ギリシャ、PAOKが勝ち点はく奪…オーナーが同カテゴリーのクサンシの株式取得
2020.04.15 13:50 Wed
ギリシャサッカー連盟控訴委員会は14日、ギリシャ・スーパーリーグに所属するPAOKテッサロニキとクサンシの両クラブに対して、勝ち点はく奪のペナルティを科した。
昨年12月、PAOKのライバルクラブであるオリンピアコスは、PAOKのオーナーであるイバン・サビディス氏の家族を通じて同じギリシャ・スーパーリーグに所属するクサンシの株式を取得したとの情報を暴露。
公平性の問題で同じカテゴリーにおける同一オーナーによる複数クラブの保有は認められておらず、ギリシャサッカー連盟控訴委員会による調査の結果、両クラブの規則違反が認められた。
通常、ギリシャリーグの規定によると、共同持株は自動降格処分が科されるが、ギリシャ政府の介入によって最終的にはPAOKに勝ち点マイナス12、クサンシに勝ち点マイナス7の処分が科されることになった。
今季のギリシャ・スーパーリーグではPAOKが首位のオリンピアコスと14ポイント差の2位、クサンシが14チーム中の12位でレギュラーシーズンを終えている。
また、上位6チームと下位8チームに分かれて戦うチャンピオンシップラウンドと、リレゲーションラウンドは、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によって中断中だ。
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なお、PAOKは今回の裁定を受け、ローザンヌのスポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議申し立てを行う。
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