中国代表いきなりの惨敗…70歳指揮官は日本戦後に次戦のサウジを徹夜でチェック、2連敗回避で競争力を示せるか

2024.09.06 14:10 Fri
2002年以来のW杯へ、早くも岐路に立たされた印象の中国代表
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2002年以来のW杯へ、早くも岐路に立たされた印象の中国代表
中国代表がいきなりの惨敗。ほぼ何もできなかったアウェイ日本を経て、サウジアラビア代表とのホームゲームへ向かう。
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5日、日本代表は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第1節で中国代表を7-0と粉砕。開始12分のセットプレーで均衡を破り、その後も自陣で低く構える中国をほとんど苦にせず、あらゆる形で崩し続けた。中国代表としては、問答無用の惨敗。
中国の微博ユーザー間で、近年の代表チーム停滞から「驚きもない」との声が少なくない一方、この試合を国営放送CCTVが中継しなかったことについて「正しい選択だった」とも。

一方、政治と関係がないサッカー中国代表惨敗のトピックスは、香港の一部メディア関係者にとって格好の憂さ晴らしか。
とある香港メディアは、本土の微博ユーザーが発した「中国5000年で最大の屈辱」をタイトルとし、「0-3なら満足できるが0-7」などと、嬉々としてレポートしている感が否めず。多数の閲覧者が記事に付けた泣き笑いスタンプも、何かを物語っている印象だ。

日本戦の中国代表は修正力が皆無に等しく、シュート1本枠内ゼロ。そんななか、10日に今予選のホーム初戦として対戦するのは、有力な突破候補のサウジアラビアだ。

日本遠征帯同の中国『北京青年報』によると、御年70歳のブランコ・イバンコビッチ監督は日本戦後、日本時間6日3:00キックオフのサウジアラビアvsインドネシアを徹夜でチェック。

チーム関係者は「日本に負けて無力感、全員の機嫌が悪い」と語りつつ、「まだ始まったばかりでチャンスはある」と前を向いたそうだが、もしサウジに敗れて2連敗なら、2002年以来となるW杯出場に早くも黄信号か。

中国『新浪』は以下のように論評。

「(C組)上位2チーム入りは非現実的。中国が日本から1点を奪うのは非現実的。もう、さっさとこの敗戦を忘れるべき。疲労を取り除き、少しでも良い状態でサウジ戦へ」

バーレーンがオーストラリア相手に、インドネシアがサウジアラビア相手に示したような競争力が、中国にもあるか否か。中国は早くも岐路に立たされた印象が拭えない。



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日本代表の“進化”と“真価”が見えた圧巻の7ゴール…個の成長とチームの成長【日本代表コラム】

