コスタリカがニュージーランド撃破でW杯出場! GSでは日本代表と同組に《W杯大陸間PO》
2022.06.15 05:04 Wed
カタール・ワールドカップ(W杯)の大陸間プレーオフ、コスタリカ代表vsニュージーランド代表が14日にカタールで行われ、1-0で勝利したコスタリカが本大会出場を決めた。
カタールW杯本大会への最後の切符を賭けた大一番はいきなり動く。開始3分、コスタリカがハーフウェイライン付近の左サイドで得たスローインからベネットが深い位置に抜け出してグラウンダーのクロスを供給。これをファーサイドからゴール前に絞ってきたキャンベルがDFの死角から左足ワンタッチで合わせると、ゴール右下隅に決まった。
いきなりビハインドを背負うことになったニュージーランドはすぐさま反撃を開始。ボールを握って相手を押し込みつつ、制空権を握るウッドをシンプルに使った攻めで同点を目指す。10分過ぎにはいずれもボックス内で競り勝ったウッドの丁寧な頭での落としからグリーヴ、ガーベットに決定機が訪れるが、いずれもシュートを枠に飛ばせない。
39分、左サイドを崩してガーベットが右足インスウィングで入れたクロスがDFのクリアミスを誘い、ゴール至近距離でこぼれ球に反応したウッドが冷静にゴールへ蹴り込む。だが、突破の局面での接触プレーがオンフィールドレビューの対象となると、DFドゥアルテに対するガーベットへのファウルが取られ、ゴールは取り消しとなった。
前半終了間際にもニュージーランドがゴールに迫ったものの、コスタリカの1点リードで試合は折り返す。先制以降は守勢が続くコスタリカは、ハーフタイムに3枚替えを敢行し、ワストン、ブライアン・ルイスとベテランの投入でゲームを落ち着かせにかかる。
すると、コスタリカの采配が嵌り、後半序盤は引き続きニュージーランドがボールを握るものの、ほぼイーブンな展開に。逆に、カウンターから2点目に迫る場面も作り出す。
一方、ニュージーランドは60分にガーベット、グリーヴを下げてバーバルーゼス、ベン・ウェインを同時投入するが、結果的にこの交代が裏目に出てしまう。
67分、高い位置でカウンタープレスを試みたバーバルーゼスがカルボに後方からレイトタックルを敢行すると、一度はイエローカードの判定となったが、足裏がアキレス腱付近に当たっていたことでオンフィールドレビューの対象となると、カードの色が赤に変更。ビハインドに加え、数的不利を背負うことに。
この絶体絶命の状況を受け、ニュージーランドは1枚カードをもらっていたキャプテンのDFリードを下げてアタッカーのジャストを投入。リスクを冒して反撃に打って出る。76分にはクレイトン・ルイスがボックス手前右から渾身のミドルシュートを狙うが、GKケイロル・ナバスの好守に阻まれる。
その後、試合終盤にかけてもウッドを起点に決死のパワープレーを続けたニュージーランドだったが、守護神ナバスを中心とするコスタリカの堅守をこじ開けることはできず。W杯本大会行きを懸けた最後の一戦は、北中米カリブ海の雄に軍配が挙がった。
なお、勝者のコスタリカは11月に開催されるカタールW杯で日本代表、スペイン代表、ドイツ代表と同じグループEに入る。
PR
北中米カリブ海予選を4位でフィニッシュしたコスタリカは、3大会連続6度目の本大会出場を目指す。今回の大一番では守護神ケイロル・ナバス、ドゥアルテ、ボルヘス、ジョエル・キャンベルといった主力を起用した。一方、オセアニア予選を制したニュージーランドは、2010年南アフリカ大会以来、3度目の出場を狙う。こちらもリード、カカーチェ、ウッドら主力を起用した。いきなりビハインドを背負うことになったニュージーランドはすぐさま反撃を開始。ボールを握って相手を押し込みつつ、制空権を握るウッドをシンプルに使った攻めで同点を目指す。10分過ぎにはいずれもボックス内で競り勝ったウッドの丁寧な頭での落としからグリーヴ、ガーベットに決定機が訪れるが、いずれもシュートを枠に飛ばせない。
前半半ばから終盤にかけては押し込むニュージーランド、堅守速攻で応戦するコスタリカという構図がより明確に。そういった中、幾度もフィニッシュのシーンを作り出したオセアニアの雄がゴールネットを揺らす。
39分、左サイドを崩してガーベットが右足インスウィングで入れたクロスがDFのクリアミスを誘い、ゴール至近距離でこぼれ球に反応したウッドが冷静にゴールへ蹴り込む。だが、突破の局面での接触プレーがオンフィールドレビューの対象となると、DFドゥアルテに対するガーベットへのファウルが取られ、ゴールは取り消しとなった。
前半終了間際にもニュージーランドがゴールに迫ったものの、コスタリカの1点リードで試合は折り返す。先制以降は守勢が続くコスタリカは、ハーフタイムに3枚替えを敢行し、ワストン、ブライアン・ルイスとベテランの投入でゲームを落ち着かせにかかる。
すると、コスタリカの采配が嵌り、後半序盤は引き続きニュージーランドがボールを握るものの、ほぼイーブンな展開に。逆に、カウンターから2点目に迫る場面も作り出す。
一方、ニュージーランドは60分にガーベット、グリーヴを下げてバーバルーゼス、ベン・ウェインを同時投入するが、結果的にこの交代が裏目に出てしまう。
