「まさにサムライ」「最も驚き」久々先発で躍動の鎌田大地を現地も評価、ユベントス相手の高いパフォーマンスに「もう1人の鎌田を見た」

2024.03.31 22:50 Sun
久々に先発出場した鎌田大地
Getty Images
久々に先発出場した鎌田大地
ラツィオの日本代表MF鎌田大地が称賛を受けている。30日、セリエA第30節でラツィオはホームにユベントスを迎えた。

マウリツィオ・サッリ監督が辞任し、イゴール・トゥドール監督が就任したラツィオ。新監督での初陣の相手は、監督の古巣でもあるユベントスだった。
サッリ監督の下で不遇の時間を過ごしていた鎌田は先発に抜擢されることに。リーグ戦では1月7日行われた第19節のウディネーゼ戦以来の先発出場となった。

試合前に鎌田に期待を寄せていたトゥドール監督。試合はゴールレスで終わるかと思われた中、93分にアダム・マルシッチがネットを揺らし、1-0で劇的な勝利を収めていた。
80分までプレーした鎌田に対し、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』は7点(10点満点)を与え、パフォーマンスを評価した。

「ミッドフィルダー兼プレーメーカー。もう1人の鎌田を見た」

「97タッチあり、組み立て、推進力はまさにサムライ。デュエル、タックル、リカバリー、ザッカーニへのロングスロー。良い80分だった」

また、イタリア『カルチョメルカート』は、「最も驚くべき選択」として鎌田の先発起用を伝え、「これまでコロッセオの影で、そしてかなり苦労してきた日本人の遠い親戚のようだ」と別人のような活躍を見せたと称えた。

『フットボール・イタリア』は6点(10点満点)をつけ、「ロングレンジのシュートはポストを越えていった」と、惜しいシュートがあったとした。

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ラツィオが36歳カンドレーバの7年半ぶり復帰画策か

ラツィオが元イタリア代表MFアントニオ・カンドレーバ(36)に復帰を呼びかけているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 カルチョを彩るベテランプレーヤー・カンドレーバ。これまでユベントス、ラツィオ、インテル、サンプドリアなどで息長く活躍してきたA代表通算54キャップの36歳は、2022-23シーズンからサレルニターナでプレーする。 すでに大ベテランの域に達しているなか、22-23シーズンはセリエA35試合出場とフル稼働して7得点。今季も欠場1試合で20試合5得点4アシスト…直近6試合はいずれもフル出場。チームは最下位だが、カンドレーバの健在ぶりは素晴らしい。 そんな36歳に対し、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、2016年夏に退団したラツィオからラブコール。サレルニターナのチーム状況を考慮してなのか、カンドレーバ本人もラツィオ復帰に決して消極的ではないという。 ただ、サレルニターナとしては最下位脱却・残留圏内浮上を見据えるなか、主軸であり、精神的支柱でもあるカンドレーバをこの冬で失うわけにいかず、売却の余地なし。また、今季が2年契約の2年目だが、1年間の延長オプションが自動発動される条件を満たしており、実質的に、すでにカンドレーバの契約は2025年6月までになっているとのことだ。 これらにより、ラツィオへの復帰は実現しなさそうなカンドレーバだが、その健在ぶりが改めて評価された格好か。 ちなみに、カンドレーバはセリエA通算488試合84得点98アシストという数字を誇り、このままケガなくいけば今季中に「500」試合と「100」アシストの金字塔を打ち立てることになるだろう。 2024.01.22 13:30 Mon
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ラツィオDFカザーレ、ボローニャへレンタル

