“今季初黒星”でEL優勝ならずのレバークーゼン指揮官「プランどおりにいかなかった」
2024.05.23 09:45 Thu
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レアル行き噂のシャビ・アロンソ監督がレバークーゼンを退団! ブンデス初優勝&カップ優勝など多大なる功績「素晴らしいチームワークの賜物」
レバークーゼンは9日、シャビ・アロンソ監督(43)今シーズン限りで退任することを発表した。 現役時代はレアル・ソシエダ、エイバル、リバプール、レアル・マドリー、バイエルンでプレーしたアロンソ監督は、引退後に指導者の道を歩んだ。 レアル・マドリーのユースやレアル・ソシエダのBチームを指導したのち、2022年10月にレバークーゼンの監督に就任する。 2023-24シーズンは偉大な成績を残し、ブンデスリーガを無敗優勝しクラブに初のリーグ優勝をもたらす。DFBポカールでも優勝すると、ヨーロッパリーグ(EL)も決勝に進んだが、アタランタの前に準優勝に終わっていた。 今シーズンも残り2試合で2位につけているが、バイエルンの優勝は既に決定。それでも、在籍2年半で大きな成績を残していた。 2026年夏まで有効だった契約だが、アロンソ監督からの契約解除の申し出があり、レバークーゼンはこれに応じることとなったという。 退任するアロンソ監督は、クラブを通じてコメントしている。 「レバークーゼン、選手とスタッフ、クラブの全従業員、そして最後に、素晴らしいファンのみんなに多大な感謝を申し上げる。我々の成功は、素晴らしいチームワークの賜物だ」 「私に並外れた信頼を寄せてくれたこのクラブは、まさにブンデスリーガ初優勝にふさわしかった。ベルリンでのカップ戦優勝を含め、この勝利の実現に尽力してくれたすべての人々に、感謝と愛情を捧げる」 「レバークーゼンは未来に向けて準備が整っている。今後も前向きな歩みが続き、私は興味深く見守っていく」 なお、アロンソ監督には古巣であるレアル・マドリーの監督就任が噂されており、今後の発表に注目が集まる。 2025.05.09 21:45 Fri2
シャビ・アロンソ監督退団決定のレバークーゼンに打ち勝ったドルトムントがCL出場権獲得の望みを繋げる【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第33節、レバークーゼンvsドルトムントが11日に行われ、2-4でドルトムントが勝利した。 シャビ・アロンソ監督の今季限りでの退任が発表された2位レバークーゼン(勝ち点68)と、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位フライブルクを暫定4ポイント差で追う5位ドルトムント(勝ち点51)の上位対決。 レバークーゼンが押し込む入りとなった中、19分にPKを獲得しかける。ヴィルツのクサビのパスをボックス内で引き出したグリマルドがベンセバイニに倒されると直後はPK判定となったものの、VARが入ってノーファウルに覆り取り消しとなった。 その後も攻勢のレバークーゼンは27分、テラがヴィルツのスルーパスを受けてシュートに持ち込む決定機を演出すると、31分に押し切る。ボックス中央のフリンポンがヴィルツのリターンパスを左足ダイレクトで蹴り込んだ。 しかし2分後、ここまで守勢のドルトムントがワンチャンスで追いつく。ボックス右ポケットのスペースを突いたアデイェミの折り返しを古巣対決となるブラントが合わせた。 追いつかれたレバークーゼンはテラ、ヴィルツが勝ち越しゴールに迫るもGKコベルの好守に阻まれると、43分にドルトムントが逆転。グロスのパスをボックス右で受けたリエルソンがシュートを決めきった。 追加タイム4分にはGKコベルがアドリのシュートを好守で止めたドルトムントが2-1とリードして前半を終えた。 迎えた後半もレバークーゼンが押し込む展開となるも好機を生み出すには至らない。 すると73分、ドルトムントに大きな3点目。カウンターからブラントのスルーパスを受けたアデイェミがディフェンスライン裏を突いてGKとの一対一を制した。 さらに4分後、ギラシーのコントロールシュートが決まって突き放したドルトムントがその後のレバークーゼンの反撃を1点に抑えて4-2で勝利。フライブルクとの1ポイント差を維持して最終節ホルシュタイン・キール戦に臨むことになった。 一方、レバークーゼンはシャビ・アロンソ監督のホーム最終戦を勝利で飾ることはできなかった。 レバークーゼン 2-4 ドルトムント 【レバークーゼン】 ジェレミー・フリンポン(前31) ヨナス・ホフマン(後47) 【ドルトムント】 ユリアン・ブラント(前33) ユリアン・リエルソン(前43) カリム・アデイェミ(後28) セール・ギラシー(後32) 2025.05.12 06:02 Mon3
アンチェロッティ監督がレアルと退任で口頭合意と報道…早ければクラシコ後にも正式発表か?
