EFL杯決勝進出のチェルシー、トゥヘル監督は連続フル出場のマラン・サールを高評価

2022.01.13 13:45 Thu
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チェルシートーマス・トゥヘル監督が、EFLカップ決勝進出に満足感を示している。イギリス『フットボール・ロンドン』がコメントを伝えた。
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チェルシーは12日、EFLカップ準決勝のトッテナム戦2ndレグを戦った。ホームでの1stレグを2-0で制していた中、18分にCKからDFアントニオ・リュディガーがヘディングシュートを決めて先制に成功する。その後はチャンスを作る一方で、何度か危険な場面も迎えていたチェルシー。だが、再三のVAR介入に救われる形でシャットアウト。合計スコア3-0でトッテナムを下し、3大会ぶりの決勝進出を決めた。
トゥヘル監督は決勝進出に満足感を示しながらも、劣勢を強いられた時間帯も少なくなかったと、内容に関してはまずまずといった感想を残した。その中で、1stレグに続きフル出場で勝利に貢献したDFマラン・サールのパフォーマンスを高く評価。手薄となっている左ウイングバックの解決策としての期待もあるようだ。

「今日はウイングバックを置かなかったが、この試合のようなフォーメーションでは、彼はサイドバックとしてもプレーできる。3バックの左センターバックも可能だ。彼は今、プレーする価値がある選手だ」
「彼は必要な時に期待に応えるプレーをしてきた。自分の役割をよく理解しているのだろう。ここが彼のスタート地点であり、吸収できるものはしっかり身につけているよ。これからも謙虚に、一生懸命努力して欲しい」

指揮官はまた、ここ最近試すことの多い4バックについても言及。チェルシー就任以降は3バックで固定してきたが、新陣形にも手ごたえを感じているようだ。

「もしそれが理に適っていて、我々もそう思えることができるのならば、また見ることになるだろう。今までに2回やっているが、どちらの試合でもその構成にこだわり、非常に統制がとれていた」

「チームはよくやってくれたよ。選択肢を増やすための調整を受け入れてくれた。もしかしたら、今後はより予測不可能なプレーができるようになるかもれないね」



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「負けて良いことは何もないが…」プレミア王者リバプール、チェルシーに屈しスロット監督「何とか持ち直そうと努力していた」

リバプールのアルネ・スロット監督が、チェルシー戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 4日、プレミアリーグ第35節のチェルシーvsリバプールがスタンフォード・ブリッジが行われた。 すでに前節プレミアリーグ制覇を決めていたリバプールは日本代表MF遠藤航が今季のリーグ戦初先発。しかし、試合は開始3分にエンソ・フェルナンデスにゴールを奪われると、56分にオウンゴールで失点。85分にヴィルヒル・ファン・ダイクが1点を返すが、後半アディショナルタイムにはコール・パーマーにPKを決められ、3-1で敗れた。 優勝が決まった後の試合で、上位相手に敗れたリバプール。スロット監督は、チームが逆転を目指してプレーした姿勢について称えたが、難しい戦いだったと認めた。 「サッカーの試合に負けて良いことは何もないが、もしポジティブな点を挙げるとすれば、間違いなくいくつかあった」 「スタンフォード・ブリッジでボールを支配することは、チェルシーもボールコントロールが得意なので、この場所では多くのチームがやらないことだ」 「2-0で負けていても諦めず、何とか持ち直そうと努力していた。そして、我々はまさにそれを実行した」 「2つの大きなチャンスがあったが、得点には至らず、その後チェルシーは何度かカウンターを仕掛け、非常に脅威的なプレーを見せた」 「その後、我々が2-1としたときは『何かチャンスがあるか見てみよう…』と思っていたが、ゴールに迫る場面は一度もなかった。最終的には正しいPKが与えられ、チェルシーが3-1で勝利した」 「ホームゲームではチェルシーがボールを支配し、我々が勝利したが、今回はその逆だったと言える」 <span class="paragraph-title">【動画】プレミア王者リバプールがアウェイでチェルシーに敗戦</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="0px7I3K33xg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.05 12:35 Mon

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