ボローニャは30日、ラツィオのイタリア人DFニコロ・カザーレ(26)をレンタルで獲得したことを発表した。ボローニャが今季、欧州カップ戦出場権を獲得した場合、買い取りオプションが義務に変わる契約になっているとのこと。 ヴェローナの下部組織で育ったセンターバックのカザーレは、これまでヴェネツィアやエンポリにレンタルで移籍。2022年7月にラツィオに加入し、昨季は公式戦24試合に出場。今季は開幕からセリエA2試合に先発出場していた。 DFリッカルド・カラフィオーリがアーセナルに引き抜かれたボローニャではDFマルティン・エルリッチをサッスオーロから獲得していたが、実力者のカザーレを迎え、カラフィオーリの抜けた穴を最小限に留めたい意図が窺える補強となった。 2024.08.31 02:15 Sat
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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.15“クラニョッティの黄金郷”26年ぶりのスクデット/ラツィオ[1999-2000]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.15</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1999-2000シーズン/ラツィオ 〜クラニョッティの黄金郷〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1999-2000lazio.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:スベン・ゴラン・エリクソン(52) 獲得タイトル:セリエA、コッパ・イタリア 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント9:★★★★★★★★★☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層10:★★★★★★★★★★</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">26年ぶりのスクデット</div> イタリアの大手食品会社であるチリオのオーナーだったセルジオ・クラニョッティが1992年に会長に就任してから、ラツィオは大きく変貌を遂げていった。1998年にイタリアのクラブで初となる株式上場を行って豊富な資金力を得たクラブは、ヴェロン、ミハイロビッチ、サラス、シメオネら当時のスター選手を買い漁り、ヨーロッパ屈指の強豪チームを作り上げていく。 迎えた1999-00シーズン、前シーズンにUEFAカップ(現在のEL)を制したラツィオは、3冠を達成したマンチェスター・ユナイテッドを破ってUEFAスーパーカップを獲得。素晴らしいシーズンスタートを切った。リーグ戦ではジダンやデル・ピエロを擁するユベントスとの激しい首位争いを展開。そして、首位のユベントスと勝ち点2差の2位で最終戦を迎えたラツィオは、レッジーナに3-0で快勝する。一方のユベントスは、ペルージャにまさかの敗戦。この結果、劇的な展開でラツィオに26年ぶり2度目のスクデットがもたらされた。 コッパ・イタリアも制覇して充実のシーズンを送ったラツィオだったが、この夢物語は長く続かなかった。サッカーバブルの崩壊とともに多額の負債を抱えたクラニョッティ会長は、栄光をもたらしたスター選手たちを次々に売却。2002年にはついに、バンディエラのネスタをミランに放出する事件まで起きてしまった。そして、自身の財力で築き上げた黄金郷は、数年で消え失せてしまった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">組織+個</div> 基本的な戦術は堅守速攻。フラットな[4-4-2]のシステムで、組織的な守備からの鋭いカウンターが最大の武器だった。ネスタを中心とした守備は、失点数リーグ2位の少なさ(31失点)を記録。また、高精度の左足を持つミハイロビッチはセットプレー時に相手の脅威となり、FKだけで6ゴールを奪った。 攻撃陣に関しては、チームトップの得点を奪ったのがサラスの12得点と凡庸な結果ではあるが、中盤のネドベドやセルジオ・コンセイソンらも得点力を発揮。あらゆるポジションの選手が得点を奪える形ができていた。その攻撃陣を操ったのが“魔術師”ヴェロン。長短における正確なパスを駆使して攻撃のタクトを振るった。 そのヴェロンと中盤のセンターでコンビを組んだシメオネの存在も忘れてはならない。献身的な守備でヴェロンの守備力の低さを補いながら、苦しい時にゴールを奪う勝負強さも見せた。その他にも“ピッポ”の弟であるシモーネ・インザーギが実力を発揮して得点を重ね、マンチーニはファンタジー溢れるプレーで攻撃にアクセントを付けた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">DFアレッサンドロ・ネスタ(24)</span> 数多のスター選手が揃うチームの中でキャプテンを務めたのが、チーム生え抜きの青年だった。クラニョッティ会長の庇護の下でチームを束ねる重責を担ったネスタは、若くしてディフェンダーに要求されるあらゆる能力を高いレベルで備えており、完成されたプレーを披露。エレガントなボール奪取は観衆を魅了した。引退までラツィオでプレーすることが約束されたはずだったが、クラブの経営悪化によりミランへ移籍。この事実は、ネスタ自身に大きな影をもたらしたことだろう。 2019.04.10 22:00 Wed

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