シンガポール代表が小倉勉監督初陣で“格上”中国代表から勝ち点1ゲット…地元紙絶賛「観衆は国旗を振りながら会場を去る」

2024.03.22 11:00 Fri
昨年は東京ヴェルディでJ1昇格...シンガポール代表・小倉勉新監督
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昨年は東京ヴェルディでJ1昇格...シンガポール代表・小倉勉新監督
シンガポール代表の小倉勉新監督が上々のスタートを切った。
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シンガポール代表は21日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第3節で中国代表と対戦。ホームで前半2点を先行されるも、途中出場の2選手、ファリス・ラムリとヤコブ・マーラーがネットを揺らし、2-2のドローに持ち込んだ。昨年まで東京ヴェルディのヘッドコーチを務めていた小倉新監督にとっては今回が初陣。
試合後は「誰かに『おめでとう』なんて言われて理由を尋ねたよ。この結果に満足してはいけない。選手たちにもそう伝えた」と、逆転まで持っていけなかったことを悔やむ。

「もう1つゴールが決まれば『おめでとう』だけどね。中国代表はいいチームだけど、勝つチャンスはあった。最後の5〜10分でひっくり返せたかもしれない」
それでも同国大手メディア『The Straits Times』は、華人が非常に多いお国柄か、1980年3月を最後に44年間勝利がない中国相手から勝ち点「1」を拾った90分間を称える。

「初陣の祝福に相応しい。シンガポール代表は今回の2次予選で初勝ち点。2万8414人の観衆は、国旗を振りながら歓喜のままに会場を後にした」

「オグラ監督はサポーターの支持を得る熱狂的采配を披露。2月1日にやってきた3人連続となる日本人コーチは、激しさと素早いトランジションを特徴とするチームの構築を約束した。この日、81分に同点ゴールが決まると、スタジアムは熱狂的な祝福で溢れかえったのだ」

異国で上々のスタートを切った様子の小倉勉新監督。シンガポール代表は26日、中国・大連で中国代表とのリターンマッチに臨む。目指すは44年ぶりの中国代表撃破だ。

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不振の東京Vが監督交代に踏み切る…城福浩氏を新監督に招へい、HCには小倉勉氏

東京ヴェルディは13日、堀孝史監督(54)の退任と、城福浩監督(61)の就任を併せて発表した。 昨年9月に永井秀樹前監督の辞任に伴い、コーチから暫定監督に就任した堀監督は、今季は正式監督として新シーズンをスタート。開幕8試合は5勝3分け無敗で優勝争いも期待されたが、第9節のロアッソ熊本戦で初黒星を喫すると、以降13試合でわずか1勝の大不振に。12日に行われた直近のいわてグルージャ盛岡戦の引き分けで7戦未勝利となり、監督交代の引き金となった。 そして、現在14位に位置する古豪を託されたのは、昨年10月までサンフレッチェ広島を4年半引きいた城福氏。以前はFC東京やヴァンフォーレ甲府の監督を歴任し、甲府では2012年にJ2優勝を果たした手腕を持つ。 また、その城福新監督のサポートとして、小倉勉氏(55)がヘッドコーチに任命された。ドイツでの指導経験のある小倉氏は、日本ではジェフユナイテッド千葉や大宮アルディージャのコーチや監督を歴任。2006年から2010年にかけては日本代表、2010年から2012年にかけてはロンドン五輪世代の日本代表のコーチを務めた。また、2014年には城福監督率いる甲府でコーチをしていた。 ◆堀孝史監督 「昨シーズン途中より監督をつとめさせていただき、全力で取り組んでまいりましたが、思うような結果を残せず責任を感じております」 「いつも応援してくださるサポーターの皆さま、支えて下さっているパートナーの皆さま、一緒に戦ってくださったクラブスタッフの皆さまには心から感謝しております」 「素晴らしい選手、スタッフと共に戦うことが出来なくなることは非常に残念ですが、シーズンの後半戦はチームが勝利を重ね、ヴェルディに関わる全ての人たちが笑顔で一杯になることを心より願っております。短い期間でしたがありがとうございました」 ◆城福浩監督 「皆さんこんにちは。東京ヴェルディ監督に就任しました城福浩です。目の前の試合を大事にしながら、選手・スタッフが一体となって、ヴェルディのサッカーをより進化させていくミッションに携わることが出来て光栄です」 「スタジアムにご来場いただいたファン、サポーターをはじめヴェルディに関わる全ての方々と、多くの感動と喜びを分かち合いたいと思います。是非、スタジアムに足をお運びください。共に闘いましょう!」 ◆小倉勉ヘッドコーチ 「輝かしい歴史と伝統のある、東京ヴェルディのファン、サポーター、パートナーの皆さま、この度ヘッドコーチに就任致しました、小倉勉です」 「クラブに新たな歴史を刻めるように、今、できることを精一杯やります。クラブに関わるすべての皆さま、宜しくお願いします」 2022.06.13 16:40 Mon
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日本が4ゴールで中国撃破! U-17女子W杯へあと1つ、準決勝は韓国と対戦【U-17女子アジアカップ】

