ルイス・アルベルト、カディスと交渉も「ラツィオから現段階で売却不可だと…」

2023.01.17 12:10 Tue
Getty Images
ラツィオの元スペイン代表MFルイス・アルベルト(30)がカディスとの交渉を認めた。

2016年8月にリバプールから加わり、今季で7年目のルイス・アルベルト。通算出場数も238試合を数える背番号「10」だが、今季は途中出場が目立っており、この1月の母国帰還話も浮上している。

そんな司令塔は移籍先の1つとして取り沙汰されるカディスと実際に話し合ったようだ。『DAZN』で今冬移籍の難しさを主張しつつ、母国帰還の願望とともに、カディスとの接触と明らかにした。
「(ラツィオの)監督やスポーツディレクターとは素晴らしい関係さ。監督とはブレイク後に自分の立場をはっきりさせたんだ」

「親友というわけではないけど、普通の仲だ。いずれわかるけど、僕の望みはスペインでキャリアを終えること。カディスと話をしたのは僕にとって心のチームだからさ」
「でも、ラツィオとは2年半の契約があって、現段階で売却不可だと言われた。ここにいる限りはラツィオのためにベストを尽くす」

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