去就が注目を集めているレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督(65)だが、どうやら退任の条件で合意に至ったという。『The Athletic』が伝えた。 2度目のマドリーを指揮しているアンチェロッティ監督。2023-24シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)を制するなど、結果を残している一方で、今シーズンは無冠の可能性も。特にCLでは準々決勝でアーセナルに連敗して敗退するなど結果を残せなかった。 クラブは失敗したシーズンと考えており、ファンもアンチェロッティ監督に批判を浴びせる事態に。一方で、契約が2026年夏までとなっている中で、予てから何度もアプローチをかけているブラジル代表が、再び監督就任を打診している。 現在監督がいないブラジル代表は、6月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選からチームを指揮してもらいたいと考えているとのこと。ただ、マドリーはクラブW杯に参加するため、両方を指揮することは不可能な状況だ。 そんな中、ブラジルサッカー連盟(CBF)とアンチェロッティ監督は合意に至ったという報道があった一方で、マドリーは退任させた場合は1年分の違約金をアンチェロッティ監督に支払わなければならず、CBFは断念したとされていた。 ただ、マドリーとアンチェロッティ監督の交渉は継続。詳細はまだ決定していないものの、どうやら退任することで口頭合意したとのこと。正式な手続きを踏み、早ければ週末のバルセロナとの“エル・クラシコ”の後にも発表される見込みだ。 マドリーはバルセロナとの直接対決に敗れれば、無冠がほぼ確定。クビを宣告しやすい状況にもなる。 一方で、その場合にクラブW杯を誰が指揮するかが問題に。カスティージャを率いるラウール・ゴンサレス監督か、新監督候補の再有力者であるシャビ・アロンソ監督(レバークーゼン)なのか。フベニールAのアルバロ・アルベロア監督やフットボール・ディレクター(FD)を務めるサンティアゴ・ソラーリ氏も考えられる状況だ。 いずれにしても、アンチェロッティ監督が今シーズン限りでマドリーを離れることは濃厚と見られており、あとは公式発表のタイミングを待つばかりだという。 2025.05.06 07:45 Tue4
「口出しすべき状況ではない」レアルの監督問題に踊らされているアロンソ監督、自身の将来に「待つしかない」
レアル・マドリーの監督就任が噂されているレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督が改めて将来について言及した。『ESPN』が伝えた。 レバークーゼンを率い、無敗でブンデスリーガを初制覇。DFBポカールも制し、ヨーロッパリーグ(EL)では惜しくも決勝で敗れたが、大きな結果を残した。 今シーズンはブンデスリーガで2位につけているが、優勝はバイエルンのものになることが濃厚。そんな中、新シーズンから古巣であるマドリーの監督就任の噂が浮上している。 マドリーではカルロ・アンチェロッティ監督の去就が騒がしく、今シーズンは無冠で終わる可能性があり、特にチャンピオンズリーグ(CL)での失敗に懸念を示す声が大きい。 そんな中で、ブラジル代表監督就任で合意に至ったという報道もある中で、マドリーは契約解除の違約金を支払いたくないとして、チームに留める考えがあるともされている。 マドリーの動きが定まらない中、アロンソ監督は自身の去就について「新しいことは何も知らない」とコメント。「他のクラブで何が起きているかは尊重する」とマドリーで起こっていることに触れ、「私が口出しすべき状況ではない。彼らはまだリーグ優勝を目指して戦っている段階にあることは分かっているし、我々にも目標はある。シーズンはまだ終わっていないので、待つしかない」と、現時点ではシーズン終了まで集中するとした。 一方でレバークーゼンもアロンソ監督が退任となれば、後任を早急に探す必要がある状況。様々な候補が浮上している状況だが、何も進んでいない状況に。アロンソ監督は、色々な噂についても気にしないとした。 「落ち着いている。記者会見のたびに何か新しいことを期待されているのは承知しているが、それは私の仕事ではない。チームを毎試合に向けて準備させることが私の仕事だ。私に言えるのはそれだけだ」 2025.05.03 13:50 Sat5
次節クラシコを4pt差で迎えられるか…セルタ戦へアンチェロッティ監督「リーグ優勝争いにおいて重要な試合」
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、エル・クラシコを次節に控えるなかで戦うセルタ戦での勝利を誓った。 マドリーは先週末に行われたコパ・デル・レイ決勝でバルセロナに敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)に続く今季2つ目のタイトル逸。残すは前日のライバルの勝利で暫定7ポイント差が付いたラ・リーガでの逆転優勝が最大の目標となっている。 そんななか、エル・ブランコは4日にホームで行われる第34節で7位のセルタと対戦する。 次節のエル・クラシコを4ポイント差で迎えるべく勝ち点3必須の一戦に向けてアンチェロッティ監督は、「リーグ優勝争いにおいて重要な試合」と語り、チームとして全力を尽くす必要があると主張している。 「セルタは素晴らしいチームだ。つい最近、バルセロナ相手にあと一歩のところで勝利を収められるようなゲームを行い、非常によく訓練されている。我々は1週間かけて準備してきた。明日の試合ではベストを尽くす。リーグ優勝争いにおいて重要な試合だ」 「我々は今、そしてこれからの試合に集中している。リーガのタイトル獲得のために戦うことができる。最終戦の最後の瞬間まで、何が起ころうとも、それをやり遂げる。我々はただそれに集中しているだけで、他のことは何も考えていない」 また、残り5試合となった現状において今季ここまでの総括を求められたイタリア人指揮官は「プロとして見れば、例年よりも厳しいシーズンだった」と、完璧だった昨シーズンと比較して失望のシーズンだったと素直に認めた。 一方で、「残り5試合で何が起こるかわからない。すべての試合に勝利し、どうなるかを見極める必要がある。そのために全力を尽くす。今のところ、素晴らしいシーズンには見えないが、勝利できれば、すぐに良いシーズンになるはずだ」と、最後まで戦い抜いた末にラ・リーガ連覇を成し遂げ、少しでも良い形でシーズンを終えたいと意気込む。 現状ではラ・リーガのタイトル獲得にかかわらず、今季限りでの退任は決定的とみられる。すでにレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督の招へいに向けた動きも報じられており、アンチェロッティ監督のマドリードでの日々は残りわずかとなりそうだ。 今回の会見でも去就に関する質問を受け、うんざりとした反応を示したアンチェロッティ監督。現時点での言及を拒否したが、いずれにしてもマドリーとの別れは美しいものになるとだけ語った。 「自分が何をすべきか、何をするつもりか、ちゃんとわかっている。だから今日は自分の将来について話すつもりはない。私はクラブ、選手、そしてファンに大きな愛情を抱いている。また、彼らを深く尊敬している。私の将来については、(リーグ最終戦が行われる)25日に話すつもりだ。それ以前には話さない」 「私とクラブの間に確執は決してない。これまでもそうだったし、それが2025年であろうと2030年であろうと、最後の日が来てもそれは変わらない。その時が来たら、きっと素晴らしい別れになるだろう」 2025.05.04 19:30 Sunレバークーゼンの人気記事ランキング
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レアル行き噂のシャビ・アロンソ監督がレバークーゼンを退団! ブンデス初優勝&カップ優勝など多大なる功績「素晴らしいチームワークの賜物」
