前オーナーの意向で6年間外に…ニューカッスル本拠地に“レジェンド”シアラー氏の銅像が帰還!

2022.05.20 06:05 Fri
Getty Images
ニューカッスルのスタジアムにクラブレジェンドであるアラン・シアラー氏の銅像が帰ってきた。イギリス『クロニクル・ライブ』が伝えている。プレミアリーグが発足した1992-93シーズンから活躍していたシアラー氏は、1996年にニューカッスルへと移籍。いきなり31試合で25ゴールを記録し、ブラックバーン時代に続いて3年連続の得点王に輝いた。その後もゴールを量産し続け、積み上げたプレミアリーグでの通算ゴール数は「260」。ニューカッスル時代だけでも148ゴールを記録していた。
ニューカッスルはその功績を称え、シアラー氏の銅像を本拠地セント・ジェームズ・パークに設立。しかし、前オーナーのマイク・アシュリー氏はこれを許さず、その銅像はおよそ6年にわたってスタジアムの外に置かれていた。

多くの人がそのことを忘れかけていた中、2021年に流れが変わる出来事が。サウジアラビアの政府系ファンドであるPIFによるクラブ買収が完了し、14年続いたマイク・アシュリー前オーナーによる政権が終わりを迎えたのだ。

その際、シアラー氏も自身のツイッターで「Yesssssssss!我々は再び恐れずに希望を抱くことができる」とツイートしており、自身を蔑ろにしていたオーナーの退任に、喜びを爆発させていた。
シアラー氏の銅像は5月に入っておよそ6年ぶりにセント・ジェームズ・パークへと帰還。現在はサー・ボビー・ロブソン氏の銅像の隣に配置。2つの銅像を製作したトム・メイリー氏は、偉大な2人が並ぶ光景に喜びを口にしている。

「とても満足だ。かなり大変な作業でしたが、本来あるべき姿の彼を見ることができ、とても素敵な気分だ」

「今、初めてボビーが後ろにいる映像を見ているけど、本当に素敵で、これで一件落着だよ。まず最初に私は彼をここに置くことを選んだ。彼をここに置くことを提案したとき、オーナーたちは背中を押してくれたんだ」

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