「選手たちがアジア最終予選の初戦のスタートの難しさを認識してくれて、そこで最善の準備をしてくれたことが、この結果に繋がったと思います」 試合後の記者会見の冒頭、森保一監督が口にした言葉。2大会連続で最終予選の初戦をホームで落としていた日本代表だったが、この日は中国代表相手に7ゴールを奪う快勝劇。各々の選手がハイパフォーマンスを見せ、最高のスタートを切ることとなった。 2016年9月1日、同じ埼玉スタジアム2002で行われたUAE代表戦では、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が率いた中、本田圭佑が11分で先制。しかし、20分、54分と失点し、1-2で逆転負けを喫した。これは日本がW杯に出場してから初めて初戦で負けたこととなり、ジンクス通りでは最終予選の初戦で敗れたチームは出場権を獲得できないと話題を呼んだが、最終的には首位通過を果たしていた。 2021年9月2日、最終予選では珍しい市立吹田サッカースタジアムで行われたオマーン代表戦。森保監督が率いる日本は、終盤に失点し0-1で敗れた。ヨーロッパ組が増えたチームにおいて、選手の合流がバラバラになり、ほとんど練習をしない状態で臨んだ中、足元を掬われた。 この2つの敗戦は、記憶に残っている方も多いはず。決して試合を通して押し込まれていたというわけではないが、日本は効果的な攻撃を仕掛けることができずに終わった。 そして迎えた2024年9月5日。奇しくも2016年に敗れた埼玉スタジアムであり、相手は2021年にオマーンを率いて日本を下したブランコ・イバンコビッチ監督率いる中国だったが、力の差をスタートから見せつけ、圧勝に終わった。 「今日良い準備ができて良い結果を出せたことは、過去の痛い経験。それは消えませんけど過去を生かして、また成長していけているという手応えを持てたのかなと思います」と、森保監督は3年前の痛い経験を含め、しっかりとチームとしての積み上げができていることを感じたようだ。 森保監督は中国を相手に[3-4-2-1]の布陣でスタート。左ウイングバックにはアジアカップ以来の復帰となった三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)を起用すると、積極的に仕掛けを見せてチャンスメイク。中国の選手たちは警戒をしていても、止めることができなかった。 右ウイングバックには堂安律(フライブルク)を配置し、攻撃的な3バックを採用。こちらは久保建英(レアル・ソシエダ)とのコンビネーションで崩し、チャンスメイクを続けた。 力の差があることはわかっていても、これまで何度も苦しんできた日本だったが、圧倒的に日本を分析して苦しめてきたイバンコビッチ監督を持ってしても、今の日本と中国の実力差を埋めることは不可能だった。 「個の力」がこの3年間で最も成長したと前日に森保監督とキャプテンの遠藤航(リバプール)は語っていたが、まさにその通りの戦いに。一対一のシーンだけでなく、個々の判断力、プレーの選択、強度、連係と、それぞれがクラブで個を磨き、8年という長期スパンで森保監督が作り上げているチームとしての戦いが、噛み合い始めているといえる。 先制ゴールもデザインされたセットプレーから。久保の正確なクロスを遠藤がヘディングで合わせたが、このシーンでは町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)と板倉滉(ボルシアMG)がボックス内でスクリーンを行い、遠藤が完全にフリーになって決まった。キックの正確性、チームとしての狙いがピッタリハマった形だが、こうしたプレーは日本ではそこまで多くない。これは成長の証と言えるだろう。 2点目は右サイドで久保と堂安がパス交換をして中を窺うと、ファーサイドに空いたスペースを見逃さなかった堂安がクロス。これを感じた三笘が飛び込んで頭で合わせた。完璧な崩しであり、これもチームとしての意図が感じられる攻撃だった。堂安は「チームの戦術として落とし込んでいるところもある」と右サイドの攻撃について語っており、選手同士の関係も上積みができている状況だ。 良い循環でチームが成長を見せている日本。ただ、前半は追加点がなかなか奪えない展開に。ゴールに迫るシーンは何度もあったが、結局はクロスからの2点で終わった。中国が大量失点をしないように必死に守った側面もあるが、チャンスメイクに終わらず、得点まで繋げたかった部分は、まだ伸び代があると捉えても良いだろう。ほとんどピンチの場面を作らせなかったことも、板倉、町田、そして谷口彰悟(シント=トロイデン)の3バックの安定感が為せたことだ。冨安健洋(アーセナル)や伊藤洋輝(バイエルン)がいない状況でもだ。 そして後半はさらに成長の証を見せる。中国が守り方を変更し、システムも変えてきたなか、より個人の特徴にフォーカスしたプレーが日本は続いた。3点目となった南野拓実(モナコ)は、ボックス内左でパスを受けると、鋭い切り返しで相手をかわし、冷静に蹴り込んだ。4点目も町田からの縦パスを上田綺世(フィエノールト)が潰れながらもつなぐと、南野が拾って冷静に決めた。モナコでの調子の良さがしっかりと結果につながっている。 5点目はこちらも復帰戦となった伊東純也(スタッド・ランス)が久保のパスを受けて冷静に流し込み復帰ゴール。ディフレクトもあったが、誰もが待ち望んだ復帰戦で結果を残し、スタジアムのボルテージは最高潮に。さらに伊東はアーリークロスをDFとGKの間に入れると、スピードを活かした前田大然(セルティック)が軽く頭で押し込んだ。前半の堂安から三笘、そして伊東から前田とWBのアシストからWBがゴールを決めるという狙いを持った得点パターンと言える。 なかなか攻撃のパターンを多く作ることはこれまでできてこなかった日本だが、最後には久保が持ち出し強烈なシュートを叩き込むなど、バリエーションが豊富に。正に、個の能力とチームとしての積み上げが見られた中国戦だった。 カタールW杯までも成長を見せた第1次森保政権。W杯で一定の結果を残しつつ、悔しさも味わった中で史上初の第2次政権となった中、今度はアジアカップで悔しさを味わった。ただ、そこからもしっかりと成長を見せ、選手は自身のステージを高い位置に置いている。慢心ではなく、チームとしての強さを自信に、そして確信にしていく最終予選にできるのか。アウェイでのバーレーン代表戦では選手の入れ替えもある中で、どんなパフォーマンスを見せるのか注目だ。 文・菅野剛史 <span class="paragraph-title">【動画】日本代表の圧勝劇、中国相手に7ゴール快勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="essBALdFmAo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.06 21:00 Fri
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“自分たちも中国相手に大量得点を…”? サウジアラビア代表のマンチーニ監督「5〜6点決められれば有意義」

サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督が、中国代表戦に向けての前日会見で意欲を語った。『香港01』が伝える。 アジアを代表する強豪のひとつ、サウジアラビア代表は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選A組を引き分け発進。 ホームでインドネシア代表と1-1ドローに終わり、マンチーニ監督としても「国内リーグで先発できない選手が20人」と試合後に嘆くなど、モヤモヤ感を募らせる90分間となった。 となれば、このモヤモヤを次回10月の代表ウィークまで持ち越さず、今月中に少しでも払拭しておきたいところ。サウジは10日、A組第2節で中国代表とのアウェイゲームに臨む。 中国が5日の第1節・日本代表戦で0-7大惨敗を喫したことも念頭にあるのか、マンチーニ監督は前日会見でこのように語った。 「私はこのチームの得点力を鍛えることに重点を置いている。1試合で5〜6点決めることができれば、それは私たちにとって、この上なく有意義なものだ。インドネシア戦も後半はチャンスを作れていた。難しい戦いを覚悟するが、ゴールを決められることを願っている」 指揮官は続けて「中国は依然として良いチームだよ」とも語っていったが、自分たちも中国相手に大量得点を…という思いがあるのだろう。 一方、中国国営『新華社通信』は依然、「レベルの低いミスが絶えず、戦術も意志もなく、フィジカルコンタクトも避ける…ネット上で叫ばれた『流血』が最も相応しい」などと、中国代表チームの日本戦7失点を糾弾。 そして「サウジにも敗れる可能性は当然あるが、戦わずして負けることは許さない。これ以上、ファンの心理的最低ラインを下回るな」とかなりキツめの論調を展開している。 <span class="paragraph-title">【動画】改めて日本の7発をプレイバック</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">HIGHLIGHTS | Japan - China PR <br><br>A sensational win for Japan! Samurai Blue begin their Group C campaign in style with a commanding win! <br><br>Match Report <a href="https://t.co/l67YrdWbQ7">https://t.co/l67YrdWbQ7</a><a href="https://twitter.com/hashtag/AsianQualifiers?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AsianQualifiers</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/JPNvCHN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#JPNvCHN</a> <a href="https://t.co/C6WGa4UiFW">pic.twitter.com/C6WGa4UiFW</a></p>&mdash; #AsianQualifiers (@afcasiancup) <a href="https://twitter.com/afcasiancup/status/1831912861754437919?ref_src=twsrc%5Etfw">September 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.10 18:10 Tue
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大綱なき中国サッカーは「ペップでも救えない」…国内で活動の外国籍指導者らが厳しい見解

