最後にPK外したGKケパをミス・ユニバースの恋人が守る「本当のサポーターは勝ったときだけでなく…」
2022.03.01 20:45 Tue
【写真】ミス・ユニバース・スペインでもあるケパの恋人、アンドレア・マルティネスさん
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99年の歴史で初! スペイン代表が699試合目で記録したこととは?
12日に行われたユーロ2020予選のスペイン代表とノルウェー代表の一戦で、ある記録が生まれていたようだ。スペイン『アス』が伝えている。 この試合ではレアル・マドリーのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが先発出場し、代表通算168試合目の出場に。ポルトに所属する元スペイン代表GKイケル・カシージャスの167試合を上回り、スペイン代表の歴代最多記録を樹立していた。 偉大な記録達成に沸くなか、実はスペイン代表にはもう1つの記録が誕生していたのだ。それは、先発の11名が別のクラブに所属しているということだ。 これまでのスペイン代表は、レアル・マドリー、バルセロナの国内2強クラブの所属選手が多くを占めていたが、この試合ではついに11名全員がチームメイトではないという珍記録が誕生。スペイン代表にとって99年の歴史の中で初めてのことであり、699試合目にして達成された。 この記録達成に寄与したのは、ルイス・エンリケ監督が家庭の事情で突然の退任したことにより就任したロベルト・モレノ監督だ。ルイス・エンリケ監督の右腕として働いてきた指揮官。ルイス・エンリケ監督自身も多くの新たな選手を呼んでいたながれを受け継ぎ、珍記録を樹立した。 ◆ノルウェー代表戦でのスペイン代表メンバー GK ケパ・アリサバラガ(チェルシー) DF ヘスス・ナバス(セビージャ) ラウール・アルビオル(ビジャレアル) セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー) フアン・ベルナト(パリ・サンジェルマン) MF ファビアン・ルイス(ナポリ) セルヒオ・ブスケツ(バルセロナ) サウール・ニゲス(アトレティコ・マドリー) FW ロドリゴ・モレノ(バレンシア) ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ) ダニ・セバージョス(アーセナル) <span data-gns-video="https://d00030400.gamecity.ne.jp/cws/lite/ad/201910gns/191015news.mp4" data-gns-video-caption="99年の歴史で初! スペイン代表が699試合目で記録したこととは?"></span> 2019.10.15 18:55 Tue2
2年越しに監督に謝罪…チェルシーGKケパが交代拒否の真相を明かす「無視するつもりなんてなかった」
チェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガが、かつての指揮官であるマウリツィオ・サッリ監督に謝罪した。 ケパは2018年8月にアスレティック・ビルバオからチェルシーへと完全移籍。7100万ポンド()の移籍金で加入し、世界で最も高価なGKとなった。 加入1年目にはヨーロッパリーグ(EL)を制するなどチームのタイトル獲得に貢献した一方で、ちょっとした事件を起こしていた。 2019年2月24日に行われたカラバオカップ(EFLカップ)決勝のマンチェスター・シティ戦。この試合もケパは先発出場していた。 しかし、延長戦に突入した試合では、ケパが痙攣を起こしてプレーが難しいと見られる状況に。そこでサッリ監督は、控えGKのウィリー・カバジェロとの交代を準備した。 ただ、この監督の決断にケパは交代を拒否。そのままプレーを続行すると、PK戦では4-3で敗れシティにEFLカップのタイトルを渡してしまっていた。 ケパは『The Players' Tribune』でこの件についてコメント。ケパはチームのために時間を掛けようとしただけだったものの、サッリ監督がカバジェロをウォーミングアップさせたことで意図が伝わらず、最終的には監督の指示を無視するような形になってしまったとし、謝罪した。 「僕は大丈夫で、ケガをしていないことを伝えようとしたんだ。でも、僕たちは8万人以上の人の前で、ウェンブリーにい宝、サッリは僕のことを理解していなかった」 「第4の審判がボードを上げた時、僕は交代すべきだったし、そうしなかったことは申し訳ないと思っている」 「僕は間違っていた。関係者全員に謝りたい。公の場で僕が貶めたように見えてしまったマウリツィオ・サッリ、チームメイトであり、偉大なプロであるウィリー(・カバジェロ)、そして我慢していたチームメイトやチェルシーファンのみんなにだ」 「試合中、その後の数日間に起きた全ての雑音を、全て我慢しなければならなかった」 「決勝の後、ドレッシングルームで携帯を手にしたら、世界中でニュースになっていることに気がついた。そこから3、4日間は止まらなかった。圧倒的だったし、写真を見たほとんどの人は、僕がマウリツィオ(・サッリ)を軽蔑したと思っただろう」 「僕は誤解されていると感じた。なぜなら、僕は監督を無視するつもりなんてなかったからだ」 「僕は彼に伝えようとしただけだった。そのことをメディアに説明しようとしたけど、それはできなかったんだ」 「幸いなことに、もう過去の話でしかない、僕は今もマウリツィオと素晴らしい関係を築いている。もし今度起きたら、どうすべきかは理解しているよ」 2021.07.27 18:41 Tue3
守護神復帰のケパが昨季終盤に見せた驚異の跳躍力【アンビリーバブル・セーブス】
たった一つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。しかし裏を返せばセーブ一つでチームを救うこともできる。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。 今回はチェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガのセーブだ。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJMYU5xR0RZUSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 2018年夏にGK史上最高額の7200万ポンド(現レートで約99億2000万円)でアスレティック・ビルバオからチェルシーへと移籍したケパ。加入2年目の今季は不調から第2GKへと降格した時期もあったものの、再び守護神としてゴールマウスを守っている。 何度もチェルシーのピンチを救ってきたケパだが、2019年5月5日のプレミアリーグ第37節のワトフォード戦では圧巻のセーブを見せた。 ワトフォードのDFホセ・ホレバスが左サイドからクロスボールを上げると、FWトロイ・ディーニーがフリーで頭で合わせる。ヘディングシュートはゴール左上隅に向かい一直線。スタンドの多くのサポーターがゴールを覚悟したが、ケパが驚異的な跳躍力とともに腕を伸ばし、ギリギリのところで左手で掻き出した。 このセーブにチェルシーの選手たちはケパのもとに駆け寄りセーブを称賛。試合も3-0とクリーンシートで勝利していた。 2020.06.30 15:10 Tue4
ファン・ダイクのPKに驚愕の声、GKの駆け引きに微塵も動じず「これ左に蹴るメンタルどうかしてる」
リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクのメンタルに驚きを隠せないファンは多いようだ。 2月27日にウェンブリー・スタジアムで行われたEFLカップ(カラバオカップ)決勝、リバプールvsチェルシーは0-0のまま120分が終了。PK戦を11-10で制したリバプールが2011–12シーズン以来、最多9度目の優勝を果たした。 リバプールの先行でスタートしたPK戦は両者ともに成功が続き、ファン・ダイクは3人目として登場した。 ここでチェルシーGKケパ・アリサバラガは駆け引きを行う。ゴールの中央ではなくファン・ダイクから見て左寄り、右側を大きく開ける立ち位置を取った。 だが、ファン・ダイクはまったくプレッシャーを感じなかったようだ。臆することなくケパのいる左方向を狙い、強烈なキックでサイドの上部を射抜いて見せた。 コースを狭められていながらもあえてケパのいる左を狙い、見事に成功させたファン・ダイク。強靭な精神力にはファンからも「見れば見るほど、ファン・ダイクの勇敢さに感嘆する!」、「その目つきな」、「この心理戦で左に蹴れるファン・ダイクはバケモン」、「動じないダイクがカッコ良すぎる」、「これ左に蹴るメンタルどうかしてる」、「メンタルバケモンすぎ」など、驚きの声が多数寄せられることとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】メンタルお化け! ケパの駆け引きに微塵も動じないファン・ダイクのPK</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Ice in those veins <br><br>What a penalty, <a href="https://twitter.com/VirgilvDijk?ref_src=twsrc%5Etfw">@VirgilvDijk</a> <a href="https://t.co/pAvnpdPA1f">pic.twitter.com/pAvnpdPA1f</a></p>— Liverpool FC (@LFC) <a href="https://twitter.com/LFC/status/1498289820782714885?ref_src=twsrc%5Etfw">February 28, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.03.01 19:20 Tue5
新生スペイン代表はW杯落選組も多数? セバージョスやメリノら復帰、DF陣は初招集続々?
新体制を迎えるスペイン代表の招集メンバーに関心が高まっている。 スペイン代表はカタール・ワールドカップ(W杯)で2大会連続のベスト16止まりとなり、大会後にルイス・エンリケ監督が退任。また、主将を務めたバルセロナのMFセルヒオ・ブスケッツも代表から退き、南アフリカW杯優勝を知る選手がとうとういなくなった。 2026年W杯に向けては、東京五輪でも指揮し、長年五輪世代のスペイン代表監督だったルイス・デ・ラ・フエンテ氏(61)が新監督に就任。来月25日に行われるユーロ2024欧州予選のノルウェー代表戦が初陣となるが、そのメンバー構成への先読みが始まっている。 スペイン『Relevo』によると、デ・ラ・フエンテ新監督のサッカーは[4-2-3-1]がベースだが、[4-3-3]との併用も十分に考えられるとのことで、チームの中軸は「ブスケッツの後継者」であるレアル・ソシエダのMFマルティン・スビメンディ(24)だという。 また、中盤ではレアル・マドリーで出場機会を取り戻しつつあるMFダニ・セバージョス(26)が約2年ぶりに、所属先で好調を維持するソシエダのMFミケル・メリノ(26)とパリ・サンジェルマン(PSG)のMFファビアン・ルイス(26)が約1年半ぶりに代表復帰する見込みとのことだ。 カタールW杯で主軸を担ったバルセロナの若きコンビ、MFペドリ(20)とMFガビ(18)は新体制でもレギュラー格と予想され、代表復帰濃厚の3人やアトレティコ・マドリーのベテランMFコケ(31)らが支えていく構図となる。 最終ラインでは、A代表歴のないアスレティック・ビルバオDFイェライ・アルバレス(28)、オサスナのDFダビド・ガルシア・スビリア(29)、スペイン国籍取得の手続きを進めるソシエダのフランス人DFロビン・ル・ノルマン(26)が初招集される可能性があるという。 アタッカー陣では、大ケガでカタールW杯行きを逃したソシエダFWミケル・オヤルサバル(26)の復帰が確実視され、昨夏に初キャップを刻むもW杯へは行けなかったレアル・ベティスのFWボルハ・イグレシアス(30)も新監督のお気に入り。どうやら純粋なストライカータイプが好みのようだ。 最後にGK。カタールW杯メンバーからはアスレティック・ビルバオのGKウナイ・シモン(25)のみが招集間違いなしとされ、ブレントフォードのGKダビド・ラヤ(27)とブライトン&ホーヴ・アルビオンのGKロベルト・サンチェス(25)は不明瞭。一方、チェルシーで定位置を奪回したGKケパ・アリサバラガ(28)の約2年半ぶり復帰が確実とみられている。 2023.02.28 14:38 Tueチェルシーの人気記事ランキング
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自宅は海上に? チェルシーを手放してもうすぐ3年…ロシア人実業家アブラモビッチ氏の近況は
チェルシーの前オーナー、ロマン・アブラモビッチ氏(58)の近況とは。イギリス『ミラー』が各国紙の報道をまとめた。 2000年代初頭にチェルシーを買収したアブラモビッチ氏。それまでイングランドの第二勢力だったクラブを、莫大な資金投下によりタイトル争いの常連とし、一時代を築き上げた。 しかし彼は、ウラジーミル・プーチンとも個人的に親しいロシア人実業家、または政治家。 2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻を発端としてイギリス政府から制裁を科され、チェルシーを手放すことに。長らく英国への入国ができていなかったなか、王国は終焉した。 その後、氏は所有する大型船舶を巡って数百万ドルの脱税をしたとして告発されることに。 この“ヨット”が実質的な住居になっており、ロシア・ソチ、トルコ・イスタンブール、イスラエル・テルアビブを海上で行ったり来たり。 『CNNトルコ』は、アブラモビッチ氏がイスタンブールに不動産を購入と報じるも、具体的な場所の情報がなく、氏の代理人もこれが住居であることを否定。氏の“自宅”は、エーゲ海に面するマルマリス港に停泊しているとのことだ。 なお、2022年にはロシアとウクライナの和平交渉に参与したこともあるアブラモビッチ氏。 しかし、この頃を境にプーチンとの関係が悪化したと伝えられ、ロシア側による毒殺未遂に遭ったという真偽不明の報道も。最近はモスクワへ戻っていない様子で、イスラエル国籍を保有しながらも最近テルアビブにも上陸していないといい、どうやら拠点はトルコにあるようだ。 2025.01.29 19:30 Wed2
「脳震盪?」カリウスのミスの原因にクルトワが疑問符「それは奇妙だ」
▽チェルシーのベルギー代表GKティボー・クルトワは、チャンピオンズリーグ(CL)決勝でのリバプールGKロリス・カリウスのミスの原因が脳震盪であったという見解について「奇妙だ」語っている。『ESPN』が伝えた。 ▽先月26日に行われたレアル・マドリーとのCL決勝戦、カリウスはスローイングミスからマドリーFWカリム・ベンゼマに先制点を与え、マドリーFWガレス・ベイルの強烈なシュートを正面で受けつつも弾き出せず3点目を献上。信じられないミスの連続に非難の声が集まっていた。 ▽そんな中、試合後に脳の検査を行ったカリウスは、試合中に脳震盪が起こっていたことが判明した。医師によれば、原因は後半立ち上がりのマドリーDFセルヒオ・ラモスによる肘打ちとのこと。ベンゼマのゴールはその3分後に生まれている。 ▽しかし、クルトワはこの見解に疑問符を投げかけた。カリウスのミスには同情の色を表したが、脳震盪のせいにすることに懐疑的な目を向けている。 「僕も試合中に脳震盪になったことがあるよ。アレクシス・サンチェスとの接触でね。その後20分はボールがよく見えていなかった。だからゲームから退いたんだ」 「彼に起こったことは残念だけど、そのミスを脳震盪を理由にするのはどうかな。彼は素晴らしいセーブを2回も見せていたじゃないか」 「もしそれが理由だって言うんなら、そうなんだろうね。彼は試合後に2つのミスを認めた。人々はそれを受け入れるだろう。GKには起こりうるものだ。だけど、それを脳震盪のせいにするのはちょっと納得がいかないね。でもそういうふうに医者が言うんだったら認めるしかないね」 2018.06.06 17:00 Wed3
アザールの“らしさ”全開!高速ドリブルで相手陣を切り裂き強烈ミドルを蹴り込む!/2016-17【スーパーゴール図鑑/チェルシー】
【得点者プロフィール】 エデン・アザール(当時25歳) 国籍:ベルギー 所属:チェルシー ポジション:FW 身長:175cm リールでプロデビューを飾ったアザールは2012年夏にチェルシーに移籍。公式戦352試合に出場して110ゴール92アシストを記録し、チェルシーに数々のタイトルをもたらした。 【試合詳細】 日程:2016年8月27日 大会:プレミアリーグ第3節 対戦相手:バーンリー 時間:前半9分(0-0) <div id="cws_ad">◆アザールが単独で相手陣を切り裂いて決めたソロゴール<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJCMjVUZVJIaiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 0-0で迎えた9分、自陣でチェルシーが相手からボールを奪うと、MFネマニャ・マティッチが素早く前線のアザールにパスを出す。センターサークル付近でこのボールを受けたアザールは単独でドリブル突破を開始。スピードに乗ったドリブルで、相手にプレスもかけさせずに一気にボックスの前まで侵入すると、その勢いのままシュートを放つ。狙いすまされたシュートはゴール右下に決まり、見事な先制ゴールとなった。 このゴールで勢いに乗ったチェルシーが3点を奪い、3-0で試合に勝利した。 <span data-sg-movie-id="588" data-sg-movie-title=""></span> 2021.03.23 12:00 Tue4
今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon5

