予選3回戦が終了! 守田英正のサンタ・クララ、香川真司のPAOKは予選プレーオフ進出《ECL》

2021.08.13 12:13 Fri
Getty Images
12日、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の予選3回戦2ndレグが行われた。

2021-22シーズンから新たに設立されたECLは、チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)に次ぐ欧州サッカー連盟(UEFA)の第3階層レベルの大会。レギュレーション的には従来のELを分割する形式となっている。

その予選3回戦が12日に終了。予選プレーオフに進む32チームが決まった。
日本人選手が所属するクラブも予選3回戦に参加している。

MF齊藤未月が所属するルビン・カザン(ロシア)は、ポーランドのラクフ・チェンストホヴァと対戦。外国人枠の問題で去就が騒がれている齊藤はベンチ入り。試合は延長戦にまでもつれ込むと、106分に齊藤が途中出場した。
直前に味方が退場し、数的不利だったルビン・カザンだったが、齊藤は投入直後にファウルでイエローカードを受ける。さらにチームは111分に失点。そのまま0-1で敗れ、2戦合計0-1で予選3回戦敗退となった。

香川真司が所属するPAOKテッサロニキ(ギリシャ)はアイルランドのボヘミアンズと対戦。香川はベンチ入りも出番は訪れず。それでもチームは2-0で勝利し、2戦合計3-2で予選プレーオフ進出を決めた。

守田英正が所属するサンタ・クララ(ポルトガル)はスロベニアのオリンピア・リュブリャナと対戦。守田は先発フル出場を果たした。1stレグで0-2で勝利していたサンタ・クララは2ndレグもしっかりと0-1で勝利し、2戦合計0-3で予選プレーオフに勝ち進んだ。

また、ガンバ大阪から先日加入が発表されたFW中村敬斗が所属するLSKリンツ(オーストリア)は、セルビアのヴォイボディナと対戦。1stレグは1-0で勝利していたが、2ndレグは6-1と圧勝。2戦合計7-1で予選プレーオフに勝ち進んだ。

この結果、PAOKはプレーオフでクロアチアのリエカと、サンタ・クララはセルビアのパルチザン・ベオグラードと対戦。LASKはスコットランドのセント・ジョンストンと対戦する。

また、プレーオフには原口元気遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリン(ドイツ)が参加し、フィンランドのクオピオン・パロセウラと対戦。そのほか、トッテナムはポルトガルのパソス・デ・フェレイラ、ローマはトルコのトラブゾンスポルと対戦する。

なお、ECLプレーオフの1sレグは8月19日、2ndレグは8月26日に開催される。

【予選3回戦結果】
▽8/9(月)
シャフチョール(カザフスタン) 0-0 コロス・コヴァリフカ(ウクライナ)
※AGG:0-0(3 PK 1)でシャフチョールが勝利

▽8/10(火)
ドムジャレ(スロベニア) 1-2 ローゼンボリ(ノルウェー)
※AGG:2-8 でローゼンボリが勝利

▽8/11(水)
アスタナ(カザフスタン) 3-4 クオピオン・パロセウラ(フィンランド)
※AGG:4-5 でクオピオン・パロセウラが勝利

▽8/12(木)
カラバフ(アゼルバイジャン) 1-0 AELリマソール(キプロス)
※AGG:2-1 でカラバフが勝利

ルビン・カザン(ロシア) 0-1 ラクフ・チェンストホヴァ(ポーランド)
※AGG:0-1 でラクフ・チェンストホヴァが勝利

モルデ(ノルウェー) 1-1 トラブゾンスポル(トルコ)
※AGG:4-4(3 PK 4)でトラブゾンスポルが勝利

ボデ/グリムト(ノルウェー) 2-0 プリシュティナ(コソボ)
※AGG:3-2 でボデ/グリムトが勝利

ジリナ(スロバキア) 5-0 トボル(カザフスタン)
※AGG:6-0 でジリナが勝利

ハンマルビー(スウェーデン) 5-1 チュカリチュキ(セルビア)
※AGG:6-4 でハンマルビーが勝利

ビクトリア・プルゼニ(チェコ) 3-1 TNSor(ウェールズ)
※AGG:5-5(4 PK 1)でビクトリア・プルゼニが勝利

PAOKテッサロニキ(ギリシャ) 2-0 ボヘミアンズ(アイルランド)
※AGG:3-2 でPAOKが勝利

RFS(ラトビア) 0-1 ヘント(ベルギー)
※AGG:2-3 でヘントが勝利

ハポエル・ベエルシェバ(イスラエル) 4-0 シロンスク・ヴロツワフ(ポーランド)
※AGG:5-2 でハポエル・ベエルシェバが勝利

マッカビ・テルアビブ(イスラエル) 1-0 スパルタク・トルナヴァ(スロバキア)
※AGG:1-0 でマッカビ・テルアビブが勝利

バーゼル(スイス) 4-0 ウーイペシュト(ハンガリー)
※AGG:6-1 でバーゼルが勝利

フォラ・エシュ(ルクセンブルク) 2-1 リンフィールド(北アイルランド)
※AGG:4-2 でフォラ・エシュが勝利

アンデルレヒト(ベルギー) 2-1 ラチ(アルバニア)
※AGG:5-1 でアンデルレヒトが勝利

コペンハーゲン(デンマーク) 4-2 ロコモティフ・プロヴディフ(ブルガリア)
※AGG:5-3 でコペンハーゲンが勝利

リエカ(クロアチア) 4-1 ハイバーニアン(スコットランド)
※AGG:5-2 でリエカが勝利

フェイエノールト(オランダ) 3-0 ルツェルン(スイス)
※AGG:6-0 でフェイエノールトが勝利

ヴェレジュ(ボスニア・ヘルツェゴビナ) 1-4 エルフスボリ(スウェーデン)
※AGG:2-5 でエルフスボリが勝利

オリンピア・リュブリャナ(スロベニア) 0-1 サンタ・クララ(ポルトガル)
※AGG:0-3 でサンタ・クララが勝利

スィヴァススポル(トルコ) 1-1 ディナモ・バトゥミ(ジョージア)
※AGG:延長戦の末3-2 でスィヴァススポルが勝利

ハイバーニアンズ(マルタ) 1-4 リガ(ラトビア)
※AGG:3-4 でリガが勝利

テウタ(アルバニア) 0-2 シャムロック・ローヴァーズ(アイルランド)
※AGG:0-3 でシャムロック・ローヴァーズが勝利

ラーン(北アイルランド) 1-0 パソス・デ・フェレイラ(ポルトガル)
※AGG:1-4 でパソス・デ・フェレイラが勝利

アバディーン(スコットランド) 2-1 ブレイザブリク(アイスランド)
※AGG:5-3 でアバディーンが勝利

HBトースハウン(フェロー諸島) 1-0 マッカビ・ハイファ(イスラエル)
※AGG:3-7 でマッカビ・ハイファが勝利

ダンドーク(アイルランド) 1-2 フィテッセ(オランダ)
※AGG:3-4 でフィテッセが勝利

LASKリンツ(オーストリア) 6-1 ヴォイボディナ(セルビア)
※AGG:7-1 でLASKが勝利

パルチザン・ベオグラード(セルビア) 2-2 ソチ(ロシア)
※AGG:3-3(4 PK 2)でパルチザンが勝利

オシエク(クロアチア) 1-1 CSKAソフィア(ブルガリア)
※AGG:3-5 でCSKAソフィアが勝利

【予選プレーオフ】
◆チャンピオンズパス
ジャルギリス(リトアニア) vs ボデ/グリムト(ノルウェー)
ネフチ・バクー(アゼルバイジャン) vs マッカビ・ハイファ(イスラエル)
フローラ(エストニア) vs シャムロック・ローヴァーズ(アイルランド)
リガ(ラトビア) vs リンカーン(ジブラルタル)
フォラ・エシュ(ルクセンブルク) vs カイラト(カザフスタン)

◆メインパス
カラバフ(アゼルバイジャン) vs アバディーン(スコットランド)
バーゼル(スイス) vs ハンマルビー(スウェーデン)
ビクトリア・プルゼニ(チェコ) vs CSKAソフィア(ブルガリア)
パソス・デ・フェレイラ(ポルトガル) vs トッテナム(イングランド)

スタッド・レンヌ(フランス) vs ローゼンボリ(ノルウェー)
アンデルレヒト(ベルギー) vs フィテッセ(オランダ)
LASKリンツ(オーストリア) vs セント・ジョンストン(スコットランド)
シャフチョール(カザフスタン) vs マッカビ・テルアビブ(イスラエル)

PAOKテッサロニキ(ギリシャ) vs リエカ(クロアチア)
クオピオン・パロセウラ(フィンランド) vs ウニオン・ベルリン(ドイツ)
フェイエノールト(オランダ) vs エルフスボリ(スウェーデン)
ラクフ・チェンストホヴァ(ポーランド) vs ヘント(ベルギー)

スィヴァススポル(トルコ) vs コペンハーゲン(デンマーク)
サンタ・クララ(ポルトガル) vs パルチザン・ベオグラード(セルビア)
トラブゾンスポル(トルコ) vs ローマ(イタリア)
ハポエル・ベエルシェバ(イスラエル) vs アノルトシス(キプロス)
ヤブロネツ(チェコ) vs ジリナ(スロバキア)

齊藤未月の関連記事

10日、明治安田J1リーグ第16節のFC東京vsヴィッセル神戸が味の素スタジアムで行われた。 前節はアルビレックス新潟に勝利した16位のFC東京と、前節はセレッソ大阪に敗れて4連勝が止まった8位の神戸の戦いとなった。 FC東京は前節から2名を変更。GK野澤大志ブランドン、高宇洋に代えてGK波多野豪、白井康介 2025.05.10 17:08 Sat
明治安田J1リーグ第15節のヴィッセル神戸vsセレッソ大阪が6日にノエビアスタジアム神戸で行われ、1-3でアウェイのC大阪が勝利した。 2週間ぶりのゲームとなった直近のファジアーノ岡山戦を宮代大聖、井手口陽介のゴールで完勝し、リーグ戦4連勝を飾った5位神戸(勝ち点21)。上位追走へこのままの勢いをキープしたいチー 2025.05.06 16:50 Tue
ヴィッセル神戸のMF齊藤未月が、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)リーグステージ最終節の上海申花戦を振り返った。 18日、神戸はアウェイで上海申花と対戦。すでにトップ4でのラウンド16行きを決めている中、リーグ戦を考えてターンオーバーを敢行。U-18のMF濱﨑健斗、MF瀬口大翔も先発に名を連ねた。 2025.02.18 23:35 Tue
18日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のリーグステージ最終節が行われ、ヴィッセル神戸はアウェイで上海申花(中国)と対戦し、4-2で上海申花が勝利した。 7試合を終えて2位につけ、ラウンド16に進出が決定している神戸。リーグ戦からは大幅にターンオーバーを実施。MF濱﨑健斗、MF瀬口大翔とU-18所 2025.02.18 22:59 Tue
thumb 明治安田J1リーグ第1節、ヴィッセル神戸vs浦和レッズが15日にノエビアスタジアム神戸で行われ、ゴールレスドローに終わった。 昨シーズン、J1リーグ2連覇と天皇杯優勝で、クラブ史上初の2冠を達成した神戸。3冠達成を目指して迎えるシーズンの開幕戦、スタメンに新戦力はなし。大迫勇也や武藤嘉紀が順当に先発したほか、昨シ 2025.02.15 16:03 Sat

PAOKテッサロニキの関連記事

ブライトン&ホーヴ・アルビオンは3日、ニュルンベルクのU-21ギリシャ代表FWステファノス・ツィマス(19)を完全移籍で獲得した。 契約期間は2030年6月30日までの5年半。今シーズンはそのままニュルンベルクにレンタル移籍で所属することとなる。 ツィマスは、ギリシャのPAOKテッサロニキの下部組織育ち。そ 2025.02.03 19:25 Mon
31日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のノックアウトフェーズのプレーオフ抽選会が行われた。 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)と同様に、今シーズンから大きくフォーマットが変更となったEL。36チームが参加し、8試合を別の相手と対戦。上位8チームがラウンド16にストレートインとなり、9位から24位までがプレーオ 2025.01.31 21:30 Fri
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ最終節のPAOKテッサロニキ戦を振り返った。スペイン『Noticias de Gipuzkoa』が伝えた。 30日、ソシエダはホームにPAOKを迎え、ELリーグフェーズ最終節を戦った。ラウンド16のプレーオフ行きのためには勝利し 2025.01.31 15:37 Fri
30日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ最終節が一斉開催。ラウンド16進出チームとノックアウトフェーズのプレーオフ進出チームが決定した。 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)と同様に、今シーズンから大きくフォーマットが変更となったEL。36チームが参加し、8試合を別の相手と対戦。上位8チームがラウ 2025.01.31 10:05 Fri
レアル・ソシエダは30日、ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェイズ最終節でPAOKをホームに迎え、2-0で勝利した。ソシエダのMF久保建英は74分から出場している。 先週行われた前節ラツィオ戦を10人となった中、完敗した18位ソシエダ(勝ち点10)は4日前のラ・リーガではヘタフェに0-3と完敗し公式戦3連敗に。引き 2025.01.31 07:25 Fri

UEFAカンファレンスリーグの関連記事

ユールゴーデンのDF小杉啓太が日本代表への思いを語った。スウェーデン『Fotbollskanalen』が伝えた。 湘南ベルマーレの下部組織から2024年3月にユールゴーデンに加入した小杉。挑戦から1年が経過した中で、公式戦38試合で5ゴール2アシストを記録している。 アルスヴェンスカン(スウェーデン1部)で 2025.05.09 21:20 Fri
フィオレンティーナのラッファエレ・パッラディーノ監督が、レアル・ベティス戦を振り返った。 8日、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)の準決勝2ndレグでフィオレンティーナはベティスと対戦。1stレグを2-1で敗れていたフィオレンティーナは、アントニーのゴールで失点し苦しい状況に。それでもロビン・ゴセンスの2ゴー 2025.05.09 16:55 Fri
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が8日に行われ、1-0で勝利したUEFAカンファレンスリーグ(ECL)の準決勝2ndレグのユールゴーデン戦を振り返った。 アウェイでの1stレグで4-1と快勝したチェルシーは、この試合も立ち上がりから主導権を握ると38分にジョージの縦パスに反応したデューズバリー=ホールがボックス 2025.05.09 13:35 Fri
レアル・ベティスのブラジル代表FWアントニーがUEFAカンファレンスリーグ(ECL)決勝進出を喜んだ。スペイン『マルカ』が伝えた。 8日、ECL準決勝2ndレグが行われ、ベティスはフィオレンティーナとアウェイで対戦した。 1stレグはホームで2-1と勝利していたベティス。試合は30分にアントニーが直接FKを 2025.05.09 10:45 Fri
UEFAカンファレンスリーグ(ECL)準決勝2ndレグのフィオレンティーナvsレアル・ベティスが8日にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われ、2-1でフィオレンティーナが勝利。2戦合計でタイスコアのため行われた延長戦を0-1で制したベティスが、2戦合計スコア4-3で決勝進出を決めた。 1週間前にアウェイでの1s 2025.05.09 06:45 Fri

記事をさがす

齊藤未月の人気記事ランキング

1

U-19日本代表メンバー発表! 久保建英、中村敬斗、齊藤未月ら《ブラジル遠征》

▽日本サッカー協会(JFA)は7日、ブラジル遠征を行うU-19日本代表メンバーを発表した。 ▽今回は、FW久保建英(横浜F・マリノス)やFW中村敬斗(ガンバ大阪)、MF齊藤未月(湘南ベルマーレ)、DF橋岡大樹(浦和レッズ)らJリーグでも出場機会を得る有望株が招集を受けた。 ▽ブラジル遠征は13〜23日まで実施。第1戦や第2戦の相手は現時点で未定だが、第3戦はU-19ブラジル代表との対戦が決まっている。 ◆U-19日本代表メンバー GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(ガンバ大阪) DF 橋岡大樹(浦和レッズ) 宮本駿晃(柏レイソル) 角田涼太朗(筑波大学) 川井歩(サンフレッチェ広島) 瀬古歩夢(セレッソ大阪U-18) 菅原由勢(名古屋グランパスU-18) 小林友希(ヴィッセル神戸U-18) MF 齊藤未月(湘南ベルマーレ) 中島元彦(セレッソ大阪) 郷家友太(ヴィッセル神戸) 山田康太(横浜F・マリノス) 平川怜(FC東京) 斉藤光毅(横浜FCユース) 西川潤(桐光学園高校) FW 田川亨介(サガン鳥栖) 宮代大聖(川崎フロンターレU-18) 中村敬斗(ガンバ大阪) 久保建英(横浜F・マリノス) 2018.12.07 15:55 Fri
2

神戸が2025シーズンの選手背番号を発表!MF佐々木大樹がクラブ伝統の13番、復活期待されるMF齊藤未月が「16」から「5」に

ヴィッセル神戸が8日、2025シーズンのトップチーム背番号を発表した。 神戸はJ1王者として臨んだ2024シーズン、終盤にかけて勢いを増していくと21勝9分け8敗の成績でJ1リーグ連覇を達成。天皇杯でも2019シーズン以来2度目の優勝を飾り、クラブ史上初の2冠を成し遂げた。 今季に向けては、主将だった山口蛍がV・ファーレン長崎へ完全移籍。アカデミー出身の山川哲史が新たな主将に任命されている。また、菊池流帆がFC町田ゼルビアへ、泉柊椰がRB大宮アルディージャへ完全移籍したほか、中坂勇哉も退団。加えて、チームの主力DFだった初瀬亮も現在海外移籍交渉中と発表されている。 補強としては、ファジアーノ岡山から育成出身であるDF本山遥、コリンチャンスからカエターノ、東京ヴェルディからDF橋本陸斗を獲得。去就が注目されていた武藤嘉紀についても残留が決まっている。 背番号は、MF佐々木大樹が神戸のエースナンバーである「13」に変更。復活が期待される齊藤未月は2023シーズンまで山口蛍が背負っていた「5」を受け継ぎ、昨季復帰の岩波拓也はかつての背番号である「31」を着用する。 <h3>◆背番号</h3> GK 1 前川黛也 21 新井章太 32 ウボング・リチャード・マンデー←福知山成美高校/新加入 50 オビ・パウエル・オビンナ DF 3 マテウス・トゥーレル 4 山川哲史 15 本多勇喜 16 カエターノ←コリンチャンス/完全移籍 22 本山遥←ファジアーノ岡山/完全移籍 23 広瀬陸斗 24 酒井高徳 31 岩波拓也※背番号変更「55」 33 橋本陸斗←東京ヴェルディ/完全移籍 40 山田海斗←ヴィッセル神戸U-18/昇格 MF 2 飯野七聖 5 齊藤未月 ※背番号変更「16」 6 扇原貴宏 7 井手口陽介 13 佐々木大樹 ※背番号変更「22」 14 汰木康也 18 井出遥也 25 鍬先祐弥 30 山内翔 44 日髙光揮 52 濱﨑健斗←ヴィッセル神戸U-18/2種登録 FW 9 宮代大聖 10 大迫勇也 11 武藤嘉紀 26 ジェアン パトリッキ 35 冨永虹七 ※ACLE2024/25のみ佐々木、岩波は昨シーズンまでの背番号であり、本山は「65」となる 2025.01.08 10:25 Wed
3

「日本語も習得したい」Jリーグ初のハンガリー人となるヴェーチェイ、神戸からのオファーに期待感「ベストの選択肢、ベストのオファーだと感じた」

ヴィッセル神戸に加入したハンガリー代表MFバーリント・ヴェーチェイ(30)が、3日入団会見に臨んだ。 ヴェーチェイは、母国ハンガリーのホンヴェードの下部組織で育ち、2012年にファーストチームに昇格。2015年8月にボローニャへと完全移籍すると、レッチェ、スイスのルガーノへのレンタル移籍を経験。2018年7月にルガーノに完全移籍すると、2020年1月からはフェレンツヴァーロシュに完全移籍していた。 ボランチやトップ下などでプレーするヴェーチェイは、ハンガリー1部リーグでは通算160試合に出場し13ゴール12アシストを記録。ヨーロッパリーグ(EL)では21試合で2ゴール1アシストを記録。ハンガリー代表としても12試合で2ゴールを記録している。 Jリーグにとって初のハンガリー人選手となるヴェーチェイ。3日に加入した元スペイン代表MFフアン・マタと共に会見に臨み、意気込みを語った。 「ヴィッセル神戸から声がかかった時に本当にワクワクした。ここに来て、活躍する姿がイメージできたし、自分としてもここまでタイトルに関わる戦いをしてきた中で、このクラブでタイトルに関わる活躍をしたいなという気持ちを持ってきた」 「このクラブと国の第一印象は素晴らしいものだった。プロが集まるクラブで、チームには素晴らしい選手が集まっていて、タイトルを獲る可能性は十分にある」 「Jリーグでプレーしているハンガリー人はいないが、Jリーグでプレー経験がある友人から、Jリーグやクラブについて良いことを聞いていた。自分としてはここに居られることに喜んでいるし、タイトル獲得に向けた最大限貢献できればと思う」 タイトル獲得も口にしたヴェーチェイ。他にもオファーがあった中で、神戸を移籍先に選んだ理由も明かした。 「ヨーロッパの色々なクラブからオファーがあったが、ヴィッセルからオファーがあった時にワクワクした。これがベストの選択肢、ベストのオファーだと感じた」 「ヴィッセルのプロジェクトが説明される中、初めての優勝がかかっているということに関わるのが大きいことで、同時にリーグの質が重要で、今は代表でもプレーしているが、来年の代表での重要な戦いに呼ばれるためにも、高いレベルでプレーを続けることが重要だ」 「この国の印象も凄く良いものを持っていて、この国でプレーできることは重要な要因の1つだった」 現役ハンガリー代表として、ユーロ2024出場を目指しているヴェーチェイ。神戸でも結果を残し続けて、代表での地位も守りたいとした中、自身はベストを尽くしたいと語った。 「チームが素晴らしい活躍をしていることは間違いなく、そうでなければ今の順位にはいない。今日の試合に勝ち、この節を1位で終えられればと思っている」 「自分のケースは特殊というか、ケガ人が出た中で呼ばれたと思っている。チームに貢献できるように、ベストを尽くして、100%が出せればと思う」 神戸はアンカーとしてチームを支えていたMF齊藤未月が危険なタックルを受けて全治約1年という重傷を負うことに。そのポジションでの活躍が期待されるヴェーチェイは日本や神戸の街のイメージも語った。 「第一印象は凄く良い。街もクラブもトレーニンググラウンドにもポジティブな印象で、スタジアムもそうだし、今日の試合も凄く楽しみにしている。街に関しては家族と住むのに、本当に最適な街で全てが揃っていると思う」 「せっかくここに来たので、日本語も可能な限り学べればと思う。難しい言語だと聞いているが、ハンガリー語も難しい言語なので、少なくともピッチの中でベーシックなことは可能な限り早く学びたい。何より、サッカーをするために来たので、サッカーをこの国で楽しめればと思う」 日本語の習得も目指したいと語ったヴェーチェイ。Jリーグの印象も語り、レベルも高いと印象を持っているようだ。 「自分はJリーグの経験や知識は深くないが、セルティックには良い活躍をしている日本人選手が数人いて、古橋亨梧はこのクラブ出身で、凄く愛されているということは知っている」 「実際に来てみての印象は、チームメイトのメンタリティ、姿勢は良い印象を受けた。これからも代表に呼ばれ続けるために、可能な限り高いレベルでプレーし続けることが大事で、この国のリーグレベルには非常に良い印象を持っている」 背番号は夏に退団したMFセルジ・サンペールが背負っていた「6」。どのようなプレーを見せるのか、注目が集まる。 2023.09.03 18:40 Sun
4

【超WS選定週間ベストイレブン/J1第33節】栄光迫るマリノスから続々!

明治安田生命J1リーグ第33節の9試合が11月30日に開催された。超WS編集部が今節の各試合で印象に残った選手の中からベストイレブンを紹介する。 ◆寸評(所属/今シーズンの選出回数) GK富居大樹(湘南ベルマーレ/初) 好セーブ連発で自力残留の望みを繋ぐ大健闘。負ければ後がないチーム状況のなか、最後尾で光る存在に。 DF松原健(横浜F・マリノス/初) ビルドアップ、カバーリング、ポジショニングで様々な局面で異彩。エリキに対する優しいスルーパスは痺れた。 DFチアゴ・マルチンス(横浜F・マリノス/7回目) 次元の違うカバー能力と攻撃参加。ただスピードがあるだけじゃなく、質も伴い、数々の局面で相手を凌駕。 DFマテイ・ヨニッチ(セレッソ大阪/3回目) ドウグラスを完封。技あり勝ち越し弾の柿谷も見事だったが、クロアチア人CBもさすがの働きぶりだった。 DF永戸勝也(ベガルタ仙台/6回目) 相手の意表をつくセットプレーから道渕のゴラッソを演出。今季アシスト数を「10」に乗せ、守備も奮闘。 MF井手口陽介(ガンバ大阪/2回目) らしくないシーンもあったが、攻撃参加で違いとなり、今夏復帰後初を含む2発。小野瀬とともにチームをけん引。 MF齊藤未月(湘南ベルマーレ/初) 金子ともに中盤の中心部から攻守にファイト。ゴールに迫れば、カバーにも戻り、11試合ぶりの勝利に寄与。 MF松本昌也(ジュビロ磐田/初) CKからヘディングシュートを決めるなど、全得点に絡む働き。崖っぷちのチームを救おうと、最後まで戦った。 FW仲川輝人(横浜F・マリノス/9回目) 得点ランクトップタイの15ゴール目を挙げ、1アシストもマーク。これで出場ゲーム5戦連発。手がつけられない。 FW藤本憲明(ヴィッセル神戸/4回目) やっと巡ってきた移籍後初先発の機会で1得点1アシスト。鬱憤を晴らすかのようにストライカーぶりを発揮した。 FWエリキ(横浜F・マリノス/3回目) 2得点1アシストの大暴れで連覇中の王者を粉砕する圧巻のパフォーマンス。チームに栄光の瞬間をぐっと引き寄せた。 2019.12.02 12:15 Mon
5

川崎Fに勝利目前でミスに「責任を感じていた」GK石川慧、G大阪・片野坂知宏監督も反省「まだ隙があることを教えられた」

ガンバ大阪の片野坂知宏監督が、川崎フロンターレ戦を振り返った。 6日、明治安田生命J1リーグ第3節のG大阪vs川崎Fがパナソニック スタジアム 吹田で行われ、2-2のドローに終わった。 前節の浦和レッズ戦からの連勝を目指すG大阪と、3連勝を目指す川崎Fの一戦。試合はホームのG大阪が主導権を握ると、34分に山本悠樹のゴールで先制する。 G大阪が主導権を握り続ける中、後半に入り川崎Fも盛り返すことに成功。75分に宮城天がネットを揺らし同点とする。 しかし、ここで落ちないG大阪は77分に小野瀬康介のシュートが決まり勝ち越しに成功。そのまま逃げ切ると思われたが、終了間際にGK石川慧がボールを置くと、背後にいた小林悠が掻っ攫いパス。レアンドロ・ダミアンが無人のゴールへと蹴り込み、2-2のドローに終わった。 目前まで迫っていた勝ち点3、王者・川崎Fに土をつけるチャンスだったが、衝撃のラストとなった試合。片野坂監督は「連覇している絶対王者の川崎さん相手になんとか選手と共に頑張って勝ち点3を目指して戦いましたが、ご覧のように最後の最後に失点してしまい、勝ち点1に終わりました」と総括した。 最後の失点シーンについても自ら言及。「選手にも伝えましたが、最後まで切らさずにどれだけ戦えるか。サッカーというのは、こういうことも起こり得る、何があるか分からない、しっかり勝ち切るかが大事だということを学ばさせていただきました」と、試合終了のホイッスルが鳴るまでが大事だと語った。 またミスを犯した石川についても「石川のミスというのも、本人も非常に悔しがっていましたし、責任を感じていました」とし、「あの失点がなければとか、石川のミスだとか、色々な意見もあるかと思います」とそれぞれが思うことはあるだろうとコメント。ただ、選手たちには「一緒に伝えたのは、こういうこともサッカーで起こり得ることと、こういう経験をしながらどれだけまた挽回できるか」と、1つの経験として受け止めようと語ったようだ。 さらに「リーグ戦は残り31試合あります。そこに向けても石川が開幕戦、2戦目もセーブしてチームを助けたこともあります。ここから立ち直って、ガンバ大阪の勝利に繋げられるかが大事だと思います」と、今後の挽回に期待を寄せ、「選手、スタッフは誰も石川を責めることはありませんでした。それは良かったと思います」とチーム内での反応には満足感を示した。 試合内容については「川崎相手に腰を引かずに思い切りチャレンジして、どういうサッカーができるか、どう90分戦えるかを表現しようと準備をしてきました」とし、「選手たちも集中力高く、狙いの中で表現してくれました。内容はこういう試合になりましたが、選手に感謝したいと思っています」と、見せたパフォーマンスは良かったとした。 次戦に向けては「連戦はここで一度止まりますが、アウェイでジュビロさん相手に戦わなければいけないので、回復した中で、良いゲームをして勝ち点を積み上げられればと思います」と意気込みを語っている。 最後のシーンは周りの声も必要だったのではという質問には「そうですね。おっしゃる通りだと思います」と認めたが、「タラレバで言うことは簡単ですし、選手にも伝えました。石川だけの責任じゃなかったかもしれない。ただかもしれないです」と、起きたことを受け止めることが大事だとコメント。「我々にまだ隙があることを教えられました。修正して、改善して、こういうことが起こらないように、集中力高く日々のトレーニングから習慣づけていきたいと思います」と、今回の経験を糧にしたいとした。 この試合は3バックではなく4バックで臨んだが、「詳しくは言えない」としながらも、「自分たちの良さが4バックの方が出るんじゃないかということでのチャレンジです」と、良さを出そうと考えての決断だったとした。 それは2トップも同様で、「守備が下がってしまうと上手い選手が多いので、2トップでできるだけ前から制限かけてと思ってやりました。カウンターも2人いれば脅威になると思ってやりました」と、攻守両面で有効だと考えたと明かした。 この試合ではG大阪加入後、初のリーグ戦出場となったMF齊藤未月が高いパフォーマンスを披露。齊藤については「ルヴァンカップで45分出て、良いプレーをしてくれていて、彼の良さが生きていました」とコメント。「川崎はボールの扱いが上手いので、未月のようなハードワークしてボールを奪える選手が必要だと思いました」とコメント。「90分はまだまだコンディションもあるので、徐々に時間を増やしながら、彼の良さが生きるように3枚でも4枚でもトライしたいです」とし、「守備でも前半から中盤で存在感を出してくれたので、コンディションを上げればさらに良いパフォーマンスを出せるのかなと思います」と今後に期待を寄せた。 またチーム全体の攻守の切り替えについても「トレーニングの中から、攻守の切り替えは意識づけできるように、現代サッカーでスピードはトランジションが速くなり、サッカーの強度も増しています」と語り、「我々もそういうところはチャレンジしながら、相手に粘り強く戦えるか。そこは大事になってきます。そういう習慣をつけられるように取り組んでいますし、トライしていきたいと思います」とチームに意識付けしていると語った。 その点では「意識は選手も非常に高くなっていると思います」と、選手たちにも変化があると片野坂監督は語り、「だから勝ち点に繋がり、今シーズンのG大阪が躍動しているのを見ていただきたいです。勝ち点1に終わりましたが、選手が臆せず川崎相手にチャレンジしていました。持たれる時間はありましたが、試合後にファンからの拍手をいただいたことえ私も勇気をもらいました。今度こそホームで勝てるゲームにチャレンジして、喜びあえるようにしていきたいと思います」と、この先の試合に繋げたい試合内容だったと語った。 2022.03.06 19:01 Sun

PAOKテッサロニキの人気記事ランキング

1

サウジ代表の新監督は誰に…元大分シャムスカ氏、セレソン率いたチッチ氏、ラモン・ディアス氏など候補多数

サウジアラビア代表の新監督は一体誰に…。サウジ国内だけでなく、最終予選で同居する中国やバーレーンなど、各国メディアが後任人事にスポットライトを当てている。 2026年W杯アジア最終予選の不振により、ロベルト・マンチーニ監督を解任したサウジ代表。次回11月の第5〜6節まで時間がないなか、後任人事が世界的な注目を浴びている。 やはりと言うべきか、実現性はともかく、ジネディーヌ・ジダン氏(52)というビッグネームが真っ先に取り沙汰され、アラブ世界での指導経験が大変豊富なエルヴェ・ルナール氏(56)の再登板も排除できないと伝えられる。 また、南米大陸では、元ブラジル代表監督のチッチ氏(63)が、8月にフラメンゴを解任されており、現在フリー。サウジ連盟はチッチ氏との接触を否定したが、果たして。 一方、Jリーグでも馴染み深いペリクレス・シャムスカ氏(59)は、サウジ2部のクラブでスポーツ・ディレクター(SD)を務めており、こちらは間違いなく候補の1人とされる。 そのほか、ギリシャ1部・PAOKのラズヴァン・ルチェスク監督(55)、UAE1部のアル・ジャジーラを率いるフセイン・アモータ監督(55)、元アル・ヒラル指揮官のラモン・ディアス氏(65)など、候補は多数とされている。 2024.10.26 15:20 Sat
2

ブライトンがニュルンベルクのU-21ギリシャ代表FWツィマスを完全移籍で獲得、ドイツ2部で10ゴールの今季はニュルンベルクにそのままレンタル

ブライトン&ホーヴ・アルビオンは3日、ニュルンベルクのU-21ギリシャ代表FWステファノス・ツィマス(19)を完全移籍で獲得した。 契約期間は2030年6月30日までの5年半。今シーズンはそのままニュルンベルクにレンタル移籍で所属することとなる。 ツィマスは、ギリシャのPAOKテッサロニキの下部組織育ち。そのままファーストチームに昇格すると、2024年7月にニュルンベルクにレンタル移籍で加入した。 買い取りオプション付きのレンタル移籍となっており、ニュルンベルクは買い取った上でブライトンに売却することとなった。 今シーズンは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で17試合に出場し10ゴール2アシストを記録。DFBポカールでも1試合に出場していた。 なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると移籍金は2000万ポンド(約38億2000万円)になるという。 2025.02.03 19:25 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly