ACLE東地区で唯一ベスト4入りの川崎Fは狙い通りの勝利、ファンウェルメスケルケン際は自信を見せる「自分たちにはクオリティがある」

2025.04.28 20:20 Mon
アル・サッド戦の勝利を喜ぶファンウェルメスケルケン際
©︎J.LEAGUE
アル・サッド戦の勝利を喜ぶファンウェルメスケルケン際
川崎フロンターレのDFファンウェルメスケルケン際が、アル・サッド戦を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。
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27日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)準々決勝で川崎Fはカタールのアル・サッドと対戦した。ここまでの準々決勝3試合では、光州FC、ブリーラム・ユナイテッド、横浜F・マリノスと東地区から勝ち上がった3チームが全て敗退。最後の砦となった川崎Fは、開始4分にエリソンがゴールを決めて先制する。
しかし、9分にパウロ・オタビオにゴールを奪われ同点に。それでも22分にマルシーニョがネットを揺らし、2-1と勝ち越しに成功する。

後半、アル・サッドがペースを握り、71分にクラウジーニョに決められ2-2の同点に。延長戦にもつれ込んだ中、98分に脇坂泰斗がゴール。3-2で川崎Fが勝利を収め、東地区のチームとして唯一ベスト4に残った。
この試合に延長後半から出場したファンウェルメスケルケン際は、これまでの3試合を観てしっかりと対策をチームとしてしたとコメント。狙い通りの形になったとし、チームも勝ち上がりに自信を持っていたと語った。

「他の3試合を見て、西側のチームはいつも開始数分以内に得点を挙げていることに気づきました。だから、僕たちの戦略は相手に早く得点させないことでした。幸いにも僕たちが先制点を挙げたので、その勢いを維持していくつもりでした」

「失点こそしましたが、それでも気持ちを強く持ち続け、自分たちのプレーができると確信していました。また、僕を含め控え選手たちも非常にモチベーションが高く、自分たちが結果を出せると信じていました。そして最終的に、まさにその通りになりました」

これでクラブ史上最高成績のベスト4に進出。次はスター軍団のアル・ナスルとの対戦となる中で、しっかりと勝てたことには驚きはなかったと語った。

「自分たちにはクオリティがあると分かっているので、驚きはしませんでした。他の3試合では、東地区のクラブは状況、つまりサポーターや雰囲気に左右され、やや劣勢に陥っていました」

「でも、前線からアグレッシブに攻めて自分たちのサッカーを見せようと、すでに話し合っていました。自分たちにはクオリティがあると分かっていたので、驚きはしませんでした」



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課題も手応えも得た中で東京Vのリーグ未勝利は「5」に更新…主将MFの戦列復帰は追い風に

東京ヴェルディは20日、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われた明治安田J1リーグ第11節の川崎フロンターレ戦を0-0のドローで終えた。 上位相手のアウェイゲームで勝ち点1を持ち帰った結果を含め、現状のチームの課題と今後に向けたポジティブな要素も見いだす一戦となった。 先週末に行われた前節はヴィッセル神戸に0-1で敗れて6戦ぶりの黒星。直近のYBCルヴァンカップではブラウブリッツ秋田を延長戦の末に2-1で撃破し、ひとまず勝利を取り戻して5戦ぶりの勝ち点3を目指した一戦に臨んだ。 3連戦のラストマッチとなった東京Vに対して、対戦相手の川崎Fはサウジアラビアでの集中開催となるAFCチャンピオンズリーグエリート ファイナルズを1週間後に控える、7連戦のラストマッチ。 風上のアドバンテージに加え、疲労困憊のホームチームに身体の重さ、判断の鈍さも散見されたなか、前半は前線からのアグレッシブな守備、球際・切り替えで相手を圧倒。新体制移行でボール保持に固執しない川崎Fのスタイルはありながらも、自分たちのボールを保持しつつカウンターを仕掛ける場面も。 ただ、決定機はおろか前半に放ったシュートはMF福田湧矢がリズムを変えるためにあえて放ったミドルシュート1本のみ。足を振れるタイミングや中の準備ができている状況でクロスを上げられず、カウンターや崩しの局面での連携や精度の問題が目立った。 前半の揺さぶりによって後半勝負との見方もできたが、その後半では逆に後半勝負を意識しつつ前半に比べて重さがとれたホームチームに押し返される流れに。また、攻撃のギアアップを期待して投入したFW山見大登を“IN&OUT”とする交代策の問題もあって、エネルギーを再点火する展開に持ち込めず。守備陣の集中した対応でクリーンシートを達成したものの、試合を通したシュート数はわずか3本と攻撃面の明確な課題を払拭できなかった。 試合後の城福浩監督の会見では、両チームともに見せ場は多くなく膠着の印象が強かったこともあり、“IN&OUT”の形となった山見に注目が集まる形に。 奇しくも川崎F前の会見でリーグ戦でベンチスタートが続く背番号11の起用法に関する質問に対して、「効率性を意識しないで持てるものを、隙なくチャンスを逃すことなく攻守において発揮する」、「チームが尖ったものを見せるという部分で先頭になるぐらいのつもりでやってほしい」と語っていた指揮官は、今回の交代の経緯について献身性、ハードワークの部分でチームの基準に足るべきものを見せられなかったと苦言を呈した。 「後半は相手陣で奪い返すシーンがあまりにも少なかった。特に途中から出た選手に我々はああいう展開になるからこそ、ショートカウンターを打つための守備をしてほしかった」 「このチームが求めるものは、みんなが共有している。彼がもちろん攻撃のポジティブなものがあるのは十分承知していますし、だからこそ信じて最初のカードとして投入しました。ただ、相手も必死なので技術のミスはある。ハイスピードのなかで判断のミスもあります。ただ、姿勢に関して僕は絶対譲らないです。それをチームに示さなければいけない」 山見の“IN&OUT”は昨季に続く2度目。2-1で勝利した浦和レッズ戦において正確なプレースキックで決勝点をアシストしたが、「空中にあるボールとか誰のボールでもないときにアクションを起こすということを重要視している」と指揮官が常々語る部分でのハードワークが足りず、勝利をピッチの上で祝うことはできなかった。 ただ、その経験や常日頃から指摘される課題は山見自身も受け入れており、エースのFW木村勇大にしても同様の理由で、昨季や今季序盤戦でスタメンから外された過去もあり、一切の忖度も妥協も許さない指揮官の決断を真摯に受け止め、試合翌日から信頼回復へのハードワークに励むはずだ。 肝心の試合内容に関して指揮官は、ボール保持や神戸戦で明確な課題として言及した“戦う”部分での手応えを口に。一方で、常日頃から追求し続けるアタッキングサードでの質に加え、ゴールを奪うためのアグレッシブさを課題として挙げた。 「我々がボールを握ろうとしているプロセスのなかで、ボールはよく握ったと思います。相手を揺さぶりながら相手陣まで行くということは、かなり頻度は高かった。ただ、ファイナルサードのところの質と言ってしまえば、それで終わりですけども、最後の技術や落ち着き、判断のところは非常にもったいなかった」 「あれだけ余裕があるのであれば、ペナ周辺でももう少しいま我々が持てる技術のなかでも、足を振れるチャンスはもっとあったはず。ミドルサードのところまでがサッカーではなく、ファイナルサードのところが本当のサッカーなので、そこはもっと精度を上げていかなければいけない」 その指揮官の指摘に対しては、当事者の前線でプレーした福田も感じるところがあったという。 押し返された後半に関しては最も警戒すべきFWマルシーニョ、FWエリソンらの個人技を活かしたロングカウンターの脅威を感じる部分はあったが、前半は球際・切り替えで相手を凌駕していたなか、より大胆にボックス付近で足を振り、早いタイミングでクロスを入れるなど撥ね返されても前線と中盤のリカバリーパワーで波状攻撃に持ち込む大胆さも必要だったようにも見えた。 「ボールを持つだけではダメで、クロスを上げられるシーンも何回もあったし、僕たちもそこに入っていっていたので、『そこで上げないのか』みたいなところもあったりしました」 「もっとクロスを上げられるシーンがあったり、シュートを打てるところもあったと思いますし、大事にいきすぎているなと思いました。マルシーニョ選手が一番怖いところだったんですけど、そこも後ろが抑えてくれていたので、本当にリスクを負ってシュートだったり、クロスというシーンをもっともっと増やしたかった」 リーグ11試合7得点、且つ無得点試合が7試合という得点力不足は深刻。この現状に強い危機感を抱く守護神マテウスは前線の選手たちの献身やポテンシャルを認めながらも、あえて強い表現でここからの奮起を促している。 「攻撃のところで言えば、我慢のところの限界がもう来ている部分がある。もちろんチームのためにディフェンスをしている。走っているというところはありますけど、それは他のチームの選手も同じくやっていることで、言い訳にはならないところでもあります。そのなかで点を取らなければいけない責任というのは、前線の選手にはあると考えています」 現状の課題が改めて浮き彫りになったが、今後に向けたポジティブな要素も得られた。 シーズン序盤は安定感を欠いた守備だが、この試合ではここまでリーグ最多19得点を記録し6試合連続得点中だった川崎Fの攻撃を無失点で抑え込んだ。内容的にも後ろ重心で耐え抜くという形ではなく、イーブンな戦いのなかで多くの決定機を作らせなかった。 出場停止のMF綱島悠斗が不在のなか、DF千田海人が久々のリーグ戦出場となり、DF林尚輝のアクシデントで後半はウイングバックでスタートしたDF宮原和也がポジションを下げての対応となったが、試合を通して安定感を維持した。 さらに、チームにとってなによりのポジティブなニュースは、キャプテンを務めるMF森田晃樹の戦列復帰。第6節の名古屋グランパス戦の負傷から約1カ月の離脱を強いられ、今回の一戦ではほぼぶっつけ本番でのプレーとなったが、約30分の出場時間でしっかりと存在感を示した。 森田自身も「わりと自分のなかでは満足している」久々の実戦でまずまずの手応えを得ている。 「練習復帰してから1週間ぐらいでの今日の試合だったので、そこは様子を見ながらという感じでした。今日は30分ぐらいでしたけど、わりと自分のなかでは長い時間出られた。思ったより試合勘が鈍っている感じはなくて、結構うまく試合には入ったかなと思います」 その主将MF不在の期間には新加入のMF平川怜が完全にフィットし、試合ごとに存在感を増している。MF齋藤功佑を含め森田、平川とボランチのポジション争いが激化したという見方がある一方、この試合では齋藤がシャドーの一角でプレー。 今季アビスパ福岡へ完全移籍した昨季の主力MF見木友哉の不在も不振の理由のひとつに挙がるなか、万能型MF3選手の同時起用はビルドアップやチャンスメイク問題の解決策のひとつとなり得る。 その点について森田も「平川選手はつなぎの部分もできるし、前にも入っていける。ここ数試合を見ていてもチームの中心になっているぐらいの、本当にいいパフォーマンスをしていると思います。(齋藤)功佑くんもいますし、中盤のところで競争があると思いますが、今日みたいに3人同時に出ているときは、よりいいテンポでボールを動かしながら、攻撃につなげることができると思うので、そういう連携はすごく自分のなかで楽しみではあるかなと思います」と、今後の化学変化を期待している。 課題も手応えも得たなかでリーグ未勝利が「5」に更新された東京Vだが、25日にホームで戦う次節セレッソ大阪戦では後者をよりポジティブに変換し、6戦ぶりの白星を掴み取れるか。 2025.04.21 16:30 Mon
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東地区最後の希望となった川崎Fが120分の激闘の末にアル・サッドを撃破し4強入り!準決勝ではC・ロナウド擁するアル・ナスルと激突【ACLE2024-25】

AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ファイナルズの準々決勝の川崎フロンターレvsアル・サッドが27日にサウジアラビアで行われ、120分の激闘を3-2で勝利した川崎Fがベスト4進出を決めた。 ラウンド16で中国の上海申花を2戦合計4-1で下してベスト8進出を決めた川崎F。直近のリーグ戦5試合で4分け1敗と勝ちきれない試合が続いているなか、長谷部監督はゴールレスに終わった東京ヴェルディ戦の先発から山田新をエリソンに変更した以外は同じ先発を起用。最前線にエリソン、2列目に家長昭博、脇坂泰斗、マルシーニョと並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 18日にカタール・スターズリーグ連覇を達成したアル・サッドに対し、川崎Fは開始早々にスコアを動かす。4分、山本のインターセプトからショートカウンターを繰り出すと、右サイドのスペースを抜け出した家長がボックス右からクロスを供給。最後はエリソンがショートバウンドのやや難しいボールをうまく右足で合わせてゴールネットを揺らした。 幸先よく先制した川崎Fだったが、アル・サッドは9分に反撃。アクラム・アフィフのパスでボックス左まで駆け上がったパウロ・オタビオが左足一閃。ニアサイドを狙った強烈なダイレクトシュートはGK山口瑠伊の手を弾いてネットに突き刺さった。 その後はボールを保持するアル・サッドのペースが続くも、川崎Fは集中した守りで一進一退の攻防に持ち込むと、川崎Fは20分にチャンス。敵陣高い位置でのボール奪取から山本の縦パスを受けたエリソンが右足を振り抜いたが、相手DFにディフレクト下ボールはわずかにゴール右に逸れた。 さらに川崎Fは22分、パス&ゴーで敵陣に駆け上がったマルシーニョが山本のロブパスからボックス左に侵入すると、飛びだしたGKに寄せられる寸前で見事なチップキックシュートを放つと、これが右ポストの内側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。 勝ち越しに成功した川崎Fは、38分にもセットプレーからチャンス。脇坂の左CKからファーサイドでDFの前に入ったマルシーニョが決定機を迎えたが、頭で合わせたボールはゴール右に外れた。 ハーフタイムにかけては再びアル・サッドにボールを握られるも、決定機らしい決定機を作られることなく川崎Fが1点のリードで前半を終えた。 ムヒカを下げてギリェルメを後半から投入したアル・サッドに対し、選手交代なしで臨んだ川崎Fは前線からのプレスで相手のビルドアップを牽制する。 拮抗した展開が続く中、川崎Fは56分にエリソンを下げて山田を、65分にマルシーニョを下げて伊藤達哉を投入。しかし、再びスコアを動かしたのはアル・サッドだった。 71分、中盤で三浦からボールを奪ったジオヴァニが右サイドを持ち上がると、ボックス右からの折り返しをアフィフ、アル・ハイドスとスルーし、最後はボックス中央左のクラウジーニョがダイレクトシュートをゴールに突き刺した。 再び追いつかれた川崎Fだが、直後の73分にチャンス。佐々木のロングパスに反応した山田が相手DFと入れ替わり、ボックス右から侵入。GKとの一対一を迎えたが、シュートはGKバルシャムのセーブに防がれた。 やや劣勢の時間が続く川崎Fは、82分に家長と山本を下げて瀬川祐輔と橘田健人を投入し、3回の交代回数を使い切る。しかし、疲れが見え始めた両チームとも次の1点が遠く、試合は2-2で90分が終了。 迎えた延長戦もアル・サッドがボールを保持する展開が続いたが、川崎Fは相手のミスから勝ち越しに成功する。98分、自陣深くでボールを受けたギリェルメのミスパスを瀬川がカットすると、ボックス右でパスを受けた山田の折り返しを脇坂がダイレクトでゴールに流し込んだ。 3度勝ち越しに成功した川崎Fは、直後に得点の場面で足を攣った脇坂を下げて大関友翔を投入。すると104分、オタビオのバックパスがズレると、これをカットした山田が決定機を迎えたが、飛びだしたGKをかわして放ったシュートはDFスハイルのブロックに阻まれた。 1点リードで延長前半を終えた川崎Fは、後半から佐々木を下げてファンウェルメスケルケン際を投入。すると114分、ロングボールのこぼれ球を拾った大関のパスからボックス内に侵入した山田がシュートを放ったが、これは相手DFがブロック。 117分にも橘田のミドルシュートでゴールを脅かした川崎Fは、上手く時間を使いながら試合をクローズ。脇坂の決勝点を守り抜いた川崎Fがクラブ史上初のベスト4進出を決めた。 なお、30日に行われる準決勝では、クリスティアーノ・ロナウドらを擁し準々決勝で横浜F・マリノスを下したアル・ナスルと激突する。 川崎フロンターレ 3-2 アル・サッド 【川崎F】 エリソン(前4) マルシーニョ(前22) 脇坂泰斗(延前8) 【アル・サッド】 パウロ・オタビオ(前9) クラウジーニョ(後26) 2025.04.28 04:30 Mon
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「考え方を覆したい」西側有利の見方もあるACLE、川崎Fの長谷部茂利監督が準々決勝に意気込み「目標はもちろんタイトルを獲得すること」

川崎フロンターレの長谷部茂利監督が、アル・サッド(カタール)との戦いに向けて意気込みを語った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。 川崎Fは27日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ファイナルズの準々決勝でカタールのアル・サッドと対戦する。 リーグステージでは5勝を記録し2位で通過した川崎Fは、ラウンド16で中国の上海申花を下してベスト8入りを果たした。 対するアル・サッドは西地区のリーグステージで4位となり、ラウンド16ではUAEのアル・ワスルを下してのベスト8進出となっている。 シーズン序盤は好調を維持していた川崎Fだが、直近のリーグ戦5試合は勝利なし。4分け1敗と勝ちきれない試合が続いている状況でACLEに臨むこととなった。 準々決勝の初戦ではアル・ヒラル(サウジアラビア)が韓国の光州FCに7-0と圧勝。ACLEのベスト8とは思えない戦いとなった中、その結果がその他の試合の基準にはならないと見解を示した。 「結果は結果です。東西のチームの対決について、一概に何かを言うことはできません」 「チームごとに状況は異なりますが、もしそういった認識があるのであれば、そうした考え方を覆したいと思っています」 アル・サッドはかつてカタール代表を指揮し、アジアカップも制したスペイン人のフェリックス・サンチェス監督が指揮。簡単な相手ではないものの、しっかりと勝ち上がりタイトルを獲得したいとした。 「アル・サッドは経験豊富な監督と、選手を擁する非常に強いチームです。我々は攻撃的なサッカーを保ち、それを示さなければなりません。そして、簡単に失点することはできません」 「我々の目標はもちろん3試合に勝ち、タイトルを獲得することですが、今最も重要なことは最初の試合に集中し、そこで勝利を収めることです」 <span class="paragraph-title">【動画】アジアを青覇へ!川崎フロンターレのACLEゴール集!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pQ32njVUoUo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.27 09:30 Sun
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「簡単ではなかった」延長戦の末に川崎Fに敗れたアル・サッド、サンチェス監督は準決勝について「両者とも勝てるだけのクオリティーを持っている」

アル・サッドのフェリックス・サンチェス監督が川崎フロンターレ戦を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。 27日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)準々決勝でアル・サッドは川崎Fと対戦。立ち上がりからボールを握ったアル・サッドだったが、開始早々の4分に山本のボール奪取からカウンターを許すと、家長のクロスをエリソン決められた。 先制を許したアル・サッドは9分、アクラム・アフィフのパスでボックス左まで駆け上がったパウロ・オタビオが強烈なダイレクトシュートをニアサイドに突き刺し、すぐに追いつく。 その後はボールを保持するアル・サッドのペースで試合が進んだが、22分に山本とのパス交換からボックス左に侵入したマルシーニョにチップキックシュートを決められ、再び失点。 1点ビハンドで後半を迎えたアル・サッドだったが、71分に試合を振り出しに戻す。三浦からボールを奪ったジオヴァニが右サイドを持ち上がると、ボックス右からの折り返しをアフィフ、アル・ハイドスとスルーし、最後はボックス中央左のクラウジーニョがダイレクトシュートをゴールに突き刺した。 結局、90分では決着が付かず、試合は延長戦に突入。すると98分、自陣深くでボールを受けたギリェルメの不用意なミスパスが瀬川に奪われると、ボックス右でパスを受けた山田の折り返しを脇坂に決められ、そのまま2-3で敗戦した。 試合を振り返ったサンチェス監督は「まずは川崎フロンターレにおめでとうと言いたい。試合中に2度もビハインドを背負ったのは、我々が思っていたような入り方ができなかったからだ」と試合の入り方が悪かったと反省した。 「チームは頑張ったが簡単ではなかった。川崎Fはとてもよく組織されていて、最後の3分の1まで行くのが難しかった。それでも同点に追いつき、延長戦に持ち込むことができたが、3点目を取られてしまい、逆転することはできなかった」 「このような試合では、わずかな差が勝敗を分けるものだ。私は選手たちの努力を称えなければならない。この大会で我々は長い道のりを歩んできたが、最後まで勝ち抜くことはできなかった」 また、川崎Fのクオリティを身をもって体験したサンチェス監督は、アル・ナスルとの準決勝はどちらに転んでもおかしくないと語った。 「川崎Fはいいチームだし、アル・ナスルともリーグステージで対戦したが、両者とも勝てるだけのクオリティーを持っていると言える」 「川崎Fは優れた組織力があることを証明した。90分ではどんなことも起こり得る。とにかく拮抗した試合になると予想しているよ」 2025.04.28 10:45 Mon

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