決め手は“ワニが飼えるから”...無所属の元リバプールFWがイラン1部クラブと契約へ

2025.02.02 14:05 Sun
元U-20イングランド代表FWライアン・ケント(28)
Getty Images
元U-20イングランド代表FWライアン・ケント(28)
元U-20イングランド代表FWライアン・ケント(28)が中東イランへ向かうという。昨年10月にトルコ1部・フェネルバフチェとの契約を解除したケント。今季就任のジョゼ・モウリーニョ監督とソリが合わなかったとされ、指揮官の初陣で先発出場した1試合が、フェネルバフチェでのラストゲームとなった。

現在は無所属。
経歴としては、リバプールの下部組織で育ち、トップチームで1試合に出場したのち、フライブルクなどへのレンタル移籍も経て、2018〜23年はレンジャーズでプレー。スコットランドでは3季連続2桁アシストも記録している。

新天地はイラン1部のヘルセポリスに。
イラン英字紙『テヘラン・タイムズ』によると、ヘルセポリスは昨シーズンまでフェネルバフチェを率いていたトルコ人指揮官、イスマイル・カルタル新監督(1月24日就任)が、教え子ケントの獲得をクラブにリクエスト。

すでに契約締結で合意しているといい、同紙はこのようなエピソードも紹介。どうやらケントが「ワニ」をペットとして飼っているそうで、イランはワニ飼育に制限がないことから、すんなりヘルセポリス行きに同意したとのことだ。

1 2

ライアン・ケントの関連記事

田中碧が在籍するリーズ・ユナイテッドが、イングランド人FWライアン・ケント(28)に関心を示しているようだ。イギリス『CAUGHT OFFSIDE』が伝えている。 現在、チャンピオンシップ(イングランド2部)で自動昇格圏内の首位サンダーランド、2位のシェフィールド・ユナイテッドと2ポイント差の3位に位置するリーズ 2024.11.18 11:05 Mon
フェネルバフチェは17日、イングランド人FWライアン・ケント(27)との契約解除を発表した。双方合意の下での契約解除となる。 リバプールの下部組織で育ったケントは、コヴェントリー・シティやバーンズリー、フライブルク、ブリストル・シティへとレンタル移籍を経験。2018年7月にファーストチームに昇格すると、そのままレ 2024.10.18 13:25 Fri
イプスウィッチ・タウンが、フェネルバフチェからイングランド人FWライアン・ケント(27)の獲得を目指しているという。 24-25シーズンからプレミアリーグに帰ってくる古豪イプスウィッチ。トップディビジョンでの優勝経験はないが、70〜80年代は度々UEFAカップに進出し、78年には決勝戦にてアーセナルを撃破したFA 2024.07.09 14:00 Tue
ラツィオは今冬の移籍市場における補強がゼロだった。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えている。 就任3年目を迎えたマウリツィオ・サッリ監督率いる今シーズンのラツィオ。昨夏は絶対的存在のMFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチを中東サウジへ売った一方、MF鎌田大地、MFマテオ・ゲンドゥージ、MFニコロ・ロ 2024.02.02 16:40 Fri
セルティックのイスラエル代表FWリエル・アバダ(21)にフェネルバフチェが関心を寄せているようだ。 セルティックの右ウイングを務めるアバダ。2021年7月に母国のマッカビ・ペタティクバから加入すると、2021-22シーズンは公式戦54試合に出場で15ゴール11アシストを記録。やや序列を落とした昨シーズンは途中出場 2023.07.24 19:03 Mon

