「ちょっと構えすぎた」土壇場で追いつかれドロー、京都のキャプテンMF川﨑颯太が守り方を反省「誰か1人は前に出たかった」

2024.03.30 08:15 Sat
京都のキャプテンMF川﨑颯太
©超ワールドサッカー
京都のキャプテンMF川﨑颯太
京都サンガF.C.のU-23日本代表MF川﨑颯太がドローに終わった東京ヴェルディ戦を振り返った。
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29日、明治安田J1リーグ第5節で京都は東京Vと対戦した。共に勝利が欲しい一戦。試合は京都が主導権を握ると、22分に豊川雄太、26分に原大智がネットを揺らし、早々にリードを広げる。後半、ホームで負けられない東京Vが徐々に盛り返すが、京都はゴールを許さず。それでも80分にPKを与えてしまい染野唯月に決められると、アディショナルタイム3分には染野に押し込まれ同点に追いつかれ、2-2のドローに終わった。
キャプテンである川﨑はアンカーとしてフル出場。守備ではしっかりと蓋をし、パスでゲームメイクもしていた中、前半のパフォーマンスは良かったと振り返った。

「まずは相手の2トップに対して自分が少し落ちて、スイーパーみたいな形になって、相手のボールを拾うという理想的な前半の入りをした中で、素晴らしい点を決めてくれたことは素晴らしい前半だったと思います」
早々に2点をリードしながらも後半に2失点。「後半は相手がやり方が変わっていく中で、なるべく下げたくないと思っていましたけど、強力なFWがいて、自分たちも1人余らせて守備したかったですし、そういう面で森田(晃樹)選手に自由を与えてしまいました」と、相手のキャプテンでありゲームメーカーでもある森田晃樹2時間を与えすぎたと反省。「PKの部分は連係不足というか、もっと声を出して、人数がいたので守り切れたと思いますし、勿体無いと思います。リードした時の守り方というのは、もっともっと学ばないといけないと思います」と、最後に追いつかれてしまうキッカケとなったPKに繋がったシーンを反省した。

その2ゴールを決めたのは同じU-23日本代表として活動していた染野。京都はその前に5バックにして守りに行った中での失点だった。

「5バックになって、ただ僕たちも引いて守るというよりは、もう1つ圧力をかけた中で5バックでスライドしやすいという形でやりたかったです。そういう面で言うと、自分がCBにプレッシャーをかけたんですが、もっと蹴らせたくないというか、もっと相手に自由を与えない5バックの守り方をしました」

「良いボールを蹴らせないでセカンドボールを拾いたかったですけど、良いボールを蹴らせてしまった後にどうするかという話になってしまったので、ちょっと構えすぎたというか、誰か1人は前に出たかったかなと思います」

チーム内での守り方が揃わなかったという川﨑。これを次に活かせるか注目だ。



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ベスト4はいずれも優勝経験クラブに! 準決勝は横浜FMvsG大阪、神戸vs京都【天皇杯】

25日、第104回天皇杯準々決勝の2試合が行われた。 AFCチャンピオンズリーグ・エリート、AFCチャンピオンズリーグ2の関係もあり、変則的に3日間に分かれて行われた準々決勝。すでに、サンフレッチェ広島を下したガンバ大阪、ジェフユナイテッド千葉を下した京都サンガF.C.のベスト4進出が決定していた。 25日に行われた2試合は、大量失点で公式戦連敗中の横浜F・マリノスと、J2勢で唯一のベスト4入りを目指すレノファ山口FCの対戦。試合は、16分に山根陸がゴールを奪い横浜FMが先制するも、23分に奥山洋平のゴールが決まり山口が同点に追いつく。 1-1で迎えた後半、51分にエウベルが勝ち越しゴールを記録すると、71分にヤン・マテウス、77分に水沼宏太が連続ゴールで突き放すと、86分にはアンデルソン・ロペスにもゴールが生まれ、5-1で勝利を収め7年ぶりのベスト4に進出した。 もう1試合は、J1で優勝争いをしている鹿島アントラーズとヴィッセル神戸の一戦。試合は、この試合が復帰後の再デビュー戦となった森岡亮太が15分に先制ゴールを記録。良い形で入ると、その後は互いに譲らない展開に。それでも神戸は終盤に畳み掛け、83分に佐々木大樹が追加点。後半アディショナルタイム7分には井手口陽介にもゴールを記録し0-3で快勝を収めた。神戸は優勝した2019年以来5シーズンぶりのベスト4入りとなった。 準決勝は10月27日に開催。横浜FMvsG大阪、神戸vs京都に決まった。 ◆準々決勝 ▽9月11日(水) サンフレッチェ広島 1-2 ガンバ大阪 【広島】 加藤陸次樹(前16) 【G大阪】 山田康太(前14) 岸本武流(後34) ▽9月18日(水) 京都サンガF.C. 3-0 ジェフユナイテッド千葉 【京都】 豊川雄太(前11) マルコ・トゥーリオ(後4) 平戸太貴(後40) ▽9月25日(水) 横浜F・マリノス 5-1 レノファ山口FC 【横浜FM】 山根陸(前16) エウベル(後6) ヤン・マテウス(後26) 水沼宏太(後32) アンデルソン・ロペス(後41) 【山口】 奥山洋平(前23) 鹿島アントラーズ 0-3 ヴィッセル神戸 【神戸】 森岡亮太(前15) 佐々木大樹(後38) 井手口陽介(後52) 2024.09.25 21:47 Wed
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決勝進出を懸けた準決勝、横浜FMvsG大阪はパナスタ、神戸vs京都はノエスタといずれも関西で開催! NHKが両試合とも生中継【天皇杯】

日本サッカー協会(JFA)は27日、第104回天皇杯の準決勝の試合会場等を発表した。 25日に準々決勝が終了。横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸、ガンバ大阪、京都サンガF.C.がベスト4に勝ち残った。 いずれのチームも優勝経験がある中、すでに横浜FMvsG大阪、神戸vs京都とカードは決定。試合日も10月27日(日)と決まっていた。 キックオフ時間と会場が未定だったが、こちらも決定。横浜FMvsG大阪はパナソニック スタジアム 吹田で13時5分にキックオフ。神戸vs京都はノエビアスタジアム神戸で15時キックオフに決定した。 なお、横浜FMvsG大阪はNHK総合、神戸vs京都はNHK Eテレで生中継される。 チケットは10月12日(土)の10時から販売開始となる。 ◆準決勝 ▽10月27日(日) 《13:05》 横浜F・マリノス vs ガンバ大阪 [パナソニック スタジアム 吹田] 放送:NHK総合 《15:00》 ヴィッセル神戸 vs 京都サンガF.C. [ノエビアスタジアム神戸] 放送:NHK Eテレ 2024.09.27 17:00 Fri
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京都がラファエル・エリアス“8戦9発”で一時逆転もドロー 中谷進之介の2点目&PK取り消しのG大阪は7戦未勝利に【明治安田J1第31節】

明治安田J1リーグ第31節の1試合が22日にサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、京都サンガF.C.vsガンバ大阪は2-2のドローに終わった。 夏の補強もハマり、直近10戦で7勝2分け1敗と大きく巻き返す15位京都と、直近6戦で勝利なく、首位FC町田ゼルビアと10ポイント差と優勝争い戦線から後退した5位G大阪をホームに迎え撃った一戦。京都は今節も7戦7発ラファエル・エリアス、原大智、マルコ・トゥーリオの強力3トップで挑み、G大阪の方は出場停止のダワンに代わり、大卒ルーキーで存在感を大きくするJ1初先発の美藤倫をボランチの一角に抜擢した。 最近の調子を示すように、京都がまず勢いよく入るが、G大阪が攻め返す流れに。がっぷり四つの戦いが続くなか、G大阪が華麗に崩す。20分、中谷進之介のフィードで右サイドの背後をとった山下諒也が浮き球パスを出すと、山田康太が右足ダイレクトで合わせ、先手を奪う。 7試合ぶりに先制のG大阪だが、28分にボックスを飛び出してバックパスを対応したGK一森純だが、パスがずれ、マルコス・トゥーリオが右足ダイレクトで無人のゴールへ。ぎりぎりのところで中谷がクリアするが、ラファエル・エリアスが左足で蹴り込み、京都が追いつく。 “8戦8発”ラファエル・エリアスが35分にも強さを発揮して左足ミドルに持ち込んだりと出色の存在感を放つなか、G大阪も38分に宇佐美貴史、岸本武流が立て続けにフィニッシュの決定機を作り出すが、GKク・ソンユンの好守でゴールを割れず。 後半も互いに鋭く攻め合う展開となり、51分には原が右ポスト直撃のシュートを放てば、ウェルトンもその流れからのカウンターで右ポスト直撃のフィニッシュ。前半と同じく次第にG大阪が押し上げる時間が多くなるが、京都も守りの集中を切らさず。 すると、60分に京都がカウンターに持ち込み、左サイドからの展開を逆サイドで受けたラファエル・エリアスが福岡将太とマッチアップ。ボックス右に持ち込み、カットインすると、落ち着いて左足フィニッシュをファーに突き刺し、京都を逆転に導く。 またもラファエル・エリアスにやられ、ひっくり返されてしまったG大阪だが、攻撃自体は惜しいところまでいき、74分にも宇佐美とウェルトンに連続して決定機。だが、ここもGKク・ソンユンが立ちはだかり、もどかしい時間が続く。 そんなG大阪だが、坂本一彩やファン・アラーノ、倉田秋といった攻撃的カードも切るなかで、87分に左サイドでFKのチャンス。宇佐美のキックに岸本が合わせ、GKク・ソンユンの弾いたボールを中谷進之介が右足で蹴り込み、追いつく。 さらに、89分にも中谷がネットを揺らしたが、VARからのOFRで得点前のウェルトンがハンドを取られ、G大阪の逆転とはならず。それにも下向かず、最後のカードで福田湧矢を送り込むなど、G大阪が怒涛の攻めに転じる。 だが、G大阪はPKチャンスの取り消しにも見舞われ、連敗こそ回避したのの、7戦未勝利に。上位勢が勝ち星を積み上げるなか、直近7試合で5分け2敗でさらなる足踏みとなった。一方の京都は3連勝ストップも残留に最低限の勝ち点を積み上げている。 京都サンガF.C. 2-2 ガンバ大阪 【京都】 ラファエル・エリアス(前27、後15) 【G大阪】 山田康太(前20) 中谷進之介(後42) 2024.09.22 21:28 Sun
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京都が終始圧倒、千葉を一蹴し公式戦5連勝!2年ぶりのベスト4進出【天皇杯】

18日、第104回天皇杯準々決勝の京都サンガF.C.vsジェフユナイテッド千葉がフクダ電子アリーナで行われ、3-0で京都が勝利。ベスト4に駒を進めた。 J1を戦う京都は2年ぶり、J2を戦う千葉は10年ぶりのベスト4を目指した戦い。京都は降格圏に長らく位置していたが、ここ10試合で7勝2分1敗と絶好調。大きく勝ち点を積み上げて、残留争いから1つ抜け出す形に。直近のリーグ戦からは6名を変更し、絶好調のFWラファエル・エリアスやFW原大智らはベンチスタートとなった。 対する千葉は、J2で3連勝中。J1昇格プレーオフの6位まで勝ち点1に迫っている状況だった。スタメンは直近のリーグ戦から11名全員を変更して臨んだ。 カテゴリー違いの戦い。序盤から京都が押し込んでいくと、11分に先制。自陣でボールを奪うと、カウンター発動。縦パスを豊川雄太が落とすと、マルコ・トゥーリオが自陣で受けてドリブルスタート。持ち出しながらスルーパスを送ると、豊川が滑り込みながらシュートすると、GK藤田和輝より先に触ってネットを揺らした。 先制を許した千葉だったが17分、GK藤田のゴールキックが呉屋大翔につながるが、DF宮本優太がうまく対応してチャンスを作らせない。 京都がペースを握る試合となると32分にビッグチャンス。左サイドから崩すと、ムリロ・コスタがボックスない左でパスを受け、マルコ・トゥーリオとのパス交換からシュートも僅かに右に外れる。 さらに35分には敵陣でボールを奪うと、川﨑颯太のパスを受けたムリロ・コスタがボックス内でシュートも枠を外してしまう。36分にも京都がチャンス。右サイドからのクロスをつなぎ、最後は豊川が押し込むが、オフサイドで取り消しとなる。 千葉は前半アディショナルタイム、高木俊幸がカットインから左足シュートも枠の上。前半は京都が1点をリードして終えた。 千葉はハーフタイムでメンデスを下げて松田陸を投入。ただ、京都は1点リードの中で後半も立ち上がりから攻め込むことに。すると49分、川﨑のスルーパスに反応したマルコ・トゥーリオが飛び出したGKを嘲笑うかのような浮き球のシュートを決め、リードを2点に広げた。 さらに京都は51分、ムリロ・コスタがボックス手前でパスを受けると、スルーパスを受けた川﨑がボックス内でシュートも、GK藤田が足でセーブする。 余裕ができた京都。千葉はなかなか良い形が作れず、試合のペースは京都が握り続けることに。中盤でプレスが全くかからず、京都がボールを保持しながら時間を作りつつ、ゴールに迫っていく。 京都もなかなか追加点が奪えない中、徐々に千葉も形を作っていくが決定機は訪れず。すると85分、川﨑が左サイドに展開。ボックス左から三竿雄斗が浮き球のパスを入れると、走り込んだ平戸太貴がボックス左で受けて蹴り込み、3点目を奪った。 千葉はその後もボールを奪えず2時間ばかりが経過。そのまま3-0で終了し、京都がベスト4に進出した。 京都サンガF.C. 3-0 ジェフユナイテッド千葉 【京都】 豊川雄太(前11) マルコ・トゥーリオ(後4) 平戸太貴(後40) 2024.09.18 22:10 Wed
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札幌がJ1残留へ望みつなぐ白星!岡村大八&近藤友喜のゴールで京都下す【明治安田J1第32節】

明治安田J1リーグ第32節、北海道コンサドーレ札幌vs京都サンガF.C.が24日に大和ハウス プレミストドームで行われ、ホームの札幌が2-0で勝利した。 J1も終盤に突入する中、19位と苦しむ札幌。前節は首位FC町田ゼルビア相手にゴールレスドローと奮闘したが、その試合で宮澤とスパチョークが負傷する苦しいチーム事情となっている。 一方、シーズン前半は札幌と同じく残留争いに巻き込まれながらも、今夏に加入したラファエル・エリアスの大活躍もあって15位に浮上している京都。ただし、前節はガンバ大阪相手に2-2のドローとなり連勝は「3」でストップしている。 立ち上がり、勝負を仕掛けたのは札幌。青木がDFラインの背後をとってGKク・ソンユンと1vs1になると、これを冷静に決めたかに見えたがオフサイドで取り消しとなった。 肝を冷やした京都も3分、ボックス内に進入したマルコ・トゥーリオがゴールを狙うも、ポスト直撃。序盤からお互いがいきなり決定機を迎えるオープンな展開となる。 9分には京都のクリアが曖昧となったところを見逃さず、駒井がシュートを狙うもGKク・ソンユンがセーブ。その後も一進一退の攻防が続くが、両者とも決定機を迎えるまでには至らない。 28分には背後へ抜け出した京都のラファエル・エリアスが1vs1の場面を作るもオフサイド。31分には再び京都の攻撃から川崎が巧みなトラップで抜け出してシュートするも、ギリギリのところで大崎がカバーに入り事なきを得た。 このままハーフタイムへ入るかに思われた42分。札幌は右CKをニアサイドの馬場が頭で逸らすと、ボックス中央の岡村がダイレクトで合わせて価値ある先制点を挙げた。 後半、同点を目指す京都は積極的な入り。52分には相手を押し込む状況から川崎がミドルシュートを放つも、GK菅野がキャッチ。55分には右サイドのクロスからマルコ・トゥーリオがシュートもGK菅野に防がれた。 追いつきたい京都は67分に豊川と米本を投入。一方の札幌は70分にジョルディ・サンチェスとアマドゥ・バカヨコを投入して追加点を狙う。すると1分後には菅が強烈なミドルシュートを放ったが、GKク・ソンユンが好セーブを見せた。 オープンな展開となる中で76分、右サイドでボールを持った札幌の近藤がドリブル突破からアウトサイドでクロス。ボックス内のバカヨコが潰れ役となると、ボールは京都DFに当たってそのままゴールに吸い込まれ、札幌が大きな2点目を記録した。 前がかりになる京都に対して、鋭いカウンターで3点目を狙う札幌。京都は絶好調ラファエル・エリアスにボールを入れたいところだが、札幌守備陣が最後まで集中力を切らさず、試合はそのままタイムアップとなった。 3試合ぶりの白星を掴んだ札幌は、J1残留に望みをつなぐ結果に。一方の京都は好調の攻撃陣が沈黙し、リーグ2試合未勝利となった。 北海道コンサドーレ札幌 2-0 京都サンガF.C. 【札幌】 岡村大八(前42) 近藤友喜(後31) 2024.09.28 15:05 Sat

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