バルセロナがアダマ・トラオレの獲得発表! 買取OP付レンタルで6年半ぶりの帰還に

2022.01.30 04:37 Sun
Getty Images
バルセロナは29日、ウォルバーハンプトンからスペイン代表FWアダマ・トラオレ(26)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。

今回の契約ではレンタル中の同選手の給与を全額バルセロナが負担し、買い取り条項も含まれているという。なお、買い取りオプションの金額に関しては3000万ユーロ(約38億6000万円)+ボーナスと報じられている。

マリ人の両親の下、スペインで育ったトラオレはバルセロナのラ・マシアを経て、2013年にトップチームデビュー。その後、アストン・ビラやミドルズブラを渡り歩き、2018年夏からウルブスに加入した。
ウルブスでの公式戦154試合11ゴール18アシストという数字が物語るように、フィニッシュの精度や判断面で大いに改善点はあるものの、爆発的なスピードとドリブルテクニック、プレミアリーグの並みいる屈強なDFにも当たり負けしない強靭なフィジカルを武器に、リーグ屈指のドリブラーとしての評価を確立していた。

今冬の移籍市場ではトッテナムが獲得に近づき、クラブ間の交渉も大筋で合意に至っていた。だが、選手本人が右ウイングバックでのプレーに難色を示していた点。また、過去のインタビューで「バルセロナは僕の家。彼らはいつも僕に多くのことを与えてくれた」と、復帰願望を語っていた意中の古巣からオファーが舞い込んだことで、急転直下での6年半ぶりのカタルーニャ帰還が実現した。
また、今回のトラオレ獲得を受け、契約延長問題で今冬の退団必至と見られるフランス代表FWウスマーヌ・デンベレ(24)が、残り2日間で新天地に移籍する可能性が高まっている。

アダマ・トラオレの関連記事

プレミアリーグ第29節、フルアムvsトッテナム・ホットスパーが16日にクレイブン・コテージで行われ、ホームのフルアムが2-0で勝利した。 前節、ボーンマスと2-2のドローに終わった13位のスパーズは、10位のフルアムとのロンドン・ダービーでリーグ3戦ぶりの白星を目指した。 直近のヨーロッパリーグ(EL)のラ 2025.03.17 00:37 Mon
プレミアリーグ第18節、チェルシーvsフルアムが26日にスタンフォード・ブリッジで行われ、アウェイのフルアムが1-2で逆転勝利した。 公式戦12戦無敗の2位チェルシー、リーグ5戦無敗の9位フルアムが激突したロンドン・ダービー。 チェルシーは前節、エバートンの堅守に手を焼き敵地でゴールレスドロー。これで公式戦 2024.12.27 02:28 Fri
プレミアリーグ第15節、フルアムvsアーセナルが8日にクレイブン・コテージで行われ、1-1のドローに終わった。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 完全復調の3位アーセナルは、さらなる連勝を懸けて6位のフルアムとのロンドン・ダービーに臨んだ。前節のマンチェスター・ユナイテッドとの名門対決は流れのなか 2024.12.09 01:04 Mon
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、フルアム戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 5日、プレミアリーグ第7節でシティはホームにフルアムを迎えて対戦した。2位につけているシティだが、フルアムも3勝2分け1敗と上位につけている。 ラ・リーガを見るなら「U-NEXTサッカーパック」がお 2024.10.06 15:30 Sun
プレミアリーグ第7節のマンチェスター・シティvsフルアムが5日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが3-2で逆転勝利した。 直近のリーグ戦2試合連続ドローと、やや失速傾向にある王者シティ。今節は2連勝中の曲者フルアムとのホームゲームでリーグ3試合ぶりの白星を目指した。前節はニューカッスル相手に1-1の 2024.10.06 01:13 Sun

