「左足が理不尽すぎる」ミランの逸材がレンタル先でナポリ相手に衝撃ゴラッソ「コロンボ・ロケット」

2022.09.01 21:45 Thu
Getty Images
ミランからレンタル移籍中である、レッチェのイタリア人FWロレンツォ・コロンボがゴラッソを沈めた。昇格組のレッチェは8月31日、セリエA第4節でナポリの敵地へ乗り込んだ。27分に先制を許すも、とんでもない一撃で試合を4分後に振り出しに戻した。

ボックス手前、ゴールを背にした状態でパスを受けたコロンボは、振り向きざまに左足を一閃。強烈なミドルシュートを左上隅に突き刺した。
トラップでボールの勢いを殺しているうえに、素振りなく突然の振りにも関わらずこの威力。「左足が理不尽すぎる」との一撃にはイタリアメディア以外でも話題に。イギリス『デイリーメール』が「コロンボ・ロケット」と形容すれば、アメリカ『CBS』は「センセーショナルなフィニッシュ」と紹介している。

弱冠20歳のコロンボは2020年6月にトップチームデビュー。2020-21シーズンはミランでセリエA4試合、ヨーロッパリーグ3試合に出場。後半戦は出場機会を求めてセリエBのクレモネーゼにレンタル移籍すると、昨シーズンもセリエBのSPALへ武者修行に。 SPALでは、開幕スタメンを勝ち取るとリーグ戦34試合に出場しチーム最多タイとなる6ゴールを記録していた。
試合はこのまま1-1で終了。3季ぶりのセリエAを戦うレッチェはここまで4戦未勝利だが、2試合連続のドローでしぶとく勝ち点を積み上げている。

1 2

ロレンツォ・コロンボの関連記事

アタランタは22日、セリエA第17節でエンポリをホームに迎え、3-2で競り勝った。 前節カリアリにウノゼロ勝利とし、セリエA10連勝とした首位アタランタ(勝ち点37)は、レテギを最前線に、ルックマンとデ・ケテラエルをシャドーに据える3トップで臨んだ。 10位エンポリ(勝ち点19)に対し、アタランタが押し込む 2024.12.23 05:36 Mon
セリエA第2節のローマvsエンポリが25日にスタディオ・オリンピコで行われ、アウェイのエンポリが1-2で勝利した。 アウェイでの開幕戦となったカリアリ戦を0-0のドローで終え、微妙な形での2024-25シーズンのスタートとなったローマ。ただ、今週のミッドウィークにはサウジアラビア行き決定的とみられたディバラが土壇 2024.08.26 05:48 Mon
エンポリは31日、スペツィアのポーランド代表MFシモン・ジュルコフスキ(26)とミランのU-21イタリア代表FWロレンツォ・コロンボ(22)の加入を発表した。両選手ともに1年間のレンタル移籍で、買取オプションも付帯する。 ジュルコフスキは2016年11月に母国クラブのグールニク・ザブジェでプロデビューしたセントラ 2024.08.01 17:25 Thu
ミランがU-21イタリア代表FWロレンツォ・コロンボ(22)をエンポリに放出へ。 コロンボはミラノ近郊のヴィメルカーテ出身で、8歳からミラン所属。トップ昇格後はレンタル放出を繰り返してきたストライカーだ。 昨季は実質的に“地元”のモンツァへ貸し出され、セリエA25試合出場で4ゴール。得点関与が多いとは言えず 2024.07.30 19:45 Tue
28日(現地時間27日)、プレシーズンマッチのマンチェスター・シティvsミランがアメリカのヤンキー・スタジアムで行われ、ミランが2-3で勝利した。 23日のセルティックとのアメリカツアー初戦を3-4の敗戦で終えていたシティは、引き続きアーリング・ハーランドやジャック・グリーリッシュらが先発。対するミランはアメリカ 2024.07.28 13:57 Sun

レッチェの関連記事

ナポリのアントニオ・コンテ監督が3日にアウェイで行われ、1-0で勝利したセリエA第35節レッチェ戦後にコメントした。 前節インテルをかわし、首位に浮上したナポリ。残り4試合を3勝1分けで終えればスクデット奪還となる中で迎えた残留を争う17位レッチェとの一戦。 先発に抜擢されたFWジャコモ・ラスパドーリが24 2025.05.04 10:30 Sun
セリエA第35節、レッチェvsナポリが3日にスタディオ・ヴィア・デル・マーレで行われ、アウェイのナポリが0-1で勝利した。 リーグ3連勝とインテルの3試合未勝利によってシーズン最終盤で首位を奪還したナポリ。残り4試合で10ポイントを獲得できれば、自力優勝が可能となるなかで降格圏手前の17位に沈むレッチェとのアウェ 2025.05.04 03:09 Sun
セリエAのレッチェは27日、仲間の死が踏み躙られたとしてリーグの決定を非難した。 レッチェは27日、セリエA第34節でアタランタと対戦。イェスパー・カールションのゴールで0-1と勝利を収めていた。 本来この試合は25日に予定されていたが、24日にレッチェのフィジオセラピストであるグラツィアーノ・フィオリータ 2025.04.28 16:30 Mon
レガ・セリエAは24日、レッチェのフィジオセラピストであるグラツィアーノ・フィオリータ氏(48)の突然の訃報を受けて、25日開催予定だったセリエA第34節のアタランタvsレッチェの延期を決定した。 イタリア『コリエレ・デッラ・セーラ』によれば、20年以上にわたりレッチェの一員として尽力してきたフィオリータ氏は、イ 2025.04.25 08:15 Fri
ユベントスのイゴール・トゥドール監督が12日にホームで行われ、2-1で勝利したセリエA第32節レッチェ戦を振り返った。 前節ローマ戦を引き分けてトゥドール監督就任後1勝1分けとしたユベントス。復調の兆しが見える中、レッチェ戦では新体制後初スタメンを飾ったMFトゥン・コープマイネルスが開始2分にFWドゥシャン・ヴラ 2025.04.13 13:15 Sun

セリエAの関連記事

【セリエA】パルマ 2-1 トリノ(日本時間9月30日/エンニオ・タルディーニ・スタジオ) Benissimo!!安定したフィードとセービング#鈴木彩艶 パルマの今季リーグ戦初勝利に貢献セリエA第5節パルマ×トリノ#DAZN 見逃し配信中#セリエA #だったらDAZN pic.twitter.com/96JtMD 2025.09.30 12:45 Tue
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、スポーツ・チャンネルDAZNと展開する「ABEMA de DAZN」で、2025年8月より開幕する主要な欧州サッカーリーグにおいて、日本代表選手が所属するクラブを中心とした「欧州リーグ2025-26」の試合を中継することを決定した。 今回の発表によると、リーグ・アン、 2025.08.15 17:21 Fri
ユベントスのレジェンドであるレオナルド・ボヌッチ氏(38)が来季、ユースチームの監督かファーストチームのコーチとして復帰する可能性があるようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 ユベントスで8度のセリエA制覇に貢献したボヌッチ氏は昨季、ユベントスを退団。ウニオン・ベルリン、フェネルバフチェでプレーした後 2025.05.17 13:00 Sat
フィオレンティーナは15日、イタリア代表DFピエトロ・コムッツォ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 2019年からフィオレンティーナの下部組織に在籍するコムッツォは185cmのセンターバック。2023年10月のナポリ戦でファーストチームデビューを飾ると、今シーズンはセンターバックの 2025.05.15 21:02 Thu
マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチーム 2025.05.14 19:38 Wed

ロレンツォ・コロンボの人気記事ランキング

1

ミランが28歳FWアズムンに関心、イランが誇る屈強なストライカー

ミランがレバークーゼンのイラン代表FWサルダール・アズムン(28)に関心を寄せているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ポルトFWメフディ・タレミと並ぶイラン屈指の点取り屋・アズムン。国際Aマッチ通算42ゴールを誇る屈強なストライカーは長年、ロシアでクラブキャリアを積んできたが、昨年1月に欧州5大リーグ初挑戦の地としてレバークーゼンを選択した。 昨シーズンまでの1年半でブンデスリーガ通算32試合に出場し、5ゴール2アシストと目立った数字を残せておらず、シャビ・アロンソ監督の下では途中出場がメイン。それでもドイツ『ビルト』によると、ミランは確かにアズムンをリストアップしているという。 U-21イタリア代表FWロレンツォ・コロンボ(21)をモンツァへ武者修行に送る見通しのミラン。穴埋めとしてチェルシーからアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(21)のレンタル獲得を推進しているようだが、チェルシーがこれに難色を示しているとのことだ。 そこで新たな候補として掲げたのがアズムン。レバークーゼンと選手側に対する具体的なアクションは今のところないようだが、チーフスカウトのジェフリー・モンカダ氏がリストアップしていることは確かな模様だ。 ミランの優先順位は上からブロヤ、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス人FWウーゴ・エキティケ(21)、そしてアズムンとみられている。 2023.08.20 14:45 Sun
2

デ・ケテラエルのドッピエッタでエンポリに競り勝ったアタランタが11連勝で首位キープ【セリエA】

アタランタは22日、セリエA第17節でエンポリをホームに迎え、3-2で競り勝った。 前節カリアリにウノゼロ勝利とし、セリエA10連勝とした首位アタランタ(勝ち点37)は、レテギを最前線に、ルックマンとデ・ケテラエルをシャドーに据える3トップで臨んだ。 10位エンポリ(勝ち点19)に対し、アタランタが押し込む入りとなるも13分に失点。スローインの流れからコロンボにゴールを許した。 追う展開となったアタランタは17分にアクシデント。レテギが左足を痛めてピッチに倒れ込み、4分後にザニオーロとの交代を強いられた。 それでも34分に追いつく。左サイドからのザッパコスタのクロスをデ・ケテラエルが頭で合わせた。 同点としたアタランタが押し込む中、42分にFKからベッラノーバのヘディングシュートがポストに直撃すると、追加タイム1分に逆転弾。ザニオーロのヘディングでの落としを受けたルックマンがシュートを決めきった。 2-1として迎えた後半、53分にエデルソンが際どいミドルを放ったアタランタだったが、その前のプレーでジムスティが自陣ボックス内でのファウルをVARの末に取られPKに。これをエスポージトに決められ同点とされてしまった。 その後はエンポリを崩せず苦戦を強いられたアタランタだったが、終盤の86分に決勝弾。右サイドからカットインしたデ・ケテラエルがシュートを蹴り込んだ。 デ・ケテラエルのドッピエッタの活躍で競り勝ったアタランタが怒涛の11連勝で首位をキープしている。 アタランタ 3-2 エンポリ 【アタランタ】 チャールズ・デ・ケテラエル(前34) アデモラ・ルックマン(前46) チャールズ・デ・ケテラエル(後41) 【エンポリ】 ロレンツォ・コロンボ(前13) セバスティアーノ・エスポージト(後11)【PK】 2024.12.23 05:36 Mon

レッチェの人気記事ランキング

1

レッチェがセリエB制覇で3季ぶり1部昇格、2位クレモネーゼも28年ぶりの切符掴む

6日にセリエB最終節の10試合が開催され、最終順位が確定した。 首位を走るレッチェは、ホームで行われたポルデノーネ戦で1-0で勝利。この結果、セリエB優勝を決め、3シーズンぶりとなるセリエA復帰を果たした。 自動昇格となる2位争いは最終節で変動。3位のクレモネーゼがコモを破った一方、2位だったモンツァが敗れたため、逆転でクレモネーゼが2位フィニッシュ。2019年にアビスパ福岡を率いた経験もあるファビオ・ペッキア監督のもと、1995-96シーズン以来、28年ぶりのセリエA昇格を決めた。 そして、昇格最後の1枠を決めるプレーオフに臨むのは、3位のピサ、4位のモンツァ、5位のブレシア、6位のアスコリ、7位のベネヴェント、8位ペルージャに決定した。 昇格プレーオフは、まず5位ブレシアvs8位ペルージャ、6位アスコリvs7位ベネヴェントを行い、勝った2チームが準決勝へ進出。3位ピサと4位モンツァを含めてセリエA昇格を懸けて戦うことになる。 なお、セリエCへ自動降格となる3チームも18位アレッサンドリア、19位クロトーネと、最下位ポルデノーネで確定。残り1チームを決める残留プレーオフでは16位コゼンツァと17位ヴィチェンツァが対戦する。 2022.05.07 14:44 Sat
2

昇格レッチェ、サンプから2選手を補強

レッチェは17日、サンプドリアからイタリア人GKウラジミロ・ファルコーネ(27)、ノルウェー代表MFクリストファー・アスキルドセン(21)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 18日のメディカルチェック受診後に正式加入となる両選手の契約には、レッチェに買い取りオプション、サンプドリアに買い戻しオプションの条項がある。 ローマ生まれでサンプドリアのプリマヴェーラからトップチームに昇格したファルコーネ。イタリアの世代別代表にも招集されてきた実力者だが、サンプドリアのトップチームにはなかなか定着できず。これまでコモやリボルノ、コゼンツァといった国内の下部カテゴリーのクラブへのレンタル移籍を繰り返していた。 昨シーズンはサンプドリアでのキャリアハイとなる公式戦12試合に出場していたが、セリエA昇格のレッチェに旅立つことになった。 一方、母国ノルウェーのスターベクでプロキャリアをスタートしたアスキルドセンは、2020年1月にサンプドリアへステップアップ。すでにノルウェーのA代表デビューも飾っている190cmの大型MFは、昨シーズンのセリエAで途中出場を中心に19試合に出場していた。 2022.07.17 21:17 Sun
3

レッチェの20歳サイドプレーヤーにプレミアやナポリが熱視線、ユベントスのカンビアーゾ後釜候補にも浮上

レッチェのデンマーク代表MFパトリック・ドルグ(20)に多くのビッグクラブが関心を示しているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 10代のうちに母国デンマークからイタリアへ移り、2023年8月にレッチェでファーストチームデビューを飾ったドルグ。傑出した推進力と左足の精度を併せ持つ生粋のサイドプレーヤーは、左サイドの全ポジションに加えて、攻撃力を買われて右ウイングでもプレー可能。セリエAではこの1年半で51試合5ゴール1アシストの成績を残している。 2024年9月にデンマーク代表デビューも果たし、4試合1ゴールを記録。そんなドルグにはマンチェスター・ユナイテッドやリバプール、トッテナムといったプレミアリーグのクラブも強い関心を寄せているようだ。 また、ナポリもその列に加わっているとのこと。夏の移籍市場で本格的に各クラブが動き出す見込みで、レッチェは移籍金3500万ユーロ以上(約56億4000万円)を望んでいるという。 さらに、イタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾ(24)に移籍の可能性が出ているユベントスも後釜候補として関心。マンチェスター・シティが1月の獲得に動いているが、ドルグの去就にも影響が及ぶのだろうか。 2025.01.18 23:22 Sat
4

怒涛の7連勝で饒舌なラニエリ監督、決定機を逸した選手たちには「私を早死にさせようとしている!」とジョークを飛ばす

ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が29日にアウェイで行われ、1-0で勝利したセリエA第30節レッチェ戦を振り返った。 6連勝で迎えた残留争い渦中にある16位レッチェとの一戦。立ち上がりから押し込んだローマがゴールに迫る展開となったが、相手GKウラジミロ・ファルコーネの好守にも阻まれてゴールが遠い展開に。 それでも終盤の80分にFWアルテム・ドフビクがゴールをこじ開けてウノゼロ勝利とし、怒涛の7連勝とした。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内も見えてきた中、73歳の老将は饒舌に試合を振り返った。 「簡単なゴールを2つ逃し、その後はアタッキングサードでの愚かなボールロストから相手にチャンスを与えてしまった。後半はより厳しい展開となって鋭さを失ったが、重要なのは残留争い渦中にあるチームに勝ったことだ。今季終盤のこの段階で最も難しい試合の一つだった可能性がある」 「ロッカールームに戻って選手たちに言ったよ。君たちは私を早死にさせようとしている!よくもそんなことができたもんだとね(笑)。 心臓の検査を全部受けていて幸運だったよ!」 2025.03.30 10:45 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly