「大きな挑戦になる」歴史的一歩、W杯初陣を前にカタール代表監督が心境語る「世界の全ての国が楽しむことを願う」

2022.11.20 22:22 Sun
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いよいよ開幕を迎えるカタール・ワールドカップ(W杯)。開催国であり、開幕ゲームでプレーするカタール代表のフェリックス・サンチェス監督が、歴史的な瞬間を迎えることにコメントした。『beIN Sports』が伝えた。

20日、カタールW杯が開幕。当初は21日に開幕し、カタールは開幕カードに組み込まれていなかったが、その後通例通りの日程に変更することが決定。突如開幕日を1日前倒しし、開催国のカタールがオープニングゲームでプレーすることとなった。

選手の国籍偽装問題などに揺れながらも出場が認められたエクアドル代表との試合になる中、カタールは歴史的なW杯初戦を迎えることに。試合前の会見で、サンチェス監督は幸せな日であると心境を語った。
「我々にとっては非常に重要な日であり、歴史的な瞬間であり、我々、選手、スタッフにとっては幸せな日でもある」

「特別な日だ…我々はこの国に大きな投資を行ってきた」
「我々のスポーツであるサッカーを楽しみ、ピッチで話し合うことができることを願っている。世界の全ての国が集まり、これを楽しむことができることを願っている」

「我々にとって大きな挑戦になることはわかっているが、この試合をすることにとても気合が入っている。ここにいることができて、とても幸せだ」

カタールのサッカーは世界中でもまだまだ知られていない。アジアを出ることが今回が初めて。それでも2019年のアジアカップでは日本代表との決勝で勝利し、初めて戴冠。W杯でも世界を驚かすことを目標としている。

今回のW杯開催が決定し、国をあげてサッカーの強化に努めてきたカタール。サンチェス監督もスペイン出身であり、有望な選手を育てる育成機関も国が設立したほど。台風の目になる可能性もある。

一方で、移民労働者の過重労働の問題や人権問題が大きく問題視され、ヨーロッパの国々は抗議の姿勢を示すことを表明。いわくつきの大会となってしまった。

サンチェス監督も労働者の人権問題について言及。その人たちのためにできることはしたいと語った。

「そのことについては多くのことが言われている。私の意見では、いくつかの偽の情報がある」

「勤務時間中に人の命が奪われるということは、ここであろうと、世界中のどこであろうと大きな悲劇だということは明らかだ」

「このワールドカップで、こうしたグループのためになれるような取り組みができればと思う」

開幕戦は20日の25時から。カタールvsエクアドルで今大会が幕を開ける。

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王者カタールがパレスチナ撃破でベスト8進出! 今大会初失点もアフィフ1G1Aで逆転勝ち【アジアカップ2023】

アジアカップ2023のラウンド16、カタール代表vsパレスチナ代表が29日に行われ、2-1で逆転勝利したカタールが準々決勝進出を決めた。 大会連覇を狙うホスト国のカタールはグループステージを3連勝で首位通過。ベスト8進出を狙う決勝トーナメント初戦ではグループCを3位通過したパレスチナと対戦した。 試合前のスタジアムの盛り上がりとは一転して、試合は静かな立ち上がりに。 ボールの主導権を握って後方から丁寧に組み立てるカタールはピッチの幅を使いつつ、要所で中央を使って攻め手を窺う。ただ、全体的に動きの量やパススピードが遅く、パレスチナの守備を揺さぶり切れない。 一方、自陣に相手を引き込んでのロングカウンターを軸に応戦するパレスチナ。19分にはマハイナの強烈なミドルシュートでゴールを脅かすと、26分にもボックス左に持ち込んだアブ・ワルダが左足アウトにかけた技ありのシュートで再び相手GKにファインセーブを強いる。 前半半ば以降は接触プレーと治療の影響でプレーが切れるシーンが目立つと、その流れでミスを犯したカタールの隙を突いたパレスチナが先制点を奪う。 37分、最後尾での繋ぎの局面で右サイドのDFアル・ラウィが不用意に内側へ下げたバックパスをダッバーグがまんまとインターセプト。DF2枚を相手にそのままドリブルで仕掛けると、DFとGKのタイミングを外す絶妙な左足シュートをゴール右隅へ流し込んだ。 痛恨のミスから今大会初失点を喫したカタールはすぐさま反撃を開始。ただ、ここまでの流れと同様に攻撃のテンポがなかなか上がらない。それでも、試合巧者のディフェンディングチャンピオンは前半ラストプレーで追いつく。 前半アディショナルタイム6分、カタールは右CKの場面でサインプレーを選択。ボックス中央に長身選手を配置してニアにじりじりと動かして相手守備を引っ張ると、左ポスト付近から外側を回る動きで空いたPKスポットに走り込んだアル・ハイドスがキッカーのアフィフのグラウンダーのマイナスパスを右足ダイレクトで合わす。これがゴール前の密集でDFにディフレクトしゴールネットに突き刺さった。 辛くもイーブンで試合を折り返したカタールはハーフタイムで2枚替えを敢行。より攻撃的な布陣で活性化を狙う。すると、その姿勢が開始早々の逆転ゴールに繋がった。 49分、アフィフのスルーパスに抜け出したアルモエズ・アリがDFサーレに倒されてPKを獲得。これをキッカーのアフィフが冷静に中央へ蹴り込んだ。 試合を引っくり返したカタールはここからゲームコントロール優勢の戦い方にシフト。前に出てきたパレスチナをいなしつつ、不用意なボールロストを避けて試合を落ち着かせる。 その後はゴール前よりも中盤でのバトルが目立つクローズな展開が続く。欲を言えば、カウンターでトドメの3点目がほしいカタールだったが、最後のところで粘るパレスチナを前に決定機まで持ち込めない。 それでも、このまま2-1でクローズしたカタールがパレスチナを退けて順当にベスト8進出を決めた。 カタール代表 2-1 パレスチナ代表 【カタール】 アル・ハイドス(前51) アフィフ(後4[PK]) 【パレスチナ】 ダッバーグ(前37) 2024.01.30 03:03 Tue
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アジア杯連覇のカタール代表、あのアルモエズ・アリが27歳で通算100キャップ到達

カタール代表におけるFWアルモエズ・アリ(27)の存在は絶対的だ。カタール『ガルフ・タイムズ』が伝えている。 アジア杯連覇のカタール代表、その絶対的エースと言えばアルモエズ・アリ。北アフリカのスーダンで生まれ、幼少期に移住先の中東カタールへ帰化したという経歴のストライカーだ。 所属するアル・ドゥハイルでは、キャプテンを担う一方、Jリーグでも無双したケニア代表FWマイケル・オルンガがセンターフォワードに君臨するため、アリの定位置は左ウイング。クラブ通算210試合で61ゴールと“並”のゴール数だ。 ところが、カタール代表だとそうではない。 27日、2026北中米W杯アジア2次予選第4節でクウェート代表と対戦したカタール代表。2トップの一角でフル出場したアリは、27歳にして通算100キャップ目であり、チームの全得点2ゴールを挙げ、2-1の勝利に貢献…A代表通算100試合で45ゴールだ。 「2試合1ゴール」に近いペースでネットを揺らすカタール代表でのアリ。アジア杯2023では2ゴール止まりだったが、反面チャンスメイクで奮闘して3アシスト。MVP級の活躍を披露した。また、W杯アジア2次予選では、第4節までで全チーム中最多の7ゴールを叩き出す。 『ガルフ・タイムズ』は、そんなアルモエズ・アリの“次のステップ”として、「カタールW杯では無得点…次のW杯でネットを揺らせ」と期待を寄せている。 2024.04.01 19:15 Mon

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