荒野負傷退場にめげずの札幌、清水に今季最多5発の逆転劇! ヴィエイラも待望のデビュー《J1》
2020.11.21 15:57 Sat
明治安田生命J1リーグ第28節の1試合が21日に札幌ドームで催され、ホームの北海道コンサドーレ札幌が清水エスパルスを5-1で下した。
4試合ぶりのホームゲームとなる13位札幌と監督交代後連勝の17位清水による一戦。3試合ぶりの勝利を目指す札幌はウーゴ・ヴィエイラがベンチ入りを果たすなかで、前節の先発からドウグラス・オリヴェイラとアンデルソン・ロペスに代わり、荒野とジェイを起用した。一方、平岡宏章が率いて以降、今季初連勝で調子を上げる清水も前節から2選手を変更。立田と中村をスタートから送り出した。
試合を先に動かしたのはアウェイの清水。立ち上がりからホームの札幌が前がかった5分、カウンターに転じると、ボックス左深くからカルリーニョス・ジュニオが折り返したボールをボックス中央の後藤がゴールマウスに背を向けた状態で受け、背後でフリーのファン・ソッコに展開。ファン・ソッコの狙い澄ました右足のコントロールショットが相手GKも動けずのゴール右下に決まり、清水が幸先よく先制する。
早々にリードを許してしまった札幌は前半の早いうちに追いつこうと再び攻めに出るが、13分に荒野の負傷でアンデルソン・ロペスをスクランブル投入する不運に見舞われる。それでも、14にバイタルエリア左から福森が左足シュートを放つと、ボックス内で処理を試みたエウシーニョの右手に当たり、PKのチャンスを獲得。アンデルソン・ロペスが落ち着いてゴール左に沈め、スコアをイーブンに戻した。
すると、その札幌は前半に追いついた勢いそのままに逆転に成功する。36分、右サイド深くで逆サイドからのサイドチェンジを受けた金子拓郎の右足クロスは相手GKにパンチングで弾かれたが、ボックス左でフリーのルーカス・フェルナンデスが右足ダイレクト。当たり損ねのボールをゴール正面のジェイが頭で繋ぐと、後ろにいたアンデルソン・ロペスが胸トラップからの左足ダイレクトで叩き込んだ。
逆転に持ち込まれ、ダメ押しも許してしまい、後半に入った清水はハーフタイム明けに後藤を下げて鈴木を投入して、反撃ムードを漂わせるが、次もゴールネットを揺らしたのは札幌。左サイド敵陣中央の福森が浮き球を出した64分、ボックス左で反応したルーカス・フェルナンデスが右足で背後に繋ぎ、中央のジェイが抑えの効いた左足ボレーシュートを放つと、ゴール右下にねじ込んだ。
押せ押せの札幌は66分、新型コロナウイルス感染から復帰の菅と先月末に加入してデビューが待たれたウーゴ・ヴィエイラを投入。その2分後に西村とティーラシン・デーンダーの交代カードを切った清水を尻目にペースを握り続けると、73分にバイタルエリア左の位置でFKのチャンスを手にする。キッカーの福森が左足のシュートをゴール右に突き刺して、さらに清水を突き放してみせる。
その後、79分に残るカードで宮本と金子翔太を送り込み、反撃に転じようと奮闘した清水だが、81分に白井と深井を投入した札幌が反撃を許さず、3試合ぶりの勝ち点3。ホーム6戦無敗を継続した札幌が監督交代後2戦2勝の清水を相手に今季最多5得点の逆転勝利を収めた。
北海道コンサドーレ札幌 5-1 清水エスパルス
【札幌】
アンデルソン・ロペス(前13、前17)
キム・ミンテ(前40)
ジェイ(後19)
福森晃斗(後28)
【清水】
ファン・ソッコ(前5)
4試合ぶりのホームゲームとなる13位札幌と監督交代後連勝の17位清水による一戦。3試合ぶりの勝利を目指す札幌はウーゴ・ヴィエイラがベンチ入りを果たすなかで、前節の先発からドウグラス・オリヴェイラとアンデルソン・ロペスに代わり、荒野とジェイを起用した。一方、平岡宏章が率いて以降、今季初連勝で調子を上げる清水も前節から2選手を変更。立田と中村をスタートから送り出した。
試合を先に動かしたのはアウェイの清水。立ち上がりからホームの札幌が前がかった5分、カウンターに転じると、ボックス左深くからカルリーニョス・ジュニオが折り返したボールをボックス中央の後藤がゴールマウスに背を向けた状態で受け、背後でフリーのファン・ソッコに展開。ファン・ソッコの狙い澄ました右足のコントロールショットが相手GKも動けずのゴール右下に決まり、清水が幸先よく先制する。
すると、その札幌は前半に追いついた勢いそのままに逆転に成功する。36分、右サイド深くで逆サイドからのサイドチェンジを受けた金子拓郎の右足クロスは相手GKにパンチングで弾かれたが、ボックス左でフリーのルーカス・フェルナンデスが右足ダイレクト。当たり損ねのボールをゴール正面のジェイが頭で繋ぐと、後ろにいたアンデルソン・ロペスが胸トラップからの左足ダイレクトで叩き込んだ。
アンデルソン・ロペスの2ゴールで一気に試合をひっくり返した札幌は攻撃の手を緩めず、40分に右CKのチャンスを獲得。キッカーの福森がセカンドボールを回収して左足で上げなおすと、ファーサイドで処理を試みたエウシーニョのクリアし損ねがジェイに当たり、素早く反応したキム・ミンテが右足ダイレクトで合わせる。これがカルリーニョス・ジュニオの股下を射抜き、そのままゴール左下に決まった。
逆転に持ち込まれ、ダメ押しも許してしまい、後半に入った清水はハーフタイム明けに後藤を下げて鈴木を投入して、反撃ムードを漂わせるが、次もゴールネットを揺らしたのは札幌。左サイド敵陣中央の福森が浮き球を出した64分、ボックス左で反応したルーカス・フェルナンデスが右足で背後に繋ぎ、中央のジェイが抑えの効いた左足ボレーシュートを放つと、ゴール右下にねじ込んだ。
押せ押せの札幌は66分、新型コロナウイルス感染から復帰の菅と先月末に加入してデビューが待たれたウーゴ・ヴィエイラを投入。その2分後に西村とティーラシン・デーンダーの交代カードを切った清水を尻目にペースを握り続けると、73分にバイタルエリア左の位置でFKのチャンスを手にする。キッカーの福森が左足のシュートをゴール右に突き刺して、さらに清水を突き放してみせる。
その後、79分に残るカードで宮本と金子翔太を送り込み、反撃に転じようと奮闘した清水だが、81分に白井と深井を投入した札幌が反撃を許さず、3試合ぶりの勝ち点3。ホーム6戦無敗を継続した札幌が監督交代後2戦2勝の清水を相手に今季最多5得点の逆転勝利を収めた。
北海道コンサドーレ札幌 5-1 清水エスパルス
【札幌】
アンデルソン・ロペス(前13、前17)
キム・ミンテ(前40)
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2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名
Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue4
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