バルセロナの関連記事

バルセロナは、ハンジ・フリック監督(60)との契約を早速延長することに決めたようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 今シーズンからバルセロナの指揮を執るフリック監督。2023-24シーズンはラ・リーガをライバルであるレアル・マドリーに奪われていたが、今シーズンはここまで好調を維持。スーペル・コパ、コパ 2025.05.12 23:35 Mon
バルセロナの元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(35)が、バルセナからの契約延長オファーを認めたが、決断を下すのは自分ではないと語った。 ユベントスでプレーしていた2023-24シーズン限りで現役を引退したシュチェスニー。しかし、バルセロナのドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが長期離 2025.05.12 22:10 Mon
2024年夏には多くのヨーロッパのクラブが来日した中、2025年夏も世界最高峰のプレーを目にすることができそうだ。 この記事では、ジャパンツアーの試合日程や対戦カード、放送予定、チケット販売情報などをまとめた。 ◆来日クラブ(5/12 時点) 【イングランド】 リバプール(遠藤航) 【スペイン 2025.05.12 15:25 Mon
ヴィッセル神戸は12日、創設30周年を記念したヴィッセル神戸30周年記念チャリティーマッチ「FRIENDLY MATCH」としてバルセロナと対戦することを発表した。 今年がクラブ創設30周年を迎える神戸。神戸市、一般社団法人兵庫県サッカー協会と共にチャリティーマッチを計画。7月27日(日)の19時から、ノエビアス 2025.05.12 15:18 Mon
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が11日にアウェイで行われ、3-4で打ち負けたラ・リーガ第35節バルセロナとのエル・クラシコを振り返った。 4ポイント差で迎えた首位バルセロナとのクラシコ。インテルとの激闘を戦ったバルセロ相手にマドリーは開始3分にFWキリアン・ムバッペがPKを獲得。これをムバッペ自ら 2025.05.12 08:45 Mon

ラ・リーガの関連記事

レアル・マドリーは12日、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールとスペイン代表DFルーカス・バスケスの負傷を報告した。 マドリーの発表によると、ヴィニシウスは左足首の捻挫と診断。バスケスは左恥骨筋の負傷と診断されたとのこと。共に経過を見守っていくことになるという。 ヴィニシウスは今シーズンのラ・リーがで 2025.05.13 00:05 Tue
ブラジルサッカー連盟(CBF)は12日、ブラジル代表の新監督にレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督(65)が就任することを発表した。 CBFによると、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)までブラジル代表を指揮するとのこと。6月に行われるエクアドル代表、パラグアイ代表との南米予選から指揮を執ることにな 2025.05.12 23:50 Mon
バルセロナは、ハンジ・フリック監督(60)との契約を早速延長することに決めたようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 今シーズンからバルセロナの指揮を執るフリック監督。2023-24シーズンはラ・リーガをライバルであるレアル・マドリーに奪われていたが、今シーズンはここまで好調を維持。スーペル・コパ、コパ 2025.05.12 23:35 Mon
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督(65)が、史上初の外国人監督としてブラジル代表を率いることになるようだ。『The Athletic』が伝えた。 今シーズン限りでの退任がにわかに騒がしくなっていたアンチェロッティ監督。2023-24シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)を制し、ラ・リーガも制していた 2025.05.12 22:50 Mon
バルセロナの元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(35)が、バルセナからの契約延長オファーを認めたが、決断を下すのは自分ではないと語った。 ユベントスでプレーしていた2023-24シーズン限りで現役を引退したシュチェスニー。しかし、バルセロナのドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが長期離 2025.05.12 22:10 Mon

記事をさがす

アダマ・トラオレの人気記事ランキング

1

アダマ・トラオレの6年間の肉体改造が凄い! バルサ時代とはほぼ別人

現在、プレミアリーグを席巻しているウォルバーハンプトンのスペイン代表FWアダマ・トラオレの肉体の変化が大きな話題になっている。イギリス『サン』が伝えている。 マリ人の両親の下、バルセロナで生まれ育ったトラオレはラ・マシアでのプレーを経て2013年にバルセロナでトップチームデビュー。その後、アストン・ビラ、ミドルズブラを経て2018年からウルブスに在籍している。 バルセロナ時代から爆発的なスピードとドリブルテクニックに長けたサイドアタッカーとして高い評価を得ていたトラオレだが、ここまでのキャリアを通じて判断力、シュート、クロス精度と肝心のアタッキングサードでのプレーが“残念”な選手として一流プレーヤーとの扱いは受けてこなかった。 しかし、今シーズンはここまで19試合4ゴール4アシストと上々の数字を残している。とりわけマンチェスター・シティ相手のシーズンダブルに大きく貢献するなど、ビッグマッチの強さが際立っている。 そのトラオレに関して、そのプレー面と共に大きな話題を集めているのが、筋骨隆々な身体だ。 バルセロナ時代を知るラ・リーガのファンであれば、同選手に対して痩身な印象を持っていると思われるが、現在のトラオレはラグビーのバックス陣のような体躯をしており、年々派手になる髪型も相まって一見して同一人物には見えなくなっている。 そして、バルセロナ監督時代に当時カンテラーノだったトラオレの可愛い姿を見ていたであろう、現マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、「彼はまるでモーターバイクだね。あのスピードは異次元だ」と、大きく変貌した同選手のスピードとパワーに舌を巻いていた。 2019.12.30 18:00 Mon
2

