「アマチュアのような振る舞い」 FA杯決勝でメンバー入り拒否のクリステンセンに非難の声

2022.05.18 13:04 Wed
Getty Images
FAカップ決勝を欠場したチェルシーのデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンに対して、非難が強まっている。イギリス『ミラー』が伝えた。

チェルシーとの契約延長交渉が難航し、今夏にフリーでバルセロナへ加入することが濃厚となっているクリステンセン。14日に行われたFAカップ決勝のリバプール戦では先発が予定されていたものの、当日の朝になってトーマス・トゥヘル監督に準備ができていないと伝え、出場を拒否していた。チェルシーはクリステンセン抜きで決勝に臨み、PK戦で敗れている。

かつてリバプールやアストン・ビラでプレーした元イングランド代表FWスタン・コリモア氏は、こうした振る舞いを行ったクリステンセンを非難。アマチュアのような振る舞いだと断じて、バルセロナでも同様の事態が起きる可能性を危惧した。
「どのような業界で働いていても、プロとして振る舞うか、アマチュアのように振る舞うかには明確な線引きがあると思う。そして土曜日のクリステンセンは後者のカテゴリーに属していた」

「私の知る限り、彼は精神的な問題について話したことはない。かつての指揮官であるマウリツィオ・サッリは、彼が試合当日に胃痙攣を起こすことがあると話していた。我々は彼が今回も週末の状況に対処できなかったと受け止める必要はあるだろう。だが申し訳ないが、それはプロのサッカー選手である以上は受け入れるべきものだ」
「この仕事は、相手チームとの対戦や緊張への対処などに対してのテストでもある。そしてもし自分が先発に選ばれるようになり、見返りとして週に何千ポンドかを受け取る契約に喜んでサインしたなら、そのすべてを受け入れるか、条件を変更するかをすべきだ」

「試合前、トイレに閉じこもる選手を何人か知っていた。だが試合開始のゴングが鳴れば気を引き締め、周りにいる10人の仲間と共に白線を越え、仕事をする手助けをしてくれたよ。プロフットボーラーなら自分の肉体的、精神的な限界に挑戦して、極限の環境で責任を果たすしかない」

「誰も彼に危険な目に遭えとは言っていない。ただ、もしこれが大きな試合の前の緊張や気負いだけが原因なら、馬鹿げた話だ。現代の選手たちは自分の好きなものを好きなだけ食べたいと思っているようであり、そのうち彼らは試合を選ぶようになるのではと心配している」

「例えば、来シーズンのエル・クラシコや、タイトルを決めるかもしれない試合前にこれが起こるかもしれない。だからバルセロナは適切な調査を行い『君が年に3、4試合欠場するかもしれないことは理解しているが、それならその数週間分の給料は支払わないか、事態をカバーするため契約から週数千ポンドを減額する』と言ってほしいね」

「選手ももっとオープンに、『こうしたことがある』と言えば皆も理解してくれると思う。だが、FAカップ決勝の日や、その他の大事な試合の日にいきなり欠場するような事態は、完全に不公平だろう」

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1位は” ロシアの石油王”の3倍!プレミア各クラブオーナーの資産額一覧

各クラブが新型コロナウイルスの影響で経済的な打撃を受ける中、今夏の移籍市場でも巨額の移籍金が動いたプレミアリーグ。各チームのオーナーはどれだけの資産を持っているのか、イギリス『talkSPORT』が紹介している。 毎年のように多額の資金を投入し、世界のリーグでも圧倒的に選手に資金を投じているプレミアリーグ。豊富な資金を持つオーナーたちが揃う中、断トツの1位に輝いたのは、マンチェスター・シティのシェイク・マンスール氏。シティ・フットボール・グループの代表で、マンスール氏の資産は233億ポンド(約3兆2100億円)だとされている。 <div id="cws_ad">◆歴史に残る名場面:バロテッリ”Why Always Me?”<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJNN1lWSllpRSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> そして、今夏にも大型補強を敢行したチェルシーのロマン・アブラモビッチ氏が85億ポンド(約1兆1700億円)で続く。ロシアの石油王として知られるアブラモビッチ氏の資産額も想像がつかないような金額だが、マンスール氏のおよそ3分の1になっており、いかにマンスール氏が抜きんでた資金力を持っているかが分かる。 また、ウォルバーハンプトンの郭広昌氏(約6890億円)やサウサンプトンのガオ・チーシェン氏(約4270億円)、さらにはウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)のライ・チュアン氏(約3030億円)など中国人実業家の名も目立つ。 そして、昨シーズンのプレミアリーグ王者であるリバプールのジョン・ヘンリー氏は13番目の23億5000万ポンド(約3240億円)となっており、「ビッグ6」(リバプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、チェルシー、トッテナム)の中では最も少なく、健全な補強、クラブ運営を行なっていることも頷ける順位となった。 ◆プレミアリーグのオーナー資産ランキング 1位:シェイク・マンスール氏(マンチェスター・シティ) 233億ポンド(約3兆2100億円) 2位:ロマン・アブラモビッチ氏(チェルシー) 85億ポンド(約1兆1700億円) 3位:スタン・クロエンケ氏(アーセナル) 68億ポンド(約9370億円) 4位:シャヒド・カーン氏(フルアム) 58億ポンド(約7990億円) 5位:ナセフ・サウィリス氏(フルアム) 55億ポンド(約7580億円) <div style="text-align:left;" id="cws_ad">6位:郭広昌氏(ウォルバーハンプトン)<br/>50億ポンド(約6890億円)<br/><br/>7位:ジョー・ルイス氏(トッテナム)<br/>36億ポンド(約4960億円)<br/><br/>7位:マルコム・グレイザー氏(マンチェスター・ユナイテッド)<br/>36億ポンド(約4960億円)<br/><br/>7位:ジョッシュ・ハリス氏(クリスタル・パレス)<br/>36億ポンド(約4960億円)<br/><br/>10位:ガオ・チーシェン氏(サウサンプトン)<br/>31億ポンド(約4270億円)<br/><br/>11位:アイヤワット・スリバッダナプラバ氏(レスター・シティ)<br/>30億ポンド(約4140億円)<br/><br/>12位:マイク・アシュリー氏(ニューカッスル)<br/>26億6000万ポンド(約3670億円)<br/><br/>13位:ジョン・ヘンリー氏(リバプール)<br/>23億5000万ポンド(約3240億円)<br/><br/>14位:ライ・チュアン氏(ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン)<br/>22億ポンド(約3030億円)<br/><br/>15位:ファルハド・モシリ氏(エバートン)<br/>19億ポンド(約2620億円)<br/><br/>16位:デビッド・サリバン氏(ウェストハム)<br/>15億6000万ポンド(約2150億円)<br/><br/>17位:トニー・ブルーム氏(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)<br/>13億ポンド(約1790億円)<br/><br/>18位:アンドレア・ラッザーニ氏(リーズ・ユナイテッド)<br/>4億5000万ポンド(約620億円)<br/><br/>19位:アブドゥッラー・ビン・ムサード氏(シェフィールド・ユナイテッド)<br/>1億9800万ポンド(約273億円)<br/><br/>20位:マイク・ガーリック氏(バーンリー)<br/>6200万ポンド(約85億円)</div> 2020.11.29 19:30 Sun

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