連敗でドイツ決戦完敗のシャビ・アロンソ監督はバイエルンとのCLでの経験値の差を認める「この大会ではレベルが違う」

2025.03.12 11:00 Wed
Getty Images
レバークーゼンシャビ・アロンソ監督が11日にホームで行われ、0-2で敗れたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのバイエルン戦を振り返った。

1stレグを0-3で完敗していたレバークーゼンは主軸MFフロリアン・ヴィルツを負傷で欠いた中、ハイプレスをかけて逆転を狙うもバイエルンの前にいなされてゴールレスで前半を終了。

後半にFWハリー・ケインの1ゴール1アシストを許して敗戦し、連敗でラウンド16敗退となった。シャビ・アロンソ監督はバイエルンとのCLでの経験値の差を認めた。
「このレベルに到達するまで我々はチームと共に素晴らしい成長を遂げてきた。次のレベルに到達するのは容易なことではない。この大会ではバイエルンとのレベルが違う。我々はただ成長を続ける必要があるだけだ。CLは終わったのでバイエルンを祝福するしかない。これからはブンデスリーガとDFBポカールに集中しなければならない。カップ戦でまた優勝できる大きなチャンスがあるので、準備を整え、これまでの成果を現実的に受け止めなければならない。良いプレーはできたが、準々決勝に進出するには十分ではなかった」

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ベイリーがジャマイカ代表デビューへ! イングランド、ドイツ、ベルギー入りの報道も最終的に母国を選択

▽レバークーゼンに所属するFWレオン・ベイリー(20)がジャマイカ代表デビューを飾ることになるようだ。海外版『goal.com』が伝えている。 ▽ジャマイカ出身のベイリーは過去にU-23ジャマイカ代表としてプレー経験がある。しかし、代理人で義理の父親であるクレイグ・バトラー氏とジャマイカサッカー協会の確執の影響もあり、以前からフル代表招集を固辞し続けていた。 ▽その一方で、祖先にイギリス人を持つベイリーはキャリア当初に在籍していたヘンク時代に数年間住んでいたベルギー、レバークーゼン加入以降生活しているドイツの3カ国の代表入りの可能性が伝えられていた。 ▽しかし、国際サッカー連盟(FIFA)の現行のレギュレーションでは国籍変更を行う場合、18歳以降の時点から継続5年間の居住が必要となっており、ベルギー国籍取得の可能性が消滅。また、国籍取得が義務付けられるドイツ代表に関しては8年以上の居住が必要となり、移籍市場における人気株の同選手が同国に留まり続けられるかは現実的ではない。 ▽その中でルーツのあるイングランドが最も可能性があると伝えられていたが、ベイリーの実の両親や祖父母がイギリス生まれではないことで、先日にこの可能性も除外。そのため、現時点で同選手がプレー可能な代表はジャマイカのみとなっていた。 ▽そして、今回の代表ウィークではジャマイカ代表からの招集を受け入れたベイリーは、14日に予定されるCONCACAFネーションズリーグ予選のボネール代表戦でフル代表デビューを飾る見込みだ。 2018.10.10 14:41 Wed
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レバークーゼンがバルサの逸材、U-17イタリア代表DFナターリを完全移籍で獲得! 今年のU-17ユーロの優勝メンバー

レバークーゼンは26日、バルセロナのU-17イタリア代表DFアンドレア・ナターリ(16)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2027年6月30日までの3年間となる。 ナターリは、ミランのユースからエスパニョールのユースへと加入。2021年7月にバルセロナのカンテラに加入し、現在はU-18チームにまで昇格を果たしていた。 世代別のイタリア代表として活躍し、U-17イタリア代表では9試合に出場。今年行われたU-17欧州選手権で主軸としてプレーし、優勝を果たしていた。 若き才能として期待が寄せられる中、レバークーゼンへの移籍を決断。マネージング・ディレクターのシモン・ロルフェス氏は期待を寄せている。 「アンドレア・ナターリはイタリアのU-17欧州選手権のチャンピオンとして、この夏は非常に興味深く人気の選手だった。彼がレバークーゼンを選んでくれてとても嬉しい」 「長期的には、彼は将来我々の重要な要素となるための素質を全て備えている」 2024.06.26 22:40 Wed
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レバークーゼンなど引き抜き噂も、セスク監督は来季もコモで続投へ

国内外の強豪クラブから引く手あまたのセスク・ファブレガス監督(38)だが、来シーズンもコモを率いる決断を下したようだ。 現役時代はアーセナルやバルセロナ、チェルシーなどでプレーしたセスク監督。昨シーズンはコモをセリエA昇格に導く手腕を発揮。さらに、初挑戦となった今季のセリエAでは、昇格組ながらここまで勝ち点48を積み上げて10位に位置。すでに残留も確定させている。 一時は来季のステップアップを示唆し、ローマやミランという国内クラブ、シャビ・アロンソ監督の後釜としてレバークーゼン、好条件のオファーが届いたRBライプツィヒといったクラブへの引き抜きも取り沙汰された。 しかし、イタリア『スカイ・スポルト』など複数イタリアメディアによれば、セスク監督は続投を決断したという。 コモの株主でもある同監督は、クラブ経営陣の間での良好な関係に加えて受け取ったオファーを慎重に検討した結果、クラブと共に築き上げてきたプロジェクトに引き続き参加することを選択したようだ。 2025.05.13 21:30 Tue

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