バルサがウルブスのフィジカルモンスターを連れ戻しか

ウォルバーハンプトンに所属するスペイン代表FWアダマ・トラオレ(24)に対して、古巣バルセロナの視線が注がれているという。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 マリ国籍を持つ両親の下で生を受け、スペインで育ったトラオレはバルセロナの下部組織を経て、2013年にトップチームデビュー。アストン・ビラやミドルズブラを渡り歩き、2018年夏からウォルバーハンプトンでプレーしており、爆発的なスピードとドリブルテクニックだけでなく、フィジカル面でも図抜けたサイドアタッカーとして、より進化を遂げている。 そんなトラオレは今シーズンもウォルバーハンプトンで主力を張り、ここまで公式戦36試合に出場して5得点10アシストをマーク。そうした活躍ぶりから多数クラブの関心を集め、今シーズン終了後の争奪戦も予想されるトラオレを巡り、古巣バルセロナも連れ戻すための準備を進めているという。 そのトラオレと2023年まで現行契約を残すウォルバーハンプトンは今夏、獲得を希望する他クラブに対して高額な移籍金を要求する姿勢。かつての所属先であるバルセロナはすでに買い戻しオプションを喪失している模様だ。 なお、トラオレは以前、「イングランドで最高の選手の1人になることが僕のプラン」だとしつつ、「バルセロナに恨みなんてない。レアル・マドリーや、バルサから電話がかかってきたら、間違いなく耳を傾ける」とも述べ、スペイン凱旋に含みを持たせている。 2020.02.07 13:30 Fri
3

「足にレンガがついてる」“フィジカルお化け”スペイン代表FWのえげつない筋肉が再び脚光

サッカー選手とは思えない筋骨隆々な肉体と圧倒的なスピードを武器に、2020年にはスペイン代表デビューも果たしたウォルバーハンプトンのFWアダマ・トラオレ。今シーズンも変わらぬ筋肉が話題になっている。 『433』が注目したのは、トラオレの脚の筋肉だ。トラオレは29日に行われたプレミアリーグ第3節のマンチェスター・ユナイテッド戦に先発出場していたが、キックのモーションに入ったトラオレのパンツとソックスの間からは見事な大腿四頭筋が顔を覗かせている。 筋肉があるだけでなく体脂肪率も低いため、筋肉が部位ごとにしっかりと別れ、境目がハッキリしている。そして、脚の太さも圧巻だ。 『433』が「今シーズンも同じ」と投稿したこの規格外の筋肉には「足にレンガがついている」「ボディビルダーの様だ」「モンスター」と感嘆する声が多く上がっている。 ユナイテッド戦ではゴールに直結する結果こそ残せなかったものの、そのスピードと突破力で幾度もユナイテッドゴールを脅かしていたトラオレ。今シーズンもその筋肉で自らの武器を存分に披露してくれそうだ。 <span class="paragraph-title">【写真】ボディビルダーのようなトラオレの大腿四頭筋</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">New season, same <a href="https://twitter.com/AdamaTrd37?ref_src=twsrc%5Etfw">@AdamaTrd37</a> <a href="https://t.co/P3ffzzM9lz">pic.twitter.com/P3ffzzM9lz</a></p>&mdash; 433 (@433) <a href="https://twitter.com/433/status/1432434853098795011?ref_src=twsrc%5Etfw">August 30, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.08.31 12:05 Tue
4

「マジか…」、サッカー界屈指の肉体美誇るアダマ・トラオレの筋肉触った少年が驚愕の反応

以前からフットボール界屈指の肉体美を誇るフルアムの元スペイン代表FWアダマ・トラオレが、プレシーズンマッチの対戦相手のボールボーイを驚愕させた。 マリ人の両親の下、バルセロナで生まれ育ったトラオレはラ・マシアでのプレーを経て2013年にバルセロナでファーストチームデビュー。その後、アストン・ビラ、ミドルズブラ、ウォルバーハンプトン、バルセロナと渡り歩き、現在はフルアムでプレーしている。 過去にスペイン代表でもプレー経験がある快速ドリブラーは1人のプレーヤーとしても話題になる存在だが、その一方でラグビーのバックス陣のような筋骨隆々の体躯がフットボーラーには思えないということで、より多くの注目を集めている。 そして、11日に行われたホッフェンハイムとのプレシーズンマッチでは、やはりその筋肉が話題を集める形に。 対戦相手ホッフェンハイムが公式X(旧ツイッター)に投稿した動画には、同クラブのボールボーイの少年とドレッシングルームに引き揚げるトラオレのやり取りが映されていた。 そして、トラオレの筋肉に興味津々の少年は恐る恐る同選手に近づいて握手を求めた後、「その筋肉を触らせてくれませんか?」と勇気をふり絞って声をかけた。これに対して、トラオレは笑顔で「もちろんいいよ。触りな」と自身の左腕を触らせてあげた。 すると、少年は丸太のような太さとガチガチの筋肉に驚愕し、思わず頭を抱えるナイスなリアクション。クラブも少年のリアクションに合わせて“oh my God!”の曲を流し、微笑ましいやり取りをコミカルな形で紹介した。 普段の画像や映像でもその筋肉美に圧倒されるだけに、おそらくあの筋肉を直接触れば、誰もが少年のようなリアクションを取ってしまうはずだ。 <span class="paragraph-title">【動画】まさに“oh my God!”な少年のリアクション!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Adama Traore has left a lasting impression on our ball boys <a href="https://t.co/kyHvQK1zX9">pic.twitter.com/kyHvQK1zX9</a></p>&mdash; TSG Hoffenheim EN (@tsghoffenheimEN) <a href="https://twitter.com/tsghoffenheimEN/status/1822930109579341984?ref_src=twsrc%5Etfw">August 12, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.14 19:45 Wed
5

今季4度目の脱臼、屈強な肉体を持つアダマ・トラオレはシーズン終了後に手術か?

ウォルバーハンプトンのスペイン人FWアダマ・トラオレが、シーズン終了後に手術を受ける可能性があるようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 今シーズンのウォルバーハンプトンは、ここまでプレミアリーグで好調を維持し6位に位置。ビッグクラブと来シーズンのチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグの出場権争いを繰り広げている。 そのチームを牽引する1人であるトラオレは、持ち前の爆発的なスピードと、屈強な肉体でプレミアリーグの猛者たちと渡り歩いてきた。 しかし、そんな肉体を持つトラオレだが弱点も。肩に脱臼癖があり、8日に行われたプレミアリーグ第34節のシェフィールド・ユナイテッド戦ではシーズン4度目となる脱臼に見舞われていた。 ヌーノ・エスピリト・サント監督は、トラオレの脱臼癖について言及。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による中断期間中に特別なフィットネスプログラムを受けていたものの、再び脱臼したため、シーズン終了後の手術について検討するとコメント。しかし、プレーは問題ないと強調した。 「わからない。我々がプレーしていなかった間、アダマ(・トラオレ)は自分の肩のために特別なプログラムを行なっていた」 「試合で起こったことは、後退させた。しかし、彼は痛みに対処することができ、試合での競り合いでも対応できた。彼がほぼ問題ないことがわかる」 「問題は彼が精神的に克服しなければいけないことであり、我々は適切な方法で対処しなければならない。ただ、今のところ、彼は大丈夫だと私は完全に確信している」 「我々が一緒になって決める必要がある。彼は検査が必要だと思うし、医者からの良い指弾を受ける必要がある。それから我々が決める」 「今重要なことは、彼が大丈夫であるということだ。もちろん痛みはあり、苦労もしているが、彼はプレーすることができた」 ここに来てアーセナル、シェフィールド・ユナイテッドとライバル相手に連敗を喫したウォルバーハンプトン。12日にはエバートンと対戦し、その後、バーンリー、クリスタル・パレス、チェルシーとの対戦が控えている。 2020.07.11 15:20 Sat

バルセロナの人気記事ランキング

1

3冠の夢潰えたバルセロナ、フリック監督は主審のジャッジに苦言も名勝負演じたインテルをリスペクト「素晴らしいチーム」

バルセロナのハンジ・フリック監督が6日にアウェイで行われ、延長戦の末に3-4で打ち負けたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのインテル戦を振り返った。 ホームでの1stレグを3-3の引き分けに持ち込んで臨んだ2ndレグ。前半に2点をリードされる展開となった中、後半に反撃に転じたバルセロナは54分にDFエリック・ガルシアが反撃の狼煙を上げるゴールを奪うと、6分後にはMFダニ・オルモが同点弾。 1stレグ同様に2点差を追いつくと、延長戦がちらつき始めた後半終盤の87分にFWハフィーニャが逆転弾を奪った。2戦を通して初めてリードし、勝負あったかと思われたが、追加タイムに追いつかれると、延長戦に被弾して無念の惜敗となった。 インテルとの激しい打ち合いに敗れたフリック監督は失望を滲ませた中、主審のジャッジに苦言を呈しつつも勝者のインテルを称えた。 「残念だが、チームには失望していない。選手たちは全力を尽くした。仕方ない。敗退したが、来季ファンを喜ばせるためにまた挑戦する。インテルも良いプレーを見せた。素晴らしいチームだ。守備も良く、優秀なFW陣を擁している。判断力も優れている。審判についてはあまり語りたくないが、フィフティーの判定は全てインテルに有利に働いた。残念だ。この経験から学ぶ。これは進歩だ。学び続けたいと思っている。今は練習する時間がないが、来週には戻って来る。失望するのは当然だ」 2冠を目指すバルセロナは5日後、ラ・リーガでレアル・マドリーとのエル・クラシコに臨む。 <span class="paragraph-title">【動画】死闘、激闘のインテルvsバルセロナCL準決勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SUJ6nMUn7bA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.07 09:15 Wed
2

バルサDFが相手に唾吐き行為? 一触即発状態も否定「彼に向けられたものではない」

バルセロナのスペイン代表DFイニゴ・マルティネスが、唾吐き行為を否定した。 6日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでバルセロナはアウェイでインテルと対戦した。 1stレグは撃ち合いの末に3-3のドロー。2ndレグはインテルが前半で2点のリードを奪った中、バルセロナが終盤にひっくり返し逆転。このまま勝利かと思われた中、インテルが土壇場で追いつくと、延長戦でインテルが勝ち越し、4-3でインテルが勝利を収め決勝に進出した。 問題のシーンはインテルが2-0とリードした後の場面。ハカン・チャルハノールがPKを成功させると、イニゴ・マルティネスがフランチェスコ・アチェルビに対して唾を吐くような姿が映像で残っていた。 アチェルビはゴールを祝う際、イニゴ・マルティネスの横で何かを叫んでいき、その際に唾を吐いたと見られる。 イニゴ・マルティネスはスペイン『エル・チリンギート』でこの件について言及。「アチェルビが僕の耳元でゴールを祝ったので、僕は怒りを覚えた。ただ、唾は彼に向けられたものではない」とコメント。「そうでなければ、退場ささせられていたはずだ」と、見解を示した。 この行為にアチェルビは怒りを見せ、イニゴ・マルティネスを指差して一触即発の状態に。ただ、この状況を主審のシモン・マルチニアク氏は見逃しており、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)も気が付かなかったようだ。 なお、欧州サッカー連盟(UEFA)とバルセロナはこの件についてはノーコメント。ただ、懲戒委員会がマッチコミッショナーらの報告書を精査し、何らかの処分が下される可能性はあるようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】詰め寄る両者は一触即発状態</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Why Francesco Acerbi was furious with Inigo Martinez after Inter Milan penalty in win over Barcelona <a href="https://t.co/xdcbfw9gnM">https://t.co/xdcbfw9gnM</a></p>&mdash; Metro Sport (@Metro_Sport) <a href="https://twitter.com/Metro_Sport/status/1920032449091797265?ref_src=twsrc%5Etfw">May 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.07 21:45 Wed
3

神セーブ連発でヤマルの前に立ちはだかったゾマー、「今日起こったことを言葉で説明するのは難しい」

インテルのスイス代表GKヤン・ゾマーが6日にホームで行われ、延長戦の末に4-3で打ち勝ったチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのバルセロナ戦後にコメントした。 ゾマーは1stレグ同様、バルセロナ相手に3失点を喫するも7本のセーブを見せてインテルの決勝進出に大きく貢献。とりわけ延長後半9分のFWラミン・ヤマルのコントロールシュートをビッグセーブで凌いだ場面は正に神セーブと称されるシーンだった。 欧州サッカー連盟(UEFA)が選出するマン・オブ・ザ・マッチに選出されたゾマーはバルセロナとの激闘を次のように振り返った。 「今日起こったことを言葉で説明するのは難しい。信じられないような試合ができた。ヤマルは素晴らしい選手。幸い、彼のシュートはゴールに入らなかった。多くのチームは後半追加タイム3分でビハインドを負っていたら諦めるだろう。だが僕らは違い、逆転することができた。素晴らしいCLの夜になったよ」 決勝ではパリ・サンジェルマンvsアーセナルの勝者と対戦する。 「相手が誰であろうと厳しい戦いになることはわかっている。もちろん、今はタイトル獲得を目指している」 そしてサポーターへの感謝を忘れなかった。 「世界には熱いスタジアムがあると話を聞くが、僕にとってはジュゼッペ・メアッツァに勝るスタジアムはないよ」 <span class="paragraph-title">【動画】死闘、激闘のインテルvsバルセロナCL準決勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SUJ6nMUn7bA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.07 11:30 Wed
4

後世に残る名勝負を制したのはインテル、起死回生のアチェルビ同点弾から延長フラッテージ弾でバルセロナ撃破【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、インテルvsバルセロナが6日に行われ、延長戦の末に4-3でインテルが勝利した。この結果、2戦合計スコアを7-6としたインテルが決勝に進出している。 先週敵地で行われた1stレグを常に先行する展開の中、3-3で引き分けたインテルは、3日前のウノゼロ勝利としたエラス・ヴェローナ戦のスタメンからビセック以外の10選手を変更。1stレグで負傷交代したラウタロ・マルティネスが先発となった。 一方、週末にエル・クラシコを控えるバルセロナは、3日前の2-1で逆転勝利したバジャドリー戦のスタメンからペドリ以外の10選手を変更。負傷から戻ってきたレヴァンドフスキはベンチスタートとなった。 立ち上がりから圧力をかけたバルセロナはヤマル、エリック・ガルシアの右サイドを起点に打開を図る中、守勢のインテルはハイラインの裏を突くカウンターで応戦する展開に。 そんな中21分、インテルが試合を動かす。ダニ・オルモからボールを奪ってショートカウンターに転じると、ディマルコがスルーパス。ダンフリースがディフェンスライン裏へ抜け出し、ラストパスを並走していたラウタロが押し込んだ。 1stレグ同様に追う展開となったバルセロナが押し込む状況を続けると34分、エリック・ガルシアの右クロスにフェラン・トーレスがボレーで合わせる好機を演出。 対する守勢のインテルはスローインからムヒタリアン、チャルハノールが2度際どいシュートで牽制すると42分、PKを獲得。ムヒタリアンのスルーパスを受けたラウタロがボックス左に抜け出し、クバルシに倒された。直後はノーファウル判定だったもののVARが入り、PKとなった。これをチャルハノールが決めてインテルが2点をリードして前半を終えた。 迎えた後半も前がかるバルセロナが54分、1点差とする。マルティンが立て続けに左サイドからクロスを入れると、ファーサイドのエリック・ガルシアがボレーで叩き込んだ。 さらに57分、バルセロナが一気に追いつきかける。CKを跳ね返した流れのロングカウンターから3対2の状況を作り、マルティンの左クロスからエリック・ガルシアがシュートに持ち込んだが、ややコースが甘くなってしまったフィニッシュはGKゾマーのファインセーブに阻まれた。 それでも60分に追いつく。マルティンのアーリークロスをゴールエリア右に飛び込んだダニ・オルモがダイビングヘッドで押し込んだ。 1stレグ同様、2点差を追いついたバルセロナが押せ押せの展開とすると、68分にPKを獲得しかける。チャルハノールのバックパスがずれたところを狙ったヤマルがボックス内へ。ムヒタリアンに倒されて直後はPK判定となるもVARの末、ボックス外でのファウルとなりFKとなった。 ハーフコートゲームとするバルセロナは77分、ヤマルがコントロールミドルで逆転に迫るも、GKゾマーのファインセーブに阻まれた。両軍が延長戦を視野に入れつつあった中、終盤の87分にバルセロナが逆転の一撃。 ペドリのパスを受けたボックス左のハフィーニャがGK強襲のシュート。ルーズボールを自ら右足ボレーで狙うと、ゴール右に決まった。 2戦を通して初めてリードしたバルセロナは追加タイム3分、ヤマルがポスト直撃のシュートを浴びせて3-2で勝利するかと思われたが直後、インテルが起死回生の同点弾。パワープレーで上がっていたアチェルビがダンフリースの右クロスにダイレクトで合わせた。 1stレグ同様、圧巻の打ち合いで延長戦に突入した中、同前半9分にインテルが勝ち越し。ボックス右でテュラムがボールをキープ。タレミの落としを受けたフラッテージがシュートフェイントを入れた後、冷静な左足でのフィニッシュでネットを揺らした。 延長後半、ガビとビクトルを投入したバルセロナは開始2分にヤマルのクロスから後半終盤投入レヴァンドフスキのヘディングシュートでゴールに迫ったが、インテルも直後にフラッテージが5点目に迫るコントロールシュートで応戦。 延長後半9分にはヤマルがボックス右から絶妙なコントロールシュートを狙うも、GKゾマーのビッグセーブに阻まれ、3-4で無念の敗戦。3冠の夢が潰えた。 一方、バルセロナとの後世に残る名勝負を制したインテルは、準優勝した2シーズン前以来となる決勝進出を果たしている。 インテル 4-3 バルセロナ 【インテル】 ラウタロ・マルティネス(前21) ハカン・チャルハノール(前46)【PK】 フランチェスコ・アチェルビ(後48) ダビデ・フラッテージ(延前9) 【バルセロナ】 エリック・ガルシア(後9) ダニ・オルモ(後15) ハフィーニャ(後42) <span class="paragraph-title">【動画】死闘、激闘のインテルvsバルセロナCL準決勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SUJ6nMUn7bA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.07 06:39 Wed
5

3冠目指すバルサに援軍、インテル戦に向け今季40ゴールのレヴァンドフスキが復帰!

今シーズンの3冠を目指すバルセロナに大きな援護が待っていた。 6日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでインテルと対戦するバルセロナ。1stレグは打ち合いの末に3-3のドローに終わり、2ndレグで決着をつけることとなる。 アウェイでの大一番に向かうバルセロナだが、ハンジ・フリック監督が選出した遠征メンバーにポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが復帰。2週間前に負傷し4試合を欠場していた中でついにエースが復活する。 今シーズンのレヴァンドフスキは、公式戦48試合で40ゴール3アシストを記録。ラ・リーガで25ゴール、CLで11ゴールを記録している。 バルセロナに残された道はアウェイでの勝利のみ。どこまで状態が回復しているかは不明だが、チームのトレーニングをこなしての遠征メンバー入りというだけに、万全の状態であると思われる。 なお、DFアレハンドロ・バルデとDFジュール・クンデはケガによりメンバー外に。レヴァンドフスキが3冠へと導けるか注目だ。 <h3>◆インテル戦メンバー</h3> GK イニャキ・ペーニャ ヴォイチェフ・シュチェスニー アンデル・アストララガ DF パウ・クバルシ ロナルド・アラウホ イニゴ・マルティネス アンドレアス・クリステンセン エリック・ガルシア エクトル・フォルト ジェラール・マルティン ランドリー・ファレ MF ガビ ペドリ フェルミン・ロペス ダニ・オルモ フレンキー・デ・ヨング ノア・ダルヴィッチ FW フェラン・トーレス ロベルト・レヴァンドフスキ アンス・ファティ ハフィーニャ パウ・ビクトル ラミン・ヤマル 2025.05.05 23:25 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly