「信じられない」「最高だ」好調維持の川辺駿が後半AT4分に劇的決勝ゴールで今季8点目! 全員から揉みくちゃに「クレイジーナイト」

2023.02.05 21:55 Sun
Getty Images
グラスホッパーのMF川辺駿も好調を維持。大仕事をやってのけた。4日、スイス・スーパーリーグ第19節でグラスホッパーはバーゼルと対戦した。

7位のグラスホッパーが6位のバーゼルをホームに迎えた一戦。川辺はインサイドハーフの一角で先発出場。瀬古歩夢もセンターバックとして出場した。なお,前節負傷交代した原輝綺はメンバー外となった。
上位に行くためには勝利が欲しいグラスホッパー。しかし、バーゼルの前に苦しい試合展開となる。

互いに譲らないまま時間ばかりが経過。ノーゴールで試合は進むと、終盤にはバーゼルがビッグチャンス。後半アディショナルタイムにクロスをゼキ・アムドゥニがヘッド。シュートはゴールを捉えたが、GKアンドレ・モレイラが横っ飛びでセーブする。
敗戦のピンチを守護神のビッグセーブで逃れたグラスホッパー。引き分けに終わるかと思われたが、後半アディショナルタイム4分にドラマが待っていた。

相手のパスを自陣ボックス手前でDFドミニク・シュミットがカット。ハイラインの相手の裏を取るロングボールを蹴るが、相手GKマルビン・ヒッツがボックスを飛び出しクリア。しかし、これが小さくなると、川辺が拾って無人のゴールへロングシュート。これが見事に決まり、グラスホッパーが土壇場で先制。そのまま逃げ切り勝利を収めた。

無人のゴールとはいえ、決して簡単ではないシュートを決め切った川辺。味方も一斉に駆け寄り揉みくちゃにされることに。ファンも「信じられない」、「最高だ」、「ハヤオーー!」と称賛の声を送った。

川辺は2試合連続ゴールで今季のリーグ戦8ゴール目を記録。自身のインスタグラムでも「クレイジーナイト」と喜びを綴ることに。今季はしっかりと結果を残し続けている。

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広島が後半終盤の連続ゴールで劇的逆転で4連勝! ジェルマンJ初弾に川辺駿が古巣帰還後初のリーグ戦ゴールで城福・東京Vを撃破【明治安田J1第17節】