ペルセポリスの関連記事

18日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の西地区では、リーグステージ最終節が終了。ラウンド16行きの8チームが決定した。 アル・ヒラル(サウジアラビア)は、アウェイでアル・ワスル(UAE)と対戦した。内野貴史もアル・ワスルの一員として先発した中、これまでACLで4度優勝を経験しているアル・ヒラルは 2025.02.19 12:25 Wed
国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が19日、イラン1部での出来事について公式に言及。感謝の意を表明した。 サッカーイラン1部では今年5月、首都テヘランのアザディ・スタジアムでペルセポリスvsセパハンという強豪対決が開催され、この際、セパハンの応援団が、ペルセポリスの女性ファンを侮辱する 2024.12.20 20:05 Fri
キュラソー代表FWユルゲン・ロカディアに対する国際サッカー連盟(FIFA)の処分を、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が不当と判断した。オランダ『Voetbal International』が伝える。 ロカディアはオランダ出身で、強豪PSVの主力として活躍したのち、ブライトン&ホーヴ・アルビオン、ホッフェンハイム、ボー 2024.11.12 20:20 Tue
イラン代表正守護神のGKアリレザ・ベイランヴァンド(32)に対し、「執行猶予付きの4カ月活動停止」という処分が下った。イラン英字紙『テヘラン・タイムズ』が伝えている。 194cmの長身から繰り出されるセーブはもちろん、70m超えの驚異的なロングスローで世界的に知られる強肩GK・ベイランヴァンド。若くしてイラン代表 2024.10.07 15:25 Mon
ペルシアン・ガルフ・プロリーグ(イラン1部)のトラークトゥール・サーズィーFCは16日、イラン代表の守護神でもあるGKアリレザ・ベイランヴァンド(31)を完全移籍で獲得したことを発表した。 ベイランヴァンドは194cmの長身GK。ナフト・テヘランから2016年7月にペルセポリスに完全移籍で加入すると、2020年7 2024.07.17 13:23 Wed

ペルシアン・ガルフ・プロリーグの関連記事

イランのセパハンFCは1日、元フランス代表FWウィサム・ベン・イェデル(34)ヲフリートランスファーで獲得した。 トゥールーズでの台頭後、セビージャでのプレーを経て2019年にモナコへ加入したベン・イェデル。以降は公式戦201試合に出場し、デリオ・オニスに次ぐクラブ歴代2位の118ゴールを記録。加入2年目からはキ 2025.04.02 16:30 Wed
元フランス代表FWウィサム・ベン・イェデル(34)が、イランのセパハンへ加入することになるようだ。 フランス『RMCスポーツ』によれば、昨シーズン限りでモナコを退団してフリーのベン・イェデルは、ペルシアン・ガルフ・プロリーグで2位につけるセパハンと交渉中。今シーズン終了までの短期契約で両者は今週中にも交渉を完了さ 2025.03.16 11:30 Sun
国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が19日、イラン1部での出来事について公式に言及。感謝の意を表明した。 サッカーイラン1部では今年5月、首都テヘランのアザディ・スタジアムでペルセポリスvsセパハンという強豪対決が開催され、この際、セパハンの応援団が、ペルセポリスの女性ファンを侮辱する 2024.12.20 20:05 Fri
移籍をする際にはしっかりとどのクラブからオファーが来ているのかを確認する必要があることは言うまでもないが、まさかの事態に陥った選手がいた。 その選手は元コンゴ共和国代表FWティエビー・ビフマ(32)。アンダー世代のフランス代表も経験しているビフマは、コンゴ共和国代表として41試合16ゴールを記録している。 2024.12.06 00:10 Fri
キュラソー代表FWユルゲン・ロカディアに対する国際サッカー連盟(FIFA)の処分を、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が不当と判断した。オランダ『Voetbal International』が伝える。 ロカディアはオランダ出身で、強豪PSVの主力として活躍したのち、ブライトン&ホーヴ・アルビオン、ホッフェンハイム、ボー 2024.11.12 20:20 Tue