67分、高い位置でカウンタープレスを試みたバーバルーゼスがカルボに後方からレイトタックルを敢行すると、一度はイエローカードの判定となったが、足裏がアキレス腱付近に当たっていたことでオンフィールドレビューの対象となると、カードの色が赤に変更。ビハインドに加え、数的不利を背負うことに。
この絶体絶命の状況を受け、ニュージーランドは1枚カードをもらっていたキャプテンのDFリードを下げてアタッカーのジャストを投入。リスクを冒して反撃に打って出る。76分にはクレイトン・ルイスがボックス手前右から渾身のミドルシュートを狙うが、GKケイロル・ナバスの好守に阻まれる。
その後、試合終盤にかけてもウッドを起点に決死のパワープレーを続けたニュージーランドだったが、守護神ナバスを中心とするコスタリカの堅守をこじ開けることはできず。W杯本大会行きを懸けた最後の一戦は、北中米カリブ海の雄に軍配が挙がった。
なお、勝者のコスタリカは11月に開催されるカタールW杯で日本代表、スペイン代表、ドイツ代表と同じグループEに入る。
PR
コスタリカの関連記事
ワールドカップの関連記事
|
コスタリカの人気記事ランキング
1
ゴミ捨て動画に続き、ゴミだらけのロッカールーム…日本代表を標的としたフェイクニュース再び、実際はイタリア代表のもの
先日は日本代表サポーターのゴミ拾い動画を編集し、逆再生してゴミ捨て動画を投稿した記者が炎上していたが、再び日本代表にまつわるフェイクニュースが話題となっている。 問題となっているのは、27日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループE第2戦の日本代表vsコスタリカ代表の一戦の後。試合はコスタリカがワンチャンスを生かして0-1で勝利していた。 勝利すればグループステージ突破が大きく近づく日本だったが、敗戦により一転して敗退の危機に。フェイクニュースとなったのは、敗れた日本がドレッシングルームを散らかして帰ったというものだった。 日本と言えば、前述の通りサポーターがゴミを拾う姿が今大会も大きな話題となり、国際サッカー連盟(FIFA)がサポーターにインタビューを申し込むほど。また、大会ボランティアが直接感謝を伝えようと、サポーターをスタンドに集めたことも話題だ。 さらに、この行動が多くの人の目に留まり、イラン代表、セネガル代表、フランス代表、モロッコ代表、エクアドル代表など、サポーターが帰る際に周りを片付けるという行為が広まっている。 また、サポーターだけでなく、日本代表チームがドレッシングルームを綺麗にして帰ることも話題となり、折り紙で作った鶴と「ありがとう」を日本語とアラビア語で書いた手紙を置いて帰ることも称賛されていた。 そんな中、信じられない写真が流出。ゴミが散らかり、煩雑な状態のロッカールームの写真がフェイスブックでアップされ「コスタリカ戦後の日本のドレッシングルーム」とキャプションが付けられていた。 しかし、これは全くのウソ。投稿されていた写真は、2022年3月に撮影されたもので、イタリア代表チームのドレッシングルームだとのこと。イギリス『サン』が取り上げたニュースで使用されていたものであり、北マケドニア代表に敗れたイタリア代表がW杯出場権を逃した後の様子だったようだ。 サポーターのゴミ拾い、そしてドレッシングルームの片付けなど、日本人が習慣的に行っていることに対し、世界では揶揄される風潮が広まっており、多くの人が信じていない一方で、一定数の人が騙されていることもあり、ソーシャルメディアの拡散力の凄さと、悪用の問題が浮き彫りとなっている。 <span class="paragraph-title">【写真】日本のコスタリカ戦後のドレッシングルームとして投稿されたフェイク写真</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Japan's dressing room after Costa Rica match.<a href="https://twitter.com/hashtag/Qatar2022?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Qatar2022</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WorldCup?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WorldCup</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Japan?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Japan</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/QatarWorldCup2022?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#QatarWorldCup2022</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/CostaRica?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#CostaRica</a><a href="https://twitter.com/hashtag/Germany?