「デカいところがきたー!」世界的電機メーカー『CASIO』が高知ユナイテッドSCのメインスポンサーに! 創業家が高知県出身、J3新規参入のクラブに追い風

2025.02.14 18:00 Fri
世界的電機メーカー『CASIO』が高知ユナイテッドSCのメインスポンサーに
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世界的電機メーカー『CASIO』が高知ユナイテッドSCのメインスポンサーに
2025シーズンから明治安田J3リーグに入会する高知ユナイテッドSCは13日、カシオ計算機株式会社(東京都渋谷区)とのメインパートナー契約締結を発表した。「CASIO」のブランドで世界的に知られるカシオ計算機。社史を紐解くと、高知県長岡郡出身の故・樫尾忠雄氏が戦後まもない時期に樫尾製作所を創業し、その後、兄弟3人とともにカシオ計算機を立ち上げ。今日まで至る。

高知ユナイテッドSCは同社とのパートナー契約に伴い、トップチームが初めてJリーグの舞台に立つ2025シーズンのユニフォーム左袖に「CASIO」のロゴを掲出することとなる。
カシオ計算機も声明。

「当社創業家の出身地である高知県では、毎年『カシオワールドオープン ゴルフトーナメント』を主催し、地域経済の発展、ゴルフやスポーツの振興、スポーツを通じた子どもたちの育成に寄与しています」
「一方、高知ユナイテッドSCは、昨シーズン、悲願となる高知県初のJリーグ加盟を達成。今シーズンは、元日本代表である秋田豊監督のもと、さらなる成長を目指します。また、高知県の活性化に貢献するため、地元の学校や自治体と連携してサッカー教室を開催するなど、地域に根ざした取り組みに力を入れています」

「今回のスポンサー契約は、高知ユナイテッドSCが当社と深いつながりのある高知県を拠点に活動をしているチームであること、さらにスポーツを通じて地域の振興や次世代の育成を理念に掲げていることに当社が共感し、実現に至りました。今後は契約締結に伴い、高知ユナイテッドSCの選手は左袖に“CASIO”ロゴを入れたユニフォームを着用して試合に出場します」

◆明治安田J3リーグ第1節
2025年2月16日(日) 14:00KO
栃木SC vs 高知ユナイテッドSC
会場:カンセキスタジアム栃木(宇都宮市)
中継:とちぎテレビ、NHK高知放送局
配信:DAZN、Lemino

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5日、第26回日本フットボールリーグ(JFL)の表彰式が開催され、2024シーズンの最優秀選手賞(MVP)には、優勝&J3リーグ入会の栃木シティからFW吉田篤志(25)が選出された。 MVP吉田は今季、栃木Cに2度目の加入を果たし、チーム最大の得点源として12ゴール。チームに勝ち点をもたらす決定的な得点が多かったのも特徴的で、見事、MVPに選出された。 得点王は沖縄SVのFW青戸翔(28)で15ゴール。今季J3宮崎から加入し、とりわけ後半戦14試合出場で10ゴールと得点を量産した。 新人王はソニー仙台FCの大卒ルーキーFW布方叶夢(22)。国士舘大学から加入した160cmドリブラーは全30試合出場で3得点6アシスト…名門ソニーのラスト1年を鮮やかに彩った。 ベストイレブンには吉田と青戸を含め、優勝した栃木Cから6名、準優勝した高知ユナイテッドSCから2名などが選出。 栃木CのFW田中パウロ淳一(31)は今季がキャリア初となるJFLだったが、キレキレのドリブルで相手チームの脅威に。また、高知のDF吉田知樹(26)は、今季のJFLフィールドプレーヤーで唯一、全30試合フルタイム出場を達成した。 ■チーム表彰 優勝:栃木シティ(初優勝) 準優勝:高知ユナイテッドSC 3位:FCティアモ枚方 フェアプレー賞:高知ユナイテッドSC 特別賞:ソニー仙台FC ■個人表彰 ▽最優秀選手賞(MVP) FW 吉田篤志 (栃木シティ) ▽得点王 FW 青戸翔(沖縄SV) 15ゴール ▽新人王 FW 布方叶夢(ソニー仙台FC) ▽優勝監督賞 今矢直城(栃木シティ) ▽優秀レフェリー賞 小林健太朗 ■ベストイレブン GK 相澤ピーターコアミ(栃木シティ) DF 吉田知樹(高知ユナイテッドSC) DF 池松大騎(Honda FC) DF 奥井諒(栃木シティ) DF 上月翔聖(高知ユナイテッドSC) MF 宇都木峻(栃木シティ) MF 関野元弥(栃木シティ) FW 田中パウロ淳一(栃木シティ) FW 青戸翔(沖縄SV) FW 吉田篤志(栃木シティ) FW 田村翔太(ヴィアティン三重) 2024.12.05 16:47 Thu
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高知を退団したFW原田烈志が中国リーグのベルガロッソいわみに加入決定「目に見える結果で貢献していきたい」

高知ユナイテッドSCは19日、2024シーズン限りで退団したFW原田烈志(24)が、中国リーグのベルガロッソいわみに加入することを発表した。 原田は大阪府出身で、ガンバ大阪の下部組織出身。ジュニアユース、ユースと昇格。京都産業大学へと進学していた。 2023シーズンに高知へ入団すると、1年目はJFLで4試合出場。2024シーズンは10試合に出場していたが退団が決まっていた。 原田はベルガロッソいわみに通じてコメントしている。 「ベルガロッソに関わる全ての皆さん初めまして高知ユナイテッドから来ました原田烈志です。また移籍に関わって下さった皆様、Xでプレー集を拡散して下さった皆様のおかげで、大好きなサッカーを続けることができます!」 「JFL昇格のため目に見える結果で貢献していきたいと思います!応援よろしくお願いします!!」 2025.02.19 10:35 Wed
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“南国高知FC”時代に選手として5年間在籍…13年ぶり復帰から一変した景色「Jリーグへ行く準備が整ったなと」

高知ユナイテッドSCの毛利雅志アシスタントコーチ(39)が、クラブの「南国高知FC」時代を振り返り、現在の心境を語った。 J3・JFL入替戦に勝利し、見事、J3リーグ入会を掴み取った高知ユナイテッドSC。 アイゴッソ高知と高知UトラスターFCの統合によってユナイテッドが結成され、今年で9年目。現クラブで四国サッカーリーグから日本フットボールリーグ(JFL)へ、JFLからJ3へと駆け上がり、高知はとうとう“Jなし県”を脱する。 現クラブの主たる母体であるアイゴッソは、もともと「南国高知FC」という名称。 そして、2006〜10年にかけて南国高知FCの選手だったのが、現在ユナイテッドでコーチを務める毛利雅志。愛媛県出身の39歳は、高知県サッカー界の“冬の時代”を知る存在だ。 「僕が選手として南国高知に加入した2006年は、ちょうど四国にサッカー熱が高まっていたころ。前年に徳島ヴォルティスがJリーグへ上がり、そこに愛媛FCが続いて。カマタマーレ讃岐が今の名称になったのも、この年でしたね」 「僕はこの時、讃岐へ行くか、南国高知へ行くかっていう選択肢だったんですよ。当時はどちらも四国リーグ時代。でもその頃、他の四国3県にはあるスゴいサッカー熱が高知にもあったかっていうと、そうではなかった」 「応援してくださるファンの方々はいたんです。でも、選手としてその輪、そして高知のサッカー熱を広げられなかったという想いが残ったまま、退団しています。在籍5年でリーグ優勝もなく、地決(地域CL)に出れませんでした」 失意のうちに南国高知を退団したわけだが、現役引退を経た2023年、“ユナイテッド”となったクラブへ運営スタッフとして13年ぶりに復帰。今季から再びトップチームの一員となり、見事、J3リーグ入会を成し遂げた。 「やっぱり高知が“サッカー不毛の地”という印象はあったし、四国に初めてJリーグクラブが生まれた時代に南国高知でプレーしていた身なので、あの頃もその感覚を抱いていました」 「だけど、変わるものですね」 「高知出身の(MF10)佐々木敦河がよく話してるのは『自分が子どもの頃、サッカーを観に行く日常は高知になかった』ということ。それが今年、ホームゲームに1万人のお客さんが来てくれたりして、サッカーがひとつ文化として根付きつつあると感じています」 ユナイテッドは9月1日のJFL第18節・ヴェルスパ大分戦(H)、観衆1万1085人を記録した。 「自分がいた時代からすれば、考えられない数字。ベンチに座っているので試合中は体感しませんでしたけど、数字をみたときは驚きました。そのときに初めて『Jリーグへ行く準備が整ったのかな』と思ったのを覚えています」 「J入りも決まって、長くクラブを応援してくださっている方々にはようやく恩返しできたと思いますし、今年応援してくれるようになった方々にも、来年応援を始める方々には経験できないものを与えられたと思っています」 「とにかく全ての人に感謝していますし、応援の輪を広げていきたい」 「僕たちとしては、今年やってきた“地に足つけて”を来シーズンも継続して、足りなかった部分はこのオフに埋める作業をして。今年以上の結果が何を指すのかわからないけど、全てがポジティブに向かうよう、引き続き頑張ります」 「ぜひ、試合がある時は“お友達をもう1人”、連れて来てほしいですね」 ◆明治安田J3リーグ2025〈第1節〉 栃木SC vs 高知ユナイテッドSC 2月15日(土) or 2月16日(日) ◆明治安田J3リーグ2025〈第2節/ホーム開幕戦〉 高知ユナイテッドSC vs ガイナーレ鳥取 2月22日(土) or 2月23日(日) or 2月24日(月) 2024.12.13 17:00 Fri

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