中国で活動するドイツ人スポーツコンサルタント、また中国でサッカー普及に携わったアメリカ人指導者が、中国サッカー界を「進歩していない」とした。台湾『自由時報』が伝える。 5日に行われた日本戦の0-7惨敗が国内外で注目され、同時に議論も呼んでいる中国代表。 中国のスポーツ産業に関する著書があり、中国国内に活動拠点も置くドイツ人スポーツコンサルタント、マーク・ドライヤー氏は、自身のSNSなどを通じて「0-7惨敗は中国サッカー界にとって史上最低の出来事」と位置付ける。 また、日本で青少年へのサッカー普及に尽力した有名なアメリカ人サッカー指導者、トム・バイヤー氏は、十数年前に中華人民共和国教育部(教育省)の招聘に応じ、中国国内のサッカー普及にも寄与した経験を持つ。 今なお精力的にアジア各国を回る“トムさん”も、中国サッカーに厳しい見解を寄せる。 「これまで見てきた中国チームの中で、最悪のパフォーマンスだったと言えます。理由は単純に、選手たちのスキルが十分ではありません」 バイヤー氏は中国代表について、“たとえジョゼップ・グアルディオラが指揮を執っても進歩しない”と簡潔に表現し、中国サッカー協会のかつての莫大な投資が成果を生まなかったと説明。 中国は2012年に習近平体制が発足後、「2050年までに中国をサッカー強国に」という旨の国家プロジェクトをスタートし、数億ドルを投じて世界的な選手や指導者を招聘した。 そして、広州恒大(現:広州FC/中国2部)がアジアで猛威を振るった時期も確かにあった。 しかしながらコロナパンデミックに陥り、またサッカー関係者の汚職摘発が相次いだこともあり、計画は事実上、途中で頓挫。バイヤー氏は「いま中国のサッカーがどうなっているのかよくわかりません。中国サッカー協会での同僚は投獄されました」と語っている。 一方、代表チームの強化策として、2019年から11人が中国に帰化も、これについては中国共産党の機関紙『環球時報』までもが「短絡的な勝利の追求。サッカー普及への扉を閉ざしている」と批判している状況。言葉を選ばなければ、中国サッカー界はブレすぎである。 ドライヤー氏が「帰化選手を置くことで、サッカーを巡る根深い問題からファンの気を紛らわそうとしている」と核心を突けば、バイヤー氏に至っては「習近平氏が『中国にW杯優勝を』と発言したことが最大の失敗」とも。 構造的な問題を抱えている様子の中国サッカー界。バイヤー氏は「まずはU-17W杯の出場を現実的な目標とするべきです。より多くのリソースと注目を、若い選手に向けることができます」と助言を送っている。 <span class="paragraph-title">【写真】日本のサッカー普及に尽力したトム・バイヤー氏が中国戦圧勝にコメント</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C_ilRFPy6QP/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C_ilRFPy6QP/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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インドネシア代表の奮闘に連盟会長エリック・トヒルが手応えと覚悟「選手たちに感謝。来月はバーレーンと中国だ」

インドネシアサッカー協会(PSSI)のエリック・トヒル会長が、代表チームのW杯アジア最終予選突破へ展望を語った。インドネシア『kompas.com』が伝えている。 インドネシア代表は今月、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組のスタート2試合で勝ち点「2」。 白星ならずもタフさが光り、敵地でサウジアラビアから1ポイントを拾えば、ホームではシュート19本を浴びせてきた豪州と0-0ドロー。独立後初となるW杯出場を目指すインドネシアにとって、手応えがあるのは想像に難くない。 というのも、次回10月はバーレーンとのアウェイ、中国とのホーム。今のインドネシアにとっては、もう恐れてはいけない相手だ。 一時期インテルを保有したことでも知られるトヒル会長は、「今後は白星が必要」と覚悟を滲ませつつも、選手たちの奮闘を称える。 「2試合でドロー2つの勝ち点2。過小評価も過大評価もしない。若き選手たちが今できる最高のプレーを披露してくれたと理解するよ」 「W杯本大会の出場権を得るには、残り8試合で少なくとも勝ち点『15』が必要。まず(来月)バーレーンと中国を相手に、懸命に戦わなくてはならない。結果次第で順位も安定する」 「道のりは厳しい。簡単じゃない。それでも全力を尽くしてプレーする選手を観て、私はやる気に溢れている。選手たちにありがとうを」 ちなみにだが、インドネシアはバーレーンとの国際Aマッチ前回対戦で0-10大惨敗も、これは2012年2月。中国との前回対戦は2013年11月で、ウー・レイの1発で0-1と敗れている。 ただ、今のインドネシアにとっては、もう恐れてはいけない相手だ。 <span class="paragraph-title">【写真】代表チーム強化へ自らスポンサー探しに奔走するトヒル会長</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="in" dir="ltr">Membangun tim nasional Indonesia yang kuat membutuhkan biaya yang tidak sedikit. Dibutuhkan investasi tidak hanya jangka pendek, juga panjang untuk program dan kompetisi yang baik. <br><br>Karena itu kami di PSSI mengapresiasi pihak swasta yang mau menjadi sponsor.<br><br>Dengan dukungan… <a href="https://t.co/GhaK6HHsDN">pic.twitter.com/GhaK6HHsDN</a></p>&mdash; Erick Thohir (@erickthohir) <a href="https://twitter.com/erickthohir/status/1832055147889061983?ref_src=twsrc%5Etfw">September 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.12 20:20 Thu
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中国代表にとって大変重要な185cmFW張玉寧…所属クラブでの1発レッドにより次回最終予選まで1か月試合出られず

北京国安の中国代表FW張玉寧(チャン・ユーニン)は、次回のインターナショナルマッチウィークまで試合に出られない。 今月5日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選が各地で一斉に始まり、2002年日韓大会以来のW杯を目指すC組・中国は、日本とサウジアラビアに連敗。グループ内の力関係を考慮すれば、早くも窮地に陥った。 数的優位で逆転負けを喫した直近のサウジ戦もそうだが、シュート1本枠内ゼロの0-7大惨敗に終わった日本戦も、中国にとって大きなショック。中国スーパーリーグの観客動員を心配する国内メディアも存在する状況だ。 ところで、日本戦で2トップの一角にて先発出場したFWチャン・ユーニンは、中国チームにとって大変重要な存在。 かつてはフィテッセ、WBA、ブレーメンに所属。ただでさえ中国に欧州経験者が少ないなか、3カ国を辿った選手は他におらず、何より185cmのフィジカル型ということで、得点パターンが限られる中国においては、どうしてもスカッドに組み込んでおきたい存在なのだ。 しかしこのチャン・ユーニン、9月の代表ウィーク前最後の国内リーグとなった浙江FC戦(8月16日)にて、暴力行為で1発退場。「3試合」の出場停止処分が科されてしまった。 次回10月の代表ウィークまでに、北京国安は公式戦「3試合」。チャン・ユーニンはほぼ1か月実戦なしで最終予選3試合目、4試合目へ向かうこととなった。 選手本人は3試合出場停止を不服として、SNSで不満を表明。しかし、国内のサッカー界に蔓延る汚職・八百長を一掃中だと国内外にアピールしたい中国サッカー協会は、選手へのペナルティも容赦なし。撤回する可能性は皆無か。 代表チームへの希望を失いつつある中国『新浪』も、本件について「驚くべきことはない」と、中国サッカー協会のチャン・ユーニンに対する処分を100%肯定する側に回っている。 2024.09.13 16:15 Fri

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