「このチームと一緒に戦えるのは誇り」 ビジャレアル指揮官がELベスト4進出に歓喜

2021.04.16 10:23 Fri
Getty Images
ビジャレアルウナイ・エメリ監督がヨーロッパリーグ(EL)での勝利を喜んでいる。クラブ公式サイトが伝えた。

ビジャレアルは15日に行われたEL準々決勝2ndレグでディナモ・ザグレブとホームで対戦。敵地での1stレグを1-0の先勝で飾ったチームは2点を先取すると、後半に受けた反撃を1点に抑え込み、2-1で勝利した。

2戦合計スコア3-1でベスト4進出を決めたエメリ監督は試合後のインタビューで勝利を喜びつつ、準決勝で自らの古巣であるアーセナルと対戦することにも言及した。
「準決勝進出を成し遂げたのはここ数年のクラブの歩みと大きな成果が認められたことでもあると思う。ファンがスタジアムに来られないのは残念だが、彼らが我々と一緒にいるのはわかっており、一緒に楽しみたい。私は非常に高い信頼性を持つクラブとともに、歴史的な一歩を踏み出す機会を得たんだ」

「憶測にはとらわれず、常に相手を尊重しながら、自分たちの試合に自信を持ってアーセナル戦に臨みたい。勝つためにプレーして、これまで見せてきたものと同様の真剣さでゲームに向き合う必要がある。我々はラインを維持して、彼らにオプションを与えないようにしたい」
また、エメリ監督はベスト4進出を達成したことについて、個人的な感情も吐露。「黄色」という意味を持ち、クラブやファンコミュニティを言い表す「groguets(グロゲッツ)」という言葉を使用して、喜びを露わにした。

「個人の感情を話すのであれば、私の気持ちは『グロゲッツ』さ。このチームと一緒に欧州カップ戦の準決勝を戦えるのは私にとっての誇りだ」

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スペイン代表DFパウ・トーレスは移籍を拒否、トッテナムのオファー認めるもエメリ監督「要件を満たしてはいない」

ビッグクラブからの興味が絶えないビジャレアルのスペイン代表DFパウ・トーレス(24)だが、本人は残留を望んでいるようだ。スペイン『アス』が伝えた。 ビジャレアルの下部組織で育ったパウ・トーレスは、2018-19シーズンはマラガへのレンタル移籍を経験。そのシーズンでセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)で38試合に出場し1ゴールを記録。すると、復帰した2019-20シーズンはラ・リーガで34試合2ゴール1アシストを記録。2020-21シーズンもラ・リーガ33試合で2ゴール2アシストを記録。ヨーロッパリーグでも9試合に出場し1ゴールを記録し、チームの優勝に貢献していた。 そのパウ・トーレスには、マンチェスター・ユナイテッドをはじめとしたビッグクラブが興味。今夏の移籍が取り沙汰されていた。 スペイン代表としてもユーロ2020の6試合に出場。さらにU-24スペイン代表として東京オリンピックにも参加。6試合でプレーし、チームの銀メダル獲得に貢献していた。 そのパウ・トーレスだが、トッテナムがここに来て関心を寄せ、5500万ユーロ(約71億円)の移籍金を提示。オファー自体はクラブが受け入れるものだったが、パウ・トーレスが移籍を拒否していた。 ウナイ・エメリ監督も今回の件についてコメント。移籍を認めるつもりはあったが、 「パウは我々が愛する生え抜きの選手だが。素晴らしいオファーがあり、誰にとっても良いものであれば、出て行く可能性はある。我々は彼の成長を受け入れる」 「我々は選手が成長し、素晴らしいチームがやってくることは理解している。これらの動きは、チームが経済的に成長し、サインするためにも役立つ。しかし、パウは故郷であり、自分のチームであり、そのチームはチャンピオンズリーグに出場する予定であり、この状況で去ることは簡単ではない」 「オプションは与えられるが、今の所要件を満たしてはいない。パウが退団することができることを理解しているし、それに備えている」 「現時点では残留すると考えている。大きく重要なクラブからのオファーだが、それでも要件を満たしていない」 2021.08.16 13:20 Mon

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