「私はその10週間後に職を失った」 スールシャールがC・ロナウド再獲得を回想…当時のユナイテッドには悪手だった? 「ドレッシングルームに影響したかも」

2024.09.28 14:55 Sat
ユナイテッド時代のC・ロナウドとスールシャール氏
Getty Images
ユナイテッド時代のC・ロナウドとスールシャール氏
マンチェスター・ユナイテッド監督のオーレ・グンナー・スールシャール氏がポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの再獲得を振り返った。

ユナイテッドOBでもあるスールシャール氏は2018年12月から2021年11月まで指揮。C・ロナウドがユナイテッド帰還したのは最終的に成績不振で解任されるシーズンの2021年夏だった。

当時のC・ロナウドは宿敵であるマンチェスター・シティ行きが有力視されたが、恩師のサー・アレックス・ファーガソン氏が後に明かしたように説得。結局、恩師の直談判が効いた格好だ。
そして、C・ロナウドは復帰1年目からチーム得点王となる公式戦24ゴールの活躍を披露したが、スールシャール氏は当時のユナイテッドにとって影響力が悪い方向にいったと感じるようだ。

母国ノルウェーでの『オスロ・ビジネス・フォーラム』に出席した51歳は当時をこう振り返る。イギリス『デイリー・メールが報じた。
「クリスティアーノ・ロナウド、ここ15年で世界最高の選手の1人だ。彼とは一緒にプレーもした。彼はマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたことで、クラブとの歴史もあり、ユベントスを去ったが、マンチェスター・シティに渡すわけにいかなかったんだ」

「なぜなら、彼はきっと今のアーリング・ハーランドよりも多くのゴールを決めるだろうからだ。だから、私はクリスティアーノと話をした。で、彼をマンチェスター・ユナイテッドに連れて行ったわけだが、それがドレッシングルーム全体に、ドレッシングルームでの力関係に影響したのかもしれない」

「もちろん、彼は世界的なスーパースターの1人だし、他の選手は(自分が)重要ではないと感じたのかもしれないと思う。彼はよくやってくれたし、そのシーズン、24ゴールで得点王になったが、私はその10週間後に職を失ってしまった!」

オーレ・グンナー・スールシャールの関連記事

マンチェスター・ユナイテッド元監督のオーレ・グンナー・スールシャール氏が復帰に含みだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 現役時代に決定力抜群の名スーパーサブとしてユナイテッドで活躍したスールシャール氏。2018年12月にジョゼ・モウリーニョ現フェネルバフチェ監督が解任されると、そこから暫定的に指揮を執り、後 2024.09.27 18:45 Fri
イングランド代表の前指揮官、ガレス・サウスゲイト氏がUEFAの要職入りへ。 ユーロ2024をもってイングランド代表監督辞任のサウスゲイト氏。イギリス『ミラー』によると、同氏はUEFAから届いた技術委員会常任メンバーの就任オファーを受諾したという。 ユーロ直前には昨季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝、レアル 2024.08.23 11:05 Fri
日本代表MF三笘薫が所属するブライトン&ホーヴ・アルビオン。主軸が抜けたことに加え、シーズン中にはケガ人が増えたこともあり、今シーズンは苦戦が続いている。 シーズンも残り数試合となった中、ブライトンは12位に位置。来シーズンのヨーロッパの大会出場は非常に難しい状況となった。 一方で、この夏にはチームを率いる 2024.05.02 22:45 Thu
かつてマンチェスター・ユナイテッドを指揮したオーレ・グンナー・スールシャール氏が、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスのキャプテンとしての資質に疑問を呈した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ユナイテッドでは今シーズンからブルーノ・フェルナンデスがキャプテンに就任。前キャプテンであるイングランド代 2024.03.07 16:40 Thu
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のミネソタ・ユナイテッドFCは27日、エリック・ラムジー氏(32)の監督就任を発表した。 イングランド生まれ、ウェールズ育ちのラムジー氏は、21歳の時にスウォンジーU-18で指導者キャリアをスタート。その後は出身地クラブのシュールズベリー・タウンやチェルシーU-23でコーチを務め 2024.02.27 10:23 Tue