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Germany</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Messi?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Messi</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WorldCup2022?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WorldCup2022</a> <a href="https://t.co/l2qJ4yiWub">pic.twitter.com/l2qJ4yiWub</a></p>— Futbol Antrenman (@FutbolAntrenman) <a href="https://twitter.com/FutbolAntrenman/status/1596839622314962945?ref_src=twsrc%5Etfw">November 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【写真】実際のコスタリカ戦後のドレッシングルーム</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr"> (@FIFAWorldCup_JP) <a href="https://twitter.com/FIFAWorldCup_JP/status/1597006101676949505?ref_src=twsrc%5Etfw">November 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.30 22:05 Wed2
これぞ技術の進歩、AI分析によるW杯優勝国は? 日本の目標ベスト8の確率は12.47%、GS突破は33.91%に
いよいよ開幕を迎えるカタール・ワールドカップ(W杯)。開催国であるカタール代表vsエクアドル代表のカードで幕を開ける。 史上初の冬開催、そして中東での開催となる今大会は、移民労働者の人権問題に始まり、ヨーロッパの主要リーグのシーズン中ということもあり、W杯出場が確実視されていた選手たちが大量に負傷欠場という負の流れが続いている。 我らが日本代表は、"新しい景色を"と、史上初のベスト8以上を目指して戦うことに。ドイツ代表、スペイン代表と過去3大会で優勝している強豪とグループステージで同居したが、それでも目標は変わらない。 W杯といえば、世界各国で優勝予想が行われ、数多くの有識者も予想を繰り広げている中、過去にはタコが予想をするなどして沸かせたが、今回は時代の流れに乗った「AI」が本気の優勝予想結果を弾き出した。 『NewsDigest/JX通信社』は、AIを活用した独自の数理モデルを構築し、すべての試合結果を1万回シミュレーション。その結果を公表した。 AIによる予想で優勝確率が最も高かったのは、ブラジル代表だった。20年前、2002年の日韓大会を最後に優勝から遠ざかっているブラジル。エースFWネイマールが最後のW杯とも語るように、今大会に懸ける想いは強い。 そのブラジルが優勝する確率は12.18%とのこと。最も高い確率を示した。なお2位はアルゼンチン代表の10.85%。3位はフランスの9.62%だという。 ちなみに日本代表は0.35%。同じグループのドイツ代表は5.21%で全体の9位、スペイン代表は7.55%で6位、コスタリカ代表は0.22%で25位だった。なお、最下位はカタール代表とガーナ代表で0%だという。 また、グループステージ突破の確率も算出。日本は33.91%とのこと。ドイツは66.34%、スペインは72.52%、コスタリカは27.23%となっており、この結果では3位になることに。ただ、初戦の結果を受ければさらに変動することもあり、日本としてはドイツ戦の結果がまずは重要になる。ちなみに、目標のベスト8は「12.47%」の確率で進出できるという。 なお、この予想データは毎日アップデートされるとのことだ。 <span class="paragraph-title">【画像】AI分析による各国の優勝確率、日本の勝ち上がり確率は!?</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/ai20221120_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/ai20221120_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/ai20221120_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div> 2022.11.20 22:45 Sun3
【超WS的美女トップ3】編集部の超独断的嗜好、最終回も平常運転を貫きます
▽女子W杯は女子サッカー最大の祭典であり、世界中の麗しい選手たちが集まる場でもあります! 超WS編集部員はその絶世の女神たちを超独断的嗜好でピックアップ(ただの趣味? )! トップ3形式でご紹介いたします。 ▽編集部N、編集部S、編集部Tの3名が選んだTOP3はコチラ! 美女たちが活用するSNSでならさらなる美しい姿を拝めるかも…。では、最終回の美女トップ3をご覧ください! ◆第3位<div style="text-align:center;" class="yui-wk-div"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/WWC2015/bijyo20150705_4_480_000.jpg" alt="" class="yui-img" width="290px"></div><div style="font-size : x-small; text-align : right;">Getty Images</div> DFジュリー・ジョンストン (Julie JOHNSTON/アメリカ代表) 【SNS】 ツイッター(@_JulieJohnston_)、インスタグラム(juliejohnston2)、フェイスブック 【生年月日】 1992年4月6日(23歳) 【身長】 170cm 【所属クラブ】 シカゴ・レッドスターズ 【代表記録】 18試合3得点 ▽女子サッカー界の王国、アメリカ代表が生んだ若きディフェンダー。サッカーの才能だけでなく学業も優秀な彼女は、世代別代表から常にアメリカを背負ってプレーしている。2013年にフル代表デビューを飾ると、今大会はここまでの全6試合にフル出場。守備陣の主力としてチームの決勝進出に貢献している。 【編集部S評】 ▽アメリカ代表は、攻撃陣の美女がモーガンなら、守備陣の美女はジョンストンですよ! はっきりした顔立ちは美人そのもの! 屈強なフィジカルを持っているため、守ってあげたくなる女の子というよりは、尻に敷かれたい女王様的なキャラクターであってほしいですね! ◆第2位<div style="text-align:center;" class="yui-wk-div"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/WWC2015/bijyo20150705_2_480_000.jpg" alt="" class="yui-img" width="290px"></div><div style="font-size : x-small; text-align : right;">Getty Images</div> DF上尾野辺めぐみ (Megumi KAMIONOBE/日本代表) 【SNS】 なし 【生年月日】 1986年3月15日(29歳) 【身長】 157cm 【所属クラブ】 アルビレックス新潟レディース 【代表記録】 31試合2得点 ▽本大会では先発出場こそないものの、2試合に途中出場。なでしこジャパンにとって貴重な左利きであり、中盤からサイドバックまでもこなすユーティリティープレーヤーだ。 【編集部T評】 ▽本コーナーではまだ取り上げられていないと思い、今回は“ボーイッシュ系かわいい”枠として彼女を選出させていただきました。端正な顔立ちということもあり、“イケメン”枠にも十分値する彼女ですが、時おり見せる笑顔はまさに天使! そして、よく見てください! 男子なら誰もがときめく“アヒル口”の持ち主でございます。まだ彼女の魅力がわからない方は、是非ともなでしこジャパンの優勝を願いつつ、彼女の一挙手一投足をチェックすべし! ◆第1位<div style="text-align:center;" class="yui-wk-div"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/WWC2015/bijyo20150705_1_480_000.jpg" alt="" class="yui-img" width="290px"></div><div style="font-size : x-small; text-align : right;">Getty Images</div> DFマリア・コト (Maria COTO/コスタリカ代表) 【SNS】 なし 【生年月日】 1998年3月2日(17歳) 【身長】 166cm 【所属クラブ】 アラフエレンセ 【代表記録】 3試合0得点 ▽本大会で出場機会はなかったが、今年3月の試合でフル代表デビューしてメンバー入り。U-20W杯にも参加しており、その将来を嘱望されている。 【編集部N評】 ▽本コーナーを担当している限り、今大会だけではなく次回大会に向けた未来の美女もご紹介しなければいけないという宿命を勝手に背負っております。そこで紹介したいのが若干17歳の正真正銘の原石! いえ、すでに磨かれてそのあふれんばかりの美貌が露になっていますね! 166cmのモデル体型、端正な顔立ちに褐色の肌、そして瑞々しいまでの若さに当てられると、自然とこちらの顔がニヤけてしまいます…。次に会うときは果たしてどれほど美しくなっているのでしょうか!? “マリア・コト”、彼女の名前を覚えておいて損はありません! 2015.07.05 13:07 Sun4