「前半は最大の脅威」「かなり物足りない試合」三笘薫、PK戦で敗れたユナイテッド戦の評価は分かれる…ワン=ビサカに封じられる

2023.04.24 10:20 Mon
Getty Images
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫の評価が分かれている。23日、FAカップ準決勝でブライトンはマンチェスター・ユナイテッドと対戦。決勝進出を懸けた大事な試合に三笘は先発出場する。

いつも通り左サイドで起用された三笘。多くのボールに絡み、この日はカットインするプレーを何度も見せていく。何度か良い形を作ることもあったが、ユナイテッドの右サイドバックを務めるアーロン・ワン=ビサカに徐々に対応されることに。カットインは脅威になりつつも、縦への突破をなかなか許してもらえなくなる。
後半もワン=ビサカとのマッチアップは増え、決定機を作り出すこともあったが大きな仕事はできず。延長後半には最大のチャンスも、タッチが大きくなりGKとの一対一でシュートまで行けずに終わった。なお、120分間を戦ったが0-0のゴールレスドロー。PK戦で三笘は蹴ることはなかったが、6-7で敗れユナイテッドが決勝に駒を進めていた。

イギリス『Sussex Live』は選手評価を行い、三笘は7点(10点満点)の評価を受けた。
「最初の45分間はブライトン最大の脅威だった。右足でカットインする時のスピードが、ユナイテッドのバックラインを間伸びさせていた」

「しかし、アーロン・ワン=ビサカのような堅い選手に対しては、思うようにプレーできなかった」

イギリス『Sussex Express』は5点(10点満点)の評価をつけ、厳しい評価を下した。

「日本のウインガーにとってはかなり物足りない試合となった。試合に参加するのに苦労し、ワン=ビサカに徹底してマークされた」

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