エンポリ若手MFを巡ってミラン、インテルが争奪戦か?

2022.05.17 11:10 Tue
Getty Images
セリエAで躍動する若手ミッドフィルダーを巡って、ミラン、インテルのミラノ2強が争奪戦を繰り広げているようだ。イタリアの複数のメディアが報じている。

両クラブのターゲットとなっているのは、エンポリに所属するアルバニア代表MFクリシティアン・アスラニ(20)だ。

エンポリ下部組織出身のアスラニは、今シーズン晴れてファーストチームデビュー。序盤戦はわずかな出場時間しか与えられなかったが、第24節のボローニャ戦で初めてスタメンに名を連ねると、以降は中盤で定位置を確保し、ここまでリーグ戦で22試合1ゴール1アシストをマークしている。
そんなアスラニに対して、以前より関心が報じられてきたミランだが、『SempreMilan』によると、ミランのパオロ・マルディーニSD(スポーツ・ディレクター)はアスラニの家族とコンタクトをとっており、アスラニに対する一定の出場機会を約束するなど、すでに具体的なプランを提示しているという。

また、アスラニに対しては、インテルも本格的な調査に乗り出しているようだ。
『SempreInter』によると、シモーネ・インザーギ監督は、中盤アンカーの位置でプレーするクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチ(29)の負担の大きさを懸念しているとのこと。今シーズン、ブロゾビッチが欠場したリーグ戦は未勝利(2分け1敗)となっており、同ポジションを主戦場とするアスラニをスカッドに加え、選手層の拡充を図りたい考えだ。

パオロ・マルディーニの関連記事

日本代表FW古橋亨梧が所属するスタッド・レンヌでスポーツディレクター(SD)を務めるリッキー・マッサーラ氏が今シーズン限りでクラブを離れる見込みだ。フランス『Ouest France』が報じている。 昨夏、レンヌの新SDに就任したマッサーラ氏は、夏の移籍市場で若手を中心に8000万ユーロ(約130億円)近くを市場 2025.03.26 15:15 Wed
貴公子レオナルドが古巣ミランに言及した。 かつてサンパウロや鹿島アントラーズ、パリ・サンジェルマン(PSG)、ミラン等でプレーしたレオナルド氏。ブラジル代表としては1994年アメリカW杯の優勝メンバーである。 この度『QS』で半生を振り返るなか、選手や監督、ダイレクターとして長らく在籍したミランに言及。もが 2025.03.25 19:15 Tue
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、クロアチア代表MFルカ・モドリッチを絶賛している。 モドリッチは23日に行われたラ・リーガ第25節ジローナ戦に先発。ゴールレスで迎えた41分にCKの流れから見事なハーフボレーシュートを叩き込んで先制点をもたらしていた。 アンチェロッティ監督は9月に40歳とな 2025.02.24 09:30 Mon
セリエCで低迷するミラン・フトゥーロ(U-23チーム)に、クラブレジェンドのマウロ・タソッティ氏(65)がコーチングスタッフ入りすることになった。 現在、セリエC・ジローネBで4勝10分け12敗と低迷するチームは、降格プレーオフ圏の20チーム中18位。仮にもアマチュアリーグのセリエDへ降格となれば、フトゥーロの財 2025.02.13 08:00 Thu
アタランタは1日、モンツァからイタリア代表FWダニエル・マルディーニ(23)の完全移籍加入を発表した。 『フットボール・イタリア』によると、契約期間は2029年6月までで、移籍金は1000万ユーロ(約16億1000万円)+ボーナス300万ユーロ(約4億8000万円)となった。 ダニエル・マルディーニは元イタ 2025.02.01 23:40 Sat

