ナポリとドローで連勝ストップも…コンテ監督「方向性を見失うことはない」
2021.04.19 14:48 Mon
インテルのアントニオ・コンテ監督がナポリ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。
セリエAで首位を独走するインテルは18日、第31節で5位ナポリとアウェイで対戦。37分にオウンゴールで先制を許すと、55分にはMFクリスティアン・エリクセンのゴールで追いつくも、勝ち越せず、1-1の引き分けに終わった。
このアウェイでの引き分けによって、リーグ戦での連勝が「11」でストップしたが、試合後のコンテ監督は内容に満足感を示した。
「以前ならば、不運なビバインドを背負ったこのような試合では苦しんでいたことだろう。しかし、チームは良いリアクションを示していた。彼らは自分たちに何ができるかを知っていたし、方向性を見失うことはない」
「好調なナポリと対戦したが、私は常に彼らをスクデットの候補の一つと考えている。今日の試合、我々が彼らよりもハングリー精神を欠いて試合に臨むと思った人もいるかもしれないが、そうはならなかった。私が放つプレッシャーが選手たちに届いたのだろうかね」
また、この試合で貴重な同点ゴールを決めたMFクリスティアン・エリクセンについても言及。「今、彼は調子を上げていて、もっと活躍できると確信している。素晴らしい資質を持っており、アグレッシブさと激しさを増しているクリスティアンは我々にとって大きな助けになるだろう」と好調ぶりを称えた。
セリエAで首位を独走するインテルは18日、第31節で5位ナポリとアウェイで対戦。37分にオウンゴールで先制を許すと、55分にはMFクリスティアン・エリクセンのゴールで追いつくも、勝ち越せず、1-1の引き分けに終わった。
このアウェイでの引き分けによって、リーグ戦での連勝が「11」でストップしたが、試合後のコンテ監督は内容に満足感を示した。
「好調なナポリと対戦したが、私は常に彼らをスクデットの候補の一つと考えている。今日の試合、我々が彼らよりもハングリー精神を欠いて試合に臨むと思った人もいるかもしれないが、そうはならなかった。私が放つプレッシャーが選手たちに届いたのだろうかね」
「選手たちは追いかける者たちに希望を与えないことの重要性を理解していた。確かに、今日はミランとアタランタに差を2ポイントも縮められてしまったが、精神的な強さを見せることができたと思っている」
また、この試合で貴重な同点ゴールを決めたMFクリスティアン・エリクセンについても言及。「今、彼は調子を上げていて、もっと活躍できると確信している。素晴らしい資質を持っており、アグレッシブさと激しさを増しているクリスティアンは我々にとって大きな助けになるだろう」と好調ぶりを称えた。
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今日の誕生日は誰だ! 12月21日は、現役時代「7つの肺を持つ男」「二つの心臓と四つの肺をもつ男」と呼ばれた豊富な運動量の持ち主
◆マティアス・アルメイダ 【Profile】 国籍:アルゼンチン 誕生日:1973/12/21 クラブチーム:グアダラハラ(メキシコ) 役職:監督 身長:173㎝ 体重:70㎏ ▽『今日の誕生日は誰だ!』本日、12月21日は元アルゼンチン代表MFマティアス・アルメイダ氏をご紹介。 ▽ブレノスアイレス州出身のアルメイダは、1991年に地元リーベル・プレートのトップチームに昇格してプロキャリアをスタートした。1996年にリーグ優勝を果たした後、セビージャを経てラツィオに加入。在籍3年間でセリエAを1度、コッパ・イタリアを2度制覇してラツィオの黄金期を築いた。 ▽その後、パルマ、インテル、ブレシアとラツィオ時代を含めて7年間イタリアのクラブを渡り歩き、2005年にアルゼンチンのキルメスで現役を引退した。しかし、そこから2007年にノルウェーのリンで現役復帰して、1年間プレーした後に再び現役引退。さらに、2009年に36歳で当時アルゼンチン4部のフェニックスで2度目の現役復帰を果たすと、同年8月に古巣であるリーベル・プレートに移籍して2シーズンプレーして、現役引退と同時に同クラブの指揮官に就任した。 ▽アルゼンチン代表としてはフランス・ワールドカップや日韓・ワールドカップのメンバーに選出されるなど35試合に出場。豊富な運動量と機動力を武器に中盤の底でチームに安定感をもたらすプレーに「7つの肺を持つ男」「二つの心臓と四つの肺をもつ男」とも称された。人気サッカーゲーム『ウイニングイレブン』で長い間スタミナの能力値がMAX値である99が与えられてたことを想像すれば、どれだけの運動量の持ち主であるか理解に難くないだろう。 ▽指導者としては、リーベル・プレート、バンフィエルドの監督を経て、現在はメキシコのグアダラハラを指揮。最初の現役引退時には「農場の経営に専念する」と言っていたアルメイダも今は「ラツィオを指揮してセリエAで優勝したい」と指導者としての成功を夢見ているようだ。 ※誕生日が同じ主な著名人 松浦拓弥(サッカー選手/ジュビロ磐田) TAKUYA∞(歌手/UVERworld) 草野マサムネ(歌手/スピッツ) 本木雅弘(俳優/元シブがき隊) 関口和之(ミュージシャン/サザンオールスターズ) 片岡鶴太郎(タレント) 2017.12.21 07:00 Thu4
今日の誕生日は誰だ! 12月21日は、現役時代は「7つの肺を持つ男」と評された元アルゼンチン代表MFのバースデー
◆マティアス・アルメイダ 【Profile】 国籍:アルゼンチン 誕生日:1973年12月21日 クラブチーム:サンノゼ・アースクエイクス(アメリカ) 役職:監督 身長:173㎝ 体重:70㎏ ▽『今日の誕生日は誰だ!』本日、12月21日は元アルゼンチン代表MFマティアス・アルメイダ氏だ。 ▽ブレノスアイレス州出身のアルメイダは、1991年に地元リーベル・プレートのトップチームに昇格してプロキャリアをスタートした。1996年にリーグ優勝を果たした後、セビージャを経てラツィオに加入。在籍3年間でセリエAを1度、コッパ・イタリアを2度制覇してラツィオの黄金期を築いた。 ▽その後、パルマ、インテル、ブレシアとラツィオ時代を含めて7年間イタリアのクラブを渡り歩き、2005年にアルゼンチンのキルメスで現役を引退した。しかし、そこから2007年にノルウェーのリンで現役復帰して、1年間プレーした後に再び現役引退。さらに、2009年に36歳で当時アルゼンチン4部のフェニックスで2度目の現役復帰を果たすと、同年8月に古巣であるリーベル・プレートに移籍して2シーズンプレーして、現役引退と同時に同クラブの指揮官に就任した。 ▽アルゼンチン代表としてはフランス・ワールドカップや日韓・ワールドカップのメンバーに選出されるなど35試合に出場。豊富な運動量と機動力を武器に中盤の底でチームに安定感をもたらすプレーに「7つの肺を持つ男」「二つの心臓と四つの肺をもつ男」とも称された。人気サッカーゲーム『ウイニングイレブン』で長い間スタミナの能力値がMAX値である99が与えられてたことを想像すれば、どれだけの運動量の持ち主であるか理解に難くないだろう。 ▽指導者としては、リーベル・プレート、バンフィエルドの監督を経て、昨シーズンはグアダラハラを初の北中米カリブ海王者に導いている。 ※誕生日が同じ主な著名人 ベン・チルウェル(サッカー選手/レスター) 松浦拓弥(サッカー選手/ジュビロ磐田) TAKUYA∞(歌手/UVERworld) 草野マサムネ(歌手/スピッツ) 本木雅弘(俳優/元シブがき隊) 関口和之(ミュージシャン/サザンオールスターズ) 恵俊彰(芸人/ホンジャマカ) 片岡鶴太郎(タレント) 2018.12.21 07:00 Fri5