17日、明治安田J1リーグ第17節のサンフレッチェ広島vs東京ヴェルディがエディオンピースウイング広島で行われ、ホームの広島が2-1で逆転勝利した。 5位の広島は前節、ガンバ大阪とのアウェイゲームを1-0で勝利。2試合連続のウノゼロ勝利によって4連敗から今季初の3連勝で上位に返り咲いた。4連勝を目指すホームゲームでは前節から先発1人を変更。負傷でベンチ外の中村草太に代えて前田直輝を起用した。 一方、14位の東京Vは前節、湘南ベルマーレに0-2で敗れて2戦ぶりの敗戦。昨季公式戦3試合全敗の相手にリベンジを期したアウェイゲームでは先発1人を変更。食野壮磨に代えてサスペンション明けの平川怜が復帰した。 立ち上がりから球際でバチバチとやり合う展開に。開始6分には左サイドで押し込んだ広島が加藤陸次樹のミドルシュートでファーストシュートを記録。だが、これはGKマテウスが正面でキャッチした。 以降は人基準のミラーゲームの形となり、個でのプレス回避やインターセプト、ルーズボールの回収からスペースをアタックする攻撃から際どいシーンを作り合うが、ラストパスの質、最後の仕掛けがうまく行かずに決定機には至らない。 時間の経過とともに齋藤功佑、森田晃樹を起点にボランチ脇で効果的にボールを引き出すアウェイチームがボール回しでリズムを掴むが、最後の局面で精度と工夫が足りず。対して攻撃回数は多くないものの、よりスムーズにフィニッシュまで持ち込む広島。21分には新井直人の右CKをゴール前の荒木隼人が頭で合わすが、これはわずかにクロスバーの上を越えた。 前半半ばを過ぎると、ホームチームが完全に主導権を握る。シンプルなクサビやサイドでの煽す交換で局面を打開。35分には左サイド深くで新井直人が強引に入れたクロスをこぼれをボックス中央で収めた加藤が右足シュート。だが、後ろ重心で抑えが利かない。続く38分にも波状攻撃からボックス内で混戦を作ると、相手の短くなったクリアを胸トラップした中野就斗に決定機も、左足シュートは新井悠太の決死のシュートブロックに遭う。 ハーフタイムにかけても広島が押し込む状況が続いたが、専守防衛の構えで割り切った東京Vの身体を張った守備を崩し切れず。ゴールレスで試合を折り返す形となった。 迎えた後半、劣勢の東京Vはハーフタイムで2枚替えを敢行。染野唯月と新井悠太を下げて木村勇大、松橋優安の2選手を同じポジションに入れた。さらに、55分には齋藤を下げて山見大登を早いタイミングでピッチに送り込んだ。 後半は拮抗した展開が続くと、57分には東京Vが相手陣内での福田湧矢のボール奪取からショートカウンター。ボックス左でカットインを仕掛けた山見がニア下を狙ったシュートを放つが、これは枠を外れる。 一方、後半は攻め切れない状況が続いていた広島も60分に決定機。新井直人の左サイドからのクロスを、ファーに飛び込んだ中野が頭で合わせるが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。 この直後には東京Vにアクシデントが発生。筋肉系のトラブルか、綱島悠斗がプレー続行不可能となり、鈴木海音のスクランブル投入を余儀なくされた。 後半半ばを迎えて攻勢を強めた広島は前田、ジャーメイン良の背後への抜け出しから続けて決定機を創出。さらに、69分には前田を下げて約1カ月ぶりの戦列復帰となったヴァレール・ジェルマンを投入した。 今季初めて飲水タイムが採用され、暑さの影響で消耗を強いられた東京Vは松橋、森田の状態を確認しながら残り1枚の交代枠の使いどころを見極めたなか、平川怜が足の痙攣でプレー続行不可能となり、73分に稲見哲行の投入を余儀なくされる。 だがしかし、直後の74分には左サイド深くで山見が左足で折り返したクロスがファーに流れると、これを回収した翁長聖がDF新井直人に倒されてPKを獲得。これをキッカーの木村が冷静にゴール右隅へ蹴り込み、苦しいのなかで最初の枠内シュートを77分の先制点に結びつけた。 軽率な対応から与えたPKによる失点でビハインドを背負ったホームチームは新井直人、東俊希を下げて菅大輝、越道草太を続けて投入。交代機会を使い切って勝負に出る。すると87分、左CKの場面で菅の左足アウトスウィングのクロスをファーの荒木が頭で折り返すと、ボックス左のジェルマンが抑えの利いた右足ダイレクトシュートをゴール左下隅に突き刺し、負傷明けの復帰戦でJリーグ初ゴールを奪取。 これで完全に勢いづいたホームチームは直後の89分、今度は相手陣内右サイドで得たFKの場面で菅が左足インスウィングで入れたクロスのこぼれ球に反応した川辺駿がペナルティアーク付近から右足ダイレクトシュート。ゴール前の密集を抜けた鋭いシュートがGKマテウスの手をはじいてゴール左隅に突き刺さった。 そして、ジェルマンのJリーグ初ゴール、川辺の古巣帰還後初のリーグ戦ゴールで土壇場で試合を引っくり返した広島は、試合終盤に翁長に与えた決定機もGK大迫敬介の好守で凌ぎ、ホームで劇的な逆転勝利を収めてリーグ4連勝を達成した。 敗れた東京Vは昨季同様に広島に屈し、開幕以来のリーグ連敗となった。 サンフレッチェ広島 2-1 東京ヴェルディ 【広島】 ヴァレール・ジェルマン(後42) 川辺駿(後44) 【東京V】 木村勇大(後32) 2025.05.17 16:03 Sat
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【J1開幕直前クラブガイド】城福体制3年目、成熟期に入り結果を残せるか《サンフレッチェ広島》

FUJI XEROX SUPER CUP 2020、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)、YBCルヴァンカップとすでに公式戦が開幕。そんな中、J1リーグが最後に開幕を迎える。 超ワールドサッカー編集部が、チームのノルマや補強達成度、イチオシ選手、そして、東京オリンピックを翌年に控える注目の五輪候補をお届け。第13弾として、昨季のJ1・6位サンフレッチェ広島を紹介する。 ◆補強動向《C》※最低E~最高S <div style="font-size:0.9em;">【IN】 GK増田卓也(30)←FC町田ゼルビア/復帰 DF櫛引一紀(26)←名古屋グランパス/完全移籍 MFハイネル(29)←トンベンセ(ブラジル)/期限付き移籍延長 MFエゼキエウ(21)←ボタフォゴ(ブラジル)/完全移籍 MF清水航平(30)←清水エスパルス/期限付き移籍→完全移籍 MF浅野雄也(22)←水戸ホーリーホック/復帰 MF茶島雄介(28)←ジェフユナイテッド千葉/復帰 MF土肥航大(18)←サンフレッチェ広島ユース/昇格 FW永井龍(28)←松本山雅FC/完全移籍 FWレアンドロ・ペレイラ(28)←松本山雅FC/期限付き移籍延長 FW工藤壮人(29)←レノファ山口FC/復帰 FW鮎川峻(18)←サンフレッチェ広島ユース/昇格 【OUT】 GK中林洋次(33)→横浜F・マリノス/期限付き移籍→完全移籍 DFエミル・サロモンソン(30)→アビスパ福岡/期限付き移籍 DF水本裕貴(34)→FC町田ゼルビア/期限付き移籍 DFイヨハ理ヘンリー(21)→FC岐阜/期限付き移籍延長 DF和田拓也(29)→横浜F・マリノス/期限付き移籍→完全移籍 MF稲垣祥(28)→名古屋グランパス/完全移籍 MF吉野恭平(25)→ベガルタ仙台/完全移籍 MF川井歩(20)→レノファ山口FC/期限付き移籍延長 MF川村拓夢(20)→愛媛FC/期限付き移籍延長 MF長沼洋一(22)→愛媛FC/期限付き移籍延長 FW渡大生(26)→大分トリニータ/完全移籍 FWパトリック(32)→ガンバ大阪/期限付き移籍→完全移籍</div> <hr> 城福浩体制3年目を迎える広島の補強はピンポイントでのものとなった。 期限付き移籍でプレーしていたMFハイネルとFWレアンドロ・ペレイラの両ブラジル人の移籍期間を延長。また、MF清水航平は清水エスパルスから完全移籍となった。 加えて、期限付き移籍していたGK増田卓也(←FC町田ゼルビア)、MF茶島雄介(←ジェフユナイテッド千葉)、MF浅野雄也(←水戸ホーリーホック)、FW工藤壮人(←レノファ山口FC)の4名が復帰。新たにチームに加わったのはDF櫛引一紀(←名古屋グランパス)、MFエゼキエウ(←ボタフォゴ)、FW永井龍(←松本山雅FC)とユースから昇格の2名となった。 世代交代をスタートさせてきた広島としては、若手にプレー機会を与えるとともに、期限付き移籍先で経験を積ませる形に。チームの骨格はあるだけに、適材適所での補強はプラスに働くだろう。 ◆成熟期に入るチーム、あとは結果を《ACL出場権争い》 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200221_34_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎CWS Brains,LTD.<hr></div> 前述の通り、城福監督がチームを率いて3年目。チームは世代交代を推し進めながら、成熟期に入っている。 U-23世代の選手も多く新10番のMF森島司(22)、MF松本泰志(21)、そのさらに下のMF松本大弥(19)、MF東俊希(19)と若手が戦力となってきている。 昨シーズンはACLで多くの経験を積みながら、リーグ戦は最終的に6位に。それでも、確かな手応えを感じるものとなり、今シーズンはさらに進化、深化させていくことになる。 課題としては、得点力の部分。ドウグラス・ヴィエイラ、レアンドロ・ペレイラの両ブラジル人がいかにゴールを奪えるか。堅い守備を生かすための得点力があれば、上位争いは間違いないだろう。 ◆超WS編集部イチオシ選手 MF川辺駿(24) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200221_34_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎J.LEAGUE<hr></div> イチオシ選手は背番号も新たに「8」を付けるMF川辺駿だ。 2018シーズンは33試合に出場も、先発は12回と控え中心だった川辺。2019シーズンは全34試合に先発出場し、チームを牽引。持ち味の飛び出す技術と、攻守の切り替えの部分を発揮した。 今シーズンはMF稲垣祥(→名古屋グランパス)がチームを去り、ボランチでの起用が見込まれる。トレーニングマッチではMF青山敏弘とコンビを組んでいたが、期限付き移籍していたジュビロ磐田時代のように、ボランチの位置から積極的に攻撃に絡めるか。本来のプレーの特徴を発揮することが、チームの成績に繋がってくるだろう。 ◆注目の東京五輪世代! MF森島司(22) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200221_34_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎J.LEAGUE<hr></div> 夏に予定されている東京オリンピック世代の選手としてピックアップするのは、MF森島司だ。 昨シーズンはリーグ戦24試合に出場しプロ初ゴールを含む3得点の活躍。シャドーのポジションで輝きを放った。 12月にはEAFF E-1サッカー選手権に臨む日本代表にも選出。得意のドリブルや飛び出し、シャドーポジションでの組み立てとシーズン中の調子の良さをそのまま見せた。 AFC U-23選手権でもメンバー入りした森島。2列目の厳しいポジション争いがある中で、A代表でも遜色ないプレーを見せる可能性はある。まずはライバルもいるチームで結果を残したいところだろう。 2020.02.21 21:45 Fri

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