13日、AFC U17女子アジアカップ2024の第3節がインドネシアで行われ、U-17日本女子代表はU-17中国女子代表と対戦し、4-0で勝利。3連勝を収めた。 上位3カ国はドミニカ共和国で今年行われU17女子ワールドカップの出場権を獲得できる今大会。日本はタイ、オーストラリアに連勝を収め、すでに準決勝進出を決めている。 日本はオーストラリア戦から6名を変更。[4-3-3]のシステムで、GKには福田真央、最終ラインは右から菅原千嘉、太田美月、朝生珠実、鈴木温子、中盤はアンカーに榊愛花、インサイドハーフにキャプテンの眞城美春、平川陽菜、3トップは右に木下日菜子、左に福島望愛、中央に佐藤ももサロワンウエキと並んだ。なお、DF青木夕菜、FW津田愛乃音、MF本多桃華、FW花城恵唯、FW松浦芽育子はメンバー外となっている。 3連勝で準決勝に勢いを持って行きたい日本。すると9分、右サイドから菅原がクロスを上げると、中央に飛び込んだ佐藤がダイレクトでシュート。しかし、これは左ポストに嫌われるが、こぼれ球を福島がしっかりと押し込み、日本が早々に先制する。 中国はこの失点が今大会初失点に。日本は前からプレスを掛けていく戦いに。対する中国はロングボールでスペースを狙いながらも、ポゼッションしてボールを運んでいく戦いを見せていく。 22分には日本がボックス手前で平川が倒されてFKを獲得。これを眞城が直接狙ったが、シュートは枠を越えて行く。 35分にも日本がチャンス。ボックス右からの福島のグラウンダーのクロスから木下がボックス内でダイレクトシュートも、GKの正面を突いてしまう。 日本は42分に右サイドバックの菅原を下げて、菊地花奈を投入。前半での交代となった。その菊地は前半の少ない時間でも積極的に攻撃に絡みシュートを放つなどリズムを作っていく。 日本はリードした中で後半の頭は中国が圧力をかけていく展開に。立ち上がりに日本はピンチを迎えるが、なんとか凌いでいく。 後半はなかなか決定機を作れない日本。70分には木下と佐藤を下げ、古田麻子、根津里莉日を起用する。 すると74分、自陣から眞城が浮き球のパス。これに抜けた菊地がドリブルで持ち出すと、ボックス内でGKとの一対一となった中、狭いニアサイドに上手く左足で転がして待望の追加点を奪う。 リードを広げた日本は、その後もしっかりと主導権を握って試合を進めていく。すると86分、敵陣でプレスをかけた菊地が相手からボールを奪うと、そのままドリブルで独走。最後はGKとの一対一でしっかり決め、3点目を奪う。 効果的に得点を重ねた日本は、87分に眞城、朝生を下げ、辻あみる、牧口優花を投入する。すると後半アディショナルタイムには右CKからのクロスを根津がヘッド。これが決まり、ダメ押しの4点目。その直後にタイムアップとなり、4-0で日本が勝利を収めた。 3連勝でグループステージを首位通過した日本。準決勝ではグループA2位のU-17韓国女子代表と16日に対戦。敗れた中国は2位通過となり、グループAを圧倒的な22得点0失点の3連勝で突破したU-17北朝鮮女子代表と対戦する。 U-17日本女子代表 4-0 U-17中国女子代表 【得点者】 1-0:9分 福島望愛(日本) 2-0:74分 菊地花奈(日本) 3-0:86分 菊地花奈(日本) 4-0:90分+5 根津里莉日(日本) 【出場メンバー】 GK 21.福田真央(JFAアカデミー福島) DF 4.太田美月(大商学園高校) 6.鈴木温子(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 13.菅原千嘉(マイナビ仙台レディースユース) →42分 7.菊地花奈(マイナビ仙台レディースユース) 17.朝生珠実(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) →87分 3.牧口優花(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) MF 5.榊愛花(JFAアカデミー福島) 14.眞城美春(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) →87分 19.辻あみる(三菱重工浦和レッズレディースユース) 22.平川陽菜(三菱重工浦和レッズレディースユース) FW 8.木下日菜子(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) →70分 10.古田麻子(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) 9.佐藤ももサロワンウエキ(大商学園高校) →70分 11.根津里莉日(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18) 16.福島望愛(JFAアカデミー福島) 2024.05.13 19:01 Mon
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日本が2連勝で準決勝進出&W杯出場権獲得!終盤に天野紗が直接FKで貴重な追加点【U20女子アジアカップ】

