孤軍奮闘のパーマー、ポチェッティーノ監督は気持ち理解「彼は幸せではない」

2024.04.01 20:43 Mon
チェルシーの中心選手となったパーマー
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チェルシーの中心選手となったパーマー
チェルシーマウリシオ・ポチェッティーノ監督がイングランド代表MFコール・パーマーの活躍に言及した。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。

3月30日、プレミアリーグ第30節のバーンリー戦を2-2のドローで終えたチェルシー。40分には相手選手の退場で数的優位となり、パーマーの2ゴールで2度リードしたが、逃げ切ることができなかった。
この試合のパーマーの先制点はPKをパネンカで沈めたもので、今シーズン6度目の成功。しかし、3月17日のFAカップ準々決勝では、PKを獲得したイングランド代表FWラヒーム・スターリングが自らキッカーを務め、失敗に終わっていた。

今後PKキッカーの1番手はパーマーが務めるべきかと問われたポチェッティーノ監督は、その考えに理解を示しながらも、結局は選手たちが決めるものと主張している。

「彼(パーマー)が他の選手にボールを渡すと決めたら、私がピッチに入ってノーと言うことはできない。レッドカードをもらうことになる」
「彼はスペシャリストでシュートも上手いが、状況に応じてピッチで判断することだ」

「誰がピッチにいるか次第だ。ネイマール、メッシ、セルヒオ・ラモスがいるパリ(・サンジェルマン)のようなチームなら、1、2、3と決められるかもしれない」

「しかし、選手たちの間に入った後は、彼ら自身が『お前じゃなくて俺だ。それかお前らだ』と言うことができる」

一方、ポチェッティーノ監督はPK以外でもチーム随一のクオリティを見せるパーマーを信頼。マンチェスター・シティからチェルシーへ移籍し、中心選手としてプレーしていることは、誰にとってもプラスとコメントした。

「明らかなのは、彼が2得点したことだ。もちろん彼は他の選手たちの良いお手本だ」

「彼は初日からPKでも試合でも責任を負っていた。チームが苦境に立たされた時、選手たちが彼にボールを渡すのを見ればわかる」

「マンチェスター・シティで出られなかった試合に出ることは、チームにとっても彼自身にとっても非常にポジティブなことだ」

また、パーマーはバーンリー戦後、「こんなことは絶対に起こり得ない」と10人相手に勝ちきれなかったことを悔やんでいたが、ポチェッティーノ監督はその気持ちに理解を示している。

「我々が彼に満足しているのは明らかだ。しかし、チームという観点からすると彼は幸せではない。当然彼は失望している」

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将来性豊かなカサデイのレンタル打ち切りも影響なし? 2部首位レスターが誇る充実の中盤3枚

レスター・シティからチェルシーへレンタルバックしたU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(21)。早期のレンタル打ち切りとなった背景を『フットボール・イタリア』が解説している。 昨年のU-20ワールドカップ(W杯)でU-20イタリア代表の主軸を担い、決勝戦まで7試合7得点という数字により、大会得点王とMVPの個人2冠に輝いたカサデイ。準優勝したイタリアの中でもひときわ眩い輝きを放った。 クラブキャリアでは2022年夏にインテルからチェルシーへ移籍し、U-21チームに身を置きつつ、2022-23シーズン後半戦はチャンピオンシップ(イングランド2部)のレディング、今季は頭からレスターへと武者修行に出た。 レスターではここまでリーグ戦22試合、公式戦全体で25試合出場とコンスタントにプレーし、欠場わずか3試合。しかし19日、1年間の予定だったレンタル契約が打ち切られ、今冬でチェルシーへと帰還することが発表された。 というのも25試合中スタメンは11試合で、リーグ戦だと8試合のみ。1年でのプレミアリーグ復帰を目指してチャンピオンシップで首位を走るレスターは、ナイジェリア代表MFウィルフレッド・エンディディ、イングランド人MFキアナン・デューズバリー=ホール、元イングランド代表MFハリー・ウィンクスと“プレミア級”の3枚が[4-3-3]の中盤でレギュラーポジションを占めている。 昨夏MFジェームズ・マディソン、MFハーヴィー・バーンズ、DFティモシー・カスターニュを売却、そしてMFユーリ・ティーレマンス、DFチャグラル・ソユンジュも契約満了で退団したレスターは、2部降格に伴う広告収入減を加味してなお十分な資金を保持。エンディディ、デューズバリー=ホールを手元に残しながら、ウィンクスをトッテナムから完全移籍で獲得することにも成功した。 また、ここ数日はインテルから元イタリア代表MFステファノ・センシ(28)の今冬獲得にも接近と伝えられており、中盤の選手層はさらに強化される見通し。経験を積むべくチェルシーからやってきた将来性豊かなカサデイだが、レスターの中盤で定位置を築くことは難しかったようだ。 何はともあれチェルシーへと帰還したカサデイ。チェルシー側はプレミアよりもフィジカルコンタクトが激しい2部で逞しく奮闘する21歳を高く評価しているようで、20日からマウリシオ・ポチェッティーノ監督率いる“1軍”で練習中…トップチームデビューはそう遠くはなさそうだ。 2024.01.21 14:28 Sun
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やはりコナー・ギャラガーは売却へ…契約延長交渉は事実上終了、今季欠場わずか1試合のゲーム主将が帳尻合わせで犠牲に

チェルシーがやはりイングランド代表MFコナー・ギャラガー(24)を売ってしまいそうだ…。 チェルシーの下部組織が育て上げたセントラルハーフ、コナー・ギャラガー。クリスタル・パレスへの武者修行が見事にハマり、レンタル期間中からA代表にも定着した24歳だ。 復帰2年目となる今季は新任のマウリシオ・ポチェッティーノ監督からゲーム主将を託される試合も非常に多く、シーズン佳境にきて、過渡期のチームにジワジワ未来への希望が灯るなか、自身はここまで欠場わずか1試合。累積警告1試合を除き、全公式戦のピッチに立つ。 そんな選手の売却が真面目に検討されているなど、本来ならにわかには信じ難いところ。どう転んでもチェルシーはビッグクラブなのだ。 財務とリーグ規則の帳尻合わせから、今季序盤戦より2024年夏の売却が噂されるようになって久しいが、イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、その流れは今も同じ。ギャラガーが真っ先に「犠牲」になる見通しとのことだ。 ギャラガーに絶大な信頼をおくポチェッティーノ監督も、内心では同選手を他クラブへ売る必要があることを理解。2024-25シーズンまでとなっている契約の延長交渉は事実上終了し、アカデミー育ちの若きリーダーは、やはり今夏で“現金化”されてしまうようだ。 現段階で売却先の最有力はトッテナム。ここからそれ以外のクラブが獲得に本腰を入れる可能性も排除できないとされる。 2024.04.20 19:40 Sat

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ドルトムントでCL決勝進出に貢献のマートセン、約76億円でアストン・ビラへ完全移籍

アストン・ビラは28日、チェルシーのオランダ代表DFイアン・マートセン(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。イギリス『スカイ・スポーツ』によると契約期間は2030年6月までの6年間で、移籍金は3750万ポンド(約76億3000万円)とのことだ。 左サイドバックのマートセンはフェイエノールト、スパルタ・ロッテルダム、PSVと母国クラブでユース時代を過ごすと、2018年にチェルシーの下部組織に加入。チャールトンやコヴェントリー・シティ、バーンリーへの武者修行を経て、2023年7月にファーストチームに昇格した。 2023-24シーズンはプレミアリーグで12試合に出場するなどしていたが、2024年1月にドルトムントへとレンタル移籍。ブンデスリーガで16試合2ゴール2アシストを記録すると、チャンピオンズリーグ(CL)でも7試合に出場し1ゴールを記録。決勝へ進んだチームを支えてきた。 ドルトムントも引き留めにかかったが、移籍金が高額で見送っていた中、来シーズン、CLに出場するため戦力の補強を進めていたアストン・ビラがマートセンの確保に成功した。 2024.06.29 06:00 Sat
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