「高校サッカーを築いてきた方」空高く喪章を掲げるパフォーマンス、青森山田10番・松木玖生が急逝の小嶺忠敏氏へ捧げるゴール
2022.01.08 21:13 Sat
青森山田高校の10番・MF松木玖生が自身のゴールパフォーマンスを語った。8日、第100回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が行われ、高川学園(山口県)vs青森山田(青森県)の試合は0-6で青森山田が勝利。4大会連続で決勝へ駒を進めた。
この試合の前に行われる予定だった大津(熊本県)vs関東第一(東京B)の準決勝の試合は、関東第一の選手2名が新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応を示し、その後の協議の結果、辞退することを決定。試合が中止となっていた。
さらに、7日の未明に長崎総科大附属高校の監督である小嶺忠敏氏が急逝。高校サッカーを支え続けてきた名将の突然の訃報は、サッカー界を大きく揺るがすこととなった。
試合の前には、小嶺監督への黙祷が捧げられた中、松木は0-2出迎えた57分に圧巻のプレーを見せる。
ゴール後、松木は腕につけていた喪章を取り、点高く掲げるパフォーマンスを見せていた。
試合後の取材対応で松木はこのゴールパフォーマンスについて言及。インターハイでの対戦経験もあること、そして高校サッカーを牽引してきた小嶺監督を偲んでのパフォーマンスだったと明かした。
「得点のところに関しては、自分たちもインターハイの初戦で長崎総科大とプレーしていて、その時に小嶺先生がベンチにいました」
「特に関わりがあるわけではないですが、高校サッカーを築いてきた方でもあるので、そういった方に向けた得点だったと思います」
圧倒的パフォーマンスを見せた松木。新シーズンからはFC東京への加入が内定しているが、こういった気配りができるところも別格だ。
この試合の前に行われる予定だった大津(熊本県)vs関東第一(東京B)の準決勝の試合は、関東第一の選手2名が新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応を示し、その後の協議の結果、辞退することを決定。試合が中止となっていた。
試合の前には、小嶺監督への黙祷が捧げられた中、松木は0-2出迎えた57分に圧巻のプレーを見せる。
ボックス内右でボールを受けると、相手をヒールで持ち出してかわすと、角度のあまりないところから左足シュート。これがゴール左に突き刺さり、3点目を奪った。
ゴール後、松木は腕につけていた喪章を取り、点高く掲げるパフォーマンスを見せていた。
試合後の取材対応で松木はこのゴールパフォーマンスについて言及。インターハイでの対戦経験もあること、そして高校サッカーを牽引してきた小嶺監督を偲んでのパフォーマンスだったと明かした。
「得点のところに関しては、自分たちもインターハイの初戦で長崎総科大とプレーしていて、その時に小嶺先生がベンチにいました」
「特に関わりがあるわけではないですが、高校サッカーを築いてきた方でもあるので、そういった方に向けた得点だったと思います」
圧倒的パフォーマンスを見せた松木。新シーズンからはFC東京への加入が内定しているが、こういった気配りができるところも別格だ。
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