「一発でこんなに変わるんだ」ブラジル戦で衝撃のロングシュート、逆転勝利に貢献した谷川萌々子は悔しさを胸に成長を誓う「チームを勝たせて、点を取れる選手になりたい」
2024.08.05 23:58 Mon
短い出場時間もインパクト残した谷川萌々子
パリ・オリンピックを戦ったなでしこジャパンが5日に帰国。MF谷川萌々子(ローゼンゴート)が大会を振り返った。自身初となるなでしこジャパンでの国際大会に臨んだ谷川。大会前に足首を負傷した中、コンディションを調整するところからスタート。大会ではブラジル女子代表戦、ナイジェリア女子代表戦の合計10分程度の出場に終わった。
それでも、ブラジル戦では後半アディショナルタイムにPKを獲得して同点に追いつくと、その後に無人のゴールへロングシュート。大逆転勝利の立役者となり、インパクトを残した。
準々決勝のアメリカ女子代表戦はメンバー外となり、驚きを与えたが、「足の状態というよりは、少し体調を崩してベンチ外でした」と、コンディションを崩していたと明かした。
それでも大きなインパクトを残した谷川。「自分自身は最後のアメリカ戦でチームに貢献できなかったことが一番悔しい気持ちです。そういう気持ちで大会を終えたので、次は4年後になりますが、ワールドカップやオリンピックではもっと中心選手になって、チームを勝たせて、点を取れる選手になりたいと思います」と、今後への意欲を示した。
「小さい頃からの夢の舞台だったので、楽しみな気持ちでいっぱいでした。短い時間でしたが、多くの観客が入った中でプレーできるという喜びは本当に大きかったですし、またああいう場でプレーして、日本のために戦いたいなという思いが強まりました」
ブラジル戦の圧巻のゴールは反響が大きかったようで、「ブラジル戦後は特にたくさんの方がメッセージをしてくれたので、ああいう一発でこんなにも変わるんだと自分でも感じました」と驚きも感じたという谷川。日本でも突如現れたシンデレラガールという取り扱いだったが「期待されることは本当に嬉しいことですし、そこに対して期待を裏返すようなプレーをするには、もっと成長する必要があるので、もっとやっていきたいなと思います」と、期待を超えて行きたいと意気込んだ。
実際には短い時間の出場に終わったが、インパクトを残した谷川は「あの短い時間だけで考えれば手応えはありましたが、外から見ていたスペイン戦の90分間は守備の時間が長くて、唯さんや風花さんのように90分間ハードワークするという力をもっとつけなければいけないなと思った反面、もっと自分たちがボールを握る必要があるなとも感じました」と分析。「自分たちもスペインのようなサッカーができるように、個人としてもチームとしても成長していかなければいけないなと感じました」と、より主導権を握り続ける戦いをしたいと振り返る。
それでもやはり不完全燃焼という思いが強い谷川。「不完全燃焼という形で本当に終わってしまったので、ケガも大会前にしてしまいましたし、そういうところでも、メンタル的にも、身体的にも大人になる必要があると感じました」と、より成長して行きたいと意欲を口にする。
中盤にはMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)、MF長野風花(リバプール)が君臨するが、「まずはサッカー選手としてピッチに立つことが1番だと思うので、ポジション争いはもっと積極的にやらないといけないと思いますが、唯さんも風花さんもすごく良い選手なので、一緒にピッチに立ちたい気持ちが強いです」と、ポジション奪取以上に、3人で中盤を形成したいという思いを明かした。
3年後の女子ワールドカップ、そして4年後のオリンピックと中心になっていくであろう谷川の成長に期待がかかる。
それでも、ブラジル戦では後半アディショナルタイムにPKを獲得して同点に追いつくと、その後に無人のゴールへロングシュート。大逆転勝利の立役者となり、インパクトを残した。
それでも大きなインパクトを残した谷川。「自分自身は最後のアメリカ戦でチームに貢献できなかったことが一番悔しい気持ちです。そういう気持ちで大会を終えたので、次は4年後になりますが、ワールドカップやオリンピックではもっと中心選手になって、チームを勝たせて、点を取れる選手になりたいと思います」と、今後への意欲を示した。
足首を負傷した中でチームに合流した谷川。「合流した時はランニングとかはできていましたが、ケガした時は歩くのも辛かった感じです。合宿に集合していたときはランニングできていたので、いけると思っていました」とコメント。その中で、国際大会になでしこジャパンとして初めて臨んだ。
「小さい頃からの夢の舞台だったので、楽しみな気持ちでいっぱいでした。短い時間でしたが、多くの観客が入った中でプレーできるという喜びは本当に大きかったですし、またああいう場でプレーして、日本のために戦いたいなという思いが強まりました」
ブラジル戦の圧巻のゴールは反響が大きかったようで、「ブラジル戦後は特にたくさんの方がメッセージをしてくれたので、ああいう一発でこんなにも変わるんだと自分でも感じました」と驚きも感じたという谷川。日本でも突如現れたシンデレラガールという取り扱いだったが「期待されることは本当に嬉しいことですし、そこに対して期待を裏返すようなプレーをするには、もっと成長する必要があるので、もっとやっていきたいなと思います」と、期待を超えて行きたいと意気込んだ。
実際には短い時間の出場に終わったが、インパクトを残した谷川は「あの短い時間だけで考えれば手応えはありましたが、外から見ていたスペイン戦の90分間は守備の時間が長くて、唯さんや風花さんのように90分間ハードワークするという力をもっとつけなければいけないなと思った反面、もっと自分たちがボールを握る必要があるなとも感じました」と分析。「自分たちもスペインのようなサッカーができるように、個人としてもチームとしても成長していかなければいけないなと感じました」と、より主導権を握り続ける戦いをしたいと振り返る。
それでもやはり不完全燃焼という思いが強い谷川。「不完全燃焼という形で本当に終わってしまったので、ケガも大会前にしてしまいましたし、そういうところでも、メンタル的にも、身体的にも大人になる必要があると感じました」と、より成長して行きたいと意欲を口にする。
中盤にはMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)、MF長野風花(リバプール)が君臨するが、「まずはサッカー選手としてピッチに立つことが1番だと思うので、ポジション争いはもっと積極的にやらないといけないと思いますが、唯さんも風花さんもすごく良い選手なので、一緒にピッチに立ちたい気持ちが強いです」と、ポジション奪取以上に、3人で中盤を形成したいという思いを明かした。
3年後の女子ワールドカップ、そして4年後のオリンピックと中心になっていくであろう谷川の成長に期待がかかる。
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アディダスジャパンは21日、「サッカー日本代表 2024 ユニフォーム」発表した。 今夏行われる世界的なスポーツイベントを前に、日本代表の戦闘服が装いも新たに。新ユニフォームは、「ヨウジヤマモト」のデザイナーでもある日本が誇るファッションデザイナーの山本耀司氏がデザイン。アディダスとヨウジヤマモトのコラボレーションブランドである「Y-3」が日本代表と史上初のコラボレーションを果たした。 この新ユニフォームは、21日に行われたパリ・ファッションウィークにて発表。「ヨウジヤマモト」のコレクションの1つとして発表され、コレクションにはU-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、なでしこジャパンのMF長野風花(リバプール)がランウェイを歩く特別な演出でお披露目された。 今回のユニフォームのテーマは「FIRE(炎)」。「サッカー日本代表2024ユニフォーム」の全体を通して一貫したモチーフとして登場するヨウジヤマモトによるデザインの炎のグラフィックは、サッカー日本代表が持つ揺るぎない力強さ、そして日本という国が持つ神秘的な力を象徴している。 ホームはダークネイビー、アウェイはホワイトとなり、ホームは青い炎、アウェイは赤い炎がデザインされている。 今回の新ユニフォームに関して、日本代表のMF久保建英、U-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ、FW細谷真大、なでしこジャパンのMF長谷川唯、MF長野風花、FW宮澤ひなたがコメントしている。 <span class="paragraph-subtitle">◆久保建英</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_kubo_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「今回のユニフォームはすごくおしゃれだな、というのが第一印象です。ユニフォームをファッションに取り入れるスタイルは海外ではよく見かけますが、日本でもこのサッカー日本代表ユニフォームをきっかけに、そのトレンドが広がることを願っています。僕自身も、新たなユニフォームとともに気持ちを新たに切り替えて、青い炎のように熱い気持ちで次のステージに向かっていきたいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆藤田譲瑠チマ</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_fujita_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「ホームもアウェイも、どちらもとてもスタイリッシュで、それぞれ異なる意味を持つ炎をモチーフにしているところがすごく気に入っています。自分たちの世代が、新たな想いが込められたユニフォームとともに大きな舞台へと向かえることをとても嬉しく思います。このユニフォームを着てピッチで活躍する姿を皆さんに見ていただけるよう、頑張りたいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆細谷真大</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_hosoya_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「今回、サッカー日本代表史上初の「Y-3」とのコラボレーションになると聞いて、とてもびっくりしました。色合いやデザイン、ロゴの位置など、とても新鮮で、これをきっかけにサッカー日本代表に興味を持っていただける方や、応援していただける方が増えると嬉しいです。このユニフォームに描かれた炎のように、僕たちもそれぞれの力を一つにして、完全燃焼で世界と戦っていきたいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆長谷川唯</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_hasegawa_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「ホームユニフォームの濃い紺色は、最近の日本代表ユニフォームにはあまりなかった色合いなので、とても良いと思いました。またアウェイの白と赤の組み合わせも、すごく新鮮です。今回は燃え盛る炎がデザインのテーマですが、私にとっては、スタジアムに入場するときが、一番気持ちが燃え上がる瞬間です。常に世界一を目指してサッカーをやってきたからこそ、この新しいユニフォームで、この夏世界一を目指したいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆長野風花</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_nagano_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「今までのサッカー日本代表ユニフォームと雰囲気が違って、すごくスタイリッシュで驚きました。チームで着たときにも格好良いと思いますし、ファッションとして着ても素敵なデザインだと思います。ユニフォームに描かれた炎のように、燃え盛る力強いプレーでまた世界に衝撃を与えたいという想いを新たにしました」 <span class="paragraph-subtitle">◆宮澤ひなた</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_miyazawa_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「一見して、今までのサッカー日本代表ユニフォームよりもシンプルで、すごく格好良いと思います。雰囲気がガラッと変わった印象です。街中でユニフォームを着ている方を見かけると、サッカーへの愛を感じてすごく嬉しくなります。日本でもそういう風にこのユニフォームを着てくれる人が増えることを楽しみにしています。応援してくれる方の気持ちを力に、この夏はチームとして優勝を目指して一戦一戦大切に戦っていきたいと思います」 <span class="paragraph-title">【写真】久保建英や長谷川唯も着用!日本代表の新ユニフォーム、テーマは「FIRE(炎)」</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="j82B9AIMKvA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw11.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw15.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw6.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:adidas is the official supplier of the Japan National Team 2024.06.22 05:45 Sat2
なでしこジャパン、バイエルンのMF谷川萌々子がケガのため不参加に
日本サッカー協会(JFA)は29日、なでしこジャパンに招集されていたMF谷川萌々子(バイエルン)の不参加を発表した。 JFAによると、谷川はケガのために不参加になるとのこと。追加招集選手は決定次第発表される。 ニルス・ニールセン監督もメンバー発表会見で谷川について言及しており、「ケガでないことをもちろん祈っているが、本当に彼女は素晴らしいプレーヤーなので、もし今回の活動に参加できないということになると非常に残念だなと思っている」とコメントしていた。 なでしこジャパンは、4月6日にSheBelieves Cupでも対戦したコロンビア女子代表をヨドコウ桜スタジアムに迎えて戦う。 2025.03.29 21:10 Sat3
時代を逆行する“現代版”レジスタ 長谷川唯や長野風花と争う21歳“北村美羽”という新たな才能【東アジアE-1選手権2025総括コラム】
1人だけ時間がゆっくりと流れている。そう錯覚するほど、チームがボールを保持している時のプレーに余裕があった。 7月7日、東アジアE-1選手権を戦うなでしこジャパンの練習初日を見学していると、11対11のゲーム形式でチームのビルドアップを完全掌握する選手がいた。その名は、北村美羽。161cmのMFは[4-1-4-1]のアンカーに入ると、チームのパスワークをなめらかにさせていた。 中盤の底に留まりつつ、タイミングよく顔を出すことで後方からのパスを引き出す。少ないタッチで相手のプレッシャーをいなし、テンポ良く左右に配球していく。止める・蹴るといった基礎技術が高いことに加え、常に顔が上がっていて周囲の状況把握も的確。身振り手振りで全体に指示も出す。北村を中心にボールが動き、相手陣内にボールを運んでいた。 「ビルドアップは長所としてやっています。いろいろな選手がいる中で、全員が流動的に動くと、バランスが崩れやすくなってしまうので、ああいうポジション(アンカー)をやるときはバランスを意識しています。自分が長い時間ボールを持つというよりは、状態が良い選手にどんどん渡したいっていう意識が自分の中にはあるので、1タッチや2タッチでパスを出すようにしています」 ボールを触る回数は多かったが、自分のターンやドリブルで相手のプレスを直接的に無効化するシーンはほとんどなかった。それでも、パスの経由地点になることで、相手チームに奪い所を絞らせず、確実にボールを前線に届けていく。軽やかに、鮮やかに攻撃のタクトを振っていた。 21歳の司令塔は、今回が代表初選出だった。中学生から高校生までの6年間をジェフユナイテッド千葉レディースで過ごし、東洋大学を経て、2024-25シーズンにジェフ千葉レディースに加入。2023-24シーズンから特別指定選手としてWEリーグのピッチには立っていたが、大卒ルーキーのシーズンを戦い終えたタイミングでのニルス・ニールセン監督からの招集は、まさに寝耳に水だったようだ。 「選ばれると思わなかった。それが正直な気持ちでした。だけど、すごくうれしいことでもありますし、素晴らしい選手と一緒に素晴らしい舞台で戦える。しっかりと自信に繋げていきたいです」 練習でボールの動かし方を情熱的に指導していたニールセン監督には全3試合のうち2試合に先発起用され、どちらもフル出場した。代表デビューとなった初戦のチャイニーズ・タイペイ戦は、「誇らしい気持ちと楽しみな気持ちで試合に入りました。リズムを掴むのに少し時間が掛かっちゃいましたけど、緊張し過ぎずに臨めたと思います」と、堂々とプレー。押し込む展開の中、練習で見せていたようにパスワークを円滑にさせた。さらに、中盤の底からインサイドハーフを飛ばして最前線の高橋はなに届ける縦パスで、相手の守備ブロックを切り裂いた。ゴールやアシストはなかったものの、攻撃のスイッチを入れる役割を全うした。 自分の特長は出せた。だが、満足はしていなかった。 「試合前にコーチから三浦成美選手の守備の映像を見せてもらっていたので、守備のリスク管理やポジショニングは意識できました。後半は攻めていた中で自分のポジションが低くなってしまったので、もう少し前でしっかりとルーズボールを取れるようにしていきたいなと思います」 守備での改善点を踏まえて臨んだ第3戦の中国戦は、勝利すれば優勝だったが、追いつかれる形で1-1での引き分けに終わり、結果的に3位で大会をフィニッシュ。3連覇を達成することはできなかった。 「勝つためだけに全員がピッチに入りました。勝ち切れなかったのは、自分個人としても弱さが出た」と開口一番に反省を述べ、「もっとボールを引き出すことができれば良かったんですけど、相手がアンカーを消しにくる形だった。(後ろに)落ちても良かったんですけど、落ち過ぎると今度は中央が枚数的に難しくなってしまう。そこは正直、自分としては難しかったんですけど、お互いロングボールが増えてきたので、その中ではセカンドボールを意識しました」と、ビルドアップへの関与という自分の良さを出すシーンを多く作れなかったことを分析していた。 だが、何もできなかったわけではない。後半には前に出ていき、相手と競り合いながらルーズボールを回収。これは初戦の後に課題に挙げていたプレーであり、短期間の中で修正力も示した。 10日間で3試合を戦った過密日程の大会で、代表キャリアを歩み始めた。記録にも記憶にも残る日の丸の第一歩は、自分に気づきを与えてくれるものになったようだ。 「自分の立ち位置というか、まだまだな部分がたくさんあるなと感じたし、自分が海外でプレーするためにどういう部分が必要なのかがすごくわかった。自分の良さだけじゃなくて、フィジカルの部分だったりそういうところは海外でもっと突き詰めていけたらいいなと思います」 今大会のチームは、WEリーグに所属する選手で構成された。いわゆるWEリーグオールスターだ。しかし、北村は大会後にヨーロッパでプレーする。8年間を過ごした千葉Lからリンシェーピング(スウェーデン)への移籍を決断してE-1に臨んでいたのだ。 「もともと目立つ選手ではないと自分の中では思っていて。その中でしっかりと自分の良さを出していくと、やっぱり見てくださる人は見てくれるんだなっていうのを今回(海外チームからのオファーと代表初招集で)感じることができました」 夢だったなでしこジャパンと海外挑戦のスタート地点に立つことはできた。ここからは約2年後のワールドカップのメンバー入りを目指して戦うことになる。アンカーのポジションには、長谷川唯や三浦成美、長野風花など実力経験共にトップレベルの選手がひしめき合う。割って入るのは簡単なことではない。それでも、北村にはパスワークの潤滑油になれる技術と目と思考力がある。それはボールを保持して攻撃を組み立てるニールセン体制との親和性も高い。 トランジションやインテンシティが重要視される時代を逆行するかのようにやってきた新たなレジスタは、今大会の経験を糧に海外で研鑽を積んでいく。その先に代表定着を勝ち取る日が来れば、ニールセン監督は2025年のE-1選手権で貴重な人材を発見したことになるだろう。 取材・文=難波拓未 2025.07.21 21:07 Mon4
2027年のブラジル女子W杯の開催日程が決定! なでしこ含むアジア予選は6枠の出場権+2枠のPOに
国際サッカー連盟(FIFA)は10日、臨時総会を開催。2027年に行われるブラジル女子ワールドカップ(W杯)の開催日程を決議した。 2023年にオーストラリアとニュージーランドの共催で行われた女子W杯はスペイン女子代表が初優勝。なでしこジャパンはグループステージでそのスペインを下していたが、ベスト8での敗退となった。 2027年はブラジルで開催されることが決定していた中、FIFAは臨時総会に先立ちバーチャル会議を実施。ブラジル女子W杯に関して、2027年6月24日〜7月25日まで開催されることが決定した。 32カ国が出場する今大会。29カ国の出場枠は既に決定しており、日本を含むアジア(AFC)は6カ国、ヨーロッパ(UEFA)は11カ国、南米(CONMEBOL)はブラジルを含めて3カ国、アフリカ(CAF)は4カ国、北中米カリブ海(CONCACAF)は4カ国、オセアニア(OFC)は1カ国が出場権を直接獲得する。 また、残りの3枠に関しては、2つのフェーズで行われる10カ国のプレーオフで決定。アジア、アフリカ、北中米カリブ海、南米はそれぞれ2カ国、オセアニア、ヨーロッパは1カ国ずつがプレーオフ出場権を獲得する。 プレーオフの第1フェーズは、最新のFIFAランキングに基づいて6カ国が戦うことに。2026年11月から12月にかけて行われ、上位2カ国が勝ち上がると、北中米カリブ海の2カ国、南米の1カ国、ヨーロッパの1カ国が待つ第2フェーズに進み、3つのカードに分けられ、勝者の3カ国が出場権を獲得する。 2024.12.11 23:40 Wed5