エンポリの関連記事

パルマは10日、セリエA第36節でエンポリとのアウェイ戦に臨み、1-2で競り負けた。パルマのGK鈴木彩艶はフル出場している。 前節コモに敗れた16位パルマ(勝ち点32)は勝利すれば残留をほぼ決定付けられる中、彩艶が引き続きスタメンとなった。 19位エンポリ(勝ち点25)との残留争い。序盤の主導権争いを経て1 2025.05.11 05:50 Sun
コッパ・イタリア準決勝2ndレグのボローニャvsエンポリが24日にスタディオ・レナート・ダッラーラで行われ、2-1が勝利。この結果、2戦合計スコア5-1でボローニャが決勝進出を決めた。 敵地で行われた1stレグを3-0で完勝したボローニャが、逆転突破を目指すエンポリをホームに迎えた2ndレグ。 試合は開始早 2025.04.25 07:10 Fri
ナポリは14日、セリエA第32節でエンポリと対戦し3-0で勝利した。 リーグ戦5試合負けなしも直近10試合でわずか3勝とペースが落ちている2位ナポリ(勝ち点65)は、前節ドローに終わったボローニャ戦からスタメンを3人変更。ザンボ・アンギサ、ディ・ロレンツォ、GKスクフェットに代えてギルモア、マッツォッキ、GKメレ 2025.04.15 06:45 Tue
コッパ・イタリア準決勝1stレグ、エンポリvsボローニャが1日に行われ、0-3でボローニャが先勝した。 準々決勝でユベントスを下したエンポリと、アタランタを下したボローニャによる決勝進出を懸けた初戦。 立ち上がりから敵陣でのプレーを続けたボローニャが23分に先制する。左サイドからのオドゴールのクロスがファー 2025.04.02 07:27 Wed
セリエA第28節、エンポリvsローマが9日にスタディオ・カルロ・カステラーニで行われ、アウェイのローマが0-1で勝利した。 前節、コモに2-1で逆転勝利し、リーグ4連勝とともに11戦無敗とした8位のローマ。続くヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16初戦ではアスレティック・ビルバオに後半ラストプレーのゴールで劇的2 2025.03.10 04:02 Mon

セリエAの関連記事

【セリエA】パルマ 2-1 トリノ(日本時間9月30日/エンニオ・タルディーニ・スタジオ) Benissimo!!安定したフィードとセービング#鈴木彩艶 パルマの今季リーグ戦初勝利に貢献セリエA第5節パルマ×トリノ#DAZN 見逃し配信中#セリエA #だったらDAZN pic.twitter.com/96JtMD 2025.09.30 12:45 Tue
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、スポーツ・チャンネルDAZNと展開する「ABEMA de DAZN」で、2025年8月より開幕する主要な欧州サッカーリーグにおいて、日本代表選手が所属するクラブを中心とした「欧州リーグ2025-26」の試合を中継することを決定した。 今回の発表によると、リーグ・アン、 2025.08.15 17:21 Fri
ユベントスのレジェンドであるレオナルド・ボヌッチ氏(38)が来季、ユースチームの監督かファーストチームのコーチとして復帰する可能性があるようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 ユベントスで8度のセリエA制覇に貢献したボヌッチ氏は昨季、ユベントスを退団。ウニオン・ベルリン、フェネルバフチェでプレーした後 2025.05.17 13:00 Sat
フィオレンティーナは15日、イタリア代表DFピエトロ・コムッツォ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 2019年からフィオレンティーナの下部組織に在籍するコムッツォは185cmのセンターバック。2023年10月のナポリ戦でファーストチームデビューを飾ると、今シーズンはセンターバックの 2025.05.15 21:02 Thu
マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチーム 2025.05.14 19:38 Wed

記事をさがす

パオロ・マルディーニの人気記事ランキング

1

マルディーニ氏の27歳長男が現役引退へ...ミランやセリエAでのプレー叶わずもセカンドキャリアは…

ミランのレジェンド、パオロ・マルディーニ氏の長男が現役引退を決断したようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ミランのクラブ史における最大のバンディエラと言っても過言ではないマルディーニ氏。クラブキャリア全てをミランに捧げ、史上最高の左サイドバックとも称された男は、今夏まで古巣でテクニカル・ディレクター(SD)を務めていた。 そんなマルディーニ氏には2人の息子がおり、どちらも父に続いてサッカー選手に。次男はミランからエンポリへ武者修行中の元U-20イタリア代表FWダニエル・マルディーニで、長男が現在無所属のDFクリスティアン・マルディーニ(27)だ。 まだ21歳の次男ダニエルが偉大な父に追いつけ追い越せと言わんばかりに逞しくセリエAで奮闘する一方、長男クリスティアンはミランの下部組織を退団後、セリエCやセリエDでのキャリアが中心となり、一時はマルタでのプレーも経験した。 現在に至るまでセリエAへのステップアップが叶っていないなか、昨シーズンはセリエCのレッコに所属も1年で契約が切れて現在は無所属。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、クリスティアンは現役引退を決断したという。 セカンドキャリアは代理人業。イタリアの著名なエージェントであり、イタリア代表のMFサンドロ・トナーリ(ニューカッスル)やMFダビデ・フラッテージ(インテル)、MFブライアン・クリスタンテ(ローマ)、また弟ダニエルなども顧客に持つジュゼッペ・リソ氏の下で働き始めるとのことだ。 祖父のチェーザレ・マルディーニ氏、そして父であるパオロ・マルディーニ氏...先代2人のように偉大なキャリアを築けなかったクリスティアン・マルディーニだが、いつの日かカルチョに大きな影響力を持つ大物代理人となる日が来るかもしれない。 2023.09.13 15:01 Wed
2

アタランタがFWダニエル・マルディーニをモンツァから獲得! 昨年10月に祖父、父に続くイタリア代表デビュー

アタランタは1日、モンツァからイタリア代表FWダニエル・マルディーニ(23)の完全移籍加入を発表した。 『フットボール・イタリア』によると、契約期間は2029年6月までで、移籍金は1000万ユーロ(約16億1000万円)+ボーナス300万ユーロ(約4億8000万円)となった。 ダニエル・マルディーニは元イタリア代表DFチェーザレ・マルディーニ氏の孫で、元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏の息子。両者が活躍したミランの下部組織で育ち、2020年2月にファーストチームデビューを飾った。 2021-22シーズンはセリエAで待望の初ゴールを奪うも、なかなか出番を得られず2022年7月にスペツィアへレンタル移籍。2023-24シーズンは前半をエンポリ、後半をモンツァで過ごした。 2024年7月にミランからモンツァへ完全移籍。今シーズンはレギュラーとしてプレーし、セリエAで20試合3ゴール1アシストを記録。レンタル期間も含めた在籍1年間で、通算32試合7ゴール2アシストの成績を残した。 2024年10月にはイタリア代表に初招集され、イスラエル代表戦でデビュー。マルディーニ家はイタリア代表史上初の親子3世代でプレーしたファミリーとなり、ダニエル・マルディーニはここまで2試合キャップを記録している。 2025.02.01 23:40 Sat
3

“ファンタジスタ”の変化で輝いたグランデ・ミラン、復権のカギも“ファンタジスタ”が握る

現代のサッカー界では、“ファンタジスタ”と呼ばれていたタイプの選手は少なくなっている。 1990年代から2000年前半のセリエAには、“ファンタジスタ”と称される選手が数多くいた。ユベントスで活躍し、今はレアル・マドリーの監督であるジネディーヌ・ジダン、ローマの王子様として知られるフランチェスコ・トッティ、イタリア人ではロベルト・バッジョがその最たるものだろう。 しかし、現代のフットボーラーの最高峰として挙げられるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)やアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)、ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)などは、“ファンタジスタ”と呼ぶには違和感が残る。 古き良き“ファンタジスタ”とは、基本的には「トレクァルティスタ」、いわゆるトップ下のポジションでプレーしていた選手。さらに、攻撃面で大きな違いを生み出せる選手であり、チームの攻撃を司るタイプの選手が想像されるはずだ。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆重要なポジションの変化</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191008_3_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 現代のサッカー界に“ファンタジスタ”が減ったと思われる要因はいくつかあるだろう。世界各国のクラブが採用する戦術、サッカーのトレンドというのが1つ大きな要因とも言える。 また、各ポジションにおける役割に変化が生じたことも1つだろう。戦術のバリエーションが増えていったことで、各ポジションの選手が抱えるタスクが劇的に変化した。攻撃だけを許される選手は少なくなり、どのポジションにおいても少なからず守備のタスクがある状況だ。 しかし、考え方を変えれば、“ファンタジスタ”に値する選手像が変化していったとも考えられる。古き良き“ファンタジスタ”でイメージできる選手は減ったかもしれないが、現代版の“ファンタジスタ”はポジションを変え、スタイルを変えて存在するとも言える。C・ロナウド、メッシ、ネイマールは、現代版の“ファンタジスタ”なのかもしれない。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://sakatsuku-rtw.sega.com/&c=sega_20191008_1" terget="_blank">≪『サカつくRTW』はこちら≫</a><hr></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆“ファンタジスタ”を変化させ成功したミラン</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191008_3_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> しかし、“ファンタジスタ”がその姿を変えていったのは、ここ数年の話というわけではない。過去にも、その固定概念を打ち破り、“ファンタジスタ”の生きる道を新たに示し、成功した例はある。その1つが、ファビオ・カペッロ監督が率いたミランだ。 1991年にアリゴ・サッキ監督からチームを引き継いだカペッロ監督。選手時代にもローマ、ユベントス、ミランで活躍し、イタリア代表も経験。引退後はミランで監督キャリアをスタートさせた。 シーズン途中に暫定監督を務め、サッキ監督にチームを引き継いだカペッロ監督は、4年の歳月を経て再びミランに戻ってきた。 1991-92シーズンから1995-96シーズンまで5シーズン指揮を執ると、セリエAで4度優勝。チャンピオンズリーグでは優勝は1度だったが、1992-93シーズンから3シーズン連続で決勝に進出するなど、ミラン黄金期を築き上げた。 そのカペッロ監督は、この黄金期に2人の“ファンタジスタ”に新たな役割を与えた。それが、デヤン・サビチェビッチとズボニミール・ボバンだ。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191008_3_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ディナモ・ザグレブで才能を開花させたボバンは、1991年にミランへ移籍。1年間はバーリへとレンタル移籍を経験するも、1992年から正式にミランの一員となった。一方のデヤン・サビチェビッチは、ツルヴェナ・ズヴェズダでチャンピオズリーグを制覇。1992年にミランへと加入した。 “東欧のブラジル”とも称された旧ユーゴスラビア(ボバンは後にクロアチア国籍、サビチェビッチはモンテネグロ国籍に変更)出身の2人。ともに、トップ下のポジションで輝き放ち、その才能を高く評価されていた。しかし、カペッロ監督は、この2人に「トレクァルティスタ」のポジションを与えず、[4-4-2]のサイドのポジションで起用していった。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://sakatsuku-rtw.sega.com/&c=sega_20191008_2" terget="_blank">≪『サカつくRTW』はこちら≫</a><hr></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆新たなポジションで輝く“ファンタジスタ”</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191008_3_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ボバンとサビチェビッチは、加入当初は外国人枠争いに敗れ、思うような出場機会を得られず、苦しい時間を過ごすこととなった。しかし、徐々にカペッロ監督の信頼を勝ち取ると、前述の通り2人はサイドのポジションで起用されることとなる。 「トレクァルティスタ」のポジションでゲームメイクと攻撃のタクトを振るっていた2人は、サイドに配置されたことでただの“ファンタジスタ”ではなくなっていく。 サッキ監督が掲げたプレッシングシステム、そしてその後を引き継ぎ、同じくプレッシングサッカーを磨き上げていったカペッロ監督によって確立されたスタイル、“ファンタジスタ”たちもその流れに乗る必要があった。 ボバンは華麗なプレーを保ったまま、しっかりとハードワークをこなしていく。特に、サッキ監督のプレッシング重視から、ピッチ全体での守備に関わるハードワークを求められていった結果、相反するといっても良い能力を身につけていった。 ただの“ファンタジスタ”で終わる可能性もあったボバンは、しっかりと監督が求めるプレーを体現し、新たなポジションで、新たなタスクを課されてもその輝きを失わなかった。 現在のミランには、“ファンタジスタ”と称されてきた選手もいる。MFハカン・チャルハノールは、精度の高いフリーキックを武器とし、決定的なパス、巧みなドリブルスキル、そしてキープ力も高い。不振にあえぐミランにおいて、チームを救える希望が持てる選手だ。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191008_3_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> かつては“ファンタジスタ”の新境地を生み出してチームの黄金期を形成したミラン。復活のカギも“ファンタジスタ”が握っていると言ってもいいだろう。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》<hr><div id="cws_ad">90年代前半にミランの黄金期を支えた、ズボニミール・ボバンが、大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場! さらに、クラブの象徴としても名を馳せたフランコ・バレージとパオロ・マルディーニ、類まれな身体能力で攻撃だけでなく、守備でも貢献し、大事な試合でのゴールが印象的なダニエレ・マッサーロも投入されている。『サカつくRTW』をプレーしている人も、これからプレーする人も是非一度チェックしてみよう。</div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://sakatsuku-rtw.sega.com/&c=sega_20191008_3" terget="_blank">今ならレジェンドが手に入る!<br />≪『サカつくRTW』はこちら≫</a><hr></div> 2019.10.16 17:30 Wed
4

現在フリーのマルディーニ氏がミランTD時代の逸話を披露「メッシをミラノに連れて行こうと試みたが…」

元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏が、ミランでテクニカル・ディレクター(TD)を務めていた際の思い出を語った。イタリア『スポルト・メディアセット』が伝えた。 現役時代をミラン一筋で過ごしたクラブレジェンドのマルディーニ氏。引退後の2018年に幹部としてクラブに戻ると、翌年からはテクニカル・ディレクターとして補強などを主導し、2021-22シーズンには久々のセリエA制覇も味わった。 しかし、今夏は経営陣と今後のビジョンを巡って対立し、突然の退任が決定。以来フリーの状態が続いている中、マルディーニ氏はジャコモ・ポレッティ氏主催のポッドキャスト「PoretCast」に出演し、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの獲得に動いたという秘話を明かした。 「我々は10日間にわたり、メッシをミラノに連れて行こうと試みたが、それは不可能だと悟った」 「今さらだが、メッシのような選手は誰にとってもスペクタクルだ。彼がインテルに行く可能性があると(記事を)読んだ時は悲しかった」 その一方、ミランのエース格にまで成長したポルトガル代表FWラファエル・レオンにも言及。アルバムのリリースを巡る逸話とともに、ミランで印象的な人間関係を築くことができたと述べた。 「ラファは素晴らしい才能の持ち主であり、サッカー選手、モデル、歌手を問わず、特別な何かを持っている」 「試合の2日前にアルバムをリリースしたいとレオンが言ってきたこともあった。私は問題ないと言ったが、その代わり土曜日に2ゴールを決めるはずだった。結局ゴールは決めなかったが、アシストはした」 「この数年で最も良かったのは、こういった個人的な人間関係だ。彼はリールからやって来た選手で、素晴らしい才能を持っていたが、それを証明しなければならなかった。彼らと築いた関係は、トロフィーや勝った試合以上に自分の中に残っている最も美しいものなんだ」 自らの将来にも触れたマルディーニ氏は、監督にはならないと断言。同じくミランで選手や監督として活躍した父チェーザレ・マルディーニ氏の姿が脳裏に刻まれているようだ。 「理論上は引退しているし、去年から年金ももらっている…(笑)」 「監督には絶対にならない。親父がいつもスーツケースを用意しているのを見ていた。どこかの社長と会うのかもしれないと思っていた…」 「私はそういうのは気が進まなかった。現役を引退した時、自分が何をやりたくないのかがわかった」 2023.11.23 15:48 Thu
5

表彰見送りの「バロンドール」がドリームチームを発表!現役からはメッシ&C・ロナウドが選出

世界の年間最優秀選手に贈られる賞である「バロンドール」。今年は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により表彰が中止となっていた。 しかし、主催する『フランス・フットボール』はバロンドールの審査員選定の「バロンドール・ドリームチーム」を発表した。 <div id="cws_ad">◆C・ロナウド、100試合出場のユベントスで決めたゴール集!<div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ2NXR1dUdmeiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 選定された11名はバロンドール受賞者に限らず、改めて『フランス・フットボール』の審査員が各ポジションから選出。[3-4-3]のシステムで選ばれている。 <span class="paragraph-title">GK:レフ・ヤシン(ソビエト連邦)</span> GKは唯一のバロンドール受賞者で“黒蜘蛛”の異名を誇った元ソビエト連邦代表GKレフ・ヤシンが選ばれた。1963年のバロンドールを受賞したヤシンは、GKとして唯一の受賞者。また、2019年からGK版のバロンドールと言われる「ヤシン・トロフィー」が創設され、唯一の受賞者として賞に命名されていた。 <span class="paragraph-title">CB:カフー(ブラジル)</span> 右のセンターバックはブラジル代表で活躍したカフー。バロンドールとは縁がないが、ローマやミランでプレーしセリエAで10年間プレー。1994年のアメリカ・ワールドカップ(W杯)、2002年の日韓W杯と2度のW杯制覇を成し遂げていた。 <span class="paragraph-title">CB:フランツ・ベッケンバウアー(ドイツ)</span> 中央のセンターバックはドイツのレジェンドであり“皇帝”と呼ばれたフランツ・ベッケンバウアーだ。1972年と1976年に2度バロンドールを受賞。DFとして3人しかいない受賞者のうちの1人であり、DFとして2度受賞した唯一の選手。最終候補にはさらに2度入ったこともある。 <span class="paragraph-title">CB:パオロ・マルディーニ(イタリア)</span> 左のセンターバックはイタリア代表として活躍し、ミラン一筋でキャリアを終えたパオロ・マルディーニ。バロンドールの受賞経験はないものの、ミランんで900試合以上プレーしたレジェンド。キャプテンとして長らくチームを牽引した。 <span class="paragraph-title">MF:ローター・マテウス(ドイツ)</span> ボランチの一角は“闘将”として知られる元ドイツ代表のローター・マテウス。1990年にバロンドールを受賞。ボランチ、そしてリベロとして活躍。ドイツ代表でも150試合に出場しているレジェンドだ。 <span class="paragraph-title">MF:チャビ・エルナンデス(スペイン)</span> もう1人のボランチはバルセロナで活躍した元スペイン代表のチャビ・エルナンデスだ。卓越したパスセンスを武器にバルセロナを長年支えるも、バロンドールの受章はなし。3位に3度選ばれた経験がある。 <span class="paragraph-title">MF:ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン)</span> 攻撃的なミッドフィルダーの1人は、先日他界し世界中が悲しみにくれたアルゼンチンのレジェンド、ディエゴ・マラドーナだ。言わずもがな、サッカー界のレジェンドだが、現役当時はバロンドールの受賞資格がなかったために受賞はなし。しかし、バロンドール60周年を迎えた2016年に再評価。1986年と1990年の2度受賞したことになっている。 <span class="paragraph-title">MF:ペレ(ブラジル)</span> 攻撃的なミッドフィルダーの1人は、同じくサッカー界のレジェンドである元ブラジル代表FWペレだ。サッカー界No.1のレジェンドでもあるペレだが、マラドーナ同様にバロンドールの受賞資格はなし。しかし、再評価により7度の受賞が認められ、史上最多になっていたこととなる。 <span class="paragraph-title">FW:リオネル・メッシ(アルゼンチン)</span> 右ウイングはバルセロナのエースであり、史上最多6度のバロンドール受賞を誇るアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。昨年のバロンドール受賞者であるメッシは、過去に4年連続受賞を誇るなど世界最高峰の1人。2位も5回経験がある。 <span class="paragraph-title">FW:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)</span> 左ウイングはメッシとともに現代サッカー界のトップに君臨するユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。メッシに次いで5度のバロンドール受賞歴があ理、2011年から9年連続最終候補3名に入っている。 <span class="paragraph-title">FW:ロナウド(ブラジル)</span> センターフォワードはバルセロナ、レアル・マドリー、インテル、ミランなどで活躍した元ブラジル代表FWロナウドだ。バロンドールは1997年と2002年の2度受賞。ケガに悩まされるキャリアだったが、“フェノーメノ”の愛称の通り、全盛期は誰も止められないプレーを披露し数多くのゴールを奪った。 ◆バロンドール・ドリームチーム GK:レフ・ヤシン DF:カフー、フランツ・ベッケンバウアー、パオロ・マルディーニ MF:ローター・マテウス、チャビ・エルナンデス MF:ペレ、ディエゴ・マラドーナ FW:リオネル・メッシ、ロナウド、クリスティアーノ・ロナウド 2020.12.15 10:40 Tue

エンポリの人気記事ランキング

1

エンポリがフィオレンティーナのコートジボワール代表FWクアメをレンタル移籍で獲得

エンポリは3日、フィオレンティーナのコートジボワール代表FWクリスティアン・クアメ(27)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 クアメは2020年1月にジェノアからフィオレンティーナにレンタル移籍。2020年9月に完全移籍に切り替わると、2021年8月からアンデルレヒトにレンタル移籍していた。 今シーズンはセリエAで18試合に出場し2アシスト。UEFAカンファレンスリーグで6試合1ゴール3アシストを記録。通算ではセリエA158試合に出場し17ゴール18アシストを記録していた。 コートジボワール代表としても30試合で3ゴールを記録していた。 2025.02.03 20:15 Mon
2

ペスカーラが元イタリア代表FWジラルディーノの加入を発表!

▽ペスカーラがエンポリに所属する元イタリア代表FWアルベルト・ジラルディーノ(34)を獲得した。チームの公式ツイッターで発表している。 ▽これまでパルマやフィオレンティーナ、ミランなど多くのセリエAのクラブを渡り歩いてきたジラルディーノは、2016年夏にパレルモからエンポリへ加入。今シーズンはここまでリーグ戦14試合に出場するも、先発出場は5試合に留まっていた。 ▽なお、契約期間などは明かされていないが、ドイツ『Transfermarkt』によると、ジラルディーノはエンポリとの契約を解消し、ペスカーラと半年間の契約を結んだと示唆している。 2017.01.10 02:26 Tue
3

インテル、エンポリの逸材アスラニを買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得

インテルは6月30日、エンポリのアルバニア代表MFクリシティアン・アスラニ(20)を買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 アスラニはエンポリ下部組織出身のセントラルハーフで、今シーズンからファーストチームに昇格すると、序盤戦はわずかな出場時間しか与えられなかったが、第24節のボローニャ戦で初めてスタメンに名を連ねると、以降は中盤で定位置を確保。自身初となるトップリーグの舞台で23試合1得点1アシストを挙げ、チームのセリエA残留に貢献していた。 インテルは、中盤アンカーの位置で絶対的な存在であるクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチ(29)の負担軽減が喫緊の課題となっていることから、シモーネ・インザーギ監督はバックアッパーとしてアスラニを据え、将来的にはポジションを取って代わる存在となることを期待しているようだ。 2022.06.30 23:45 Thu
4

インテルのU-21イタリア代表FWエスポージトが今季はエンポリに武者修行…昨季はセリエBで22試合6ゴール6アシスト

エンポリは17日、インテルのU-21イタリア代表FWセバスティアーノ・エスポージト(22)が買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入することを発表した。 エスポージトは、インテルのユース出身で、2019年7月にファーストチームに昇格。SPALやヴェネツィア、バーゼル、アンデルレヒト、バーリと武者修行を繰り返した。 インテルではこれまで公式戦通算15試合に出場し1ゴールを記録していた。 2023-24シーズンはサンプドリアへとレンタル移籍。セリエBで22試合に出場し6ゴール6アシストを記録していた。 買い取り義務の可能性もあったレンタル移籍だったが、インテルへと復帰。エンポリで再び武者修行を続ける。 2024.07.18 08:05 Thu
5

ミランでもプレーした元セネガル代表FWがアフリカ屈指の名門加入…昨季はエンポリの劇的残留に貢献

モロッコのウィダードACは8日、エンポリを退団した元セネガル代表FWエムバイェ・ニアン(29)の加入を発表した。契約期間は2025年6月30日までの1年となるが、双方が1年の延長オプションを保有している。 かつてミランでもプレーしたニアンはフランスやイングランド、サウジアラビア、トルコといったヨーロッパの各国でプレー。スタッド・レンヌ時代には2シーズン連続でリーグ・アン2桁ゴールも達成した。 また、セネガル代表として通算15キャップを刻んだストライカーは今年1月にエンポリへ加入。半年間の在籍期間にセリエAで14試合6ゴール1アシストの数字を残し、最終節のローマ戦では劇的な決勝点を奪取。チームのセリエA残留の立役者となっていた。 なお、ニアンが加入するウィダードACは、ウィダード・カサブランカの愛称で知られるアフリカ屈指の名門。国内リーグ22度の優勝に加え、CAFチャンピオンズリーグを通算3度制している。 2024.09.09 07:00 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly