解任以降初のキングパワー帰還…ラニエリ、感慨にふける「おとぎ話の一部になれて本当に誇り高い」
2021.11.27 22:28 Sat
28日に行われるプレミアリーグ第13節のレスター・シティvsワトフォード。ワトフォードを率いるクラウディオ・ラニエリ監督にとって、初めて古巣の本拠地に帰還することになる。
言わずもがなラニエリ監督とレスターは2015-16シーズンにプレミアリーグを制覇したスペシャルコンビ。群雄割拠の同リーグにおいて、当時のチームが優勝する可能性は1/5000と言われ、今では“ミラクル・レスター”と、誰もが敬意を込めて呼んでいる。
しかし、2016-17シーズンの低迷により、2017年2月にラニエリ監督は解任の憂き目に。その後、ナントやローマ、サンプドリアの監督を歴任し、解任後では初めてキングパワー・スタジアムに帰還することになった。
レスターでのリーグ優勝は、今でもラニエリ監督の目頭を熱くさせるようだ。試合前の会見では「私はシャイな人間でね。自分の感情を見せたくないのだ」と話し、涙を堪えながら古巣への思いを語った。
「私はいつも彼らの一部であることを感じている。レスターのおとぎ話と、あのクラブの歴史の一部に慣れたことは本当に誇り高いことだ。ファンも最初から寄り添ってくれて素晴らしいシーズンだったよ」
言わずもがなラニエリ監督とレスターは2015-16シーズンにプレミアリーグを制覇したスペシャルコンビ。群雄割拠の同リーグにおいて、当時のチームが優勝する可能性は1/5000と言われ、今では“ミラクル・レスター”と、誰もが敬意を込めて呼んでいる。
しかし、2016-17シーズンの低迷により、2017年2月にラニエリ監督は解任の憂き目に。その後、ナントやローマ、サンプドリアの監督を歴任し、解任後では初めてキングパワー・スタジアムに帰還することになった。
「私はいつも彼らの一部であることを感じている。レスターのおとぎ話と、あのクラブの歴史の一部に慣れたことは本当に誇り高いことだ。ファンも最初から寄り添ってくれて素晴らしいシーズンだったよ」
「プレミアリーグ優勝は一生の心の中に残り続けるが、私は新しい物語を書くためにワトフォード に来たのだ」
クラウディオ・ラニエリの関連記事
ワトフォードの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
|
クラウディオ・ラニエリの人気記事ランキング
1
ローマが次代のリーダー候補と新契約締結! 昨年に伊代表デビューの20歳逸材
ローマは23日、イタリア代表MFニッコロ・ピジッリ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 ローマ生まれで地元クラブのASDヘリオスから8歳でジャッロロッシのアカデミーに加入した万能型MFは、2023年5月に行われたセリエAのインテル戦でファーストチームデビュー。翌シーズンのヨーロッパリーグ(EL)のシェリフ戦では初ゴールも記録した。 迎えた今シーズンはダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチ、クラウディオ・ラニエリと3人の指揮官の下でも信頼を獲得し、中盤の準主力に定着。途中出場が多いものの、ここまで公式戦31試合3ゴール1アシストの数字を残している。 さらに、その将来性を高く評価するルチアーノ・スパレッティ監督の下、昨年にイタリアのA代表デビューも飾っている。 クラブレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が“ローマのガビ”と評する180cmのボックス・トゥ・ボックスMFは、セントラルMFを主戦場に高い戦術眼とテクニック、献身性を併せ持つ万能型。ローマ界隈ではトッティの良き相棒の一人として知られたシモーネ・ペッロッタの再来としての活躍が期待されている。 2025.02.24 07:00 Mon2
ローマで序列低下のMFル・フェ、恩師の率いるサンダーランドへレンタル移籍
サンダーランドは10日、ローマからフランス人MFエンゾ・ル・フェ(24)を今季終了までのレンタル移籍で獲得した。 イングランドへ活躍の場を移したル・フェは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「ここに来ることができてとても嬉しいし、みんなに会うのが楽しみだ。ウィルソン・イシドールやアディル・アウシシュ、サリス・アブドゥル・サメドなど、よく知っている顔もいる。監督のことも知っているし、彼がどういうプレーを望んでいるかも理解している。あとはピッチで証明するだけだ。それが一番大事なことだと思うし、ファンの前でプレーできることにとても興奮している。ここはビッグクラブだ。僕にとってはそれが普通だし、スタートが待ちきれないよ」 ロリアンの下部組織出身のル・フェは、2019年5月にファーストチームデビュー。卓越した足元の技術と創造性に優れるMFは、セントラルMFと攻撃的MFを主戦場に2019–20シーズンのリーグ・ドゥ(フランス2部)優勝に貢献。 その後、リーグ・アンの舞台でも安定したパフォーマンスを披露。スタッド・レンヌに移籍した昨シーズンは35試合5アシストの数字を記録すると、今シーズンからローマに加入。 シーズン序盤はダニエレ・デ・ロッシ監督の下で重用されたが、ケガによる離脱と相次ぐ指揮官の交代で序列が低下。クラウディオ・ラニエリ監督の下では構想外となっていた。 なお、サンダーランドを率いるレジ・ル・ブリ監督とは、ロリアンの下部組織時代から指導を受けており、2022-23シーズンにはトップチームで共闘していた。 2025.01.11 10:10 Sat3
直近3試合出番なしのローマMFパレデス、序列低下の理由はパフォーマンスにあらず?
直近3試合で出場機会がないアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデス(30)だが、ここにきての序列低下の理由はパフォーマンスの問題ではないという。 ジョゼ・モウリーニョ体制だった2023年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)から6年ぶりに古巣復帰を果たしたパレデス。以降はイバン・ユリッチ体制で一時序列が低下したものの、クラウディオ・ラニエリ監督の就任後は主力に返り咲くとともに、リーダーグループの一人として厚い信頼を獲得。今年3月には1年の契約延長にサインしている。 ただ、直近のエラス・ヴェローナ、インテル、フィオレンティーナの3試合ではいずれもベンチに入ったものの、出番なしに終わっていた。 一部では契約延長時に復帰を熱望するボカ・ジュニアーズ移籍への契約解除条項を盛り込んだ影響によって、将来的な退団を見込んで若手の起用に切り替えたとの見方もあった。だが、実際にはクラブサイドの金銭的な事情が影響しているという。 イタリア『カルチョメルカート』によれば、パレデスがPSGからローマに加入した際に80試合出場達成時のアドオン200万ユーロ(約3億2500万円)という条項が盛り込まれていたという。 そして、パレデスはここまで通算79試合に出場しており、ローマは同条項が有効となる2025年6月30日までの起用を見送ることで、200万ユーロの支払いを回避する意向だという。 現在、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位ユベントスと同勝ち点の5位に位置するローマは、残り3試合でアタランタ、ミラン、トリノとタフな相手との試合を残している。だが、中盤の主力が相次いで離脱することがない限り、パレデスを残り試合で起用する可能性は低いようだ。 2025.05.07 16:32 Wed4
ペッレグリーニはローマ退団へ? ラニエリ監督「オファーがあれば、我々はそれを評価するつもり」
ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニ(28)に退団の可能性が浮上している。 ローマ生まれでローマの下部組織出身のペッレグリーニは、サッスオーロから完全移籍で帰還後は中盤の主力に定着。さらに、DFアレッサンドロ・フロレンツィ、FWエディン・ジェコの退団後にはジャッロロッシのカピターノを務めてきた。 しかし、近年は細かい負傷や一貫性のないパフォーマンスに加え、その内向的な性格は強烈なリーダーシップを有したフランチェスコ・トッティ、ダニエレ・デ・ロッシといったローマ人の偉大なカピターノを求めるロマニスタの不興を買うことが多く、指揮官交代やチームの不振時にたびたび強い反発を招いてきた。 今シーズンに関してはクラウディオ・ラニエリ監督の就任後に主力としての活躍が期待されたが、コンディションが上がってきた現状においても同じローマ人の指揮官はカピターノの起用に消極的な姿勢を示している。 そんななか、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はナポリのイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)の獲得レースに参戦中のローマは、アントニオ・コンテ監督が評価するペッレグリーニを交渉材料に、獲得レースを優位に進める考えがあると報じる。 29日に行われるセリエA第18節のミラン戦に向けた会見に出席したラニエリ監督は、その場でメルカートについて言及。 「フンメルス、ディバラ、パレデスは将来ローマに残り、重要な役割を果たすだろうと確信している」、「我々はアレクシス・サーレマーケルスを残したい」と現有戦力の重要性を強調した。 一方で、ペッレグリーニに関しては「ロレンツォ・ペレグリーニはローマを去るかもしれない。彼が我々と一緒にいてくれることを願っているし、彼はここに留まって幸せであるはずだ。ただ、オファーがあれば、我々はそれを評価するつもりだ」と適切なオファーが届いた場合、クラブとしてそれを評価する意思があることを認めた。 なお、2026年までの現行契約で年俸600万ユーロ(約9億8000万円)を受け取っているとされる同選手に対して、ローマは現時点で半額程度の条件の延長オファーを受け入れない場合、売却に踏み切る姿勢を示している模様。 また、ナポリ以外ではフィオレンティーナといった国内クラブが興味を示しており、今冬あるいは来夏に永遠の都を離れる可能性は高い。 2024.12.27 22:40 Fri5
“修理屋”の下で完全復活ローマ、2025年リーグ戦成績で5大リーグ首位に
“修理屋”の下で完全復調のローマの快進撃が続いている。 今シーズンはダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチと2人の指揮官の下で近年稀に見る厳しい戦いを強いられたローマは、昨年11月14日にクラウディオ・ラニエリ監督を招へい。就任直後はナポリ、アタランタという難敵に連敗し、立て直しの難しさを実感した老将だったが、12月のセリエA第17節のパルマ戦で5-0の大勝を収めると、以降はセリエA13戦無敗(10勝3分け)と負け癖が付いていたチームを完全に蘇らせた。 とりわけ、2025年は宿敵ラツィオとのデルビー勝利を皮切りに9勝2分けと圧巻の戦績を残しており、『OptaPaolo』によれば、2025年ここまでの勝ち点29という数字はヨーロッパ5大リーグでトップだという。 なお、2位以下はパリ・サンジェルマン(28pt)、バイエルン(26pt)、ストラスブール(26pt)、ボローニャ(25pt)、リバプール(25pt)となっている。 先日のヨーロッパリーグ敗退に伴い、シーズン残りはセリエAの戦いに集中するジャッロロッシ。現在はチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位ボローニャと5ポイント差の7位まで順位を上げており、このままの勢いを継続できれば逆転でのCL出場権獲得も十分に可能だ。 2025.03.18 19:50 Tueワトフォードの人気記事ランキング
1
ユナイテッドがワトフォードから16歳の逸材SBアマスを獲得!
マンチェスター・ユナイテッドが若きタレントを射止めたようだ。 欧州の移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ユナイテッドがワトフォードからU-16イングランド代表DFハリー・アマス(16)を獲得したという。 アマスは9歳からワトフォードでプレーする左サイドバック。大きなポテンシャルを秘める逸材で、シニアデビューこそまだだが、今年1月のFAカップではベンチ入りを果たした。 各世代別代表にも呼ばれ、今年11月のU-17ワールドカップもメンバー入りが期待されるなかのユナイテッド行きに。イギリス『デイリー・メール』によると、4年契約での加入になる模様だ。 アマスは今後、ユナイテッドのアカデミーに加わり、トップチームを目指すことに。この夏もトップチームの強化に勤しむユナイテッドだが、アカデミーにもまた楽しみな人材が加わった。 2023.08.05 16:00 Sat2
シェフチェンコ息子の16歳クリスチャン、ワトフォードとプロ契約締結
チャンピオンシップ(イングランド2部)のワトフォードは3日、ウクライナ人FWクリスチャン・シェフチェンコ(16)とプロ契約を締結したことを発表した。 ミランで輝かしいキャリアを築いたアンドリー・シェフチェンコを父に持つクリスチャンは、ロンドン生まれで父が在籍したチェルシーの下部組織出身。 父と同じくポジションはストライカーとのこと。偉大なDNAを継承するサラブレッドがプロキャリアを歩むことになった。 2023.07.03 23:30 Mon3
三笘薫のライバル?共存?後継者? ブライトンがワトフォードの21歳ブラジル人アタッカー獲得迫る
日本代表MF三笘薫が所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンが、ワトフォードのブラジル人FWジョアン・ペドロ(21)の獲得に迫っているという。 ジョアン・ペドロは、フルミネンセから2020年1月にワトフォードに加入。ここまで公式戦109試合に出場し24ゴール9アシストを記録している。 センターフォワードを中心に、トップ下や左ウイングなどでもプレー。攻撃的なポジションを務めており、プレミアリーグでも31試合で3ゴール1アシストを記録している。 今シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うチームを支え、35試合で11ゴール4アシスト。かかとのケガで離脱する時期もあったが、レギュラーとしてチームを支えている。 ワトフォードは昇格を争っていたものの、今年に入って失速。現在は12位とプレミアリーグへの復帰する身とは閉ざされてしまった。 そんな中、ジョアン・ペドロの獲得でブライトンとワトフォードが合意に達しているとのこと。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、残りは詳細を詰めるだけの状況で、サインをすれば完了するとされている。 ジョアン・ペドロは、1180万ユーロ(約17億4300万円)でワトフォードに加入。昨夏はニューカッスルが獲得に動き、2400万ユーロ(約35億4700万円)のオファーを提示し、合意したと思われたが、その後にキャンセルされていた。 ポジションとしては三笘と重なるところもあり、ロベルト・デ・ゼルビ監督がどう起用するかも注目が集まる。三笘の後継者として考えるのか、それとも残留する可能性が報じられているため共存するのか。来シーズン、ヨーロッパの大会に出ることになれば、戦力補強は必須になるが、どう動くのか。夏の移籍市場は注目を集めそうだ。 2023.04.28 12:10 Fri4
マルセイユがセネガル代表FWサールを完全移籍で獲得、ワトフォードで4シーズンプレー
マルセイユは24日、ワトフォードのセネガル代表FWイスマイラ・サール(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2028年夏までの5年間となる。フランス『レキップ』によれば、移籍金は1300万ユーロ(約20億3500万円)とのことだ。 サールは、母国のジェネレーション・フットから2016年7月にメスへ加入。2017年7月にはスタッド・レンヌに完全移籍した。2019年8月からはワトフォードでプレーしている。 右ウイングを主戦場とするサールは、ワトフォードでは公式戦131試合で34ゴール24アシストを記録。プレミアリーグで50試合10ゴール8アシスト、チャンピオンシップ(イングランド2部)で78試合23ゴール16アシストを記録していた。 25歳ながら、すでにセネガル代表で54試合に出場。2022年のアフリカ・ネーションズカップでは優勝も経験している。 なお、リーグ・アンでは通算で90試合に出場し18ゴール17アシストを記録していた。 マルセイユは今夏すでにFWピエール=エメリク・オーバメヤンやDFレナン・ロディ、MFジェフリー・コンドグビア、MFルスラン・マリノフスキなど積極的に補強を進めている。 2023.07.25 08:15 Tue5
