バイエルンの新たなチアゴ! ベンフィカ会長が移籍の詳細明かす
2020.10.15 14:40 Thu
ベンフィカのルイス・フィリペ・ヴィエイラ会長が、今夏バイエルンに旅立ったポルトガル人MFチアゴ・ダンタス(19)の交渉の詳細を明かした。ポルトガル『A Bola』が伝えている。今夏の移籍市場最終日にブラジル代表MFドウグラス・コスタやフランス人DFブナ・サールを獲得するなど、積極的な動きを見せたバイエルン。さらに、セカンドチームであるバイエルンⅡの登録ながらも、若手逸材の確保にも成功していた。
その逸材というのが、ベンフィカのチアゴ・ダンタスだ。地元リスボン生まれでベンフィカの下部組織出身のチアゴは170cmの小兵MF。セントラルMFやサイドハーフを主戦場に、正確な右足のキック、軽やかな身のこなし、高い戦術眼を兼ね備えたプレーメーカーは、ポルトガルの世代別代表チームでの経験も豊富。昨年12月にはトップチームデビューも飾っていた。
今シーズンはセカンドチームのベンフィカBでプレーも途中出場が多く、バイエルンからの関心もあり、選手サイドからベンフィカに対して移籍を希望する声があったようだ。
ヴィエイラ会長は『A Bola』で、「僕にはバイエルン・ミュンヘンへのローンの可能性があります。彼らはオファーをしてきました。僕を行かせてください。監督の決断に疑いの余地はありませんが、今僕はレギュラーとしてプレーしていません。これは一生に一度のチャンスなので、行かせてください」と、チアゴからテキストメッセージを受け取ったことを明かした。
また、同会長は移籍が完了した際、チアゴから受け取ったテキストメッセージについても明かしている。
「すでに公の場でも話したことですが、個人的に感謝を伝えたいと思っていました」
「ベンフィカをホームと呼ぶすべてのプレーヤーと同じように、あなたを会長と呼べることを嬉しく思っています。僕があまりプレーしていない時期に新たな挑戦の可能性を与えてくれたことは優しさ、謙虚さの表れだと思います。僕はあなたのジェスチャーを決して忘れないし、常にベンフィカのカラーと価値観を守ることを約束します」
今回、チアゴの会長宛てのメッセージを見ると、同選手の素晴らしい人間性と共にベンフィカとアカデミープレーヤーの良好な関係が深く窺い知れる。ベンフィカとバイエルンで言えば、現在リールでプレーするMFレナト・サンチェスの移籍はうまくいかなかったが、チアゴにはリバプールへ旅立ったスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラの将来的な後継者としての活躍を期待したい。
その逸材というのが、ベンフィカのチアゴ・ダンタスだ。地元リスボン生まれでベンフィカの下部組織出身のチアゴは170cmの小兵MF。セントラルMFやサイドハーフを主戦場に、正確な右足のキック、軽やかな身のこなし、高い戦術眼を兼ね備えたプレーメーカーは、ポルトガルの世代別代表チームでの経験も豊富。昨年12月にはトップチームデビューも飾っていた。
ヴィエイラ会長は『A Bola』で、「僕にはバイエルン・ミュンヘンへのローンの可能性があります。彼らはオファーをしてきました。僕を行かせてください。監督の決断に疑いの余地はありませんが、今僕はレギュラーとしてプレーしていません。これは一生に一度のチャンスなので、行かせてください」と、チアゴからテキストメッセージを受け取ったことを明かした。
なお、今回の移籍に関しては買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍となっており、買い取り時の金額は750万ユーロ(約9億3000万円)になるという。また、将来的なリセール時には移籍金の25%がベンフィカに支払われる契約になっているようだ。
また、同会長は移籍が完了した際、チアゴから受け取ったテキストメッセージについても明かしている。
「すでに公の場でも話したことですが、個人的に感謝を伝えたいと思っていました」
「ベンフィカをホームと呼ぶすべてのプレーヤーと同じように、あなたを会長と呼べることを嬉しく思っています。僕があまりプレーしていない時期に新たな挑戦の可能性を与えてくれたことは優しさ、謙虚さの表れだと思います。僕はあなたのジェスチャーを決して忘れないし、常にベンフィカのカラーと価値観を守ることを約束します」
今回、チアゴの会長宛てのメッセージを見ると、同選手の素晴らしい人間性と共にベンフィカとアカデミープレーヤーの良好な関係が深く窺い知れる。ベンフィカとバイエルンで言えば、現在リールでプレーするMFレナト・サンチェスの移籍はうまくいかなかったが、チアゴにはリバプールへ旅立ったスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラの将来的な後継者としての活躍を期待したい。
◆バイエルンの新たなチアゴ!
Neues Talent beim #FCBayern: Tiago Dantas kommt von Benfica.
— FC Bayern München (@FCBayern) October 6, 2020
:information_source: https://t.co/zc2kPKhLso
チアゴ・ダンタスの関連記事
バイエルンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
記事をさがす
|
バイエルンの人気記事ランキング
1
バイエルンDFがパリで窃盗被害、一瞬の隙を突かれ驚きの表情
バイエルンのフランス人DFサシャ・ブイが窃盗の被害に遭っていた。 スタッド・レンヌでキャリアをスタートさせたブイは、2024年1月にガラタサライから完全移籍でバイエルンに加入した。 今シーズンは、ブンデスリーガで12試合に出場し1アシスト。チャンピオンズリーグ(CL)で3試合に出場し1アシストに留まり、ケガに苦しむシーズンとなってしまった。 そのブイだが、窃盗の被害に遭っていた。場所はフランス・パリ。祝賀行事の最中に、車に乗っていたブイだが、ルーフを開けていたところ、そこから何者かが手を伸ばし、被っていたキャップを奪って逃げ去っていった。 流石のブイも驚き、思わずルーフを閉めることに。ケガなどが無かっただけ良かったが、あまりにも酷い行為だった。 <span class="paragraph-title">【動画】天井から突然手が伸びて盗まれる一瞬の出来事</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="fr" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hypemagz/status/1920260157180616954?ref_src=twsrc%5Etfw">May 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.08 23:30 Thu2
バイエルンが2季ぶり34度目の優勝、ケインが待望のキャリア初タイトル【ブンデスリーガ】
4日、バイエルンの2季ぶり34度目のブンデスリーガ優勝が決まった。 同日、ブンデスリーガ第32節フライブルクvsレバークーゼンが2-2の引き分けに終わり、残り2試合で首位バイエルンと2位レバークーゼンの勝ち点差が8となり、バイエルンのマイスターシャーレ奪還が決まった。 今季、ヴァンサン・コンパニ監督を迎えたバイエルンは開幕から安定した強さを発揮して首位を快走。第3節に首位に立って以降、一度もその座を明け渡すことなく優勝を果たすこととなった。 今季24ゴールを挙げ、バイエルンの優勝に大きく貢献したFWハリー・ケインは待望の自身キャリア初タイトルとなった。 2025.05.05 04:32 Mon3
バイエルンがライバル主砲に関心? 来季に向けエースのバックアップ探す
バイエルンがレバークーゼンのチェコ代表FWパトリック・シック(29)獲得に興味を示しているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 今シーズンのブンデスリーガで2シーズンぶりの覇権奪還に成功したバイエルン。しかし、DFBポカール、チャンピオンズリーグ(CL)ではタイトル獲得を逃しており、新シーズンに向けては手薄なポジションにテコ入れを図る見込みだ。 そのなかでディフェンスラインとともに緊急性が高いポジションは、イングランド代表FWハリー・ケイン(31)のバックアップを担うセンターフォワード。今季は元ドイツ代表MFトーマス・ミュラーや2列目を本職とする選手をスクランブルで起用してきたが、ケインも今年7月に32歳を迎える点を鑑みれば、有事に備えたバックアッパーの補強は急務だ。 そんななか、現在候補の1人となっているのが、ライバルのレバークーゼンで主軸を担うチェコ代表FWだ。 以前にマンチェスター・ユナイテッドからの関心も伝えられたシックは、レバークーゼンとの現行契約が2027年夏までとなっているなか、今夏に移籍を選択する可能性があると言われている。 選手本人はプレミアリーグ行きに関心を示し、ケインのバックアップという部分もネックで獲得は非現実との見方もある。 ただ、バイエルンというブランドに加え、ケインの万能型のプレースタイルを考えれば、共存も十分に可能と見られている。 報道によれば、バイエルンはシックの代理人とすでに接触し、今夏の移籍の可能性を探っている段階にあるという。 バイエルンとレバークーゼンではドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ、同DFヨナタン・ターの移籍も噂されているが、今季リーグ戦29試合19ゴールの左利きCFもライバルへの移籍を考慮することになるのか。 2025.05.07 23:10 Wed4
バイエルンとの契約延長合意目前でサネが翻意…代理人変更で白紙に
バイエルンとの契約交渉が進んでいたドイツ代表FWレロイ・サネ(29)だが、土壇場で代理人変更を考え、白紙に戻ったようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 シャルケやレバークーゼンの下部組織で育ったサネは、2016年8月にシャルケからマンチェスター・シティに完全移籍。2020年7月からバイエルンでプレーしている。 チームの主軸としてプレーするサネは、ここまで公式戦218試合で61ゴール54アシストを記録。今シーズは4度目のブンデスリーガ制覇を達成した中、今シーズン限りで契約満了を迎える。 『スカイ・スポーツ』はサネとバイエルンが契約延長で口頭合意に達していたと報じ、2028年夏までの3年契約を締結。年間総額約1400〜1500万ユーロ(約22億8000万〜4億4000万円)のサラリーになると見られていた。 サネ自身もバイエルン側の提示を知っているとされ、本人も残留を強調しており、バイエルン側も楽観的に見ており、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるマックス・エーベル氏もRBライプツィヒ戦後にほぼ完了し、サインだけが残っている状況だと語っていた。 しかし、サネは土壇場になって代理人変更を決断。どうやらバイエルン側の条件に不満があったとのこと。アルフォンソ・デイビスやジャマル・ムシアラの契約延長を見て、不満を持っていたという。 サネ自身はバイエルンへの滞在を希望しているが、チームの評価がよくないとのこと。合意に至りたいとは思っているが、条件が変わらなければ退団も十分にあるようだ。 なお、サネの新たな代理人はピニ・ザハビ氏。バルセロナのFWロベルト・レヴァンドフスキやチェルシーのFWクリストファー・エンクンク、レバークーゼンのDFヨナタン・ターなど多くの顧客を抱えているエージェントであり、バイエルンは要求を待っている状況だという。 サネが仮にバイエルンを退団するとなった場合は、アーセナルやチェルシーなどが関心を持っているとのこと。サウジアラビアからも関心はあるようだが、本人は関心を持っていないようだ。 2025.05.06 16:40 Tue5