現時点では「理想には程遠い」柏ネルシーニョ監督、C大阪との開幕戦は「とても見応えのある良い試合になると思う」
2021.02.23 14:40 Tue
26日に2021シーズンの開幕を控える明治安田生命J1リーグ。その開幕を前に、全20チームの監督と代表選手がオンラインでのメディア取材に応じた。
例年であれば、選手や監督が一堂に会して開幕前に「Jリーグキックオフカンファレンス」が行われる中、今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響も踏まえてオンラインで実施。開幕カードごとに監督、選手が登場して取材に応対した。
柏の監督に再就任してから3シーズン目を迎えるネルシーニョ監督。開幕戦に向けてチームの状態は「今年のシーズンも序盤から問題を抱えたまま開幕を迎えることとなる」とまだまだ課題があるとコメント。「チーム一丸となって選手たちも、今年も総力戦になるぞと話をしている」とし、チーム力を高めていこうと話をしているとした。
キャンプに関してもどのチームよりも遅くスタートしていた柏。「コンディショニング、ゲームテンポもまだまだ理想には程遠く100%ではないが、ここまで非常に良いキャンプができていた」と、まだまだ調整が必要ながらも、キャンプ自体の手応えはあるようだ。
また、「キャンプ中もトレーニングマッチを何試合かした中で、まだまだ理想には程遠いが、長いシーズンを戦う上での良い準備をしていくことができた」とコメント。「過密日程の中でリカバリーの早い選手、遅い選手、状態の良い選手をチョイスして試合にフォーカスしていきたい」とコメントした。
過去にもなんども対戦経験がある両者。会見は和気藹々とし、両者が楽しげに話をしていた。
その中で、クルピ監督が作るチームについて聞かれると「レヴィが率いるチームは組織的で、チームとしての規律が非常に確立されたチーム」とコメント。「そこにいる選手たちは90分間しっかりと勝負にコミットして戦える選手が揃った、非常に良いチームをこれまでも率いていた印象がある」と語った。
また「選手のクオリティもそうだが、戦術的な部分、個々の技術、フィジカルも含めて、三拍子揃ったチームを仕上げていくという監督という印象がある」と語り、非常に手強い相手になるとの印象を語った。
今シーズンのC大阪については「相当数の若手選手を補強されていると思う。逆に、昨シーズン主力をはっていた選手が数名抜けたので違う戦いをすると思う」とコメント。「シーズン序盤を戦っていく上で、チームをアジャストさせていく上では、両者にとって非常に重要な試合なることは間違いない」と語った。
また、C大阪対策については「対戦相手を前にして話すわけにはいかない」と語った。
それでも「こういう相手なので、我々としてはしっかりと準備をする。ミスができない一発勝負。C大阪に対して最新の注意を払って臨む。攻守において気の緩みができない試合となる」と展開を予想した。
さらに、「この試合がどう言った対戦になるかというと、試合ありきの話。1週間相当ハードワークをしたが、試合になってみたら敗戦を喫することもある。中2日で連戦が続く中で、試合を優位に進めて勝利するということはある」と始まらないとわからないとし、「両チームが今シーズンどう戦うかということでは重要な一戦。良い戦いをシーズンを通してやっていく上でも、非常に大事なテストという要素を含んでいると思う」と、開幕戦でシーズンの戦い方の方向性が見えてくると語った。
例年であれば、選手や監督が一堂に会して開幕前に「Jリーグキックオフカンファレンス」が行われる中、今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響も踏まえてオンラインで実施。開幕カードごとに監督、選手が登場して取材に応対した。
柏の監督に再就任してから3シーズン目を迎えるネルシーニョ監督。開幕戦に向けてチームの状態は「今年のシーズンも序盤から問題を抱えたまま開幕を迎えることとなる」とまだまだ課題があるとコメント。「チーム一丸となって選手たちも、今年も総力戦になるぞと話をしている」とし、チーム力を高めていこうと話をしているとした。
また、「キャンプ中もトレーニングマッチを何試合かした中で、まだまだ理想には程遠いが、長いシーズンを戦う上での良い準備をしていくことができた」とコメント。「過密日程の中でリカバリーの早い選手、遅い選手、状態の良い選手をチョイスして試合にフォーカスしていきたい」とコメントした。
トレーニングマッチでも手応えがある中で、開幕戦は新たにレヴィー・クルピ監督が就任したセレッソ大阪との一戦となる。開幕戦については「今シーズンの開幕戦、セレッソ大阪とアウェイで厳しい試合になると思うが、とても見応えのある良い試合になると思う」と語り、「それぞれ選手がこれまで積み上げてきたもの、個性と勇気を持って、この試合に臨んでいくことが求められると思う」と、厳しい相手との開幕ゲームを警戒した。
過去にもなんども対戦経験がある両者。会見は和気藹々とし、両者が楽しげに話をしていた。
その中で、クルピ監督が作るチームについて聞かれると「レヴィが率いるチームは組織的で、チームとしての規律が非常に確立されたチーム」とコメント。「そこにいる選手たちは90分間しっかりと勝負にコミットして戦える選手が揃った、非常に良いチームをこれまでも率いていた印象がある」と語った。
また「選手のクオリティもそうだが、戦術的な部分、個々の技術、フィジカルも含めて、三拍子揃ったチームを仕上げていくという監督という印象がある」と語り、非常に手強い相手になるとの印象を語った。
今シーズンのC大阪については「相当数の若手選手を補強されていると思う。逆に、昨シーズン主力をはっていた選手が数名抜けたので違う戦いをすると思う」とコメント。「シーズン序盤を戦っていく上で、チームをアジャストさせていく上では、両者にとって非常に重要な試合なることは間違いない」と語った。
また、C大阪対策については「対戦相手を前にして話すわけにはいかない」と語った。
それでも「こういう相手なので、我々としてはしっかりと準備をする。ミスができない一発勝負。C大阪に対して最新の注意を払って臨む。攻守において気の緩みができない試合となる」と展開を予想した。
さらに、「この試合がどう言った対戦になるかというと、試合ありきの話。1週間相当ハードワークをしたが、試合になってみたら敗戦を喫することもある。中2日で連戦が続く中で、試合を優位に進めて勝利するということはある」と始まらないとわからないとし、「両チームが今シーズンどう戦うかということでは重要な一戦。良い戦いをシーズンを通してやっていく上でも、非常に大事なテストという要素を含んでいると思う」と、開幕戦でシーズンの戦い方の方向性が見えてくると語った。
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