「アタランタに夏には退団したいと伝えた」、ユーベ&プレミア勢関心のコープマイネルスが今夏ステップアップへ

2024.03.22 07:30 Fri
今夏ステップアップ明言のコープマイネルス
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今夏ステップアップ明言のコープマイネルス
ビッグクラブ注目のオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)は、アタランタに対して今夏の移籍希望をすでに伝えている。

2021-22シーズンからアタランタでプレーするコープマイネルス。ベルガモのクラブでは2シーズン連続でセリエA2桁得点を記録するなど攻撃的MFの印象が強いが、AZ時代には守備的MFやセンターバックでもプレーした攻守両面でハイクオリティを発揮できる万能型だ。

その左利きMFに関してはアタランタが5000万~6000万ユーロ(約80億5000万~96億6000万円)の強気な価格設定をしているが、ユベントスマンチェスター・ユナイテッドリバプールトッテナムという国内外のクラブがこぞって関心を強めている。
そういった中、インターナショナルマッチウィークで母国に帰国中の26歳は、オランダ『テレグラフ』のインタビューで今夏の去就に言及。ユベントスとプレミアリーグのクラブからの関心を認めると共に、すでにクラブに対して今夏の移籍希望を伝えてあることを明かした。

「アタランタに夏には退団したいと伝えた」
「昨シーズン、ナポリから具体的な関心があったけど、両クラブは合意に至らなかった。今年はオプションが検討されることを願っているよ。ガールフレンドと一緒にイタリアを楽しんでいるけど、イングランドのいくつかのクラブのためであれば、ずっと雨が降っても我慢するよ(笑)」

「ユベントスやプレミアリーグのクラブから関心について、何もニュースがないと言ったら嘘になる。僕自身もそういったニュースは読んだよ。アタランタでは素晴らしい時間を過ごしてきたし、彼らが高額な報酬を得られることを願っている」

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カリアリにアタランタから3選手が加入、DFゾルテアは完全移籍、MFアドポ、FWピッコリは買取OP付きのレンタル移籍に

カリアリは17日、アタランタからイタリア人DFナディル・ゾルテア(25)、フランス人MFミシェル・エンダリ・アドポ(23)、イタリア人FWロベルト・ピッコリ(23)の3選手を獲得したと発表した。 契約形態はゾルテアが2028年夏までの完全移籍。アドポとピッコリは買い取りオプションが付随した1年のレンタル移籍となる。 アタランタの下部組織出身である右サイドバックのゾルテアは、2019年にプロデビュー。その後はクレモネーゼやサレルニターナ、サッスオーロなどへのレンタル移籍を繰り返しており、昨シーズンは冬の移籍市場でフロジノーネへレンタルで加入すると主力に定着し、公式戦21試合出場2ゴール5アシストを記録した。 トリノのアカデミー出身であるアドポは、2020年にファーストチームデビューを果たすと、2023年にアタランタへ完全移籍。昨シーズンは多くの試合をベンチで過ごすこととなり、公式戦出場は11試合にとどまった。 190cmの高さを備えるピッコリは、13歳でアタランタのアカデミーに入団。2019年にファーストチームデビューを果たすと、その後はスペツィアやジェノア、エラス・ヴェローナ、エンポリ、レッチェと国内クラブでのレンタル移籍を繰り返していた。昨シーズンはレッチェで途中出場がメインながら、公式戦39試合6ゴール1アシストの成績を残している。 2024.07.18 09:05 Thu
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イタリア代表常連もナポリで控え…ラスパドーリが今冬移籍も? アタランタ&ローマが関心継続か

ナポリがイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)を手放す可能性もあるようだ。 ラスパドーリはイタリア代表に定着する万能アタッカーで、サッスオーロで脚光を浴びたのち、2022年夏にナポリ入り。加入初年度にセリエA優勝メンバーとなるも、ここまでおよそ2年半、一度も定位置を確保できていない。 今季も途中出場か90分間ベンチかで、リーグ戦の先発起用はたった2度。この冬に向け、アタランタ、ユベントス、ローマがラスパドーリ獲得のアイデアを保有と伝えられていた。 アルフレッド・ペドゥーラ氏の最新レポートいわく、ユベントスは去り、アタランタとローマが引き続きラスパドーリに関心。選手自身はイタリア代表における地位を守るため、プレータイム確保へ移籍を希望しているという。 ローマに関しては、ウズベキスタン代表FWエルドル・ショムロドフ(29)の放出話が進んでおり、これが成立なら前線にスペースが空くことに。ナポリは適切なオファーと判断すれば、完全移籍でもラスパドーリを放出するとされる。 2025.01.22 15:17 Wed

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