U-20日本女子代表は7日、AFC U20女子アジアカップのグループB第2節でU-20中国女子代表と対戦し、2-0で勝利。ノックアウトステージ進出と、コロンビアで開催されるU-20女子ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得した。 初戦のU-20ベトナム女子代表を10-0の大勝で終え、大会4連覇へ向けて幸先の良いスタートを切った日本。中2日の一戦へ、狩野倫久監督は先発を5人変更し、[4-2-3-1]を採用した。 GKには引き続き大熊茜、最終ラインは右にキャプテンの林愛花が入り、白垣うの、米田博美、小山史乃観と並ぶ。ダブルボランチに大山愛笑と天野紗、中盤2列目は右から久保田真生、松窪真心、松永未夢、1トップは土方麻椰が務めた。対してU-20北朝鮮女子代表との初戦を1-1で引き分けた中国は、[3-4-3]で臨んだ。 日本は早々に好機を作り、左ポケットでこぼれ球を拾った土方が狙う。一方であわやの場面も招き、6分には白垣のクロス処理が自陣ゴール方向へ。ここはGK大熊と林のリカバーで事なきを得た。 相手のカウンターを警戒してか、普段はサイドでプレーすることが多いスピードと高さのある白垣を中央に、中盤やセンターバック起用がメインの林を右に置いたが、立ち上がりはやや守備陣に硬さが見られた。 それでも徐々にボールの保持率を高めて相手を押し込むと、26分に試合を動かす。大山が右前方へ展開し、右ポケットから久保田が折り返すと、走り込んだ土方が右足で左隅へ流し込んだ。 35分には、トレーニングマッチながら海外でもすでに得点を決めている小山が、ボックス手前から強烈なミドルを放つも、GKの好守に阻まれ、日本は1点のリードで前半を終える。 日本はハーフタイムに林と久保田を下げ、佐々木里緒と笹井一愛を投入。佐々木は左サイドバックに入り小山が右へ、笹井は『SUD ladies cup 2023』のときと同様、最前線に入り、土方が右へ回った。 その笹井は後半開始直後に裏を取り、ループでネット揺らすも、ここはオフサイド。一方の中国も51分、右クロスからルー・ジアユのボレーが枠を捉えるが、GK大熊が好セーブで立ちはだかる。 以降は中国陣地での時間が続き、62分には松窪が距離のあるフィニッシュ。74分には佐々木の対角フィードに土方が抜け出し、相手を2枚かわして左足で狙うも、枠を捉えられず、83分には笹井が一対一を迎えるが、ここもGKの好セーブに遭う。 日本にようやくの追加点が生まれたのは88分、松窪の突破からボックス左角でFKを獲得すると、天野がファーへ巻いたシュートを直接ねじ込み、リードを広げた。 中国の守備に手を焼きながらも、終盤に大きな1点を挙げた日本は、このまま逃げ切って2連勝を達成。ノックアウトステージ進出と、W杯出場権を獲得した。 また、先立って行われた裏のカードでは北朝鮮がベトナムに6-0で勝利し、グループ2位に付けている。 U-20中国女子代表 0-2 U-20日本女子代表 【得点者】 0-1:26分 土方麻椰(日本) 0-2:88分 天野紗(日本) ◆U-20日本女子代表 GK:大熊茜[千葉L] DF:林愛花[サンタクララ大](→HT 佐々木里緒[マイ仙台])、白垣うの[C大阪]、米田博美[C大阪]、小山史乃観[ユールゴーデン] MF:大山愛笑[早稲田大](→62分 角田楓佳[浦和])、天野紗[I神戸]、久保田真生[I神戸](→HT 笹井一愛[N相模原])、松窪真心[ノースカロライナ・カレッジ](→90分 白沢百合恵[新潟L])、松永未夢[メニーナ](→74分 辻澤亜唯[I神戸]) FW:土方麻椰[東京NB] <span class="paragraph-title">【動画】天野紗が完璧なFKを沈めW杯出場決定</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1765722390766510546?ref_src=twsrc%5Etfw">March 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.07 22:03 Thu
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タトゥー禁止で代表チーム強化!? 中国が代表選手に「社会の良い模範」を求める

中国当局はサッカー選手がタトゥーを入れることを禁止することにするようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 近年では、中国代表の選手にタトゥーを入れた選手が増えており、中国代表の主軸でもあり、広州FCでもプレーするDFチャン・リンペンなどが有名なところだ。 しかし、中国の国家体育総局(GAS)は「社会の良い模範」になるため、タトゥーの禁止を決定。タトゥーを消すか、覆うことを代表チームに求めるようだ。 GASは「サッカー選手の管理を強化するための提案」という声明を発表。その中で、中国代表チームの懲戒要件に設定するとしている。 「全てのレベルの代表チームは、管理措置の関連要件を厳格に実施します。中国のサッカー選手のポジティブな精神を完全に示し、社会の良い模範となります」 「A代表とU-23代表チームの選手は、新たなタトゥーをすることを固く禁じられています。すでにタトゥーを入れている選手は、自分で除去することを勧めます」 「チームによって合意された特別な状況においては、選手はトレーニングと試合でタトゥーを隠す必要があります」 なお、U-20以下のチームでは、タトゥーのある選手の招集は「厳しく禁止する」ことになるようだ。 また、GASは代表チームは選手の「愛国心教育を強化する」ための「思想・政治教育活動」を取り入れるべきだとし、そうすることで「使命感、責任感、名誉を高め、優れたプレースタイルで征服し、よく戦うことができる代表チームを作ることができる」としている。 なお、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦う中国代表だが、6試合を終えて6チーム中5位。予選敗退の可能性が高まっている。 2021.12.30 19:10 Thu
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格下中国ドローのサウジアラビアが2位に後退… 日本は次節勝利で首位通過決定《カタールW杯アジア最終予選》

カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループB第9節が24日に行われた。 同日に行われた日本代表がオーストラリア代表に勝利したため、グループ2位以内が確定したサウジアラビア代表は、アウェイで中国代表と対戦し1-1の引き分けに終わった。 試合は立ち上がりから地力に勝るサウジアラビアがボールを支配すると15分、敵陣でのボール奪取からアル=ドサリのラストパスをボックス手前で受けたバヘブリが左足でシュートを狙ったが、これはわずかに枠の右に逸れた。 その後も70%以上のボール支配率で押し込むサウジアラビアだったが、5バックを敷く中国を崩せない状況が続く。ゴールレスで前半終了かと思われたが、サウジアラビアは前半アディショナルタイムにセットプレーで先制する。 46分、アル=ファラジの右CKをニアに走りこんだアル=シェフリが頭で合わせると、このシュートがゴール左隅に決まった。 迎えた後半、サウジアラビアは57分に決定機を創出する。右クロスをボックス左で受けたアル=ドサリの折り返しをゴール前のアル=シェフリが落とすと、最後はシャラヒリがシュートを放ったが、これは枠の右に外れた。 サウジアラビアは72分にも、アル=シェフリのスルーパスでボックス右まで駆け上がったアブドゥルハミドのマイナスの折り返しから決定機を迎えたが、アル=ドサリのシュートはガオ・チュンイーのスライディングブロックに阻まれた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。そんな中、サウジアラビアは82分に同点を許す。ガオ・チュンイーの右クロスがボックス内で競り合ったアル=アムリの右手に当たると、主審がPKを宣告。このPKをチュー・チェンジエがゴール左に決めた。 結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。格下の中国に引き分けたサウジアラビアは2位に後退し、日本がグループ首位で最終節を迎えることとなった。 また、同日に行われたグループBもう1試合のベトナム代表vsオマーン代表は、ハリド・アル・ハジリのゴールを守り抜いたオマーンが1-0で勝利している。 ◆グループB順位表(第9節終了時点) [勝点/試合数/得失差] 1.日本[21/9/8] 2.サウジアラビア[20/9/5] ――本大会出場―― 3.オーストラリア[15/9/7] ―プレーオフ進出― 4.オマーン[11/9/-1] 5.中国[1/9/-8] 6.ベトナム[0/9/-11] 2022.03.25 02:02 Fri

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