マンチェスター・ユナイテッドの関連記事

先週末に行われた第6節は首位マンチェスター・シティが引き分けに終わったことで、連勝のリバプールが首位に浮上。ここにきて上位争いは混戦模様の様相を示している。 インターナショナルマッチウィーク前の第7節はMF鎌田大地とMF遠藤航、DF冨安健洋とDF菅原由勢の直接対決に、MF三笘薫を擁するブライトンとトッテナムという 2024.10.05 12:00 Sat
マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーであるジム・ラトクリフ氏がエリク・テン・ハグ監督(54)の将来に言及した。 2022年夏からユナイテッドを指揮するようになり、今季で3年目のテン・ハグ監督。ラトクリフ氏からなる『INEOS』グループが新たに運営に携わってのシーズンだが、プレミアリーグでは開幕6試合で早くも 2024.10.05 11:45 Sat
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアがエリク・テン・ハグ監督に言及した。 今季のプレミアリーグ開幕から6試合で早くも3敗を喫し、13位に沈む状況から、さっそく解任話が浮かぶテン・ハグ監督。この1週間の結果が進退に左右するといわれるなか、3日のヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第 2024.10.04 10:10 Fri
マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督がコメントした。 ユナイテッドは3日のヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第2節でポルトのホームに乗り込み、3-3のドロー。劇的に追いついた格好だが、ELでは2試合連続の引き分けで、公式戦4試合で白星から遠ざかっている。 この日は20分までにマーカス・ラ 2024.10.04 09:15 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第2節、ポルトvsマンチェスター・ユナイテッドが3日にエスタディオ・ド・ドラゴンで行われ、3-3のドローに終わった。 ボデ/グリムトとの開幕節を2-3で落とし、まさかの黒星スタートとなったポルト。先週末のアロウカ戦を4-0の快勝で飾ってバウンスバックを果たしたチームは、強豪 2024.10.04 06:20 Fri

プレミアリーグの関連記事

プレミアリーグ第7節のアーセナルvsサウサンプトンが5日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが3-1で逆転勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は84分から途中出場、サウサンプトンのDF菅原由勢は90分までプレーした。 アーセナルは前節、レスター・シティに一時2点差を追いつかれるも、後半アディシ 2024.10.06 01:33 Sun
プレミアリーグ第7節のマンチェスター・シティvsフルアムが5日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが3-2で逆転勝利した。 直近のリーグ戦2試合連続ドローと、やや失速傾向にある王者シティ。今節は2連勝中の曲者フルアムとのホームゲームでリーグ3試合ぶりの白星を目指した。前節はニューカッスル相手に1-1の 2024.10.06 01:13 Sun
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、プレミアリーグを皮肉った。 前人未到のプレミアリーグ5連覇を目指すシティ。一方で、長年にわたる財務規則違反疑惑で調査を受けている状況でもある。 そのシティは、今シーズンも上位につけている一方で、シーズンを通して多くの試合に参加。シーズン終了後には、3 2024.10.05 22:50 Sat
プレミアリーグ第7節のクリスタル・パレスvsリバプールが5日にセルハースト・パークで行われ、アウェイのリバプールが0-1で勝利した。なお、パレスのMF鎌田大地は88分から、リバプールのMF遠藤航は89分から途中出場した。 パレスは前節、エバートンとの未勝利対決に1-2の逆転負けを喫し、開幕6戦未勝利に。首位チーム 2024.10.05 22:35 Sat
先週末に行われた第6節は首位マンチェスター・シティが引き分けに終わったことで、連勝のリバプールが首位に浮上。ここにきて上位争いは混戦模様の様相を示している。 インターナショナルマッチウィーク前の第7節はMF鎌田大地とMF遠藤航、DF冨安健洋とDF菅原由勢の直接対決に、MF三笘薫を擁するブライトンとトッテナムという 2024.10.05 12:00 Sat

記事をさがす

オーレ・グンナー・スールシャールの人気記事ランキング

1

「私はその10週間後に職を失った」 スールシャールがC・ロナウド再獲得を回想…当時のユナイテッドには悪手だった? 「ドレッシングルームに影響したかも」

元マンチェスター・ユナイテッド監督のオーレ・グンナー・スールシャール氏がポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの再獲得を振り返った。 ユナイテッドOBでもあるスールシャール氏は2018年12月から2021年11月まで指揮。C・ロナウドがユナイテッド帰還したのは最終的に成績不振で解任されるシーズンの2021年夏だった。 当時のC・ロナウドは宿敵であるマンチェスター・シティ行きが有力視されたが、恩師のサー・アレックス・ファーガソン氏が後に明かしたように説得。結局、恩師の直談判が効いた格好だ。 そして、C・ロナウドは復帰1年目からチーム得点王となる公式戦24ゴールの活躍を披露したが、スールシャール氏は当時のユナイテッドにとって影響力が悪い方向にいったと感じるようだ。 母国ノルウェーでの『オスロ・ビジネス・フォーラム』に出席した51歳は当時をこう振り返る。イギリス『デイリー・メールが報じた。 「クリスティアーノ・ロナウド、ここ15年で世界最高の選手の1人だ。彼とは一緒にプレーもした。彼はマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたことで、クラブとの歴史もあり、ユベントスを去ったが、マンチェスター・シティに渡すわけにいかなかったんだ」 「なぜなら、彼はきっと今のアーリング・ハーランドよりも多くのゴールを決めるだろうからだ。だから、私はクリスティアーノと話をした。で、彼をマンチェスター・ユナイテッドに連れて行ったわけだが、それがドレッシングルーム全体に、ドレッシングルームでの力関係に影響したのかもしれない」 「もちろん、彼は世界的なスーパースターの1人だし、他の選手は(自分が)重要ではないと感じたのかもしれないと思う。彼はよくやってくれたし、そのシーズン、24ゴールで得点王になったが、私はその10週間後に職を失ってしまった!」 2024.09.28 14:55 Sat
2

「頼まれたらいつだってイエス」 ユナイテッドでテン・ハグ体制揺らぐなか、スールシャール氏に復帰意欲

マンチェスター・ユナイテッド元監督のオーレ・グンナー・スールシャール氏が復帰に含みだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 現役時代に決定力抜群の名スーパーサブとしてユナイテッドで活躍したスールシャール氏。2018年12月にジョゼ・モウリーニョ現フェネルバフチェ監督が解任されると、そこから暫定的に指揮を執り、後に正式監督へと就任した。 だが、2021年11月に成績不振で解任の憂き目に。以降は指揮官復帰の可能性が浮かんだりもするなかで現場からしばらく遠ざかっており、欧州サッカー連盟(UEFA)のテクニカルオブザーバーなどを歴任する。 そんな51歳は母国ノルウェーのリレストレムで行われた『オスロ・ビジネス・フォーラム』でQ&Aに応対。今季もここまで公式戦8試合で3勝と苦戦が続くユナイテッドに関する質問を受けると、話があれば応じる姿勢を示す。 「家族(ユナイテッド)に頼まれたら、いつだってイエスと返す。違う人が就いている仕事についてを話すのは間違っているような気がするが、イエスと言う」 エリク・テン・ハグ監督に対する風当たりも強まるユナイテッドにその気があるかどうかだが、スールシャール氏は復帰に前向きのようだ。 2024.09.27 18:45 Fri
3

世界一にもなれた稀代の創造主、ファン・セバスティアン・ベロン

これまでのサッカー界には、数多くのクリエイティブな選手が存在した。それは、サッカーのスタイルが大きく変化した現代にも存在しているが、当然のことながらそのプレースタイルも変化している。 一方で、自分のスタイルを崩さずに輝きを放ち続けようともがいた選手も多くいる。しかし、その多くが、サッカースタイルの波に敗れたり、リーグの特性、チームコンセプトの犠牲になっていった。 クリエイティブな選手としてパッと想像される中には、現在はレアル・マドリーで指揮を執るジネディーヌ・ジダンがいるだろう。ボールを持った時の立ち姿やドリブルで相手をかわす姿勢など、そのプレー自体がエレガントさに溢れており、現役ラストマッチとなった2006年ドイツ・ワールドカップ決勝での頭突きは世界が衝撃に包まれた。 そのジダンと肩を並べるクリエイティビティを持ち、自身のスタイルを貫き通したがために、意外なキャリアを歩むこととなったのが、元アルゼンチン代表MFファン・セバスティアン・ベロンだ。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆流浪の創造主 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/veron3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ベロンがキャリアをスタートさせたのは、母国のエストゥディアンテス。クラブの歴史において偉大な人物であり、“ブルッハ(魔法使い)”の愛称で親しまれたファン・ラモン・ベロン氏を父に持つベロンは、同じ道を歩んだ。 プロキャリアスタートから1年半で名門のボカ・ジュニアーズに移籍。すると半年で海を渡り、21歳でサンプドリアへと加入した。 当時からベロンのプレースタイルは異次元と言って良いもの。誰もが想像つかないような創造性を備え、独自のルールでプレーをしていた様にさえ見えるほど。ただ、その創造性がズバ抜けていたことで、チームの中心選手でもあった。 1998年に加入したパルマでは、同胞のFWエルナン・クレスポとのコンビがフィーバー。2人のコンビネーションの破壊力は抜群で、“ミラクル・パルマ”と呼ばれるチームの中心を担った。 プロビンチャ(地方クラブ)に過ぎなかったパルマだが、このシーズンは若きジャンルイジ・ブッフォンを守護神に、ファビオ・カンナバーロ、リリアン・テュラム、ネストル・センシーニの3バックが構えた。ベロンはトップ下で攻撃をコントロール。チームはUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)とコッパ・イタリアを制した。 強力なクレスポとのコンビは、1999年にそのままラツィオへと移籍。すると、ラツィオではスクデットとコッパ・イタリア優勝を成し遂げ、その創造性でチームを牽引した。 イタリアでの3クラブでは遺憾なく創造性を見せつけていたベロンは、2001年7月にマンチェスター・ユナイテッドへと加入。この移籍が1つの転機となった。 <div id="cws_ad">◆稀代の創造主 ベロンの魔法のようなプレーの数々<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI2djQyV3dxayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div><div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://ryan.onelink.me/C7cD/1fb76a70&c=sega_20201102_1">バティストゥータ、サネッティ、ベロンが<br />「サカつくRTW」に登場!</a><hr></div><div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆守れなかった自分のスタイル </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/veron2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 当時のイングランド史上最高の移籍金2810万ポンド(当時のレートで約50億円)でユナイテッドへと加入したベロンは、異色の存在だったと言える。当時のメンバーでは、92年組と呼ばれるデイビッド・ベッカムやポール・スコールズ、ライアン・ギグスの他、ロイ・キーンやオーレ・グンナー・スールシャール、ルート・ファン・ニステルローイなどがいた。 超名門であってもベロンはその持ち前の感覚で、チームに違いをもたらす。2002-03シーズンにはプレミアリーグを制覇と結果も残した。 しかし、ベロンが異彩を放てた試合はセリエA時代と比べると大きく制限がされていた。その理由の1つは、ポジションの変更だ。 当時トップ下を置いていたセリエAとは違い、イングランドでは伝統的にフラットな[4-4-2]が採用。そのため、ベロンのポジションは1列下がったところに置かれた。 加えてプレミアリーグの激しいスタイルもベロンを困らせる。創造的なプレーに集中できなくなったベロンは、ユナイテッドでは自ら汗をかき、守備のタスクもこなす必要があったのだ。 チャンピオンズリーグというヨーロッパの舞台や、守備を重点的にプレーするフィル・ネビルとのコンビではその力を存分に発揮したベロンだが、リーグ戦では結果が出せず。ロマン・アブラモビッチ氏がオーナーとなったチェルシーに2003年8月へ移籍。しかし、チェルシーでも結果を残せず、インテルへと移籍し、イタリアで再びプレーした。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆旅の終わりは故郷へ、そして会長に </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/veron4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> インテルでプレーした後、2006年7月にプロキャリアをスタートさせたエストゥディアンテスへと復帰。すでに終わった選手としてのレッテルを剥がし、完全復活を果たした。 2009年には父と同じように愛するクラブをコパ・リベルタドーレス優勝に導き、自身も2008、2009年と2年連続で南米最優秀選手に選出。ベロンには欧州からのオファーもあったが、エストゥディアンテスへの愛情を示して残留すると、2014年にスパイクを脱ぐ。その後2017年に一度現役復帰するも、引退後はクラブの会長職を務めている。 キャリアを通してセリエAやプレミアリーグのタイトルも勝ち取ってきたベロンだが、キャリアで最も印象的な瞬間について、2009年のコパ・リベルタドーレス優勝だと語っており、いかにその瞬間がベロンにとって大きなものだったかが分かる。世界一にもなれた創造主は、母国で新たな才能を生み出すことに力を割いている。 <div style="text-align:left;" id="cws_ad"><hr>魔法のようなプレーとテクニックで往年のセリエAファンを魅了したベロンが、大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br /><br />ベロンとともにアルゼンチン代表として1998年のフランスW杯で日本代表と戦った、FWガブリエル・バティストゥータとDFハビエル・サネッティも同時に登場している。『サカつくRTW』で“小さな魔法使い”の姿を観たい方は是非一度チェックしよう。</div><hr> 2020.11.04 18:05 Wed
4

前イングランド代表監督のサウスゲイト氏、オファー受諾で新天地が決定か

イングランド代表の前指揮官、ガレス・サウスゲイト氏がUEFAの要職入りへ。 ユーロ2024をもってイングランド代表監督辞任のサウスゲイト氏。イギリス『ミラー』によると、同氏はUEFAから届いた技術委員会常任メンバーの就任オファーを受諾したという。 ユーロ直前には昨季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝、レアル・マドリーvsドルトムントの技術報告書作成にもテクニカルオブザーバーとして招かれていたサウスゲイト氏。 技術委員会の仕事をざっくり言うと、コーチングの観点から試合を分析し、試合中に起きる“新たな傾向”を見つける、というもの。最先端の視覚化ツールと膨大な量のデータも用いる「アナリスト」だ。 著名なところでは、オーレ・グンナー・スールシャール氏やファビオ・カペッロ氏などが技術委員会に在籍。今回、サウスゲイト氏とともに前ウェストハム指揮官のデイビッド・モイーズ氏も常任メンバー入りとなるようだ。 『ミラー』はサウスゲイト氏について、「現場復帰の計画を公言せずも、監督解任がちらほら出る時期になれば、オファーに困ることはなさそうだ」と、遅かれ早かれUEFAを離れて監督業に戻ると予想している。 2024.08.23 11:05 Fri
5

三笘薫のブライトン、デ・ゼルビ監督退任ならプレミア昇格迫るイプスウィッチの指揮官招へいを狙う

日本代表MF三笘薫が所属するブライトン&ホーヴ・アルビオン。主軸が抜けたことに加え、シーズン中にはケガ人が増えたこともあり、今シーズンは苦戦が続いている。 シーズンも残り数試合となった中、ブライトンは12位に位置。来シーズンのヨーロッパの大会出場は非常に難しい状況となった。 一方で、この夏にはチームを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督に退任の可能性。他クラブからのオファーもあるほか、不振の責任を感じて辞任する可能性もあると見られている。 イギリス『ガーディアン』によれば、ブライトンは新監督の招へいに関して、緊急事態に備える計画を立てているとのこと。その候補が、イプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督(37)とのことだ。 マッケンナ監督は、イプスウィッチタウンを率いてチャンピオンシップ(イングランド2部)を戦っており、残り1節で2位に位置。最終戦で引き分け以上の結果を残せば、チームはプレミアリーグに昇格となる。 2022-23シーズンはEFLリーグ1(イングランド3部)を戦っていたチームを2部に昇格させており、最終節の結果では2年連続で昇格に導くことに。その手腕はにわかに注目を集めている。 マッケンナ監督は、現役時代はトッテナムのアカデミーで育ち、ファーストチームに昇格しないまま引退。その後、指導者の道に進み、ノッティンガム・フォレスト、レスター・シティ、トッテナムなどのユースでコーチを務めていた。 2014年7月にトッテナムU-18で初めて監督を務めると、2016年9月からはマンチェスター・ユナイテッドのスカウトに就任。その後、U-18の監督となると、2018年7月からはマイケル・キャリック、ラルフ・ラングニック、ジョゼ・モウリーニョ、オーレ・グンナー・スールシャールのアシスタントコーチを務め、2021年12月からイプスウィッチを指揮していた。 予算規模の小さいイプスウィッチで結果を残したマッケンナ監督。チームと共にプレミアリーグに昇格するという選択をする可能性も十分にあるが、どういった選択をするだろうか。 2024.05.02 22:45 Thu

マンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング

1

「イエローなら納得できる」退場処分のB・フェルナンデス、主審の判断やVARの対応に苦言「マディソンでさえレッドカードでないと言った」

マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが判定に異議を唱えた。『ESPN』が伝えた。 29日、プレミアリーグ第6節でトッテナムをホームに迎え、0-3の完敗を喫したユナイテッド。1点ビハインドの前半終盤には、ブルーノが一発退場となるアクシデントもあった。 ブルーノはタックルを仕掛けた際にスリップ。遅れて出した足がイングランド代表MFジェームズ・マディソンに引っかかってしまった。 退場したにもかかわらず、試合後には取材に対応。イエローカードが妥当な判定だったと自らの考えを伝えている。 「誰も退場処分は望んでいないし、良い気分じゃない。(スパイクの)スタッドを見せてタックルにいったわけじゃなかった。決してレッドカードではない。ジェームズ・マディソンでさえ立ち上がった時、レッドカードではないと言った」 「もしこれがレッドカードなら、他の多くの事象も検証する必要がある。あれはファウルだ。コンタクトはそれほどなかった。(レフェリーが)イエローカードを出したなら納得できる。なぜVARが彼をスクリーン(オンフィールドレビュー)に向かわせなかったのか理解できない」 一方、1人失っても戦い続けた仲間たちを称賛。今後に繋がるとポジティブな側面も強調した。 「言いたいのは、チームメートを1人欠くことになってしまったということだ。ピッチ上で彼らがやってくれたこと全てに感謝している。明らかに彼らにとっては厳しい試合だった」 「11対11の時も僕らは良いスタートを切れなかった。それが相手を明らかに後押しし、それからレッドカードを受ける状況になった。彼らはとてもよくやったと思う」 「彼らはトライしたが、さらに2失点した。全てのスペースをカバーするのは難しかった。だけど、この試合から得られる良いことがたくさんあると思う。チームの粘り強さは常に感じられたし、このチームのことを本当に誇りに思っている」 なお、ユナイテッドのキャプテンとしては、元アイルランド代表MFロイ・キーン氏、元セルビア代表DFネマニャ・ヴィディッチ氏、元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏に次ぐ4人目のプレミアリーグでの退場処分。また『Opta』によると、ブルーノはユナイテッド加入から242試合目で初のレッドカードとなっている。 <span class="paragraph-title">【動画】イエローが妥当? ブルーノのタックル</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="3Lkmy7QmXb4";var video_start = 62;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.30 17:06 Mon
2

スパーズが敵地でブルーノ退場ユナイテッドを粉砕…ブレナン&ソランケ連発で公式戦4連勝【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第6節、マンチェスター・ユナイテッドvsトッテナムが29日にオールド・トラッフォードで行われ、アウェイのトッテナムが0-3で快勝した。 ユナイテッドは前節、クリスタル・パレス相手に決定力を欠いてゴールレスドロー。続くヨーロッパリーグ(EL)ではホームでトゥベンテと対戦も、一瞬の緩みで喫した失点と決定力不足によって1-1のドロー。公式戦2試合連続ドローと、再びフォームを落とした状態で、今シーズン2度目のビッグ6直接対決に臨んだ。テン・ハグ監督はそのELから先発3人を変更。マグワイア、エリクセン、アマドに代えてデ・リフト、メイヌー、ガルナチョを起用した。 一方のトッテナムは前節、ブレントフォードに3-1の勝利。リーグ連敗をストップした。続くELではカラバフをホームで迎え撃った中、前半開始直後にドラグシンが一発退場となる窮地に陥ったが、数的不利を感じさせないパフォーマンスで3-0の勝利。公式戦3連勝を達成した。相手に比べて準備期間が1日に少ないアウェイゲームに向けてポステコグルー監督はELから先発7人を変更。負傷でメンバー外のソン・フンミン代役にヴェルナーを据え、アウェイながらインサイドハーフにマディソン、クルゼフスキを並べる攻撃的な布陣で臨んだ。 2勝1分け2敗と微妙なスタート切った両雄による浮上のきっかけを探る直接対決。互いに前からアグレッシブにプレスをかけ合う入りになると、アウェイチームが驚愕の高速カウンターで電光石火の先制点を挙げる。 3分、トランジションの応酬の流れでハーフウェイライン付近でインターセプトしたファン・デ・フェンが左のハーフスペースで豪快に持ち上がると、DFに囲まれかけたボックス手前で再加速ボックス左に抜け出してグラウンダーのクロスを入れると、ニアでソランケが引っ張った背後にドフリーで走り込んだブレナン・ジョンソンがワンタッチで無人のゴールへ流し込み、公式戦4試合連続ゴールを決めた。 プレミア最速DFのスーパーアシストで先手を奪ったトッテナムは以降も前傾姿勢の戦いを継続。連動したハイプレスでユナイテッドのビルドアップを再三食うと、マイボール時もテンポの速いパスワークで剥がして決定機を創出。左サイドのマディソン、ウドジェがゴールに迫る。 以降はユナイテッドも長いボールを使ってプレス回避を試みてショートカウンターを浴び続ける状況を改善したが、流れ自体は変わらず。20分にウドジェとヴェルナーの見事なコンビネーションで局面を打開。スムーズに右へサイドを変えて、最後はジョンソンがボックス右で対角シュート。だが、これは惜しくも左ポストを叩いた。 22分には久々に深い位置まで攻撃を仕掛けたユナイテッドが、ボックス右に侵入したメイヌーの折り返しから中央のザークツィーに決定機も枠を捉えたダイレクトシュートはGKヴィカーリオの好守に遭う。 前半半ばから終盤にかけて試合はよりオープンな展開に。37分、ユナイテッドは左サイド深くでラッシュフォードが上げたクロスを大外でフリーのガルナチョがダイレクトボレーで合わせるが、これは惜しくも右ポストを叩く。直後の39分にはトッテナムがロングカウンターで相手陣内を独走したヴェルナーがGKと一対一も、股間を狙ったシュートはGKオナナのビッグセーブに阻まれる。 守護神の好守で2失点目を免れた赤い悪魔だったが、直後に痛恨のアクシデントが発生。入れ替わられた局面でマディソンの脛を足裏で蹴る形となったブルーノ・フェルナンデスにレッドカードが掲示される。さらに、メイヌーが足を痛めてプレー続行不可能となり、マウントのスクランブル投入も余儀なくされた。 点差は最少もビハインドのホームチームが数的不利を背負って臨んだ後半。ハーフタイムで両ベンチが動く。ユナイテッドはザークツィーに代えてカゼミロを投入し、ラッシュフォードを最前線に上げた。一方のトッテナムは前半足を気にしていたウドジェを下げてスペンスを同じポジションに入れた。 ハーフタイムの修正に注目が集まった立ち上がりだったが、前半同様にアウェイチームが電光石火のゴールを決める。47分、ロメロの浮き球のクリアボールを中盤で競り勝ったソランケがヘディングで右のスペースに流すと、ジョンソンが一気に攻撃をスピードアップ。ボックス右に持ち込んでの折り返しはDFデ・リフトに触られるが、ゴール前に飛び込んだクルゼフスキが左足アウトで叩く技ありボレーでゴール左隅に流し込んだ。 これで勝利に大きく近づいたトッテナムは完全にホームチームの心を折るべく攻勢を継続。56分にはクルゼフスキの絶妙なスルーパスに抜け出したヴェルナーにこの試合2度目のビッグチャンスが舞い込むが、右足シュートはGKオナナがビッグセーブ。さらに、こぼれに詰めたソランケのシュートもオナナが見事なリカバリーで阻止した。 すると、ファイティングポーズを取り続ける守護神に鼓舞されたホームチームはここからギアを入れ直して前から圧力を強めつつ、後方の選手たちもリスクを負って攻撃に出て行く。流れの中では決定機には至らずも、効果的にセットプレーを獲得して際どいシーンを作り出す。さらに、ホイルンドとエリクセンのデンマーク代表コンビを同時投入し、勝負に出た。 一方、圧倒的優位は変わらずも嫌な空気が漂うトッテナムは75分過ぎに3枚替えを敢行。ジョンソンとヴェルナーの両翼とマディソンを下げてベリヴァル、ムーア、サールと若手3人をピッチに送り出す。すると、この交代策が試合を決める3点目をもたらす。 77分、左CKの場面でキッカーのベリヴァルが右足インスウィングの鋭いボールを入れると、ニアで競り勝ったサールのヘディングでのフリックに反応したソランケがワンタッチで流し込み、公式戦3試合連発とした。 これで完全に試合の大勢が決した中、ホームで意地を見せたいユナイテッド、ビッグマッチで結果を出したいスパーズの若手が最後まで貪欲にゴールを狙ったが、試合はこのまま0-3でタイムアップ。 マンチェスター・ユナイテッド 0-3 トッテナム 【トッテナム】 ブレナン・ジョンソン(前3) デヤン・クルゼフスキ(後2) ドミニク・ソランケ(後32) <span class="paragraph-title">【動画】VDVの驚愕アシストからブレナン4戦連発!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">トッテナムが先制!<br>ブレナン・ジョンソンが<br>公式戦4試合連続ゴール<br><br>ファン・デ・フェンが<br>最後尾から駆け上がり<br>見事なアシスト!<br><br>プレミアリーグ 第6節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/JmIVWfW6WO">pic.twitter.com/JmIVWfW6WO</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1840417415026589821?ref_src=twsrc%5Etfw">September 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">トッテナムが追加点!<br>クルセフスキが繊細なタッチで<br>今季初ゴール<br><br>プレミアリーグ 第6節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/0qfpSEk02s">pic.twitter.com/0qfpSEk02s</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1840433492917944766?ref_src=twsrc%5Etfw">September 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">トッテナムが<br>試合を決める3点目<br>ソランキは<br>プレミアリーグのユナイテッド戦で<br>3試合連続ゴール<br><br>プレミアリーグ 第6節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/u5BpvsdYE6">pic.twitter.com/u5BpvsdYE6</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1840442590212378860?ref_src=twsrc%5Etfw">September 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.30 02:33 Mon
3

「迷える魂のよう」「めちゃくちゃだ」早くも今季3敗目…明るい兆し見えぬユナイテッドに厳しい声「テン・ハグ監督がチームを好転させられるとは…」

低迷続くマンチェスター・ユナイテッドに対しては、厳しい声が相次いでいる。イギリス『テレグラフ』が伝えた。 今シーズン、エリク・テン・ハグ監督の下で3シーズン目を迎えたユナイテッドだが、開幕から説得力あるパフォーマンスは見られず。プレミアリーグでは6試合2勝1分け3敗と黒星先行の13位に低迷しており、ヨーロッパリーグ(EL)も開幕節でトゥベンテ相手にホームでドローの結果となった。 先週末に行われたプレミアリーグ第6節のトッテナム戦では、開始早々に失点を許すとその後は退場者が出た影響もあってオールド・トラフォードで大苦戦。最終的に0-3の完敗を喫する結果となり、試合後はチームに対する批判の声が後を絶たない。 ポッドキャスト『The Rest Is Football』に出演した元イングランド代表のアラン・シアラー氏も、現在のユナイテッドを辛辣に批判。チームとしての狙いが見えないことを特に指摘している。 「彼らは何者なんだ?誰か教えてくれ、マンチェスター・ユナイテッドとは何だ?彼らのシステム、プランは何だ?彼らは守るのか?攻撃するのか?プレスは仕掛けるのか?見ていてもさっぱりわからない。チームはめちゃくちゃだ」 「彼らはこれまでカラバオカップやFAカップで優勝してきたが、リーグで力を発揮するという点では、まったく及んでいない。そして今の彼らには、アイデンティティがないんだ」 また、ギャリー・リネカー氏もシアラー氏の論調に賛同。チームはそれぞれの役割が明確になっておらず、現体制での改善は難しいとの見方を示している。 「彼らは迷える魂のようだ。選手は自分の役割、特定の状況で何をすべきかを知る必要があるだろう。だが、かなり長い期間彼らは自分の役割を理解していないように見える。それは間違いなく、コーチングに起因するだろう。今、テン・ハグがチームを好転させると考えるのは難しい」 2024.10.01 17:40 Tue
4

ユナイテッドに朗報…スパーズ戦で一発退場となったブルーノ・フェルナンデスの3試合出場停止が取り消しに

マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの出場停止処分が取り消された。 ブルーノは9月29日に行われたプレミアリーグ第6節のトッテナム戦で前半終盤に退場処分を科された。 ブルーノはタックルを仕掛けた際にスリップ。遅れて出した足裏がイングランド代表MFジェームズ・マディソンの脛に直撃。主審はこれをラフプレーと判断し、レッドカードを掲示していた。 同試合後、ユナイテッド主将はイエローカードが妥当な判定だったと自らの考えを伝えていた。 「誰も退場処分は望んでいないし、良い気分じゃない。(スパイクの)スタッドを見せてタックルにいったわけじゃなかった。決してレッドカードではない。ジェームズ・マディソンでさえ立ち上がった時、レッドカードではないと言った」 「もしこれがレッドカードなら、他の多くの事象も検証する必要がある。あれはファウルだ。コンタクトはそれほどなかった。(レフェリーが)イエローカードを出したなら納得できる。なぜVARが彼をスクリーン(オンフィールドレビュー)に向かわせなかったのか理解できない」 通常、プレミアリーグの規則ではラフプレーでの一発退場に関して3試合の出場停止処分が科されるが、ユナイテッドはリーグに対して異議申し立てを行っていた。 そして、クラブは1日にその異議申し立てが認められ、ブルーノが出場停止予定だった今後の3試合で起用可能となったことを明かした。 「ブルーノ・フェルナンデスは、不当退場の訴えが認められ、マンチェスター・ユナイテッドの今後3試合に出場可能となる」 「​​このミッドフィールダーは、9月29日のプレミアリーグのトッテナム・ホットスパー戦で、重大な反則行為により退場となっていた」 「フェルナンデスは、アストン・ビラ、ブレントフォード、ウェストハムとのリーグ戦を欠場する予定だったが、訴えが認められたことで、出場可能となった」 今回の処分撤回でトッテナム戦での0-3の敗戦を取り戻せるわけではないが、MFコビー・メイヌーとMFメイソン・マウントと中盤の2選手が負傷離脱した中、主将が起用できることは朗報と言える。 2024.10.02 07:00 Wed
5

デ・リフト売却のバイエルン、幹部が経緯説明「ウパメカノとキムの方が安心」

バイエルンの幹部が、オランダ代表DFマタイス・デ・リフトのマンチェスター・ユナイテッド移籍について語った。イギリス『ミラー』が伝えた。 バイエルンの一部ファンによる売却反対運動もありながら、総額5000万ユーロ(約77億9000万円)ほどでマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したデ・リフト。アヤックス時代に共に戦ったエリク・テン・ハグ監督のもと、プレミアリーグ開幕節から出番を与えられ、第4節のサウサンプトン戦では初ゴールも記録した。 バイエルンでスポーツ部門取締役を務めるマックス・エバール氏は、ファンの反対もありながら売却に動いた理由を説明。フランス代表DFダヨ・ウパメカノと韓国代表DFキム・ミンジェへの信頼を語っている。 「請願も含め、私はそれに従った。多くのファンが彼に心を寄せていたことはわかっている。それでも選手を売却する必要があり、この決断を下さなければならなかった」 「我々はウパメカノとキムの方が安心だと思った。ピッチのより高い位置で守備ができるからだ。そしてデ・リフトへのオファーが来た」 ウパメカノやキム・ミンジェに比べ、引き留めの優先度は低かったというデ・リフト。バイエルンファンの嘆願書には「売却すれば、我々は間違いなく後悔する」とも綴られていたが、その通りのパフォーマンスを見せられるだろうか。 2024.09.16 18:45 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly