マグワイアのホールディングディフェンス チェルシー主将&指揮官がノーファウル判定に疑問

2020.10.25 13:15 Sun
Getty Images
チェルシー陣営がマンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表DFハリー・マグワイアのファウルを主張した。チェルシーは24日に敵地で行われたプレミアリーグ第6節でユナイテッドと対戦。互いにチャンスを生かせず、0-0の痛み分けという結果に終わった。ただ、この試合の40分、マグワイアがチェルシーでプレーするスペイン代表DFセサル・アスピリクエタの首回りに手を回しての守備対応が注目の的に。ビデオアシスタントレフェリー(VAR)によるフィールドレビューもないまま流され、賛否の声が挙がっている。


しかし、アスピリクエタからすれば、まずはモニターをチェックすべきシーンだったという。イギリス『talkSPORT』によると、アスピリクエタは試合後、物議を醸している場面をこう振り返り、疑問を呈した。
「ピッチ上ではPKだと思った。彼の腕が僕の首と肩に回っているのを感じてもいた。レフェリーは決定権があり、VARだってある。難しいが、僕としてはレフェリーにモニターでのチェックを勧めたい。補助のためにあるのだから、20秒でも良いから確認すべきじゃないのか? フットボールだと、コンタクトは起こり得る。すべての接触がPKとまでは言わない。でも、みんなで協力して、試合をより良いものにする必要がある」

また、チェルシーのフランク・ランパード監督も試合後、主将の主張に共鳴。「明らかなPKだった。明白にね。私の立ち位置からだと、目視できず、主審もピッチ上での判定が難しいものだったと思う。だが、VARはすぐにファウルを否定した。彼らは時間をかけてレフェリーにモニターを確認するよう助言すべきだった。モニターをチェックしても、見返したらPKを与えなければならなかった。だから、非常に困惑している」と話した。

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元チェルシーDFフィリペ・ルイスがアザールの衝撃事実を告白!「試合の5分前までマリオカートを…」

23日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のアトレティコ・マドリーvsチェルシーを前に、両クラブに在籍経験のあるフラメンゴの元ブラジル代表DFフィリペ・ルイスがイギリス『ガーディアン』のインタビューに答えた。 2010年から2014年にかけてアトレティコでプレーしていたフィリペ・ルイスは、2014年夏にチェルシーに移籍した。その夏を最後に退団したレジェンドのアシュリー・コールの後釜として高い期待がかけられていたが、当時の指揮官ジョゼ・モウリーニョの信頼を得られず、1年後にアトレティコへ戻っていった。 わずか1年の在籍だったが、フィリペ・ルイスは印象的なことが多かったとコメント。特にFWエデン・アザール(現レアル・マドリー)は、これまで共にプレーしてきた中で最高の選手だったとし、驚きの逸話を明かしている。 「ネイマールに並んで、エデンは僕が一緒にプレーした中で最高の選手だよ。メッシにも届くぐらい、彼は一人で試合を勝たせてしまっていた」 「あまり守備もしないしトレーニングもしてなかったけどね。試合の5分前までロッカールームでマリオカートで遊んでいた始末だよ」 「靴紐も結ばず練習やウォーミングアップをしていたよ。だけど誰も彼からボールを奪えなかった。簡単にドリブルで3、4人抜き去っていくんだ。近付き過ぎれば一瞬で引き離されてしまう。本当に凄かったよ」 フィリペ・ルイスはまた、2015年2月にチェルシーからフィオレンティーナにレンタル移籍したFWモハメド・サラーにも言及。その去り際に、引き留めようと理由を訪ねていたようだ。 「サラーがここまで優秀だとは誰も思わなかっただろう?それは違う。練習で僕は何度ヤツに屈辱を味わってきたか…」 「彼がフィオレンティーナに行くと聞いた時、僕は聞いたんだ。『どうして出ていくんだ?ここはチェルシーだぞ』って。そしたら彼はこう言った。『プレーするためだ』って」 「ああ、この少年(当時22歳)は凄いなと思ったよ。彼がサッカーをするのは決してお金やタイトルのためではなかった。彼は自分を証明するために移籍したんだ」 「トレーニングでの彼はメッシみたいだった。本当にね。誰にでも聞いてみるといいよ」 そして、フィリペ・ルイスは1年でチェルシーを退団しアトレティコに復帰した理由も説明。チェルシーに勧誘したディレクターのマリナ・グラノフスカイアに別れと感謝のメッセージを送っていたという。 「最後にマリナにメッセージを送ったんだ。ベストを尽くせなくてごめん、信じてくれてありがとうってね」 「これ以上モウリーニョの下にいたくなかった。でもこれだけは言わせてほしい。モウリーニョだけのせいではないと」 「チョロ(ディエゴ・シメオネ)がいれば、僕はまた昔のフィリペ・ルイスのようになれると思っていたんだ。後に彼はこう言ってくれた。『お前は私の下でなら上手くやれる。もう一度戻ってこい』とね」 「その通りだったよ。彼は僕の頭の隅々まで把握していた。復帰することに疑いは全くなかったよ」 2021.02.23 16:34 Tue

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