があって、監督に欲しいと思ってくれていることが大きかったのと、ドイツと合いそうだなという感覚です」と、ブンデスリーガに挑戦した理由を明かした。 浦和との親善試合については「浦和のサポーターの前でプレーするというのは、自分としても本当に特別なことだし、そういう機会があるというのは、感慨深いというのがあります」と、楽しみにしていると明かした。 また、今夏シャルケへと完全移籍した日本代表DF吉田麻也もオンラインで登場。ブンデスリーガジャパンサポーターのROLANDさんも登場し、特別トークセッションを実施。ROLANDさんからは鋭い質問がいくつも飛び、新人恒例の歌も歌ったと吉田がコメント。「オーストリアのキャンプで歌を歌わされました。日本の曲をと言っていたんですが、『スタンド・バイ・ミー 』を歌いました」とコメント。流行りの『ドラえもんのうた』ではなかったようだ。 チームからの信頼も厚く、内田篤人や板倉滉がいたこともあり、日本人への期待が大きいということ。「内田選手と板倉選手が作り上げた日本人の評価が凄く高く、僕もすんなり入りやすくしてもらいましたし、僕自身も日本人のブランドを落とさず、今まで以上に高めたいと思います」と、後輩にもつなげていく活躍をしたいと誓った。 ブンデスリーガは8月5日に開幕。長谷部と鎌田が所属するフランクフルトは、10連覇中のバイエルンとオープニングマッチで対戦する。 <span class="paragraph-title">【動画】ブンデスリーガ開幕イベント!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yZU-lZ6Gmho";var video_start = 456;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.07.27 00:05 Wed
5

Jリーグ開幕を控えPRイベントが開催!J1各選手が意気込み、野々村チェアからは今後10年を見据えた改革案も

31年目のJリーグ開幕を目前に控え、19日には東京都内で「2024Jリーグ開幕PRイベント」が開催された。 過去に『Jリーグタイム』でMCを務めていた中川絵美里さんを司会に招き、野々村芳和Jリーグチェアマンによるプレゼンテーションで幕を開けた。 入場者数やメディアの露出量といった昨季の振り返りから、「Jリーグが世界一のリーグになること」へ向けて今後10年、30年後を見据えたビジョンを披露。選手の契約制度の変更や外国籍審判の招へいなどの提示がなされた。 さらには、20日にAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を控える川崎フロンターレを除いたJ1の各クラブ代表選手が登壇。開幕カードごとのフォトセッションのほか、ゲストの松木安太郎さん、槙野智章さん、お笑いコンビ「ミキ」の昴生さん・亜生さんを交えたトークセッションも行われ、各選手が意気込みや自己PRなどを語った。鹿島アントラーズの柴崎岳はアピールポイントとして「"全国"の小学生以下をホーム戦に無料招待」と告げた際には、報道陣からも感嘆の声が漏れていた。 また、手相占いをネタとする島田秀平さんの登場時には、選手を代表して柏レイソルの細谷真大とFC東京の松木玖生が手相を占ってもらったものの、「あんまり信じていないですけど…」、「(占いを)自分は信じ…ません」とばっさり。会場の笑いを誘ったが、2人ともに今季の活躍が期待される手相だったようで、細谷に関しては「何らかのタイトルを獲る可能性がある」という結果になっていた。 今季は20チームで争われる明治安田J1リーグは、23日のサンフレッチェ広島vs浦和レッズを皮切りに、同日の名古屋グランパスvs鹿島アントラーズと、「金J」2試合で幕を開ける。 2024.02.19 18:12 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly