元U17日本代表の仲村京雅がシンガポール代表デビュー…デビュー喜ぶも「この試合から学ばなければならない」チームの改善点口に
2024.11.16 07:53 Sat
日本ツアーに参加した仲村京雅
かつてU-17日本代表でもプレーしたMF仲村京雅(28)がシンガポール代表デビューを飾った。
今年初めに家族とともにシンガポールの永住権を取得し、先月にはシンガポール国籍を取得した仲村。
12月8日に開幕する『ASEAN Mitsubishi Electric Cup 2024』に向けて小倉勉監督率いるシンガポール代表のトレーニングに参加し、先月には日本ツアーにも参加していたなか、今回のインターナショナルマッチウィークでは正式に同国代表の一員として招集されていた。
そして、14日に行われた国際親善試合のミャンマー代表戦ではスタメンでデビューを果たし、3-2の逆転勝利に貢献。マン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍でデビュー戦を白星で飾った。
同試合後、仲村はシンガポール代表デビュー戦を振り返った。『ESPN』が伝えている。
「特に(連続失点を喫した)後半の最初の10分。(なぜ)あのゴールを許したのか信じられなかったです」
また、早くも主力としての責任感を持つ28歳は、ASEAN選手権に向けてチームとして改善すべき点がいくつもあると感じている。
「小倉監督が言ったように、90分間には常に良い瞬間と悪い瞬間があります。良い瞬間には多くのチャンスがありましたが、ゴールを決めきれなかった。前半にあと2、3点決めるべきでした」
「そして、悪い瞬間にはもっと冷静さを、そしてハングリー精神と熱意も持つ必要があります。僕らは代表チームのために、国のためにプレーしていて、もっとハングリー精神と熱意を持ってプレーしなければならない。この試合から学ばなければならないです」
なお、仲村は19日に行われるチャイニーズ・タイペイ代表との親善試合を経て、チームとともにASEAN選手権本大会へ臨むことになる。
千葉県出身の仲村は、地元クラブのVIVAIO船橋SCからジェフユナイテッド千葉U-18に加入。2013年にはU-17日本代表としてFIFA U-17ワールドカップに出場。ベスト16進出に貢献した。
その後、2015年にトップチームへ昇格したが、なかなか出場機会を得られず。この間にY.S.C.C.横浜、FC琉球への武者修行を経験し、2018年1月にはYS横浜へ完全移籍。その2019年にアルビレックス新潟シンガポールへ活躍の場を移すと、その翌年から同じシンガポールのタンピネス・ローバースFCでプレー。現在は4度のシンガポール・プレミアリーグ年間ベストイレブンに輝くなど、同国リーグで最高の選手に一人としての評価を確立している。
今年初めに家族とともにシンガポールの永住権を取得し、先月にはシンガポール国籍を取得した仲村。
12月8日に開幕する『ASEAN Mitsubishi Electric Cup 2024』に向けて小倉勉監督率いるシンガポール代表のトレーニングに参加し、先月には日本ツアーにも参加していたなか、今回のインターナショナルマッチウィークでは正式に同国代表の一員として招集されていた。
同試合後、仲村はシンガポール代表デビュー戦を振り返った。『ESPN』が伝えている。
「初戦に出場できて本当にうれしいです。ただ、このパフォーマンスに満足することはできません」
「特に(連続失点を喫した)後半の最初の10分。(なぜ)あのゴールを許したのか信じられなかったです」
また、早くも主力としての責任感を持つ28歳は、ASEAN選手権に向けてチームとして改善すべき点がいくつもあると感じている。
「小倉監督が言ったように、90分間には常に良い瞬間と悪い瞬間があります。良い瞬間には多くのチャンスがありましたが、ゴールを決めきれなかった。前半にあと2、3点決めるべきでした」
「そして、悪い瞬間にはもっと冷静さを、そしてハングリー精神と熱意も持つ必要があります。僕らは代表チームのために、国のためにプレーしていて、もっとハングリー精神と熱意を持ってプレーしなければならない。この試合から学ばなければならないです」
なお、仲村は19日に行われるチャイニーズ・タイペイ代表との親善試合を経て、チームとともにASEAN選手権本大会へ臨むことになる。
千葉県出身の仲村は、地元クラブのVIVAIO船橋SCからジェフユナイテッド千葉U-18に加入。2013年にはU-17日本代表としてFIFA U-17ワールドカップに出場。ベスト16進出に貢献した。
その後、2015年にトップチームへ昇格したが、なかなか出場機会を得られず。この間にY.S.C.C.横浜、FC琉球への武者修行を経験し、2018年1月にはYS横浜へ完全移籍。その2019年にアルビレックス新潟シンガポールへ活躍の場を移すと、その翌年から同じシンガポールのタンピネス・ローバースFCでプレー。現在は4度のシンガポール・プレミアリーグ年間ベストイレブンに輝くなど、同国リーグで最高の選手に一人としての評価を確立している。
仲村京雅の関連記事
▽Y.S.C.C.横浜は23日、MF仲村京雅(22)がアルビレックス新潟シンガポールに完全移籍することを発表した。
▽仲村は、千葉の下部組織で育ち、2015年にトップチームへ昇格。同年7月にYS横浜へと期限付き移籍。2016年に千葉へ復帰した後、同年9月にFC琉球へと育成型期限付き移籍し、2017年から再び期限付
2018.12.23 14:30 Sun
シンガポールの関連記事
国際親善試合の関連記事
記事をさがす
|
|
シンガポールの人気記事ランキング
1
小倉勉監督が率いるシンガポール代表がASEAN選手権へ最終調整「自分たちがどのような進歩を遂げたかを見せなければならない」
小倉勉監督が率いるシンガポール代表は、12月8日に開幕する『ASEAN Mitsubishi Electric Cup 2024』に向けて最後の準備期間を迎えている。『ESPN』がライオンズの現状を伝えている。 シンガポールは、今年12月から2025年1月にかけて開催されるASEAN選手権に向けて調整を進める。 今年6月に行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選で敗退したチームは、直近2度のインターナショナルマッチウィークでは従来の国際親善試合を行わず、9月は自国の強豪タンピネス・ローバースやマレーシアの強豪ジョホール・ダルル・タジムとの親善試合を実施。 さらに、10月には日本人指揮官の伝手を使って日本ツアーを実施し、FC東京、東京ヴェルディ、横浜F・マリノスというJ1の3クラブと対戦し、FC東京、横浜FMには大敗したものの、東京V相手に勝利を収めていた。 そして、ASEAN選手権に向けた最後の調整の場となる今回のインターナショナルマッチウィークではミャンマー代表、チャイニーズ・タイペイ代表との国際親善試合を戦う。 小倉監督は、日本ツアーを含めてここまで得た経験やチームとしての改善を今回の2試合で示し、良い形で本大会に臨みたいと考えている。 「ASEANのチームは今やすべてハイレベルです。それはミャンマーも例外ではなく、彼らは(W杯予選で)日本と対戦したときもかなりいいプレーをした。これは我々にとって非常に重要な良い準備になるはずです」 「これは(本大会前)最後のインターナショナルマッチウィークです。以前の期間では、強い相手と対戦しました。我々はトレーニングをし、チームミーティングを開き、さまざまな面で選手たちを準備してきました。次の2試合で、自分たちがどのような進歩を遂げたかを見せなければならない」 また、今回の2試合ではシンガポール・ナショナルスタジアムに多くのファン・サポーターが集うことが期待されるが、日本人指揮官は「特に数日前のトレーニングセッションでも、ファンが応援に来てくれてとても感謝しています。子供もいましたが、男性も女性も、あらゆる人が来てくれました」と感謝を示しつつも、シンガポールのナショナルチームとして国民が誇れるようなプレーを見せる責任があるとの決意を示した。 「我々はただ観戦に来てくれることを期待しているわけではありません。観戦に来てチケットを買ってもらえるような何かを見せなければなりません」 「闘志を見せなければならないですし、国に貢献したいという気持ちを見せ、スタジアムにもっともっと多くの人が来るようなサッカーをしなければなりません」 「次の2試合では、私も選手もファンにアピールできる何かを見せなければならないです」 なお、14日に行われたミャンマー戦では前半序盤に先制しながらも、後半序盤の連続失点によって逆転を許したが、後半の84分、89分の連続ゴールによって再逆転。課題は残しながらもスペクタクルな3-2の勝利によって、指揮官がチームに求めた気概を示している。 2024.11.15 06:00 Fri2
