ウニオン・ベルリン、降格グロイター・フュルトから逸材アタッカーを獲得!
2022.05.18 07:30 Wed
ウニオン・ベルリンは17日、グロイター・フュルトからU-21ドイツ代表MFジェイミー・ルウェリング(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月30日までの4年となる。
2019年にグロイター・フュルトでプロデビューを飾ったルウェリングは、主力として昨シーズンのブンデスリーガ昇格に貢献。自身初の1部でのプレーとなった今シーズンはチームが最下位での降格となった中、33試合5ゴール2アシストとまずまずの数字を残した。
セカンドトップを主戦場に両サイドの複数ポジションでもプレー可能な逸材アタッカーに関してはフランクフルト、シュツットガルト、ホッフェンハイム、マインツ、ヴォルフスブルクといったクラブの関心を集めていた。
しかし、今シーズンを5位フィニッシュし、来シーズンのヨーロッパリーグ出場が決定しているウニオンが逸材確保に成功した。
なお、ウニオン行きが決定したU-21ドイツ代表MFはクラブ公式サイトを通じて、「(スポーツ・ディレクターの)オリバー・ルナートと、(監督の)ウルス・フィッシャーとの話し合いは、本当に納得できるものだった。それに、ウニオンはプレーヤーが成長できるクラブだということが、ここ数年ですぐに分かった。若いプレーヤーである僕にとって、これはとても重要なポイントだった」と、移籍決断の経緯を説明している。
2019年にグロイター・フュルトでプロデビューを飾ったルウェリングは、主力として昨シーズンのブンデスリーガ昇格に貢献。自身初の1部でのプレーとなった今シーズンはチームが最下位での降格となった中、33試合5ゴール2アシストとまずまずの数字を残した。
セカンドトップを主戦場に両サイドの複数ポジションでもプレー可能な逸材アタッカーに関してはフランクフルト、シュツットガルト、ホッフェンハイム、マインツ、ヴォルフスブルクといったクラブの関心を集めていた。
なお、ウニオン行きが決定したU-21ドイツ代表MFはクラブ公式サイトを通じて、「(スポーツ・ディレクターの)オリバー・ルナートと、(監督の)ウルス・フィッシャーとの話し合いは、本当に納得できるものだった。それに、ウニオンはプレーヤーが成長できるクラブだということが、ここ数年ですぐに分かった。若いプレーヤーである僕にとって、これはとても重要なポイントだった」と、移籍決断の経緯を説明している。
ジェイミー・ルウェリングの関連記事
ウニオン・ベルリンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
ジェイミー・ルウェリングの人気記事ランキング
1
スティラーのスーパーボレー弾に守護神ニューベル躍動のシュツットガルトがライプツィヒ撃破、ビーレフェルトの待つ決勝に進出【DFBポカール】
DFBポカール準決勝、シュツットガルトvsライプツィヒが2日に行われ、3-1でシュツットガルトが勝利した。シュツットガルトのDFチェイス・アンリはベンチ入りしていない。 準々決勝でアウグスブルクを下したシュツットガルトと、ヴォルフスブルクを下したライプツィヒによる準決勝。 前日の試合で昨季王者レバークーゼンを撃破した3部のビーレフェルトが待つ決勝進出を懸けた一戦。良い入りを見せたシュツットガルトが5分にミッテルシュタットのボレーでゴールに迫ると、直後のCKからスーパーゴールで先制する。浮き球のルーズボールをボックス手前のスティラーが利き足ではない右足ボレーで一閃。完璧に捉えた強烈なシュートがネットに突き刺さった。 追う展開となったライプツィヒは15分、オペンダがボックス左からカットインシュートでゴールに迫ったが、GKニューベルの好守に阻まれる。さらに2分後、スルーパスに抜け出したオペンダが今度はボックス左から縦に持ち出して左足でシュート。しかし、ここもニューベルに阻止された。 その後もライプツィヒが攻勢をかけると35分、三度オペンダに決定機もボックス内から放った枠内シュートはまたもニューベルにファインセーブで阻まれた。 守護神ニューベルの活躍で1点のリードを保ったシュツットガルトは迎えた後半、57分にリードを広げる。ウォルトメイドがデミロビッチとのパス交換でボックス中央へ。コントロールシュートを流し込んだ。 その後、62分にシェシュコに1点差とされたシュツットガルトだったが、73分に決定的な3点目。左CKの流れからウォルトメイドのヘディングシュートはゴールライン前のDFにカットされるもルーズボールをルウェリングがねじ込んだ。 このまま3-1で勝利したシュツットガルトが準優勝に終わった2012-13シーズン以来となる決勝に進出している。 シュツットガルト 3-1 ライプツィヒ 【シュツットガルト】 アンジェロ・スティラー(前5) ニック・ウォルトメイド(後12) ジェイミー・ルウェリング(後28) 【ライプツィヒ】 ベンヤミン・シェシュコ(後17) 2025.04.03 07:11 Thu2
負傷者重なるドイツ代表、コッホ&ラウム離脱で新たに2選手が追加招集
負傷者が重なるドイツ代表で新たに2選手がチームを離れることになった。 ドイツサッカー連盟(DFB)は、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むドイツ代表から2選手の入れ替えを発表した。 ドイツ代表は、今回のインターナショナルマッチウィークにボスニア・ヘルツェゴビナ代表、オランダ代表との連戦を戦う。 しかし、バイエルンのMFジャマル・ムシアラ、アーセナルのFWカイ・ハヴァーツの2選手がすでに辞退となり、シュツットガルトのFWジェイミー・ルウェリング、マインツのFWヨナタン・ブルカルトが追加招集されていた。 さらに、直近2日間でフランクフルトのDFロビン・コッホが鼠径部、RBライプツィッヒのDFダビド・ラウムが足首のケガを理由に離脱となり、ブレントフォードのFWケヴィン・シャーデ、フィオレンティーナのMFロビン・ゴセンスが新たに追加招集された。 2024.10.08 20:45 Tue3
ドイツに敗れ3戦勝利なしのオランダ、指揮官は想定外の内容に「変えなければならないことが多すぎた」
オランダ代表のロナルド・クーマン監督が敗戦を振り返った。オランダ『AD』が伝えた。 UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ3を戦うオランダは、14日に行われた第4節でドイツ代表と対戦。ドローに終わった先日のハンガリー代表戦ではDFヴィルヒル・ファン・ダイクが退場し、主将を欠くなかで強豪とのアウェイゲームに臨んだ。 立ち上がりのFWジェイミー・ルウェリングのゴールはオフサイド判定となり、VARに救われたオランダ。その後も主導権を握られたが、無失点で折り返す。 しかし64分、CKから今度こそルウェリングに代表デビュー弾を許し1点のビハインド。MFシャビ・シモンズのシュートがクロスバーに阻まれるなど反撃も実らず、0-1の敗戦を喫した。 2戦連続ドローから敗戦と、白星が遠くなっているクーマン監督。自チームの内容を反省した一方、ドイツの出来を称賛した。 「あまりに引きすぎれば、自分たち自身の責任となる。特に中盤のポジションが良くなかった。我々はすべての面で物足りなかった。おそらくサッカーのあらゆる面で。ハーフタイムで違うやり方を取り、もう少しペースを落とした。しかし、今日は彼らの方がずっと良かった」 「混乱しているように見えたのは想像できる。確実にあと一歩及ばなかったから、私を批判するのは構わない。だが、選手たちを見放すつもりはない。この試合では良くなかった。だが、先月のボスニア・ヘルツェゴビナ戦やドイツ戦も一部の人が思っていたほど良くはなかったかもしれないし、もしかすると今はそれほど悪くなかったかもしれない」 また、ハーフタイムの2枚替えにも言及。修正点が多く、改善しきれなかったと回想している。 「あの状況に満足していなかった。それ以外の場合は代えない。ドイツがあのようにアプローチしてきたため、我々は(投入した)ドニエル(・マレン)とともに右サイドでプレーするようになった」 「本来であればシャビとともにプレーするべきだった。私は彼にもう少し下がるよう絶えず叫んだ。無駄に声を荒げたわけではない。しかし、試合中に変えなければならないことが多すぎた」 <span class="paragraph-title">【動画】完封負け喫する…ドイツvsオランダ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="XK33sJy0NLw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.15 15:55 Tue4
5発圧勝のアタランタが暫定4位浮上! シュツットガルト&PSVは敵地での勝利でPO圏内に【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第7節、アタランタvsシュトゥルム・グラーツが21日にスタディオ・ディ・ベルガモで行われ、ホームのアタランタが5-0で圧勝した。 13位のアタランタは直近の公式戦5試合未勝利とやや不調に陥るなか、CLで2025年初勝利を狙った。 立ち上がりから押し込む展開となったアタランタだったが、10分過ぎにはコラシナツがディフェンスラインで完全に入れ替わられてカマラに決定機を許すが、ここは相手のシュートが枠の左に外れて事なきを得る。 すると、直後の12分にはボックス付近での相手のミスパスをサマルジッチがカットし、ボックス左のザッパコスタに展開。最後はゴール前でフリーのレテギが折り返しを冷静にワンタッチで合わせ、幸先よく先制した。 以降は主導権を握って押し込む展開が続いたものの、ゴールシーン以外ではなかなかシュートを枠に飛ばすことができず。1点リードで試合を折り返した。 迎えた後半、ルックマンとクアドラードを同時投入すると、この交代策が追加点をもたらす。立ち上がりから押し込んで再三の決定機を作ると、58分にはクアドラードの右からの折り返しをゴール前のパシャリッチがワンタッチで合わせる。さらに、直後の63分にはセットプレーの流れからゴール前でこぼれに反応したデ・ケテラエルのゴールで3点目を奪取。 その後、メンバーを入れ替えながらゲームクローズに入ると、後半アディショナルタイムにはルックマン、ブレシャニーニに連続ゴールで5-0の圧勝。暫定ながら4位に浮上している。 スロバン・ブラチスラヴァvsシュツットガルトは、アウェイのシュツットガルトが1-3で勝利した。なお、シュツットガルトのDFチェイス・アンリはベンチ入りも出場機会はなかった。 プレーオフ圏外の26位に位置するシュツットガルトは、未勝利ですでに敗退決定のブラチスラヴァとのアウェイゲームに臨んだ。ルウェリングの2ゴールによって2点リードで試合を折り返すと、後半終盤には1点差に詰め寄られるも、直後のリーダーのゴールで突き放し、暫定ながら21位に浮上した。 ツルヴェナ・ズヴェズダvsPSVは、アウェイのPSVが2-3で勝利した。 プレーオフ圏内ギリギリの23位に位置するPSVと、プレーオフ圏外の31位に位置するツルヴェナ・ズヴェズダの一戦は、ルーク・デ・ヨングの2ゴールなどでアウェイチームが3点リードで試合を折り返す。 だが、チーム3点目を決めたフラミンゴが後半立ち上がりに退場すると、ホームのセルビア王者が猛反撃。後半はシュート16本枠内6本と再三ゴールに迫るも、1点差に迫るのが精いっぱいでタイムアップを迎えた。この結果、PSVは暫定16位に浮上している。 アタランタ 5-0 シュトゥルム・グラーツ 【アタランタ】 マテオ・レテギ(前12) マリオ・パシャリッチ(後13) チャールズ・デ・ケテラエル(後18) アデモラ・ルックマン(後45) マルコ・ブレシャニーニ(後49) スロバン・ブラチスラヴァ 1-3 シュツットガルト 【スロバン・ブラチスラヴァ】 イドジェシ・メツォコ(後40) 【シュツットガルト】 ジェイミー・ルウェリング(前11、前36) ファビアン・リーダー(後42) ツルヴェナ・ズヴェズダ 2-3 PSV 【ツルヴェナ・ズヴェズダ】 シェリフ・エンディアイエ(後26) ナセル・ジガ(後32) 【PSV】 ルーク・デ・ヨング(前17、前24) ライアン・フラミンゴ(前43) 2025.01.22 07:50 Wed5
シュツットガルト、ウニオンからU-21ドイツ代表FWをレンタル移籍で獲得
シュツットガルトは13日、ウニオン・ベルリンからU-21ドイツ代表FWジェイミー・ルウェリング(22)をレンタル移籍で獲得した。 2019年にグロイター・フュルトでプロデビューを飾ったルウェリングは、主力として2020-21シーズンのブンデスリーガ昇格に貢献。自身初の1部でのプレーとなった2021-22シーズンはチームが最下位での降格となった中、セカンドトップを主戦場に両サイドの複数ポジションでもプレー可能な逸材アタッカーとして33試合で5ゴール2アシストとまずまずの数字を残した。 この活躍が認められ、昨夏にウニオン・ベルリンへ完全移籍。しかし、昨シーズンはFWジョーダン・ペフォクとFWシェラルド・ベッカーとのレギュラー争いに敗れ、控えFWとして公式戦25試合出場したが、出場時間は327分にとどまっていた。 シュツットガルトのスポーツディレクターを務めるファビアン・ヴォールゲムート氏は、ルウェリングの獲得について以下のようにコメントしている。 「ジェイミーはいくつかのポジションでプレーできる。彼はグロイター・フュルトとウニオン・ベルリンでブンデスリーガの経験を積み、その資質を証明してきた。そのサッカー技術と激しいプレースタイルで、ジェイミーはチームのオフェンス面で大きな戦力となる」 2023.07.13 23:30 Thuウニオン・ベルリンの人気記事ランキング
1
GK頭部にライター直撃事件、引き分けからボーフムが勝利扱いに
ドイツサッカー連盟(DFB)スポーツ裁判所は9日、12月14日に行われたブンデスリーガ第14節ウニオン・ベルリンvsボーフム(1-1)を0-2でボーフムの勝利扱いとすると発表した。 この試合では後半追加タイム、ウニオンサポーターが陣取るスタンドからライターが投げ込まれ、ボーフムGKパトリック・ドリューズの頭部に直撃して25分以上の中断が入った。 前半にMF三好康児を退場で失って既に10人となっていたボーフムは、交代カードも切り終えていた中、プレー続行不可能となったドリューズに代わりFWフィリップ・ホフマンがGKを務める事態に。ボーフムが9人となった中、両チーム合意の下、1-1のまま引き分けで試合を終えていた。 しかし試合後、ボーフムは試合を中止にするべきだったとDFBスポーツ裁判所に抗議し、今回その主張が認められた形だ。 なお、この裁定を不服に思う場合、ウニオンは1週間以内であれば上訴ができる。 2025.01.10 08:00 Fri2
「ドイツはイタリアより居心地が…」フィオレンティーナ加入のゴセンス、熱望していたセリエA復帰に喜び「すべてのコンディションが整っている」
フィオレンティーナへ加入した元ドイツ代表MFロビン・ゴセンス(30)が、イタリアへの帰還を喜んだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えている。 アタランタの主力選手として活躍していたゴセンスは、2022年1月にインテルへ加入。しかし、加入前から負傷を抱えていた影響もあり居場所を掴めず、昨シーズンからウニオン・ベルリンに完全移籍で加わった。 ウニオン・ベルリンでは主力に定着し、ブンデスリーガで30試合出場6ゴール4アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で6試合出場、DFBポカールで1試合出場を記録。今夏にはボローニャやベンフィカが獲得に動く中、フィオレンティーナへ買取義務オプションが付随したレンタル移籍の形で加入した。 ゴセンスとしては、熱望していたイタリア復帰が叶う形に。2日に行われたセリエAのモンツァ戦で早速フィオレンティーナデビューを飾った選手は、居心地の良い国へ戻ってきたことを喜びつつ、アタランタ時代のパフォーマンスを取り戻したいと意気込んでいる。 「イタリアに戻りたかったんだ。ドイツでは、ここほど居心地は良くなかった。フィオレンティーナ加入は僕にとって大きな意味を持つよ。これは僕が望んでいた新たな段階だ。イタリアに戻り、フィレンツェへ行きたいという願望は非常に大きかった」 「アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は天才的な指揮官であり、日々僕を成長させてくれた。そして僕は、ラッファエレ・パッラディーノ監督にも同じことを期待している」 「到着する前から、監督とは電話でよく話し合ったよ。彼のアイデアは気に入っているんだ。僕としては、すべてのコンディションが整っていると思う。アタランタにいたときと同じ選手になるため、どの試合でもトップになるため毎日努力している」 2024.09.12 12:20 Thu3
ボーフムGKにライター直撃、約17分の中断後に引き分けで手打ちとなる事態
14日に行われたブンデスリーガ第14節、ウニオン・ベルリンvsボーフムの試合でボーフムGKパトリック・ドリューズにライターが直撃する事態が起こった。 MF三好康児が13分に一発退場し、10人での戦いを長く強いられたボーフムだったが、1-1のまま終盤へ。そんな中、後半追加タイム1分、ウニオン側のサポーターが陣取るスタンドからライターが投げ込まれ、それがドリューズの頭部に直撃してしまった。 審判はこの事態を受けて両軍の選手たちをピッチから退かせ、約17分の中断に。治療を受けていたドリューズはプレー続行不可能となり、交代枠を使い切っていたマインツはFWのフィリップ・ホフマンをGKに据えた。 そして再開後、9人となったボーフムに対してウニオンはボールを奪いに行く姿勢を見せず、1-1のままタイムアップを迎えた。 なお、ボーフムはこの事態を受けて16日にDFL(ドイツサッカー連盟)に対して抗議を行うと発表。 また、頭部にライターが直撃したドリューズは病院に搬送されたとのこと。ディーター・ヘッキング監督はドリューズが放心状態にあったと話している。 そしてライターを投げた犯人に関しては特定され、警察に捕まったことをウニオンは発表している。 2024.12.15 13:00 Sun4
若手GKウルビヒのミス響いたバイエルン、ウニオンの専守防衛に手を焼きドロー…伊藤洋輝は後半終盤に途中出場【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第26節、ウニオン・ベルリンvsバイエルンが15日にアルテ・フェルステライで行われ、1-1のドローに終わった。なお、バイエルンのDF伊藤洋輝は82分から途中出場した。 リーグ前節はパリーニャの前半退場も響いて格下ボーフムに屈辱の逆転負けを喫した首位のバイエルン。それでも、チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・2ndレグではレバークーゼンに2-0の快勝を収め、2戦合計5-0の大差で同国勢対決を制してベスト8進出を決めた。 リーグ2戦ぶりの白星を目指した13位のウニオンとのアウェイゲームでは先発3人を変更。ライマーとキム・ミンジェ、コマンに代えてスタニシッチ、ダイアー、ニャブリを起用した。 ホームながら後ろ重心でローブロックを構えるウニオンに対して、立ち上がりからハーフコートゲームを展開するバイエルン。80%に迫るボール支配率によって相手陣内で終始ボールを動かしながら、外回しの攻撃をメインにボックス付近でのコンビネーションでチャンスを窺う。 ウパメカノのミドルシュートを皮切りにボックス内の密集でケインやオリーズがフィニッシュに持ち込んでいくが、相手のシュートブロックにことごとく阻まれてジャブを打ち続けるにとどまる。 前半終盤にかけて攻勢を強めると、アディショナルタイムにはセットプレー流れでオリーズと長いワンツーでボックス左に抜け出したニャブリに決定機も枠を捉えたシュートはGKの的確な飛び出しに阻まれて先制点とはならなかった。 後半も試合展開に変化はなし。引き続き相手のアタッキングサードで多くの時間を費やすアウェイチームは、ケインの直接FKを皮切りにムシアラやオリーズがより際どいシーンを作り出す。 さらに、65分にはニャブリに代えてサネを投入すると、この交代策が待望の先制点をもたらした。75分、右サイドえのパス交換でポケットに侵入したスタニシッチからのマイナスの折り返しに反応したサネが右足ダイレクトシュートをゴール左隅に流し込んだ。 先制に成功したバイエルンは相手が前がかってきたことを受け、オリーズを下げて伊藤を82分に投入。この交代でデイビスが左サイドハーフにポジションを上げた。ここから逃げ切りを意識したアウェイチームだったが、ミスから同点に追いつかれた。 84分、右サイド深くでユラノビッチが上げた浮き球のクロスをGKウルビヒ中途半端にゴール前にはじくと、このこぼれに詰めたホラーバッハに押し込まれた。 その後、慌てて勝ち越しゴールを奪うべく攻撃のギアを上げたバイエルンは、伊藤とデイビスの左サイドを起点にゴールを目指したが、再び重心を後ろに置いたホームチームの堅守をこじ開けられず。 この結果、ボール支配率80%にシュート18本を放ちながらも最後の精度・アイデアを欠いたバイエルンは、格下相手のドローでリーグ2戦未勝利となった。 ウニオン・ベルリン 1-1 バイエルン 【ウニオン・ベルリン】 ベネディクト・ホラーバッハ(後38) 【バイエルン】 レロイ・サネ(後30) 2025.03.16 01:35 Sun5