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シャビ・アロンソ監督退団決定のレバークーゼンに打ち勝ったドルトムントがCL出場権獲得の望みを繋げる【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第33節、レバークーゼンvsドルトムントが11日に行われ、2-4でドルトムントが勝利した。 シャビ・アロンソ監督の今季限りでの退任が発表された2位レバークーゼン(勝ち点68)と、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位フライブルクを暫定4ポイント差で追う5位ドルトムント(勝ち点51)の上位対決。 レバークーゼンが押し込む入りとなった中、19分にPKを獲得しかける。ヴィルツのクサビのパスをボックス内で引き出したグリマルドがベンセバイニに倒されると直後はPK判定となったものの、VARが入ってノーファウルに覆り取り消しとなった。 その後も攻勢のレバークーゼンは27分、テラがヴィルツのスルーパスを受けてシュートに持ち込む決定機を演出すると、31分に押し切る。ボックス中央のフリンポンがヴィルツのリターンパスを左足ダイレクトで蹴り込んだ。 しかし2分後、ここまで守勢のドルトムントがワンチャンスで追いつく。ボックス右ポケットのスペースを突いたアデイェミの折り返しを古巣対決となるブラントが合わせた。 追いつかれたレバークーゼンはテラ、ヴィルツが勝ち越しゴールに迫るもGKコベルの好守に阻まれると、43分にドルトムントが逆転。グロスのパスをボックス右で受けたリエルソンがシュートを決めきった。 追加タイム4分にはGKコベルがアドリのシュートを好守で止めたドルトムントが2-1とリードして前半を終えた。 迎えた後半もレバークーゼンが押し込む展開となるも好機を生み出すには至らない。 すると73分、ドルトムントに大きな3点目。カウンターからブラントのスルーパスを受けたアデイェミがディフェンスライン裏を突いてGKとの一対一を制した。 さらに4分後、ギラシーのコントロールシュートが決まって突き放したドルトムントがその後のレバークーゼンの反撃を1点に抑えて4-2で勝利。フライブルクとの1ポイント差を維持して最終節ホルシュタイン・キール戦に臨むことになった。 一方、レバークーゼンはシャビ・アロンソ監督のホーム最終戦を勝利で飾ることはできなかった。 レバークーゼン 2-4 ドルトムント 【レバークーゼン】 ジェレミー・フリンポン(前31) ヨナス・ホフマン(後47) 【ドルトムント】 ユリアン・ブラント(前33) ユリアン・リエルソン(前43) カリム・アデイェミ(後28) セール・ギラシー(後32) 2025.05.12 06:02 Mon3
バイエルンがライバル主砲に関心? 来季に向けエースのバックアップ探す
バイエルンがレバークーゼンのチェコ代表FWパトリック・シック(29)獲得に興味を示しているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 今シーズンのブンデスリーガで2シーズンぶりの覇権奪還に成功したバイエルン。しかし、DFBポカール、チャンピオンズリーグ(CL)ではタイトル獲得を逃しており、新シーズンに向けては手薄なポジションにテコ入れを図る見込みだ。 そのなかでディフェンスラインとともに緊急性が高いポジションは、イングランド代表FWハリー・ケイン(31)のバックアップを担うセンターフォワード。今季は元ドイツ代表MFトーマス・ミュラーや2列目を本職とする選手をスクランブルで起用してきたが、ケインも今年7月に32歳を迎える点を鑑みれば、有事に備えたバックアッパーの補強は急務だ。 そんななか、現在候補の1人となっているのが、ライバルのレバークーゼンで主軸を担うチェコ代表FWだ。 以前にマンチェスター・ユナイテッドからの関心も伝えられたシックは、レバークーゼンとの現行契約が2027年夏までとなっているなか、今夏に移籍を選択する可能性があると言われている。 選手本人はプレミアリーグ行きに関心を示し、ケインのバックアップという部分もネックで獲得は非現実との見方もある。 ただ、バイエルンというブランドに加え、ケインの万能型のプレースタイルを考えれば、共存も十分に可能と見られている。 報道によれば、バイエルンはシックの代理人とすでに接触し、今夏の移籍の可能性を探っている段階にあるという。 バイエルンとレバークーゼンではドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ、同DFヨナタン・ターの移籍も噂されているが、今季リーグ戦29試合19ゴールの左利きCFもライバルへの移籍を考慮することになるのか。 2025.05.07 23:10 Wed4
「いつか居心地の良い環境を抜け出す」ビッグクラブ関心のヴィルツが将来について言及「お金よりもスポーツ観点の方がずっと重要」
今夏の移籍市場で注目を集めているレバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(22)が、自身のキャリアについて言及した。ドイツ『Sports Illustrated』が伝えた。 ケルンの下部組織からレバークーゼンの下部組織に移籍。2020年7月にファーストチームに昇格したヴィルツは、22歳にしてすでにチームの中心に君臨。公式戦195試合で57ゴール63アシストを記録している。 2023-24シーズンはブンデスリーガの無敗優勝に貢献し、DFBポカールとの2冠に貢献。ドイツ代表としても29試合で6ゴールを記録するなど、順調なキャリアを歩んでいる。 レバークーゼンとは2027年夏までの契約がある一方で、ビッグクラブからは熱視線が。今夏はレアル・マドリーやバイエルンも関心を持っているとされる中、『Sports Illustrated』のインタビューでキャリアについて言及した。 「ホームのすぐ近くに素晴らしいクラブが数多くあり、ドイツ、そしてヨーロッパ屈指のクラブでプレーできることは、本当に幸運だ。例えば南米やアフリカなどからやってきて、キャリアのために家族や環境を捨ててきたレバークーゼンの選手たちには、大きな敬意を抱いている」 「いつか自分の居心地の良い環境を抜け出し、新しい経験をしたいと思っている。サッカーのロッカールームはよく知っているし、どこでもすぐに自分の居場所を見つけられると確信している」 ステップアップにも関心があるヴィルツだが、遺跡を決める理由はお金ではないという。 「ケルンからレバークーゼンに移籍した時、給料のことなど一瞬たりとも考えず、自分のキャリアにとって何が最善かだけを考えていた。口座にいくら貯まっているか、将来いくら稼げるかなんて、全く考えていない。もちろん、良い契約を結ぶことは重要だけど、僕にとってはお金よりもスポーツ観点の方がずっと重要だ。お金に執着しすぎたら、両親はきっと怒るだろう」 「16歳でレバークーゼンに移籍してからは、両親が僕の給料を管理し、毎月150ユーロを送金してくれた。それが僕を形成しました。両親にとって、僕が給料を無謀に使いすぎないことは重要だったみたいだ」 サッカーに集中するためという理由もあるのか、お金には執着がないというヴィルツ。両親を含めた家族との関係についても語っている。 「家族は僕にとって常にとても大切な存在で、いつも支えてくれた。両親は僕と妹が夢を追いかけることを励まし、その道のりをずっと支えてくれた。僕には多くの自由があったけど、試合前に友達の家や来客の家に長く滞在しないように気を配ってくれた。たとえ当時は認めたくなかったとしてもね」 「両親は僕に、自分に合ったライフスタイルを送り、勉強を怠らないように教えてくれた。僕がプロサッカー選手になる上で、両親は大きな役割を果たしてくれた。両親は毎試合観戦に来てくれたし、母は練習にも毎回来てくれた。このような家族に恵まれて、僕はとても幸運だと思う」 ヴィルツの人間形成に大きく影響を与えた家族の支え。故郷を離れて海外へ挑戦するのか、それともドイツ国内での移籍を選ぶのか。ヴィルツの去就には注目が集まる。 2025.05.08 21:25 Thu5