「総集編ありがとう」マジョルカが久保建英の2カ月を振り返り「改めて復帰おめでとう」

2021.11.30 11:50 Tue
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27日のヘタフェ戦で約2カ月ぶりに復帰したマジョルカの日本代表MF久保建英。クラブの公式YouTubeチャンネルが、復帰までの道のりを詳細に伝えている。9月22日に行われたラ・リーガ第6節のレアル・マドリー戦で先発した久保だったが、ヒザを負傷し前半のみでピッチを退いていた。診断の結果は右ヒザ半月板の損傷。松葉杖をつく姿も見られた。

当初は1カ月程度の離脱とみられていた中、回復が思うように進まず、1カ月が経過した10月下旬からジムでのリハビリを開始。チームの理学療法士とマンツーマンで、半円形のバランスボールの上に乗りながら、ボールをしたについてキャッチするというメニューの他、ラダーステップ、腹筋、体幹を鍛えるプランクなどに励んでいた。
クラブは久保のリハビリ動画を度々アップし、逞しくなった上半身にも注目が集まった中、11月中旬にピッチでの練習を再開すると、24日に全体練習に復帰。27日のラ・リーガ第15節ヘタフェ戦で復帰を果たした。

久保は9試合ぶりにベンチに座り、68分から右ウイングに入ってプレー。試合は0-0のドローに終わったものの、ここからチームを救う活躍に期待がかかる状況だ。
クラブは「こうしてタケ・クボは怪我から回復した」と題した動画で、久保の復帰までの過程を紹介。ファンからは「改めて心から復帰おめでとうございます」、「総集編ありがとう」、「タケのこと大好きやん笑」、「本当に良かった」といったコメントが寄せられている。

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リーグ中断中の久保建英、普段はどんな生活?「まずは8時半に起きます」

マジョルカに所属する日本代表MF久保建英がスペイン『アス』の独占インタビューに登場。リーグ中断中の日頃の生活を明かした。 『アス』が久保にインタビューを行った11日、本来はラ・リーガ第31節でレアル・マドリーとマジョルカが激突する日だった。久保は初のサンティアゴ・ベルナベウ上陸の夢を果たせず悔しい思いを滲ませながら、一刻も早いリーグ再開を願った。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI1dFRuZUZUZiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 「今は出来るだけ早くこれまでの生活に戻れることを期待していますが、重要なのは健康です」 「あまり今の生活を良いとは言えません。全てのフットボーラーと同じように、僕もフットボールの為に生きています。それが僕たちの偉大な情熱だからです。だからこの状況はハードと言うしかありません。しかし、クラブは自宅で出来る体型維持やトレーニング方法を考えてくれています」 また、久保は基本的な1日のスケジュールも明かしてくれた。 「朝8時半に起きてクラブが用意した3分間の心拍テストを受けます。朝食を取るのは10時頃になりますね」 「それから予防のためのエクササイズを行い、11時にビデオ通話でテクニカルスタッフを含めた4~5人のチームトレーニングをします」 「それが12時15分に終了し、僕は個別ワークをしてからシャワーを浴び、13時半に昼食を食べます。15時半から16時がフリータイムなので、連載を読んだりしてますね」 「その後は18時ぐらいまでボールを使った練習をし、シャワーを浴びて夕食。いつも23時までには寝ています」 これを聞くと、しっかりしたルーティーンが形成されている久保。一流選手には欠かせないことなのかもしれない。 2020.04.12 21:03 Sun

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