アドリアーノ氏が42歳のお誕生日!短くも強烈な全盛期を送った“皇帝”、古巣のエースが思い入れ語る「僕の永遠のNo.1」
2024.02.18 20:30 Sun
2月17日、短くも強烈な全盛期を送った元ブラジル代表FWアドリアーノ氏が42歳の誕生日を迎えた。ブラジル『グローボ』が伝えている。かつて“皇帝”の異名をとったアドリアーノ氏。190cm近い長身に鋼のような肉体、何よりその左足から放たれる強烈“すぎる"シュートに、時として相対するGKはなす術もなかった。
クラブキャリアではフラメンゴでデビュー後、インテル移籍で欧州上陸。レンタル先のフィオレンティーナ、パルマで活躍したのち、復帰したインテルでは背番号「10」を与えられた。
しかし、ブラジル代表の一員としてドイツ・ワールドカップ(W杯)を戦ったのを境に、当時インテルを率いたロベルト・マンチーニ監督との不和、無断練習欠席、うつ病発症などなど、その輝きが徐々に色褪せていくことに。
母国へのレンタル移籍によって一時的には復活も、イタリア帰還後は遅刻や夜遊び、ウェイトオーバーの常習犯となり、死亡説が流れたことも。結局、2016年に34歳で引退したアドリアーノ氏、その全盛期は20〜24歳ごろまでだったと言える。
「アドリアーノは間違いなく僕のアイドル。ピッチで彼以上に僕にインスピレーションを与えてくれる男はいなかった…小さな頃から彼を追いかけてきたんだ」
「マラカナンでのコリチーバ戦のゴールは、僕が最も心に残っている彼のゴール。あのとき僕はゴール裏にいてね。一人のファンとして彼を追いかけた記憶が色褪せることなんか決してない。繰り返すけど、彼は僕のインスピレーションの源であり、永遠にNo.1の選手だ」
現在のアドリアーノ氏の様子は、公式X(@A10imperador)から垣間見ることができる。20代の現役フットボーラーにも多大な影響を与えた男が、幸せそうで、何よりだ。
クラブキャリアではフラメンゴでデビュー後、インテル移籍で欧州上陸。レンタル先のフィオレンティーナ、パルマで活躍したのち、復帰したインテルでは背番号「10」を与えられた。
母国へのレンタル移籍によって一時的には復活も、イタリア帰還後は遅刻や夜遊び、ウェイトオーバーの常習犯となり、死亡説が流れたことも。結局、2016年に34歳で引退したアドリアーノ氏、その全盛期は20〜24歳ごろまでだったと言える。
そんな元皇帝も今年で42歳。古巣フラメンゴは公式SNSやYouTubeチャンネルでかつてのヒーローを祝い、アドリアーノ氏に憧れてフラメンゴへ来たという現エース・元ブラジル代表FWペドロが思い入れを語った。
「アドリアーノは間違いなく僕のアイドル。ピッチで彼以上に僕にインスピレーションを与えてくれる男はいなかった…小さな頃から彼を追いかけてきたんだ」
「マラカナンでのコリチーバ戦のゴールは、僕が最も心に残っている彼のゴール。あのとき僕はゴール裏にいてね。一人のファンとして彼を追いかけた記憶が色褪せることなんか決してない。繰り返すけど、彼は僕のインスピレーションの源であり、永遠にNo.1の選手だ」
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もはや凶器!当時19歳“怪物”アドリアーノの弾丸FKがカシージャスに襲い掛かる【ビューティフル・フリーキック】
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。 この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。 今回は、元ブラジル代表FWアドリアーノ氏がインテル時代に決めたフリーキックだ。 <div id=“cws_ad">◆“怪物”アドリアーノの弾丸FKがカシージャスに襲い掛かる<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiIydThmSWxTayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 2001年のワールドユース選手権(現U-20ワールドカップ)での活躍の後、2001年夏にインテルへと引き抜かれたアドリアーノ。半年後にはフィオレンティーナへとレンタル移籍することになるが、2001年8月14日に行われたプレシーズンマッチのレアル・マドリー戦では、圧巻のFKを決めている。 1-1で迎えた89分、カウンターからアドリアーノが抜け出すと、ペナルティーアーク内の絶好の位置でFKを獲得する。 アドリアーノは直線的な助走から思い切り左足を振り抜くと、カメラにも映らないような速さのシュートが相手GKイケル・カシージャスに襲い掛かった。ボールはゴール右上のクロスバーに直撃しながらゴールネットを揺らすと、カシージャスもお手上げだという反応を見せた。 その後フィオレンティーナやパルマで活躍したアドリアーノは2004年にインテルへ復帰。189cm、100kgの体躯から、パワフルなドリブルと卓越したシュートスキルでインテルのセリエA4連覇に貢献するなど、カルチョを大いに席巻した。 2020.08.31 16:00 Mon3
時を超えて愛される“皇帝”アドリアーノ氏、生まれ育ったスラム街への愛を綴る「インテルで期待に添えなかった」「ここでなら人間に戻れる」
“皇帝”アドリアーノ氏が、かつての行方不明騒動を振り返り、生まれ育ったスラム街「ファヴェーラ」への愛着を綴る。 21世紀初頭のサッカー界を代表するスター、元ブラジル代表FWアドリアーノ氏。比類なき強烈な左足シュートに心を掴まされ、左足の練習に励んだサッカー少年も多かったはずだ。 全盛期はインテル時代で、そのキャリアはまさに「太く短く」。黄金期の名残が残るカルチョであまりに強烈な全盛期を過ごした一方、ピッチ外でのトラブルから、引退も早かった。 騒動のひとつが、繰り返された行方不明。 2009年4月、当時インテル所属でブラジル代表に招集された氏は、突如として母国で足取りが途絶え、最後はリオデジャネイロのスラム街「ファヴェーラ」から自ら帰ってきた。 あれから15年、アドリアーノ氏は『The Players Tribune』に起稿し、当時を回想。生まれ育った「ファヴェーラ」への愛着が、騒動の原因になったと文章を綴る。 「僕は『無駄』という言葉が好きだ。僕は自分のことを『サッカー史上最大の無駄』だったと思っているんだ。大丈夫だよ。一見すると汚名だが、僕はこの汚名を楽しんでいる」 「麻薬に手を染めたことはない。クラブで遊ぶのは好きじゃない。でも、貧民街から出た男が、ヨーロッパで皇帝と呼ばれるようになった。『なぜ栄光を自ら捨て、昔の居場所で酒を飲みまくっているんだ』と疑問を抱かれるが、それは多分、僕の希望そのものだったんだ」 「ファヴェーラ…サッカーから逃げてここへ戻ってきたとき、サッカー関係者は誰も僕を見つけられなかった。なぜか? それはファヴェーラのルールがあるからだ。誰もが口を閉じる…誰ひとり、僕のことを密告する人はいないんだ」 「なぜファヴェーラに戻ったか。酒や女?違う。ドラッグ?誓って違う。ここでは自由になれるんだ。平和が訪れるんだ。生きている実感が湧くんだ。ほんの一瞬でも、あの空気を吸って、人間に戻りたいと思ったんだ」 「頑張ってはみたんだ。ロベルト・マンチーニの意見に耳を傾け、ジョゼ・モウリーニョに合わせようと努力し、素直にマッシモ・モラッティを頼ったこともある。でも、彼らの期待に沿う人間にはなれなかった。次第に多くの人から非難され、もう、耐えられなかった」 「いまはファヴェーラじゃなく、リオのちゃんとした住宅街に住んでいるよ。だけど、僕の一部は常にファヴェーラにある。バイクにでも乗って、僕とドライブしないか? そうすると、心が落ち着くんだ。今だってそうさ」 「何度でも僕はファヴェーラに戻る。裸足でドミノをしたり、縁石に座ったり、音楽を聴いたり、踊ったり…僕はここでコミュニティとは何かを学んだ。これが、僕の物語だ」 2024.11.13 22:45 Wed4
「マフィアにしか見えない」ライオラ、モッジ、ガッリアーニ…イブラヒモビッチの誕生日会メンバーの集合写真に反響「ゴッドファーザー感」
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padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CUutJJBMr4d/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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アドリアーノの16歳の息子が母国のセラーノとプロ契約!
元ブラジル代表FWアドリアーノ氏の息子が16歳にしてプロ入りを果たした。17日、ブラジルのセラーノFCはFWアドリアーノ・カルバーリョとプロ契約を締結したことを発表した。 アドリアーノ・カルバーリョは、グレミオやボアヴィスタの下部組織を経て、2022年にセラーノの下部組織に入団。父と同じFWの主戦場としており、今季のユース選手権では27試合に出場し20ゴールという好成績をマーク。また、昨季はリオデジャネイロ州のU-17セリエA2シリーズで14試合出場し11ゴールを記録し、得点王に輝いていた。 2026年12月までのプロ契約を結んだアドリアーノ・カルバーリョは、公式サイトで喜びを語っている。 「この瞬間は、夢の実現を意味します。僕を暖かく迎え入れ、選手、そして人間として成長させてくれたことが、セラーノと契約する大きな決め手となりました」 2023.04.18 01:40 Tueインテルの人気記事ランキング
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アドリアーノ氏が42歳のお誕生日!短くも強烈な全盛期を送った“皇帝”、古巣のエースが思い入れ語る「僕の永遠のNo.1」
2月17日、短くも強烈な全盛期を送った元ブラジル代表FWアドリアーノ氏が42歳の誕生日を迎えた。ブラジル『グローボ』が伝えている。 かつて“皇帝”の異名をとったアドリアーノ氏。190cm近い長身に鋼のような肉体、何よりその左足から放たれる強烈“すぎる"シュートに、時として相対するGKはなす術もなかった。 クラブキャリアではフラメンゴでデビュー後、インテル移籍で欧州上陸。レンタル先のフィオレンティーナ、パルマで活躍したのち、復帰したインテルでは背番号「10」を与えられた。 しかし、ブラジル代表の一員としてドイツ・ワールドカップ(W杯)を戦ったのを境に、当時インテルを率いたロベルト・マンチーニ監督との不和、無断練習欠席、うつ病発症などなど、その輝きが徐々に色褪せていくことに。 母国へのレンタル移籍によって一時的には復活も、イタリア帰還後は遅刻や夜遊び、ウェイトオーバーの常習犯となり、死亡説が流れたことも。結局、2016年に34歳で引退したアドリアーノ氏、その全盛期は20〜24歳ごろまでだったと言える。 そんな元皇帝も今年で42歳。古巣フラメンゴは公式SNSやYouTubeチャンネルでかつてのヒーローを祝い、アドリアーノ氏に憧れてフラメンゴへ来たという現エース・元ブラジル代表FWペドロが思い入れを語った。 「アドリアーノは間違いなく僕のアイドル。ピッチで彼以上に僕にインスピレーションを与えてくれる男はいなかった…小さな頃から彼を追いかけてきたんだ」 「マラカナンでのコリチーバ戦のゴールは、僕が最も心に残っている彼のゴール。あのとき僕はゴール裏にいてね。一人のファンとして彼を追いかけた記憶が色褪せることなんか決してない。繰り返すけど、彼は僕のインスピレーションの源であり、永遠にNo.1の選手だ」 現在のアドリアーノ氏の様子は、公式X(@A10imperador)から垣間見ることができる。20代の現役フットボーラーにも多大な影響を与えた男が、幸せそうで、何よりだ。 <span class="paragraph-title">【写真】幸せそうで何より! 現在のアドリアーノ氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">Partiu sampa <a href="https://t.co/uHCVhEuQcN">pic.twitter.com/uHCVhEuQcN</a></p>— Adriano Imperador (@A10imperador) <a href="https://twitter.com/A10imperador/status/1755992129824817420?ref_src=twsrc%5Etfw">February 9, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.18 20:30 Sun2
インテルの「セカンドチーム構想」が加速…最速で来季発足か 今夏までU-19を率いたレジェンドOBが初代監督の候補に
インテルが来季にもセカンドチームを発足か。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 カルチョでは今季、ミランがセカンドチーム(U-23)のフトゥーロを立ち上げ、セリエCに参戦。名手ダニエレ・ボネーラに初代監督を任せ、DFダビデ・バルテサーギ、MFケビン・ゼロリ、FWフランチェスコ・カマルダなど、自国の有望株をフトゥーロで育てている。 一方、インテルにはセカンドチームがなく、ジュゼッペ・マロッタ会長は今年8月、「今すぐの設立は絶対にない」と断言。セカンドチームを保有するメリット、デメリットをそれぞれ掲げ、慎重な姿勢を崩さなかった。 しかし、どうやら「2025-26シーズン」からセカンドチームを発足させる方向か。 大前提として、ミラン・フトゥーロと同じくセリエCからスタートさせるには、枠の空きが必要だが、実質的なセミプロのセリエCは毎年「退会」があり、これには一定のメドが。 マロッタ会長がもっとも懸念しているトレーニング施設については、当面はトップチームを含む他カテゴリーと既存の練習場をシェア。敷地に隣接する土地の買収ができるなら、新たなグラウンドを構える計画もあるという。 セカンドチーム構想の中心人物は、ゼネラル・マネージャー(GM)のダリオ・バッシン氏。セカンドチームを立ち上げる場合の監督候補としては、OBのクリスティアン・キヴ氏(44)をリストアップしているとみられている。 元ルーマニア代表DFのキヴ氏は2014年にインテルで引退し、UEFAを経て、2018年からインテルの育成年代を指導。今夏までU-19チームを3年間指揮したが、現在は退任している。 2024.11.13 18:20 Wed3
インテル栄光のエース…ディエゴ・ミリート氏がCL制覇を懐かしむ 表彰式でR・マドリー会長から「キミはウチに来るべき」
元アルゼンチン代表FWのディエゴ・ミリート氏が、インテル時代のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を懐かしんだ。 2009-10シーズン、インテルに45年ぶりの欧州制覇、2024年現在イタリア勢最後の欧州制覇をもたらしたストライカー、D・ミリート。 チャンピオンズリーグ(CL)決勝戦、バイエルン戦で2得点を叩き込み、2-0勝利のインテルは欧州王者に。D・ミリート氏はUEFA年間最優秀選手、セリエA年間最優秀選手に輝いた。 地球上の全インテリスタが崇めるアルゼンチン人FWは現在45歳。母国のTV番組『TyC』に出演し、伝説のCL準決勝、決勝を懐かしんだ。 「サッカー少年の夢が凝縮されたファイナルだったね。だが、準決勝も思い出深い。あの準決勝で当時のペップ・バルサ、弟(※)の所属するバルセロナを撃破した時点で、我々インテルの優勝を確信していたと記憶する」 (※)ガブリエル・ミリート 「準決勝の前夜、両親もアルゼンチンから欧州へ来ていてね。インテルが滞在するホテルにも来て、私が会いに行ったら、そこへ監督のジョゼ・モウリーニョだ(笑)」 「モウは両親に『バルサとインテル、どちらを応援してくれますかね?』なんてニヤニヤしながら聞いていた(笑) まったく面白い男だよ。外ではいつも、選手の重圧を取り除くために悪者を演じるんだが(笑) それがモウリーニョだ」 そして、栄冠を掴んだサンティアゴ・ベルナベウでの決勝戦。表彰式ではメダル授与を担ったレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長から、わずか数秒間の短い会話で、2010年夏の加入を促されたという。 「かの有名なペレス会長は私に『おめでとう』と語りかけ、続け様に『やはりキミはレアル・マドリーの一員になるべきだ』と言ったんだ」 「本気で私の獲得を目指していることは、あの日に前後して知っていた。レアル・サラゴサ時代のにもアプローチされ、ベルント・シュスター(当時監督)からも電話が来ていたよ。結局はインテルが譲らなかったということだ」 D・ミリート氏は最後に、古巣で自身の系譜を受け継ぐアルゼンチン人エース、ラウタロ・マルティネスにエールを送った。 「いまの私は、ラウタロに想いを馳せる。すでに私なんかと比べ物にならないほどの存在だよ。いつの日か、彼はインテルでバロンドールを受賞するかもしれないね。私にできないこと全てが、ラウタロにはできてしまう」 2024.11.13 17:15 Wed4
元セルビア代表MFリャイッチがバスケットボールとの二刀流へ 所属クラブのバスケ部門が電撃発表、サッカーW杯出場の33歳
サッカー元セルビア代表MFアデム・リャイッチ(33)が「サッカー選手」と「バスケットボール選手」の二刀流へ。所属クラブから発表された。 かつて名門パルチザンから羽ばたき、フィオレンティーナ、ローマ、インテル、トリノ、ベシクタシュに在籍した33歳リャイッチ。セルビア代表として通算47キャップ、W杯も出場した。 現在はセルビア1部のノヴィ・パザルに所属し、キャプテンとして今季のリーグ戦全14試合スタメンで5得点6アシストを記録…しているはずだが、どうやらクラブのバスケットボール部門にも選手登録されたようだ。 ノヴィ・パザルのバスケットボール部門は現地時間7日、公式SNSを通じて声明。 「彼を紹介する必要はありませんね? 我らパザルの誇るアデム・リャイッチです」 「サッカーボールを100%バスケットボールに置き換えるわけではありませんが、彼は監督の判断でサッカーとバスケをバランスよく行き来できるようになりました。彼は夢を叶えた格好です。思う存分、そのバスケスキルを披露してほしいところです」 クラブの紹介いわく、大のNBA好きだというリャイッチ。セルビアといえば欧州のバスケ大国だが、まさかサッカーで自国を代表する選手だったリャイッチが、バスケとの二刀流になるとは、驚きである。 なお、ノヴィ・パザルのバスケットボール部門はセルビア1部にあたる「セルヒア・バスケットボールリーグ」に属しているが、セルビアはバスケでもレッドスター・ベオグラードとパルチザンによる完全な「2強」。両クラブ以外に優勝経験のあるチームは存在しない。 2024.11.08 18:15 Fri5