記事をさがす

ライアン・ケントの人気記事ランキング

1

無念のEL準優勝に「みんなが打ちのめされている」…レンジャーズ主将、落胆も前を向く

レンジャーズのイングランド人DFジェームズ・タベルニエがヨーロッパリーグ(EL)準優勝を嘆いた。『UEFA.com』が伝えている。 18日にEL決勝のフランクフルト戦に臨んだレンジャーズは57分にMFジョー・アリボのゴールで先制に成功したが、その12分後に追いつかれると、延長戦に。その後、PK戦にもつれ込むと、4人目のキッカーを務めたMFアーロン・ラムジーの痛恨の失敗が尾を引いて優勝を逃した。 今季のELで得点ランキングトップの7ゴールを記録してチームを決勝に導いたものの、決勝で不発に終わったタベルニエは試合後、落胆を隠せず。それでも、立ち直りの必要性を説き、21日に行われるスコティッシュFAカップ決勝で全力を尽くしたいと語った。 「こうした試合に負けるのは決して良いことではない。ドレッシングルームにいる一人ひとりの若者と僕らが歩んできた道のりは誇りに思う。そして、素晴らしい応援をしてくれたすべてのファンを誇りに思う。だからこそ、最後までやり遂げることができず、誰もが打ちのめされている」 「こうした大会ではわずかな差で負けてしまう。勝利は自分たちの手中にあったのに、失点を許し、相手GKが素晴らしいセーブでライアン・ケントのシュートを防いだ。そしてPKでもラムジーのシュートをセーブした。みんながショックを受けている」 「この後、家族に会うから、しっかり回復していくよ。土曜には大一番が控えているんだ。この傷を週末や、これからのシーズンに向けての燃料として使わなければならない」 2022.05.19 11:50 Thu
2

補強着々の昇格組イプスウィッチ…次なる新戦力はモウリーニョに構想外を言い渡されたライアン・ケントか

イプスウィッチ・タウンが、フェネルバフチェからイングランド人FWライアン・ケント(27)の獲得を目指しているという。 24-25シーズンからプレミアリーグに帰ってくる古豪イプスウィッチ。トップディビジョンでの優勝経験はないが、70〜80年代は度々UEFAカップに進出し、78年には決勝戦にてアーセナルを撃破したFAカップで栄冠に輝いた。 来たる1年に向けては、ここまで2選手を獲得。 昨季チェルシーからのレンタル加入でエース格となったジャマイカ代表FWオマリ・ハッチンソン(20)について、完全移籍移行に成功。ウェストハムからは元U-21イングランド代表DFベン・ジョンソン(24)をフリー移籍で獲得した。 3人目の補強はトルコからか。 トルコ『Fanatik』によると、イプスウィッチはフェネルバフチェからケントの獲得へ本腰。リバプール産のウインガーは、ジョゼ・モウリーニョ新監督に完全なる構想外とみなされ、チーム練習から除外されているという。 ケントはリバプールの下部組織からトップ昇格後、フライブルクやレンジャーズなどへのレンタル放出を経て、レンジャーズへ完全移籍。昨夏フェネルバフチェへ完全移籍も、ケガで1年の大半を棒に振っていた。 イプスウィッチへの移籍が成立なら、リバプール時代にFA杯1試合しか出番がなかったケントにとって、自身初のプレミアリーグとなる。 2024.07.09 14:00 Tue

ペルセポリスの人気記事ランキング

1

中東イランの政情不安から退団強行、契約不履行に…元ブライトン選手に対するFIFAの処分をスポーツ仲裁裁判所が覆す

キュラソー代表FWユルゲン・ロカディアに対する国際サッカー連盟(FIFA)の処分を、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が不当と判断した。オランダ『Voetbal International』が伝える。 ロカディアはオランダ出身で、強豪PSVの主力として活躍したのち、ブライトン&ホーヴ・アルビオン、ホッフェンハイム、ボーフムなどに在籍。現在はスペイン3部でプレーする。 問題となったのは、2022年12月の件。 同年夏にロカディアはボーフムからイラン1部・ペルセポリスへフリー移籍し、エースストライカーとして活躍。 しかし同年、イラン国内では反政府デモが日を追うごとに拡大し、治安部隊による民衆弾圧で500人超の死者が出たほか、大規模な政治的弾圧も。22年カタールW杯におけるイラン代表選手たちの国歌斉唱拒否も話題となった。 イランの政情不安を受け、オランダ政府が当地の自国民に国外退避を求め、ロカディアも即座に出国。ペルセポリスとは契約不履行となり、クラブがFIFAに提訴…FIFAはロカディアに30万ユーロ(約4900万円)の支払いを命じた。 これについてCASはこの度、FIFAのロカディアに対する支払命令を不当と結論づけ、「イランの政情不安が最も激化していた時期」という選手側の主張を全面容認。自身の身体的安全を考慮した結果の行動と位置付けたとのことだ。 2024.11.12 20:20 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly