「ソンが勝つ方法はない」冨安健洋が初のNLダービーでファン投票のMOMに選出「パフォーマンスはスーパー」

2021.09.27 17:05 Mon
Getty Images
アーセナルの日本代表DF冨安健洋が、初の“ノース・ロンドン・ダービー”でユーザーの選ぶマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝いた。
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アーセナルは26日、プレミアリーグ第6節でトッテナムをホームに迎えた。開幕3試合を無得点で3連敗と最悪のスタートで終えたアーセナル。しかし、ケガや新型コロナウイルス(COVID-19)の感染などで選手が揃わない中、チェルシーやマンチェスター・シティといった優勝候補との対戦もあり、その後の戦いに期待が寄せられた。9月のインターナショナル・マッチウィーク明けからチームに合流した冨安は、ノリッジ戦、バーンリー戦と高いパフォーマンスを見せると、トッテナムとの“ノース・ロンドン・ダービー”にも続けて先発フル出場を果たした。
冨安は韓国代表FWソン・フンミンと対峙。しかし、スピードを武器にドリブルで突破しようとするソン・フンミンを完璧に封じ、突破を許さない。

この試合では積極的に前線へ上がる姿を見せ、攻撃にも絡んで行く中、チームも高いパフォーマンスを披露。エミール・スミス・ロウ、ピエール=エメリク・オーバメヤン、ブカヨ・サカと前半で3ゴールを奪う今季最高のパフォーマンスを見せると、終盤にソン・フンミンにゴールを許すも、トッテナムにほぼ何もさせず、3-1で勝利し3連勝を飾った。
クラブが選んだMOMは先制ゴールを決め、2点目のオーバメヤンのゴールをアシストしたスミス・ロウを選んでいたが、ファン投票の候補には、そのスミス・ロウとオーバメヤン、サカと得点を決めた3名に加え、冨安の4名が選ばれていた。

日本時間の16時に締め切られた投票結果では、なんと冨安がMOMに。53.58%の票を得て見事に選出された。

なお、2位は1ゴール1アシストのサカで18.69%、3位は先制ゴールと2点目をアシストしたスミス・ロウが17.43%、オーバメヤンは10.3%だった。

3試合連続でほぼパーフェクトなパフォーマンスを見せた冨安は、現地のファンも絶大な信頼を寄せており、日本人からの投票も多かったと思われるが、圧倒的な差でMOMに選出されたことは快挙と言えるだろう。

ファンからは「完全に値する」、「デビュー戦から私たちの最高のプレーヤー」、「彼は値する。ソンが勝つ方法はない」、「彼のパフォーマンスはスーパー」



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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon

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