マドリーがミリトンの劇的弾でドローに持ち込む! エルチェはベルナベウ初勝利ならず…《ラ・リーガ》
2022.01.24 02:30 Mon
レアル・マドリーは23日、ラ・リーガ第22節でエルチェとホームで対戦し2-2の引き分けに終わった。
同一カードとなった直近のコパ・デル・レイ4回戦を延長戦の末に勝利したマドリーは、その試合から先発を大幅7人変更。ヨビッチやロドリゴ、カマヴィンガ、GKルニンらに替えてベンゼマ、アザール、モドリッチ、GKクルトワら主力が先発に名を連ねた。
新型コロナウイルスの影響でフランシスコ監督を欠くエルチェに対し、アザール、ベンゼマ、ヴィニシウスの3トップで試合に臨んだマドリーは11分に最初の決定機を創出する。ボックス左深くでボールキープしたベンゼマの落としを受けたヴィニシウスがゴールエリア左まで切り込みシュートを放ったが、これは相手GKの好守に阻まれた。
主導権を握るマドリーは27分にも、ロングフィードを絶妙なトラップで収めたベンゼマがボックス内からシュートを放ったが、これも相手GKのセーブに防がれた。
さらにマドリーは、32分に敵陣でのボール奪取からショートカウンターを仕掛けると、ボックス左から侵入したヴィニシウスがパラシオスに倒されPKを獲得。しかし、ベンゼマのPKは枠の右上に外れた。
先制を許したマドリーだが、すぐに反撃。44分、アラバが最前線のベンゼマへグラウンダーの縦パスを入れると、ベンゼマのヒールパスに反応したメンディがボックス左から左足を振り抜いたが、シュートはゴール右に外れた。
1点のビハインドで後半を迎えたマドリーは、開始早々の51分にボックス左から仕掛けたアザールがパラシオスに倒される。主審はPKを宣告したが、オンフィールドレビューの結果、ノーファウル判定となりPKは取り消された。
反撃したいマドリーだったが、57分にアクシデントに見舞われる。左モモ裏に違和感を訴えたベンゼマを下げてヨビッチが緊急投入。さらに64分には、クロースを下げてロドリゴをピッチに送り出した。
その後もマドリーが押し込む展開が続いたが、再びスコアを動かしたのはエルチェだった。76分、バイタルエリアでボールを受けたボジェが巧みなタッチで相手DF2人をかわしラストパスを供給。このパスでボックス右から侵入したペレ・ミジャがゴール左隅へシュートを流し込んだ。
ホームで2失点を喫したマドリーは、79分にアザールとルーカス・バスケスを下げてイスコとバルベルデを投入。すると81分、左CKからアラバがニアでフリックしたボールがペレ・ミジャに右手に当たるとオンフィールドレビューの結果、PKを獲得。このPKをモドリッチが冷静にゴール右隅へ沈めた。
最終盤に差し掛かり、ミリトンを前線に上げたパワープレーを敢行するマドリーは92分、イスコのパスをライン際ギリギリで残したヴィニシウスが左クロスを上げると、ミリトンがヘディングシュートをゴール右に叩き込んだ。
結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。劇的弾で2度のビハインドを追いついたマドリーがホームで勝ち点1をもぎ取った。
同一カードとなった直近のコパ・デル・レイ4回戦を延長戦の末に勝利したマドリーは、その試合から先発を大幅7人変更。ヨビッチやロドリゴ、カマヴィンガ、GKルニンらに替えてベンゼマ、アザール、モドリッチ、GKクルトワら主力が先発に名を連ねた。
新型コロナウイルスの影響でフランシスコ監督を欠くエルチェに対し、アザール、ベンゼマ、ヴィニシウスの3トップで試合に臨んだマドリーは11分に最初の決定機を創出する。ボックス左深くでボールキープしたベンゼマの落としを受けたヴィニシウスがゴールエリア左まで切り込みシュートを放ったが、これは相手GKの好守に阻まれた。
さらにマドリーは、32分に敵陣でのボール奪取からショートカウンターを仕掛けると、ボックス左から侵入したヴィニシウスがパラシオスに倒されPKを獲得。しかし、ベンゼマのPKは枠の右上に外れた。
ハーフタイムにかけても攻勢を続けるマドリーだったが、一瞬の隙を突かれて失点する。42分、モヒカのスルーパスで左サイドを抜け出したフィデルがダイレクトクロスを供給すると、ゴール前に走りこんだボジェがヘディングシュートをゴールに突き刺した。
先制を許したマドリーだが、すぐに反撃。44分、アラバが最前線のベンゼマへグラウンダーの縦パスを入れると、ベンゼマのヒールパスに反応したメンディがボックス左から左足を振り抜いたが、シュートはゴール右に外れた。
1点のビハインドで後半を迎えたマドリーは、開始早々の51分にボックス左から仕掛けたアザールがパラシオスに倒される。主審はPKを宣告したが、オンフィールドレビューの結果、ノーファウル判定となりPKは取り消された。
反撃したいマドリーだったが、57分にアクシデントに見舞われる。左モモ裏に違和感を訴えたベンゼマを下げてヨビッチが緊急投入。さらに64分には、クロースを下げてロドリゴをピッチに送り出した。
その後もマドリーが押し込む展開が続いたが、再びスコアを動かしたのはエルチェだった。76分、バイタルエリアでボールを受けたボジェが巧みなタッチで相手DF2人をかわしラストパスを供給。このパスでボックス右から侵入したペレ・ミジャがゴール左隅へシュートを流し込んだ。
ホームで2失点を喫したマドリーは、79分にアザールとルーカス・バスケスを下げてイスコとバルベルデを投入。すると81分、左CKからアラバがニアでフリックしたボールがペレ・ミジャに右手に当たるとオンフィールドレビューの結果、PKを獲得。このPKをモドリッチが冷静にゴール右隅へ沈めた。
最終盤に差し掛かり、ミリトンを前線に上げたパワープレーを敢行するマドリーは92分、イスコのパスをライン際ギリギリで残したヴィニシウスが左クロスを上げると、ミリトンがヘディングシュートをゴール右に叩き込んだ。
結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。劇的弾で2度のビハインドを追いついたマドリーがホームで勝ち点1をもぎ取った。
レアル・マドリーの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
|
レアル・マドリーの人気記事ランキング
1
ヴィニシウスがサウジ・プロリーグの副会長と会談、5年総額約1600億円のビッグオファーを検討へ
レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(24)がサウジアラビア方面からの破格オファーを検討しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 『マルカ』によればヴィニシウスはサウジ・プロ・リーグの副会長であるサード・アル・ラジーズ氏とオンラインで15分ほど会談を持ったようで、その際に年俸2億ユーロ(約321億円)、総額10億ユーロ(約1600億円)の5年契約を提示されたとのこと。 移籍先はアル・アハリが有力とされる中、サウジ・プロリーグとしてはヴィニシウスを2034年ワールドカップの大使にも据えたいとしている。この前例のない巨額オファーをヴィニシウスの側近たちは拒否できないオファーと考えているとのこと。 なお、2027年6月までマドリーとの契約があるヴィニシウスの契約解除金は10億ユーロ。そのヴィニシウスは11日のマンチェスター・シティ戦後、サウジ・プロリーグとの接触を否定し、「マドリーで歴史を作りたい」と白い巨人への忠誠を誓っていた。 2025.02.13 11:30 Thu2
ヴィニシウスにトラブル…クラブ買収巡る問題で2年間の出場停止求める訴え起こされる
レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、国際サッカー連盟(FIFA)の倫理規定違反で2年間の出場停止処分を科される可能性が浮上している。 昨年はバロンドールこそ逃したもののFIFAザ・ベストを受賞し、チャンピオンズリーグとラ・リーガの2冠に貢献したヴィニシウス。今シーズンは昨シーズンほどのインパクトこそ残せていないが、公式戦20ゴール14アシストと十分なスタッツを残し、マドリーの主軸として活躍。直近では2030年までの新契約締結で合意に至ったとの報道も出ていた。 そんななか、イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』などの報道によれば、現在フットボール界屈指のスーパースターには父親と代理人とともに経営する『ALL Agenciamento Esportivo』社のサッカークラブ買収に関する問題で、FIFAから調査を受けているという。 『ALL』はポルトガルのFCアルベルカと、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のアスレティック・クラブを買収した。 後者のアスレティック・クラブに関しては16.5%の株式を保有するブラジル企業『ティベリス・ホールディング・ド・ブラジル』が、クラブのセリエB昇格を受けて、株式過半数を取得する優先購入権を行使する計画を立てていた。 しかし、実際に株式はヴィニシウスと関係のある『ALL』に直接売却され、サンパウロ商事裁判所は調査のため取引を停止。 だが、捜査が行われている間に『ALL』がクラブの運営権を握ったことに激怒した『ティベリス』は4月7日、FIFA倫理委員会の調査委員会に申し立てを行い、ヴィニシウスに対して2年間の出場停止処分を要求した。 『ティベリス』の訴えによると、これはFIFA倫理規定第20条およびスペインサッカー連盟(RFEF)スポーツ正義規定第22条に違反するとして国際訴訟を起こすことを決定。これらの規定はいずれも、利益相反の明らかなリスクがある場合に、現役サッカー選手がプロサッカークラブを直接的または間接的に所有することを禁じている。 懸念されるのは、選手オーナーにとって有利な個人契約、スポーツの試合結果への影響。さらに、異例の形で他の選手を引きつける可能性、税務上の不正行為に至るまで、多岐にわたるという。実際、アスレティック・クラブとアルベルカの間ではここにきて選手移籍の動きもある。 この訴えはFIFAに審査される予定であり、出場停止処分に至らない可能性もあるが、『ティベリス』は2年間の出場停止処分を求めており、この訴えが全面的に認められた場合、ヴィニシウスの選手生命に関わる事態となる。 ただ、現状の見立てでは両者間での和解を目指しつつ、ヴィニシウス側に処分が下ったとしても、罰金といったより軽微な処分にとどまる可能性が高いようだ。 2025.04.23 20:51 Wed3
レアル・マドリーがミランから19歳DFヒメネスを一時的に呼び戻し? 昨夏完全移籍移行も半年レンタルのアイデアを保有か
レアル・マドリーに、ミランからスペイン人DFアレックス・ヒメネス(19)を一時的に呼び戻すプランが存在か。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ヒメネスはスペイン出身で、マドリーの下部組織育ち。23年夏にレンタル移籍でミランU-19へ加わり、1年後の昨夏、ミランへの完全移籍と共にトップチーム昇格となった。 すなわち現在は完全にミランの一員なわけで、迎えた今シーズンはセリエA5試合、スーペルコッパ・イタリアーナ2試合などに出場。ただ、主戦場はセリエCのフトゥーロ(U-23)である。 そんななか、最終ラインが手薄なマドリーが、半年レンタルでのヒメネス呼び戻しを画策か。 現段階ではいちプランに過ぎずも、ドライローンでの獲得に興味を持っているとのこと。マドリーには2025年夏なら900万ユーロ(約14.4億円)、26年夏なら1200万ユーロ(約19.2億円)という、買い戻し条項があるとされている。 2025.01.16 15:40 Thu4
コパ決勝クラシコで2アシスト、優勝に貢献したヤマルはマドリーに「今季彼らは僕らに勝てない」と豪語
バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルがレアル・マドリーに対して豪語した。 ヤマルは26日に行われたコパ・デル・レイ決勝マドリー戦で先制点と2点目をアシスト。延長戦の末3-2で勝利したチームの優勝に大きく貢献していた。 コパ・デル・レイ決勝での勝利により今季のクラシコの戦績はバルセロナの3戦3勝となった中、ヤマルは試合後のインタビューで「例え1点決められても、2点決められても関係なかった。今季彼らは僕らに勝てない。それが証明された」と豪語。 優勝決定後には派手なサングラスを着用してお茶らけていたヤマル。17歳の言動が来月11日に行われるラ・リーガでの今季最後となるエル・クラシコにどのような影響を与えるだろうか。 2025.04.27 13:00 Sun5
