ラウンド16の組み合わせと日程が決定! 7クラブで日本人所属も対戦は実現せず《DFBポカール》

2022.10.26 22:35 Wed
Getty Images
ドイツサッカー協会(DFB)は26日、DFBポカール・ラウンド16の組み合わせと日程を発表した。

10月18日・19日に行われた2回戦では、王者ライプツィヒは2部のハンブルガーSVに4-0で快勝。アウグスブルクとの1部勢対決となったバイエルンは、先制を許しながらも敵地で2-5の逆転勝利を収めた。

日本人所属クラブでは、鎌田大地と長谷部誠擁するフランクフルトは5部のシュツットガルター・キッカーズに勝利。原口元気のウニオン・ベルリンも2部のハイデンハイムに危なげなく勝利した。
また、伊藤洋輝と遠藤航のシュツットガルトは、奥川雅也が所属する2部のアルミニア・ビーレフェルトと対戦し、日本人対決を6-0の圧勝劇とした。田中碧とアペルカンプ真大がプレーするデュッセルドルフは、同じ2部のレーゲンスブルクと対戦し敵地で0-3の勝利を収め、堂安律所属のフライブルクもザンクトパウリに勝利するなど、日本人所属クラブは概ねベスト16進出を果たした。

一方で吉田麻也のシャルケや室屋成のハノーファーは残念ながら敗退となった。
そして、ラウンド16では、ライプツィヒはシャルケを下したホッフェンハイムと対戦。現時点でブンデスリーガの順位では首位vs7位の好ゲームが組まれた。バイエルンはマインツと対戦。こちらも2位vs6位の上位対決だ。

日本人所属クラブでは、フランクフルトは板倉滉のボルシアMGを破った2部のダルムシュタットと対戦。シュツットガルトはブレーメンを倒した2部のパーダーボルンが相手となった。

そのほか、浅野拓磨所属のボーフムはドルトムントと対戦。このラウンドでは日本人対決は実現しなかった。

◆DFBポカール・ラウンド16組み合わせ
▽2023/1/31(火)
《25:00》
パーダーボルン(2) vs シュツットガルト
《27:45》
ウニオン・ベルリン vs ヴォルフスブルク

▽2023/2/1(水)
《25:00》
ライプツィヒ vs ホッフェンハイム
《27:45》
マインツ vs バイエルン

▽2023/2/7(火)
《25:00》
ザントハウゼン(2) vs フライブルク
《27:45》
フランクフルト vs ダルムシュタット(2)

▽2023/2/8(水)
《25:00》
ニュルンベルク vs デュッセルドルフ
《27:45》
ボーフム vs ドルトムント
※()内は所属カテゴリー

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2025年の代表デビューが確実視される20歳のDF。2026年北中米W杯滑り込みは叶うのか?/チェイス・アンリ(シュツットガルト)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.56】

2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選6試合で勝ち点16を稼ぎ、C組独走態勢に入っている日本代表。3月20日のバーレーン戦(埼玉)に勝てば、3試合残して本大会切符獲得が決まる見通しだ。 そうなれば、新戦力をテストする余裕も生まれる。森保一監督もここまでは出場権を得るために手堅い陣容で戦ってきたが、さらなる選手層拡大が必要不可欠だということはよく分かっているはず。特に久保建英(レアル・ソシエダ)より若い2002年生まれ以降の選手を増やしていくことが、先々の代表を考えても非常に重要なテーマなのだ。 そこで注目されるのが、2004年3月生まれのチェイス・アンリ(シュツットガルト)だろう。2022年に尚志高校を卒業し、Jリーグを経由せずにドイツに渡った187センチのDFは2023年末までは主にセカンドチームでプレー。2024年になってトップチームで練習する機会が増えたが、23-24シーズンのドイツ・ブンデスリーガ1部デビューは叶わなかった。 しかしながら、2024年8月24日のフライブルク戦で途中出場し、リーグ戦初出場を果たすと、今季はコンスタントにピッチ立つようになった。前半戦だけで12試合に出場。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもレアル・マドリー戦やユベントス戦に出場。世界最高峰レベルを体感し、驚異的な成長を遂げているのだ。 「アンリが最初にトップチームに来たのは、1年前のアジアカップの時。『この子、止める蹴るもうまくできないし、プレッシャーが来たらミスしちゃうし、ホントにどうなるんだろう』と心配になったくらいだったんだよね(笑)」 「でも、毎日壁に向かってボールを蹴ったり、自分とか洋輝(伊藤=バイエルン・ミュンヘン)に『一緒にやってください』と自分から言ってきて、アドバイスをもらったりもしてて、シーズン終わる頃にはトップチームの練習も遜色なくこなせるようになっていた。あの成長スピードにはホントに驚かされました」 「今季、CLに出ている姿を見ていると、伸び率の凄さに感心させられる。彼の良いところはドイツ人のチームメートやコーチに『どうしたら良いか』とどんどん聞きに行くし、うまくなりたいという気持ちを前面に押し出せるところ。あのメンタルは普通の日本人の若手とは全然違うと思いますね」と原口元気(浦和)も貪欲さと向上心の強さに太鼓判を押していた。 そういうガツガツ感やギラギラ感は、今の森保ジャパンに少し欠けているものかもなのかもしれない。1年前のアジアカップで8強敗退を強いられた後、チーム状態がV字回復したこともあり、選手たちはみな黙々とやるべきことをこなしている印象が強い。そこにチェイス・アンリのような鼻息の荒い若武者が参入してきたら、年長者たちは危機感を抱くはず。そう仕向けてほしいのだ。 早ければ、6月のオーストラリア(パース)・インドネシア(吹田)2連戦での代表デビューが有力視されるが、チェイス・アンリが2026年W杯に生き残れるかどうかというのはまだまだ未知数。というのも、日本のDF陣は優れたタレントの集団だからだ。 現時点では板倉滉(ボルシアMG)、町田浩樹(サン=ジロワーズ)らが最終ラインの軸を担っているが、ケガで離脱中の谷口彰悟(シント=トロイデン)、冨安健洋(アーセナル)、伊藤洋輝らが控えている。右サイドバック(SB)とウイングバック(WB)を兼務できる橋岡大樹(ルートン・タウン)や菅原由勢(サウサンプトン)、パリ五輪代表の関根大輝(柏)らもいて、その間に割って入るのは至難の業なのだ。 過酷な環境下でチェイス・アンリが確固たる地位を築くためにも、シュツットガルトでの今季後半戦でのパフォーマンスを大事にしなければいけない。 今季のシュツットガルトはブンデスで10位と昨季ほどの勢いを示せていないが、3位のフランクフルト、4位のライプツィヒとはまだ勝ち点4差しかなく、今後の戦い次第ではCL圏内に浮上することも十分可能。彼自身がその原動力になっていくことが重要だ。 CLの方も決勝トーナメントプレーオフに回る9〜24位のところにあと一歩という状況。残り2試合でチャンスをモノにできれば、より高い領域にたどり着けるかもしれない。先輩・原口でさえ手が届かなかったCLに20歳の若さで参戦できている貴重な経験値を生かし、高みを追い求め続けるしかないのだ。 10代からドイツでしのぎを削ってきた男がこの1年でどう化けるのか。それは多くの人々が興味を抱いている点だろう。これからはJリーグを経由せずにいきなり欧州で勝負する人材も増えていく。チェイス・アンリが次世代のモデルになってくれれば理想的。 2025年は彼にとって自身のキャリアを左右する重要な1年になりそうだ。 文・元川悦子 2025.01.10 11:00 Fri

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