セルビア戦途中出場で1G1Aの宮澤ひなた「試合に出たからには何かを残したい」
2022.06.25 22:55 Sat
なでしこジャパンのMF宮澤ひなた(マイナビ仙台レディース)が、セルビア女子代表戦を振り返った。
24日、なでしこジャパンはアウェイでセルビアと対戦した。
1年後に女子ワールドカップ(W杯)開催が控え、7月にはEAFF E-1サッカー選手権を控えるなでしこ。[4-4-2]で臨んだ試合は序盤からアグレッシブに入ると、28分に清水梨紗のクロスを植木理子がヘディングで合わせて先制する。
幸先良く先制したなでしこだったが、その後は苦戦。良い形で崩せずにハーフタイムを迎える。
迎えた後半はさらに勢いをもって臨むと、62分には途中出場の宮澤ひなたのクロスを猶本光がヘッドで決めて追加点。するとその後はゴールラッシュとなる。
試合後、1ゴール1アシストの宮澤がゲームを振り返り「チーム全員でしっかり戦って、勝ちで終われたことは良かったと思います」とコメント。「個人としては途中交代で入って、ゴール、アシストと結果を残せたことは、自分としても良い結果を残せたと思いますが、結果に満足せずに次の試合に向けて準備をしたいと思います」と語り、次の試合に向けて気を引き締め直した。
途中交代時の監督の指示については「特に指示というか、行くぞと言われて準備して出ました」とコメント。「何か指示を受けてというよりは、前半の流れを見て、チームとしてやるべきこと、途中交代としての役割としてしっかり入れたと思います」と、自身がベンチで見ていたイメージで問題と思うところを体現したという。
1点目はクラブでもチームメイトの長野からのパスが起点となった。「風花さんが前を向いた時に、普段も自チームでやっていて、出てくると信じて相手の間に走った結果、良いボールが来ました」とコメント。「ボールが来た時に相手も並走していて、トラップで前に入ろうと。そしてスピードでドリブルで抜き切って、冷静にゴールを決められました」と語り、思い描いたプレーでゴールを決められたとした。
試合前にも結果を残したいと意気込んでいた宮澤だが、途中交代で2ゴールに絡む活躍は有言実行。「呼ばれたからには結果を出したいと思っていましたし、試合に出たからには何かを残したいと思います」とコメント。「より定着という部分、スタメン、試合に出続けるということに食い込むには結果で表現していかなければいけないです」と、なでしこジャパンでのポジションを掴むためにもしっかりとやっていきたいとした。
中2日でフィンランド女子代表との試合が控えている。次戦に向けては「チームとして間の日数がない中での試合ですし、相手は試合を控えている良いチームです。まずは中2日という短い期間ですけど、チームとしても個人としても良い準備をしたいと思います」とコメント。「その中でも、個人としては試合に出たらどういうプレーをしよう、何を意識しようというのは練習からしっかり意識し続けて試合にモチベーションを持っていければと思います」と語り、調整をしながら、しっかりとチャレンジする準備を進めたいとした。
24日、なでしこジャパンはアウェイでセルビアと対戦した。
1年後に女子ワールドカップ(W杯)開催が控え、7月にはEAFF E-1サッカー選手権を控えるなでしこ。[4-4-2]で臨んだ試合は序盤からアグレッシブに入ると、28分に清水梨紗のクロスを植木理子がヘディングで合わせて先制する。
迎えた後半はさらに勢いをもって臨むと、62分には途中出場の宮澤ひなたのクロスを猶本光がヘッドで決めて追加点。するとその後はゴールラッシュとなる。
76分には長野風花のパスを受けた宮澤がドリブル突破からネットを揺らすと、81分にはなでしこデビューを果たした千葉玲海菜がゴール。さらに88分には成宮唯にもゴールが生まれ、終わってみれば0-5で圧勝を収めた。
試合後、1ゴール1アシストの宮澤がゲームを振り返り「チーム全員でしっかり戦って、勝ちで終われたことは良かったと思います」とコメント。「個人としては途中交代で入って、ゴール、アシストと結果を残せたことは、自分としても良い結果を残せたと思いますが、結果に満足せずに次の試合に向けて準備をしたいと思います」と語り、次の試合に向けて気を引き締め直した。
途中交代時の監督の指示については「特に指示というか、行くぞと言われて準備して出ました」とコメント。「何か指示を受けてというよりは、前半の流れを見て、チームとしてやるべきこと、途中交代としての役割としてしっかり入れたと思います」と、自身がベンチで見ていたイメージで問題と思うところを体現したという。
1点目はクラブでもチームメイトの長野からのパスが起点となった。「風花さんが前を向いた時に、普段も自チームでやっていて、出てくると信じて相手の間に走った結果、良いボールが来ました」とコメント。「ボールが来た時に相手も並走していて、トラップで前に入ろうと。そしてスピードでドリブルで抜き切って、冷静にゴールを決められました」と語り、思い描いたプレーでゴールを決められたとした。
試合前にも結果を残したいと意気込んでいた宮澤だが、途中交代で2ゴールに絡む活躍は有言実行。「呼ばれたからには結果を出したいと思っていましたし、試合に出たからには何かを残したいと思います」とコメント。「より定着という部分、スタメン、試合に出続けるということに食い込むには結果で表現していかなければいけないです」と、なでしこジャパンでのポジションを掴むためにもしっかりとやっていきたいとした。
中2日でフィンランド女子代表との試合が控えている。次戦に向けては「チームとして間の日数がない中での試合ですし、相手は試合を控えている良いチームです。まずは中2日という短い期間ですけど、チームとしても個人としても良い準備をしたいと思います」とコメント。「その中でも、個人としては試合に出たらどういうプレーをしよう、何を意識しようというのは練習からしっかり意識し続けて試合にモチベーションを持っていければと思います」と語り、調整をしながら、しっかりとチャレンジする準備を進めたいとした。
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日本人も多くプレーするイングランド女子サッカーの人気沸騰…残り6節で最多入場者数を更新、2月には歴代最多の1試合6万人超
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ストイコビッチ監督が契約延長! 2026年までセルビア代表を指揮…セルビアになってから初のユーロ出場を控える
セルビアサッカー協会(SRB)は24日、セルビア代表のドラガン・ストイコビッチ監督(59)との契約延長を発表した。 ストイコビッチ監督はユーロ2024までだった契約を、2026年まで延長することとなった。 現役時代は名古屋グランパスでもプレーし、ツルヴェナ・ズヴェズダやマルセイユ、エラス・ヴェローナでもプレー。セルビア代表の英雄としても名を馳せると、ユーゴスラビアサッカー協会、セルビア・モンテネグロサッカー協会の会長を務め、古巣のツルヴェナ・ズヴェズダの会長も務めると、名古屋で初の監督に就任。中国の広州富力(広州城FC)でも指揮。2021年3月からセルビア代表の監督を務めている。 2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場すると、2024年のユーロには24年ぶり、セルビアになってから初出場を果たすことに。その功績を評価し、2026年の北中米W杯まで任せることとなった。 正式には27日の実行委員会で承認されることになるという。 セルビア代表はユーロ2024ではグループCに入り、スロベニア代表、デンマーク代表、イングランド代表と同じグループに入っている。 <span class="paragraph-title">【写真】ユーロのトロフィーと共に写真に写るストイコビッチ監督</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C7TsZf6I6kX/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C7TsZf6I6kX/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C7TsZf6I6kX/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Football Association of Serbia(@fudbalskisavezsrbije)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.05.24 07:15 Fri2
鷲パフォのシャキリ&ジャカら、罰金のみで出場停止処分なし! セルビア側にも罰金処分
▽双頭の鷲を表現したゴールパフォーマンスで問題視されていたスイス代表MFジェルダン・シャキリとMFグラニト・ジャカ、DFシュテファン・リヒトシュタイナーへの処分が決定したようだ。イギリス『BBC』が伝えている。 ▽ロシア・ワールドカップ(W杯)初戦でブラジル代表と引き分けたスイスは、22日にセルビア代表と対戦。セルビアに先制点を許したものの、52分のジャカ、90分のシャキリのゴールで逆転勝利を収めた。そんな中、両選手がゴールを決めた際に魅せた両腕をクロスさせるパフォーマンスに政治的な意味があるとして問題視されていた。 ▽シャキリとジャカは、共にアルバニアにルーツを持つ選手。迫害を受けた歴史的背景のあるセルビアとの一戦だったことを受け、アルバニア国旗に描かれる双頭の鷲を表現したとみられた。 ▽一部報道ではそんな両選手に対して、罰金に加えて2試合の出場停止処分が科される可能性が伝えられていた。しかし、今回『BBC』が伝えるところによると、国際サッカー連盟(FIFA)が科した処分は罰金のみ。ジャカとシャキリには1万スイスフラン(約110万円)、シャキリのゴールの際に釣られて同パフォーマンスをしたとされるリヒトシュタイナーに5000スイスフラン(約55万円)の罰金が科された。 ▽一方でセルビア側にも今回の一件に関して処分が。セルビアサッカー協会(FSS)スラビサ・コケーザ会長とセルビア代表のムラデン・クルスタイッチ監督には試合後のコメントに問題があったとして5000スイスフラン(約55万円)、サポーターによる差別的バナーの掲揚やピッチ内に物を投げ入れる行為があったとして、FSSに54000スイスフラン(約590万円)の罰金が科されている。 2018.06.26 10:10 Tue3
“ポピー”を着けられないマティッチがユナイテッド浮上のカギ/編集部コラム
▽日本名では「虞美人草(ぐびじんそう)」や「雛芥子(ひなげし)」と呼ばれる可憐な花。ヨーロッパ原産のケシ科の植物は「ポピー」の名で知られている。 ▽プレミアリーグを観る方やこの時期にイギリスへ行ったことがある方は、ユニフォームや監督の胸元に「ポピー」の花が飾られるのを目にしたことがあるだろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181106matic_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽11月11日は、イギリスでは“Remembrance Day(リメンブランス・デイ)”という記念日である。1918年11月11日の11時に第一次世界大戦の戦闘が集結し、イギリス国王のジョージ5世が定めた記念日。「戦没者追悼の日」とも言われ、今年で100年を迎えることになる。 ▽この日が近づくと、プレミアリーグのピッチには多くのポピーの花が咲く。日本で言うところの、「赤い羽根」に近いだろうか。選手たちだけでなく、一般の方も地下鉄の駅などでは募金をするとポピーの花がもらえるのだ。 ▽そんな中、週末に行われたプレミアリーグでは1人の選手の胸にポピーの花がなかった。それは、マンチェスター・ユナイテッドに所属するセルビア代表MFネマニャ・マティッチだ。 ▽かつてはチェルシーでプレーしたマティッチは、2017-18シーズンからかつての師であるジョゼ・モウリーニョ監督の下でプレーしている。そのマティッチは、3日に行われたボーンマス戦に先発出場。90分間プレーした。 ▽ユナイテッドの中盤を支えるマティッチだが、イギリスで通例となっているポピーの花をユニフォームにつけない理由がある。それは、自身が少年期に経験した戦争を思い出してしまうからだという。自身のインスタグラム(nemanjamatic)で明かした。 「僕にとっては、1999年にセルビアの爆撃によって母国が荒廃していた。個人的には、恐怖を抱いた12歳の少年のように、ヴレロに住んでいるような個人的な感情を思い出してしまうんだ」 ▽マティッチの故郷は、旧ユーゴスラビアのシャバツ。現在のセルビア西部に位置する都市だ。旧ユーゴスラビアでは、1998年からコソボ紛争が勃発。そして、翌1999年にNATO軍によって空爆が行なわれた。 ▽第一次世界大戦の終結を記念して定められた“リメンブランス・デイ”。そして、戦没者の象徴とされる「ポピー」を身につけることは、空爆を体験をしているマティッチには難しいことのようだ。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181106matic_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽チェルシー同様に、ユナイテッドでもフィルター役を務めるマティッチ。鋭いタックルで相手を封じ、バイタルエリアで壁となるマティッチは、気の利いたプレーでチームを支える。そして、そのプレースタイル同様に、自身の考えを押し付けることはなかった。 「人々がなぜポピーを身につけているのかは十分に理解している。僕はみなさんの権利を完全に尊重するし、紛争のために愛する人を失った人には同情する」 ▽マティッチは、自身が「ポピー」を身につけていない理由を明かす前に、しっかりと戦没者へと敬意を払った。それもまた、空爆を経験しているからだろう。戦争で愛する人を失った人々の悲しみを理解しているからだ。そして続けた。 「これまで僕が行ってきたことを考えると、ユニフォームにポピーを着けることが正しいとは思わない」 「イギリスの誇りの象徴であるポピーを傷つけたり、誰かを怒らせたりはしたくない。ただ、僕たちはそれぞれの育ち方をしているし、示した通り、僕個人の選択だ」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181106matic_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽誠実に、そして自身の考えをしっかりと説明したマティッチ。その投稿には、多くの反応があり、誠実な対応をしたマティッチへの称賛のコメントも残されている。 ▽マティッチといえば、決して裕福ではない故郷のヴレロでも英雄的な存在。地元の小学校に修繕費を支援したり、苦しんでいる人々の借金を肩代わりしたり、「いたわり」「思いやり」の心をもって活動を行なっている。 ▽苦しいシーズンスタートとなったユナイテッドだが、モウリーニョ監督の腹心であるマティッチの誠実さ、思いやりのあるプレーは、チームに安定感をもたらせ、必ずやチームを浮上させるカギとなるだろう。そして、マティッチもそれを望んでいるようだ。 「僕が説明した理由をみんなが理解してくれることを願っている。そして、僕はこの先に待つ試合でチームをサポートすることに集中できる」 ▽「ポピー」の花言葉は「いたわり」「思いやり」。さながら、中盤でチームのバランスを取りながらプレーし、相手のことを考えて行動し、多くの支持を受けるマティッチを表しているようだ。「ポピー」を着けられなくとも、その心にはポピーの花が咲いているのかもしれない。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2018.11.06 21:30 Tue4
「22年間待った」絶妙アシストで勝利に貢献のヴィニシウス、ブラジルの勝利を喜ぶ「これ以上のものはない!」
ブラジル代表のFWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)が、セルビア代表戦を振り返った。ブラジルサッカー連盟(CBF)が伝えた。 24日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループG第1節でブラジルはセルビアと対戦した。 史上最多5度の優勝を誇り、今大会は20年ぶりに6度目の優勝を目指すブラジル。そのブラジルは、セルビアとの試合に臨んだ。 試合は前半こそ互いに譲らず、スコアも動かなかったが、62分にリシャルリソンのゴールで先制。73分にもリシャルリソンが豪快なバイシクルシュートを決めて、リードを広げる。 その後、ネイマールが負傷交代するなどアクシデントがあったが、2-0でそのまま勝利。快調なスタートを切った。 この試合に先発し、W杯デビューを果たしたヴィニシウスは「デビュー、勝利、そして幸先の良さにとても満足している。これ以上のものはない!」とコメント。自身のW杯デビューと勝利を喜んだ。 また、2点目のリシャルリソンのゴールを右足アウトのクロスでアシスト。「ここに来るまで22年間待った。たくさん汗を流し、たくさんの努力をした。最初の試合で僕はチームが勝利するのを助けることができた」と、待ち侘びたW杯出場であるとともに、結果を残せたことを喜んだ。 それでも目指すは優勝。「旅は長いし、7回の決戦がある。僕たちはすでに最初の決戦で勝利した」と、決勝まで戦う意欲をすでに見せている。 <span class="paragraph-title">【動画】ヴィニシウスが右足アウトでW杯初アシスト!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Richarlison! What have you done?!<a href="https://twitter.com/hashtag/FIFAWorldCup?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#FIFAWorldCup</a> | <a href="https://twitter.com/richarlison97?ref_src=twsrc%5Etfw">@richarlison97</a> <a href="https://t.co/kCKFdlINXq">pic.twitter.com/kCKFdlINXq</a></p>— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) <a href="https://twitter.com/FIFAWorldCup/status/1595884664115412993?ref_src=twsrc%5Etfw">November 24, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.25 10:02 Fri5
