「細胞たちが疼き始めている」1年3カ月ぶりの日本代表復帰、長友佑都がアジアカップで感じたこと「元気ない。覇気がない」、「悪い時こそ必要だと思われる存在でいたい」

2024.03.19 06:45 Tue
1年3カ月ぶりに日本代表に復帰した長友佑都
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1年3カ月ぶりに日本代表に復帰した長友佑都
1年3カ月ぶりに日本代表に復帰したDF長友佑都(FC東京)が、改めて思いを語った。

18日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮代表戦に向けた連戦に向けトレーニングキャンプがスタート。初日は、12名が参加。5名はジムでのトレーニングメニューをこなしていた。
2022年のカタールW杯を最後に日本代表から遠ざかっていた長友。W杯ごには自身のキャリアについても考える時期があったとされるが、Jリーグで躍動している。

代表合流直前には今シーズン初ゴールを記録。良い状態での代表復帰となった長友は「みんなが揃っていないから、雰囲気というのもなかなか感じづらい部分もありますけど、僕自身は代表が久しぶりで、今日も4時か5時ぐらいに目が覚めて、細胞たちが疼き始めています。とりあえず一旦落ち着けと細胞たちに言いました。それぐらい僕は楽しみで仕方がないです」とコメント。改めて、日本代表への思いを感じたという。

日本代表のトレーニングウェアに袖を通した感想は「八咫烏さんとは縁があるなと思いますし、不思議なことにこうやって厳しい戦いの中で帰ってこれたということ、また日の丸を背負える誇りというのが湧いてきます」と語り、並々ならぬ決意があるようだ。
長友は日本代表通算142試合に出場。歴代1位の遠藤保仁(ガンバ大阪コーチ)は152試合に出場しており、あと10試合で並ぶこととなる。長友は「ヤットさんには、常にヤットさんを超えたいと言っていました。もちろん目指します」とコメント。152試合の記録更新を誓った。

今回の招集については「問題があるから呼ばれたという認識はないです」と語る長友。「ただ、自分がFC東京でピッチの上でやっていることが評価されたこと。経験は誰よりもしてきている部分があるので、そういうところも含めて呼ばれたとは思っています」と、今シーズンのパフォーマンスが影響したと考えていると明かした。

ただ、この1年間はクラブに集中。自身が関わらなかった時期の森保ジャパンについては「長い4年間の中で良い時だけじゃなく難しい時は絶対来るなと。自分が呼ばれる、長友が必要だと言われる時のために準備してきました」と、いつ呼ばれても良いようにしていたとコメント。「これまでの代表も15年間プレーさせてもらいましたけど、良い時だけじゃなく、苦しい時も盛り上げるメンタルの強さを自分自身も感じています。メンタリティは誰よりも強いとは言わないですが、コントロールはできるなと経験上思うので、悪い時こそ長友が必要だと思われる存在でいたいですし、今回もそういう存在でいたいと思います」と、必要としてくれたチームに、しっかりと還元したいと意気込んだ。

日本代表デビューは2008年5月。今年9月には38歳になる長友だが「正直、誰よりも若いと思っています。実際にコンディションも良いし、走れているし、そういった面でも20代の時のようなコンディションを感じています」と、感触は良いという。「年齢は今年38になりますけど、ただの数字というか、動けているからこそ今回呼んでもらえたと思います。僕の方がむしろ若いと思います笑」と語り、若い選手も多いチームの中でも、自分が一番若いと感じているようだ。

長友にとっての日本代表は「代表にくると疲れも吹っ飛ぶ」という存在に。「今日は試合後の2日目で、結構2日目は疲労が出たりしますが、ここに来た瞬間に一気に飛びました。意識とか気持ちは改めて大事だなと感じさせてもらえたなと思います」と、モチベーションが上がった状態になることは大事だという。

2026年大会に出場すれば5回目のW杯となる長友だ、「僕は行きます。それは自分の中で決めています」と宣言。「そこから逆算して色々とやっています。もちろん決めるのは森保さんなんですけど、自分のイメージの中では行くという事を決めています。そのために努力している部分もあります」と語った。ただ、「こうやって偉そうに言っていたら、また批判されて叩かれますが、それをエネルギーにして這い上がります」と長友節を披露し、またしても自分にプレッシャーを掛けることで、エネルギーを生み出しているようだ。

アウェイでの北朝鮮戦は13年ぶり。当時から日本代表としてプレーしていた長友だが、実は北朝鮮との対戦経験がない。

「前回僕が行ったみたいな感じでみんな思っていたみたいなんですけど、行ってないんですよね(笑)。選手たちも教えてくださいって言うんですけど、僕行ってないんです(笑)」

前田遼一さんとかスタッフで行った方がいるので、情報収集しています。色々と経験してきたので、どんな相手だろうが、どんな過酷な場所だろうが、自分はやれるなと自信を持っています」

「気持ちだと思います。ここで気持ちがちょっとわからない状況、精神面を崩されるとチームに影響して崩れるので、強い気持ちは保ちたいです。1人元気な奴がいたら、それが伝染すると思うので、そういう人でありたいなと思います」

百戦錬磨、クラブレベルでも、日本代表でも多くの経験をしてきた長友。ベスト8で敗退したアジアカップについては「元気ないなと。覇気がないと」とコメント。「アジアカップまでみんな生き生きしてて、躍動してて、意欲も覇気もあって、この代表本当に強いなと見ていましたけど、アジアカップでは覇気がなかったです」と、感じる熱量がなかったという。

「何が影響したのかは分からないですけど」と語る長友だが、「そういうのも1つ歯車があえばガラッと変わりますし、逆に1つでも歯車が噛み合わないとアジアでも勝てなくなる」とし、チームというのは怖さもあります。良い雰囲気、勝つチームの雰囲気というのは4回のW杯とかで根拠が自分の中にあるので、その雰囲気を作っていきたいです」

日本では連日MLBのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手が韓国で開幕を迎えることで話題に。

長友も「僕も日本にいるのでテレビをつけると大谷さんのニュースばかりで、サッカーも取り上げてもらいたいなと思いますけど、それには僕たちが結果を残さなければいけないですし、取り上げたいとメディアの皆さんに思ってもらえる存在、キャラクターでなければいけないと思います。そこはしっかりと日本代表として結果を出して、自分もそういう存在になれるように頑張ります」と語り、活躍を誓った。

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日本代表DF冨安健洋(アーセナル)が、シリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 3バックの一角で先発出場し、後半は右サイドバックに入った冨安。試合を振り返り、「勝てて良かったです」と6戦全勝で終われたことを喜んだ。 3バックについては「ビルドアップのところでもノッキングはなかったですし、個人的にもやりやすくやれました」と一定の手応えがあったとのこと。同サイドのMF堂安律については「守備のところでできるだけ律を前に出してやりたいという気持ちもありましたし、それはできたと思います」と語り、「律も勝手に行ってくれるので、後ろを調節して、ポジティブな内容だったと思います」と、コンビネーションでも上手くバランスを取ってやれたようだ。 後半はDF伊藤洋輝を入れて4バックの関係になったが、「選手を入れ替えて、特徴的に4枚に見えたと思いますけど、ビルドアップの時は4とか3は相手を見て変えました」と、相手の動きに合わせて、立ち位置を変えていたという。 また「前半上手くいっていたので、4だから、3だからとあまり変わらないようにと後ろでは喋っていっていました。立ち位置のところは相手を見ながら意識してやりました」と、ピッチ上でしっかりと判断し、上手く対応したと振り返った。 どちらのシステムもプレーした冨安は「個人的に言えば、前半の方がやりやすさがありました」と、[3-4-2-1]に手応えがあったとし、「後半は立ち位置のところでは有効的ではなかったかなと思います」と、少し後半は問題を抱えていたという。 具体的には[4-4-2]の相手に対し「埋めるべきスペースがあって、それを全員が共有できているわけではないです」と、コメント。「ただ、このチームが求められていることでもないので、選手との関係で調整していく感じですね」と振り返り、チームとして上手くポジションを取り切れなかったとした。 MF遠藤航が途中交代したことで、キャプテンマークを巻くこととなった冨安。「特にはないです笑」と、特別な感情はなかったとしたが「年齢的に上になって来ていますし、代表だけでなくアーセナルでも。もう若くないなと思っています」と、そういった役割を担う年齢になっていることを感じているという。 アジアカップでは苦戦した日本。最終予選ではその苦しんだ相手たちとの対戦が待っている。 「まずはしっかり無失点で2次予選を終えられたことはポジティブです」と語った冨安は、「最終予選はレベルが数段上がると思うので、また集まったときにしっかり勝てる準備をしたいですし、それぞれ自分のチームでの時間の方が長いので、出場時間を伸ばすだったり、体調を整えたりすることが大事ですね」と、良いコンディションで9月を迎えることが大事だとした。 現在の日本代表は、ディフェンスラインは海外組ばかり。今回のメンバーは、DF長友佑都(FC東京)以外は全員海外組。長友も長らくヨーロッパでプレーしたため、カタールでプレーするDF谷口彰悟以外は高いレベルを経験した選手ばかりだ。 冨安はディフェンスラインについて「間違いなく厚みはできていると思います」と、選手が揃っているとコメント。「今までの代表だと前の選手のタレントが見られがちでしたけど、今はチーム全体的にどのポジションにも良い選手たちがいることは間違いなく良いことです」と、守備の選手たちを含め、チーム全体の個々のクオリティが上がっているとした。 2024.06.12 06:45 Wed
11日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の日本代表vsシリア代表がエディオンピースウイング広島で開催される。 すでに2次予選を突破している日本。5連勝、5試合連続クリーンシートとここまでほぼ完璧な結果を残している。 6日に行われたミャンマー代表戦では[3-4-2-1]の新たなシステムを試し、0-5で勝利。新しいオプションにすべく、シリア戦でも[3-4-2-1]のシステムで臨むこととなった。 GKには本拠地でもある大迫敬介(サンフレッチェ広島)が起用され、3バックにはDF冨安健洋(アーセナル)、DF板倉滉(ボルシアMG)、DF町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)が並んだ。 ボランチにはMF遠藤航(リバプール)とMF田中碧(デュッセルドルフ)が入り、MF堂安律(フライブルク)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)がウイングバック、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF南野拓実(モナコ)がインサイドハーフと予想。トップにFW上田綺世(フェイエノールト)が入った。 なお、DF長友佑都(FC東京)、FW前田大然(セルティック)、MF鈴木唯人(ブレンビー)がメンバー外となった。 ◆スタメン GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) DF 冨安健洋(アーセナル) 板倉滉(ボルシアMG) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ) MF 遠藤航(リバプール) 田中碧(デュッセルドルフ) 堂安律(フライブルク) 中村敬斗(スタッド・ランス) 久保建英(レアル・ソシエダ) 南野拓実(モナコ) FW 上田綺世(フェイエノールト) ◆控え GK 前川黛也(ヴィッセル神戸) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 谷口彰悟(アル・ラーヤン/カタール) 伊藤洋輝(シュツットガルト/ドイツ) 橋岡大樹(ルートン・タウン/イングランド) 菅原由勢(AZ/オランダ) MF 守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 鎌田大地(ラツィオ/イタリア) 相馬勇紀(カーザ・ピア/ポルトガル) 旗手怜央(セルティック/スコットランド) 川村拓夢(サンフレッチェ広島) FW 小川航基(NECナイメヘン/オランダ) ◆メンバー外 DF長友佑都(FC東京) MF鈴木唯人(ブレンビー/デンマーク) FW前田大然(セルティック/スコットランド) 2024.06.11 18:33 Tue
6日のミャンマー戦(ヤンゴン)を5-0で圧勝した日本代表。その後、バンコク経由で帰国し、7日からは広島入り。11日の次戦・シリア戦に向けて調整を行っている。 前回の試合でベンチ外となった長友佑都(FC東京)と久保建英(レアル・ソシエダ)の試合出場は微妙な情勢だが、冨安健洋(アーセナル)の方は復帰。森保一監督が攻撃的3バックのテストを続けると見られるため、彼が最終ラインに陣取る可能性が大だ。 ボランチは遠藤航(リバプール)と田中碧(デュッセルドルフ)のコンビが濃厚だが、地元・サンフレッチェ広島所属の川村拓夢もどこかでチャンスが与えられるのではないか。 9日のYBCルヴァンカップでFC東京を下した広島のミヒャエル・スキッベ監督も「拓夢と大迫(敬介)の2人にはぜひ本拠地で試合に出てほしい。前日練習に招かれているので、森保監督に直接お願いしてみようかな」と出場を熱望する。もちろん試合展開にもよるが、前回同様、後半からの登場が有力視される。 「個人的には良いパフォーマンスができなかった。もっと出して入っていくところであったり、ポケットに入っていく回数を増やしていかないといけない。そういった回数を多くできるのが僕の良さ。今回のプレーは正直、誰でもできるというか、僕を選んでもらったからには、僕のプレーをしたかった」と川村はミャンマー戦後に反省の弁を口にした。 悔恨の念は帰国してから日に日に強まっているようだ。ボランチコンビを組んだ守田英正(スポルティングCP)が「(拓夢は)すごい自重していたというか、下がり過ぎていた。もっとシュートを打っていいし、30mくらい離れていても全然決められる。左利きで素晴らしいキックを持っているところは碧とか航、僕にはない。もっともっと見たいですよね」と要望を出したのを受け、本人も「その通り」と苦渋の表情を浮かべた。「アンパイなプレーじゃダメ。もっと自己中になってもいいので、自分の良さを出していきたい」と彼は自らを鼓舞するように語気を強めた。まだ代表キャップ数2という駆け出しだが、だからこそ、失うものは何もない。スキッベ監督が「拓夢は日本サッカーの未来を担うような選手」と太鼓判を押しているように、ワールドクラスのスケール感とポテンシャルは間違いないのだから、それを思い切って発揮すればいいのだ。 川村のマイナス面は年代別代表で国際舞台に立った経験が少ないこと。日の丸を背負った時には想像以上の重圧を感じるのかもしれない。そういうメンタル的な課題を乗り越えることが2026年W杯出場への第一歩。そろそろ弱気の虫は一層してほしい。 そのうえで、本人も語っているように、3列目からガンガン飛び出して、ゴール前に入っていく仕事を増やしたいところ。ダイナミックなアップダウンを繰り返し、攻守両面に迫力を持って絡める強みを押し出せるようになれば、遠藤、田中、守田とは異なるタイプの大型ボランチとして輝けるはず。地元での重要ゲームでその布石を打つべきだ。 「広島のサポーターの方も、サンフレッチェの選手がピッチに立ったところをすごく見たいと思っているので、その期待に応えられるようにしたい。僕自身、サンフレッチェを見て育ったし、森保監督がいて3連覇した時も今のスタジアムはできていなかったんで、あのピッチに立てていることにすごく感謝している。日本代表としてそこでプレーできるのは大きなことだと思います」と本人もエディオンピースウイング広島で初の代表戦に向けて気持ちを高めている。 とにかく川村にはゴールに直結するプレーを強く求めたい。今季はまだ2点とゴール数が伸びていないが、2023年6月の京都サンガ戦で奪った得点シーンのように、ハーフウェーライン手前でボールを奪って一気にドリブルで持ち上がり、フィニッシュを決めるだけの推進力と決定力を備えている。 森保監督も「拓夢は守備から攻撃に移った時のダイナミックな動きから、自らペナルティボックスに入っていけるし、ミドルシュートも打てる」と絶賛していたが、伝家の宝刀を故郷でのシリア戦で抜いてくれれば、まさに理想的。川村拓夢の存在価値を確実に高めることにつながるはずだ。 昨年までは海外移籍を考えることは皆無に近かったというが、これだけ欧州組がズラリと並ぶ場所に来れば、「自分ももっと高いレベルに辿り着きたい」と感じるようになるのも当然のこと。先月には上田綺世(フェイエノールト)や鈴木唯人(ブレンビー)の代理人と契約。いよいよ世界へ踏み出す態勢を整えつつある。 もちろん、日本代表に定着しなければ、そういった野心も現実にはならない。もちろん本人も今季広島でJ1タイトル、AFCチャンピオンズリーグ制覇を目指して戦っているが、ステップアップした彼の姿も見てみたい。シリア戦で「これほどの選手なら欧州へ行くのも仕方ない」と人々を納得させる形が一番いいだろう。 いずれにせよ、見る者を驚かせるほどのインパクトを次こそは残すべき。ミャンマー戦の反省を生かすタイミングは今しかない。 <hr>【文・元川悦子】<br/><div id="cws_ad">長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。 2024.06.11 12:00 Tue
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東京ヴェルディとの試合を行うために来日したレアル・ソシエダ。28日には試合前日のトレーニングを行った。 25日にラ・リーガ最終節を戦い、27日に来日。ハードなスケジュールの中での来日となったが、選手たちはリラックスムードでトレーニングに臨んだ。 トレーニング前にはメディアの取材にイマノル・アルグアシル監督、そして日本代表MF久保建英らが応対。その中で、珍しい人物からの質問が巻き起こった。 そこにいたのはAZでプレーする日本代表DF菅原由勢。6月の北中米ワールドカップ予選に向けたメンバーにも選ばれている菅原は、東京Vvsソシエダの特別解説と独占放送する『ABEMA』で務めることとなる。 練習場に現れた菅原は自ら挙手。「ABEMA TVの解説の菅原と申します」と挨拶。普段から仲の良いはずだが久保は「初めまして」と挨拶を返した。 菅原は何を質問するかと思いきや「喋りがいつも達者なのに、ちょっと呂律が回っていない部分もあって、やはり時差ボケを感じられていますか?」と質問。久保は「時差ボケもそうですけど、ちょっと久しぶりの日本で興奮してあまり寝られなかったというのもあるかもしれないです」と回答。菅原は「まだまだ若いっすね」と返答していた。 ファンは「真剣な顔で受け答えしてるの草」、「解説が楽しみ」、「菅原面白いな」、「クセ強いな」とコメント。2人の仲の良い部分が垣間見れることとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】“解説者”菅原由勢が久保建英に質問したことは?</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">(@RealSociedad_JP) <a href="https://twitter.com/RealSociedad_JP/status/1795390922873766333?ref_src=twsrc%5Etfw">May 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.28 23:15 Tue
26日、高円宮記念JFA夢フィールドにて「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」が開催された。 キリンホールディングス株式会社と日本サッカー協会(JFA)が共同で開催したイベント。「年齢、性別、サッカー経験や障がいの有無にかかわらず、大人も子どもも一緒に楽しめる」ウォーキングフットボールイベントとして、「キリンファミリーチャレンジカップ」を開催した。 イベント当日は0歳〜70代まで、合計251名の方が参加。イベントには、日本代表MF南野拓実(モナコ)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)、なでしこジャパンDF清水梨紗(ウェストハム)、U-23日本代表GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)もゲストとして参加した。 イベントでは、ウォーミングアップを兼ねて、EXILE TETSUYAさん監修のもとJFAが開発した「クラッキ!ダンス」を選手や参加者全員で実施。その後に実際の試合を行った。 251名が32チームに分かれて参加。5人制でGKなしのウォーキングフットボールを実施。幅広い年代で構成されたそれぞれのチームが思い思いのゴールパフォーマンスを考え、ゴール後には渾身のパフォーマンスを披露していた。 ゲスト参加した選手たちは、イベントを終えてそれぞれコメントしている。 南野は今回のイベントについて「子どもから大人まで皆さんで、サッカーを通じて楽しい時間を共有できたことはとても良かったです。自分も皆さんからパワーをもらいました」とコメント。中村は「さまざまな方と交流ができて、コミュニケーションをはかれたのでとても楽しい時間を過ごせました」と振り返った。 清水は「年代問わず家族全員で参加できるなど、いつものサッカーにはない楽しさがあったので、自分も楽しみながらプレーができました」と感想を述べ、小久保は「小さい子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、一つになって楽しむことができたので、いつものサッカーとは違う感覚でプレーできました。皆さんからエネルギーをもらえたのでとても楽しかったです」と、多くの人と交流したことでパワーをもらえたとした。 改めて、今回のイベントについて南野が振り返り、全国的に広がってほしいとした。 「キリンさんが行っているこのイベントは、いろいろな方たちとボールを通じて触れ合える、素晴らしい企画だと思います」 「ウォーキングフットボールという色々な年齢の方とプレーができる、素晴らしいアイデアだと思うので、これがどんどん全国に広まっていけば良いと思いますし、今後も機会があれば自分も参加させていただきたいと思います」 <span class="paragraph-title">【写真】「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」の様子</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw0.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:JFA 2024.05.28 21:15 Tue
29日、東京ヴェルディと対戦するレアル・ソシエダが前日トレーニングを行った。 26日にラ・リーガ最終節を行ったソシエダ。6位でフィニッシュし、来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得。シーズン最後の試合として来日し、国立競技場で東京Vと対戦。イマノル・アルグアシル監督と日本代表MF久保建英がトレーニング前にメディアの取材に応じ、パリ・オリンピックについて語った。 久保はパリ・オリンピック世代の1人だが、オリンピックは招集に強制力が無い大会であり、国際サッカー連盟(FIFA)のルールとしてクラブは派遣義務はない。そして、ソシエダは久保を派遣しないことを決断した。 オリンピックに関しては、東京オリンピックに出場していた久保。今回のパリ・オリンピックに出られないことについて言及した。 「そもそもみんなで話して決まった結論なので、特に僕からは。僕がどうしても行きたかったとかそういう話しもないですし。クラブが大前提として、難しいよっていうので僕も納得してるって感じですね」 メダルを目指すU-23日本代表としては久保がいるかいないかでは大きな違いもあるが、1つ上の世代や日本代表に入ってからはこの世代で久保はプレーしていないのも事実。いないことももちろん想定されての活動を続けてきた。 また、イマノル監督は今回オリンピックに派遣しないことについては「私は何も言っていない。クラブの判断だ」とコメント。自身は決断には関与していないとした。 一方で、クラブが派遣しないことを決めたことにより、新シーズンに向けては良い影響もあると語った。 「クラブにとっても非常にありがたいことで良い影響がある。シーズンを通して激しい試合があり、疲労が溜まってしまうシーズンだったので、今回休みをもらえるということはクラブにも良い影響がある」 「彼の直向きさ、休むことを必要としないという心構えがあるので、疲労は懸念しなければいけない」 「今回オリンピックに出場しないことが決まっているというのは、クラブとしてはしっかりと休みを与えることになるため、良いプレシーズンを迎えられると思う」 今シーズンはコンディション面で苦しむ場面もあった久保だが、6月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選が終われば休暇に入ることができる。新シーズンさらに躍動するため、英気を養ってもらいたいものだ。 <span class="paragraph-title">【動画】来日した久保建英らソシエダの選手たち</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://t.co/RPJb7Fh4d4">pic.twitter.com/RPJb7Fh4d4</a></p>&mdash; Real Sociedad Fútbol (@RealSociedad) <a href="https://twitter.com/RealSociedad/status/1795146116675129808?ref_src=twsrc%5Etfw">May 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.28 19:25 Tue
6月6日のアウェー・ミャンマー戦と11日の広島でのシリア戦に臨む日本代表26人が昨日24日に発表された。すでに2次予選は突破が決まっているため、国内組を中心にチームを作るプランもあったかもしれないが、森保一監督は海外組も含めてほぼベストメンバーを招集した。何事にも万全を期す、森保監督らしい人選と言える。 GKの前川黛也、大迫敬介、谷晃生の3人は順当なところ。3人とも今シーズンのJ1リーグで実力を証明している。鈴木彩艶と小久保怜央ブライアンはしばらく五輪に専念という事情もある。これまでの出場数では大迫がリードしているが、前川と谷には高いレベルでのポジション争いを期待したい。 DF陣については、パリ五輪のOA枠候補として名前のあがっている板倉滉と町田浩樹、谷口彰悟だが、「現段階で森保監督にOA枠について伝える状況ではない。できればU-23の話は(メンバー発表の)30日にまた発表させていただきます」と山本昌邦NTDは話すにとどめた。 長友佑都に関しては、3月の北朝鮮戦に続いての招集だが、その理由は当時と変わらないだろう。森保監督は「まずはプレーヤーとして選んだ」と言うものの、彼のファイティングスピリットとムードメーカーとしての精神的支柱を期待しての招集だろう。 逆に右SBの主力選手と思われていた毎熊晟矢がメンバー外になった。その理由を森保監督は「コンディションを見ながら決めさせていただいている。代表は約束された絶対な場所ではない」と明かした。1月のアジアカップで精彩を欠いた菅原由勢の奮起を期待する部分もあるのではないだろうか。 攻撃陣では北朝鮮戦で復帰し決勝ゴールを決めた田中碧に続き、ラツィオで復活した鎌田大地の復帰も明るい材料と言える。3月に続いての代表となる小川航基も楽しみな存在だ。上田綺世とのポジション争いに期待したい。 一方で残念なのは、まだ負傷が癒えていない三笘薫と、スピードスター伊東純也の招集が見送られたことだ。負傷の三笘は仕方ないとして、伊東に関しても「結論から言うと3月と状況が変わらないし、彼のために招集しませんでした。彼がスタッド・ランスでプレーしているところは日頃から確認していて、確実に戦力になるのは評価している。ただ3月と同じで、代表として来る場合、彼にプレッシャーがかかることが起こりえる」と、サッカー以外で注目を集めてしまうことを懸念しての招集断念であると話した。 彼ら2人の代わりと期待されているのが相馬勇紀であり前田大然、中村敬斗だろうが、まだ絶対的な存在にはなれていない。ここらあたりが森保ジャパンの悩ましいところであり、アジアカップでベスト8止まりに終わった一因ではないだろうか。 最後に久保建英と鈴木唯人に関しては「長い時間をかけてU-23(パリ五輪)の招集をクラブとやりとりしてきました。その中で鈴木と久保はFIFAルールで招集できない。クラブができない」(山本NTD)ということから、招集に強制力のあるA代表の活動に専念するようになった。 リーグ戦とカップ戦に加え、久保はCLも戦っただけに、オフをしっかり取って休養することも必要だろう。6月の2試合は、いわば消化試合のようなもの。くれぐれもケガには細心の注意を払ってもらいたい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.05.25 18:00 Sat
FC町田ゼルビアから史上初となる日本代表選手が誕生した。 24日、日本サッカー協会(JFA)は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選のミャンマー代表戦、シリア代表戦に臨む日本代表メンバーを発表した。 9月から始まるアジア最終予選に向けた大事な2試合。すでに2次予選を突破している中、FC町田ゼルビアのGK谷晃生が2023年2月以来の復帰となった。 ガンバ大阪時代に招集を受けていた谷。東京オリンピック世代でもあり、日本の守護神候補でもあった中、2023年8月にベルギー2部のデンデルへ期限付き移籍。今年1月に町田へ期限付き移籍で加入することとなった。 町田では正守護神となり、ここまで明治安田J1リーグで14試合に出場。チームはリーグ最少タイの11失点で、初のJ1挑戦ながら首位に立っている。 チームの首位に大きく貢献している谷は、クラブを通じてコメントしている。 「昨年の3月以来のSAMURAI BLUE(日本代表)メンバーに選出していただき非常に嬉しく思うと共に、より危機感と責任感を持って取り組んでいきたいです」 「そして家族・チームメイトやスタッフ・チーム関係者含め沢山の方々へ改めて感謝をしたいと思います。FC町田ゼルビアからSAMURAI BLUE(日本代表)への選出が初めてということで、町田を代表してプレーしてきます」 2024.05.24 18:10 Fri

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愛媛FCは3日、ヴィッセル神戸からMF浦十藏(20)が育成型期限付き移籍で加入すると発表した。背番号は「38」を着用する。 移籍期間は2025年1月31日まで。加入期間中、神戸との公式戦には出場できない。 サガン鳥栖の下部組織出身である浦は、2023年に東福岡高校から神戸へ入団。同年3月にプロデビューを果たした。 神戸では厳しいポジション争いもあり、出場機会を掴めず。2年目となる今シーズンも、YBCルヴァンカップでの2試合の出場にとどまっていた。 武者修行へ出ることが決まった浦は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆愛媛FC 「初めまして。ヴィッセル神戸から加入することになりました、浦十藏です!じゅうぞうと呼んでください!自分のスピードやドリブル突破を武器に愛媛FCのJ1昇格に貢献出来るように全身全霊で頑張ります!応援よろしくお願いします!」 ◆ヴィッセル神戸 「この度、愛媛FCに移籍することになりました。自分が成長するために考えた結果、この決断に至りました。チームに貢献できていない悔しさもありますが、絶対にヴィッセル神戸に貢献できるような選手になって、また優勝の景色を見られるように必ず成長して帰ってきます。短い間でしたが、ありがとうございました。引き続き、応援よろしくお願いします」 2024.07.03 10:20 Wed
水戸ホーリーホックは2日、ヴィッセル神戸からMF櫻井辰徳(21)が育成型期限付き移籍で加入すると発表した。背番号は「47」を着用する。 移籍期間は2025年1月31日まで。加入中、神戸との公式戦には出場できない。 櫻井は2021年に前橋育英高校から神戸に入団すると、同年にプロデビュー。2022年からの2年間は、徳島ヴォルティスに育成型期限付き移籍で加入しており、一定の出場機会を得ていた。 今シーズンから神戸に復帰。しかし、J1王者のチームでは出場機会を掴めず、今シーズンはYBCルヴァンカップ1試合の出場にとどまっていた。 再び武者修行へ出ることが決まった櫻井は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆水戸ホーリーホック 「ヴィッセル神戸から移籍してきました、櫻井辰徳です。水戸ホーリーホックの力になれるように精一杯頑張ります。よろしくお願いします」 ◆ヴィッセル神戸 「水戸ホーリーホックに移籍することになりました。今年から神戸に復帰して、すごくレベルの高い環境で半年間やらせてもらい、まだまだ自分が力不足だと感じました。しっかり試合に出て成長できるように頑張ってきます。神戸のリーグ優勝を応援しています」 2024.07.02 16:25 Tue
湘南ベルマーレは2日、MF阿部浩之とMF小野瀬康介の負傷を報告した。 阿部は6月27日に内視鏡下、右ヒザ関節内遊離体摘出術。6月26日に行われた明治安田J1リーグ第20節の川崎フロンターレ戦で負傷交代の小野瀬は左大腿二頭筋損傷と診断された。 阿部は今シーズン、J1で16試合1得点を記録し、YBCルヴァンカップでも1試合に出場。小野瀬はJ1で5試合1得点、天皇杯でも1試合でプレーしている。 2024.07.02 13:29 Tue
浦和レッズは2日、ギリシャ1部のアリス・テッサロニキへ期限付き移籍していたスウェーデン人MFダヴィド・モーベルグ(30)と、双方合意の下で契約解除に至ったと発表した。 モーベルグはスウェーデンのヨーテボリやサンダーランド、キルマーノック、ノアシェラン、スパルタ・プラハと様々なクラブでプレー。2022年1月に浦和へ完全移籍で加入すると、初年度は明治安田生命J1リーグで20試合8得点、YBCルヴァンカップで3試合、天皇杯で1試合に出場した。 しかし、昨シーズンは公式戦15試合の出場に終わるなど出番が減少。昨年7月に、アリス・テッサロニキへの期限付き移籍が発表された。 アリス・テッサロニキでは、2023-24シーズン公式戦17試合に出場。序盤は主力としてプレーするも徐々に出場機会を減らし、後半戦はほとんどプレーしないままシーズンを終えていた。 2024.07.02 13:20 Tue
FC町田ゼルビアのU-23日本代表FW平河悠(23)に対して、イングランドから関心が寄せられているという。 平河は佐賀県出身で、佐賀東高校から山梨学院大学へと進学。2023年に町田に加入した。 特別指定選手時代から出場機会を得ると、プロ1年目の2023シーズンはJ2で35試合に出場し6得点を記録。チームのJ2優勝、J1昇格に貢献すると、今シーズンは明治安田J1リーグで17試合に出場し2得点を記録している。 パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表入りも期待される平河だが、チャンピオンシップ(イングランド2部)のブリストル・シティが関心を寄せているという。 イギリス『ブリストル・ライブ』によると、ブリストルは買い取りオプション付きのレンタル移籍での獲得を画策中とのこと。テニカルディレクター(TD)を務めるブライアン・ティニオン氏が、6月に入って言及した選手の1人とのことだ。 また、期待されているのは平河のスピードとのこと。2023-24シーズンは相手の守備を打開するのに苦労したチームは、ドリブルで突破可能な平河に注目しているという。 チャンピオンシップでは、2023-24シーズンは日本代表DF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)、MF三好康児(バーミンガム・シティ)、MF坂元達裕(コヴェントリー・シティ)が日本人としてプレー。しかし、ハダースフィールドとバーミンガムはEFLリーグ1(イングランド3部)に降格したため今季はプレーせず。一方で、プレミアリーグから降格したルートン・タウンに日本代表DF橋岡大樹が所属している。 2024.07.02 07:55 Tue

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日本代表メンバー発表も伊東純也と三笘薫の名前は……/六川亨の日本サッカー見聞録

6月6日のアウェー・ミャンマー戦と11日の広島でのシリア戦に臨む日本代表26人が昨日24日に発表された。すでに2次予選は突破が決まっているため、国内組を中心にチームを作るプランもあったかもしれないが、森保一監督は海外組も含めてほぼベストメンバーを招集した。何事にも万全を期す、森保監督らしい人選と言える。 GKの前川黛也、大迫敬介、谷晃生の3人は順当なところ。3人とも今シーズンのJ1リーグで実力を証明している。鈴木彩艶と小久保怜央ブライアンはしばらく五輪に専念という事情もある。これまでの出場数では大迫がリードしているが、前川と谷には高いレベルでのポジション争いを期待したい。 DF陣については、パリ五輪のOA枠候補として名前のあがっている板倉滉と町田浩樹、谷口彰悟だが、「現段階で森保監督にOA枠について伝える状況ではない。できればU-23の話は(メンバー発表の)30日にまた発表させていただきます」と山本昌邦NTDは話すにとどめた。 長友佑都に関しては、3月の北朝鮮戦に続いての招集だが、その理由は当時と変わらないだろう。森保監督は「まずはプレーヤーとして選んだ」と言うものの、彼のファイティングスピリットとムードメーカーとしての精神的支柱を期待しての招集だろう。 逆に右SBの主力選手と思われていた毎熊晟矢がメンバー外になった。その理由を森保監督は「コンディションを見ながら決めさせていただいている。代表は約束された絶対な場所ではない」と明かした。1月のアジアカップで精彩を欠いた菅原由勢の奮起を期待する部分もあるのではないだろうか。 攻撃陣では北朝鮮戦で復帰し決勝ゴールを決めた田中碧に続き、ラツィオで復活した鎌田大地の復帰も明るい材料と言える。3月に続いての代表となる小川航基も楽しみな存在だ。上田綺世とのポジション争いに期待したい。 一方で残念なのは、まだ負傷が癒えていない三笘薫と、スピードスター伊東純也の招集が見送られたことだ。負傷の三笘は仕方ないとして、伊東に関しても「結論から言うと3月と状況が変わらないし、彼のために招集しませんでした。彼がスタッド・ランスでプレーしているところは日頃から確認していて、確実に戦力になるのは評価している。ただ3月と同じで、代表として来る場合、彼にプレッシャーがかかることが起こりえる」と、サッカー以外で注目を集めてしまうことを懸念しての招集断念であると話した。 彼ら2人の代わりと期待されているのが相馬勇紀であり前田大然、中村敬斗だろうが、まだ絶対的な存在にはなれていない。ここらあたりが森保ジャパンの悩ましいところであり、アジアカップでベスト8止まりに終わった一因ではないだろうか。 最後に久保建英と鈴木唯人に関しては「長い時間をかけてU-23(パリ五輪)の招集をクラブとやりとりしてきました。その中で鈴木と久保はFIFAルールで招集できない。クラブができない」(山本NTD)ということから、招集に強制力のあるA代表の活動に専念するようになった。 リーグ戦とカップ戦に加え、久保はCLも戦っただけに、オフをしっかり取って休養することも必要だろう。6月の2試合は、いわば消化試合のようなもの。くれぐれもケガには細心の注意を払ってもらいたい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.05.25 18:00 Sat
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長友佑都が目指すべき存在、衰え見せなかった“鉄人”ハビエル・サネッティ

長年トップレベルで変わりないパフォーマンスを披露し続けることが困難なサッカー界。しかし、中には次々と出てくる若き才能に負けず、そのポジションを守り続ける男もいる。 Jリーグでは、先日53歳でJ1出場を果たした三浦知良(横浜FC)という偉大なレジェンドがいる一方で、出場機会を求めてJ1の舞台からJ2へと40歳で移った遠藤保仁(ジュビロ磐田)もいる。 日本代表に目を向ければ、2010年の南アフリカ・ワールドカップから2014年のブラジル大会、2018年のロシア大会と3大会連続でレギュラーとしてプレーし、今なお日本代表に呼ばれているDF長友佑都(マルセイユ)が居る。後輩たちの突き上げにも負けない意欲を見せており、34歳にして新たなリーグに挑戦する。 その長友が尊敬してやまない男も、また長年ポジションを守り続けてきた。元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティだ。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆ネッラズーリの永遠の背番号「4」 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Zanetti5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1995年に母国アルゼンチンのバンフィエルドからインテルに加入したサネッティは、2014年に現役を引退するまでの約20年間を「ネラッズーリ(青と黒)」に捧げ、クラブ歴代最多の公式戦出場858試合の記録を保持している。 1999年からはキャプテンを務めると、強烈なキャプテンシーでチームをまとめ上げ、インテルでは5回のセリエA制覇、4度のコッパ・イタリア優勝を経験。2009-10シーズンにはチャンピンズリーグ優勝も成し遂げ3冠を達成するなど、多くの功績を残してきた。 その功績はサポーターからも認められ、本拠地サン・シーロでのラストゲームでは、背番号「4」の下に「EVER」の文字をあしらった「サネッティは4ever(フォーエバー、永遠)」という意味の特製のユニフォームが用意。背番号「4」はインテルの永久欠番に指定された。 <div id="cws_ad">◆入団、三冠、引退試合…サネッティとインテルが歩んだ道<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJZMjJvcWNhTSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div><div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://ryan.onelink.me/C7cD/1fb76a70&c=sega_20201031_1">バティストゥータ、サネッティ、ベロンが<br />「サカつくRTW」に登場!</a><hr></div><div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆長友とサイドバックコンビを形成 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Zanetti4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> サネッティは、2014年に現役を引退するまでの3年間、長友ともチームメイトとしてプレーしている。右サイドのサネッティ、左サイドの長友と、インテルの両サイドバックをこの2人が担う時期もあった。 長友がセリエA初ゴールを決めた際には、サネッティとともに披露した「お辞儀」パフォーマンスがイタリアでも大きな話題となり、その後のインテル内で流行するほど。サネッティには長友の誠実さが伝わり、良い関係を築いていた。 長友自身もサネッティについて最も尊敬している選手だと明かしており、「サネッティのように30代後半まで活躍できる選手になりたい」と語っている。 実際、サネッティは現役最後のシーズンとなった2013-14シーズンも39歳ながら、公式戦48試合に出場するフル稼働。さらにそのほとんどすべてが先発での出場であり、衰えをみせることなくスパイクを脱いでいた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆重宝されるスキルとユーティリティ性 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Zanetti3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> サネッティがキャリアを長く続けられた理由の一つに、そのユーティリティ性が挙げられる。左右のサイドバックはもちろん、センターバックやボランチに加えサイドのアタッカーも務めることができた。上下動を繰り返す豊富な運動量に加え、馬力と闘志に溢れるディフェンス、アタッカー顔負けのドリブルで攻守問わずに活躍ができる選手だった。 その一流の能力に加え、チームをまとめる強烈なキャプテンシー、長年のキャリアにおいて大きなケガをしていないタフさ、さらにはプロキャリアを通して退場はわずか1回というフェアプレー精神までも併せ持っており、監督としては是が非でもチームに置いておきたい存在だったと言える。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆ベテランとして生きる道 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Zanetti2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> サネッティ然り、経験豊富なベテランというだけでは重宝はされない。当然ながら戦力として結果を残せることが、現役選手として生き残る道だ。 ケガなくプレーすることはもちろん、フィジカルレベルを保つこと、そしてチームに経験と安定感をもたらせることは何よりも必要なこと。ミランに復帰してから再びその才能を遺憾なく発揮しているFWズラタン・イブラヒモビッチも良い例だろう。 常に結果を残し続けてきた男は、そのキャラクターもさることながら、ピッチ上でのパフォーマンスで観るものをガッカリさせたことはない。 きっと、我々がガッカリすることなく、イブラヒモビッチはピッチから去っていくはずだ。そして、結果を残すだけでなく、チームメイトへ与える影響が大きいからこそ、ベテランでありながらも重宝される。 長友の後継者探しは日本代表にとっては解決しなければいけない問題であることは間違いない。一方で、長友が尊敬してやまないサネッティになることも、日本がワンランク上に上がるためには必要だろう。ベテランとはそういった存在にならなければならないのだ。 <div style="text-align:left;" id="cws_ad"><hr>長友佑都も尊敬してやまないアルゼンチンの英雄サネッティが、大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br /><br />サネッティとともにアルゼンチン代表として1998年のフランスW杯で日本代表と戦った、FWガブリエル・バティストゥータとMFファン・セバスティアン・ベロンも同時に登場している。『サカつくRTW』で“鉄人”の姿を観たい方は是非一度チェックしよう。</div><hr> 2020.11.02 13:30 Mon
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「お前、シバくぞ」長友佑都と久保建英の軽妙やり取りが大反響「ガチトーンなの面白すぎる」「いい関係すぎ」

日本代表のDF長友佑都(FC東京)とMF久保建英(レアル・ソシエダ)のやり取りに注目が集まっている。 3月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で北朝鮮代表との連戦に臨む予定だった日本。だが、アウェイの平壌で開催予定だった試合は中止となり、活動を終えた。 そうした中、25日に日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネルで、日本代表の裏側を伝える「Team Cam」が更新。今回の代表活動期間の様子が公開された。 その中で話題を呼んでいるのが、選手たちが日本代表のスポンサーである『KIRIN』が手掛ける"勝利のハチマキ"にメッセージを記す場面での、長友と久保のやり取りだった。 スタッフから「日本代表としての想い」を記してほしいという説明を受けると、後方の席にいた久保から長友に対し、「佑都さんブラボーでいいんじゃないですか?」という声が飛ぶことに。これに対し長友が「お前、シバくぞ」と反応していた。 このやり取りには周囲のチームメイトも大爆笑。久保も「ブラボーだけは厳しいんだよなぁ」と笑いながら話していた。 37歳の長友と22歳の久保の絶妙なやり取りにはファンからも「長友と久保の年の差ある2人の掛け合い好きすぎるw」、「面白すぎる」、「いい関係すぎる」、「ガチトーンなのが面白すぎる」と反響が寄せられていた。 今回の代表戦では出場機会のなかった長友だが、終始大きな存在感を放っていた。 <span class="paragraph-title">【動画】間と表情も完璧な長友佑都の「お前、シバくぞ」</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="lwOT6cTzyq0";var video_start = 380;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.26 12:10 Tue
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「そこまで詰めていなかった」3バックにもトライ、谷口彰悟が3バックの攻撃の確認に「共有する時間だった」

日本代表DF谷口彰悟(アル・ラーヤン)が、3バックのトレーニングについて言及した。 3日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表が活動をスタート。メディア公開されたトレーニングは、FC東京のDF長友佑都のみが別メニューで調整となった。 トレーニングは1時間半ほどして終了。ビルドアップの確認やミニゲームなどを行い、ミャンマー対策を行っていた。 トレーニング後のメディア取材に応じた谷口。ビルドアップのトレーニングについて「相手の出方だったりを含めて、それを逆手にとっていこうということを言われました」とチームとして共有されていることをコメント。また、「マンマークもそうですし、前から来ることも、ベタ引きしてくることも、いろいろなことを想定しなければいけないです」と、相手の出方に合わせて、やり方を変える対応力も必要だとした。 また、トレーニングでは最終ラインの組み合わせを様々試した他、3バックにもトライ。これまでも森保一監督の下で何度か3バックを行っていた日本。ただ、トレーニングの時間を長く取れる機会はなく、ほとんど細部を詰めたことはなかった。 今回のメンバーでは、谷口の他、DF冨安健洋(アーセナル)、DF伊藤洋輝(シュツットガルト)、DF板倉滉(ボルシアMG)、DF町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)がセンターバックの人員として招集されている。 しかし、トレーニングでは冨安、伊藤、町田はサイドバックにも入ることに。また、3バックとの可変も行える状況だ。 「それは何回かワールドカップも含めてトライしてきています。守り切るというところは大分手応えを感じています」と、谷口は守るための3バックは手応えがあるとコメント。問題は、攻撃面も含めて使える3バックになる必要があるとした。 「攻撃に転じるときに、どうボールを持って、誰がどう立ち位置を取るのかというところは、そこまで詰めていなかったので、守備もそうですけど、攻撃の時にどこが空いているというのを共有するという時間でした」と、チームとしてものにしていく時間を取れたとした。 2024.06.03 22:50 Mon
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日本代表に復帰した小川航基、相馬勇紀、橋岡大樹…森保一監督が理由を語る「パフォーマンス、結果をもとに」

日本代表の森保一監督が、久々の招集となった3選手について言及した。 14日、日本サッカー協会(JFA)は2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮代表戦に臨む日本代表メンバー26名を発表した。 予選2連勝の日本は、ホームとアウェイで北朝鮮との連戦を戦う中、アジアカップ2023のメンバーを中心に招集。その中で、DF長友佑都(FC東京)が電撃復帰を果たして話題となっている。 その他にも、FW小川航基(NECナイメヘン)、MF相馬勇紀(カーザ・ピア)、DF橋岡大樹(ルートン・タウン)と復帰組がいる状況。森保監督は3選手に関して、招集を決めた理由を語った。 「久しぶりの招集になった選手たちですが、チームの活動を見て、選手たちが見せてくれているパフォーマンス、結果をもとに招集しました」 「相馬勇紀に関しては、このところ出場時間という点では少なくなっていますが、チームとして戦う上で、彼が持っているユーティリティ性は代表レベルの力を持っている選手の中でもチームにとって必要だということで招集させてもらいました」 「直近の試合ではゴールも決めていますし、彼の個の局面でバトルを制していきながら、ゲームに勝っていきながら攻撃につなげていくところ。W杯でのコスタリカ戦で、国と国との戦いの厳しさを知っている選手なので、今回の北朝鮮戦は非常に厳しくなる中で、個々の戦い、チームの戦いには必要だと思って招集させてもらいました」 「小川航基に関しては、まさに点を取っているという結果が彼を招集することになりました。点を取るだけでなく、チームとして守備にハードワークしながら点を取るというところ、個々の役割の中で結果を出すということで、チームとして組織的に戦うという部分でも非常に良いパフォーマンスを見せているので招集させてもらいました」 「橋岡に関しては、世界最高峰のリーグと言っても過言ではないプレミアリーグで今しっかりチームの中で評価され、プレーする時間を与えてもらっている。その中で、局面局面の戦いでは、数試合ですけど成長している。できることを見させてくれているので、招集させてもらいました」 「今は左のセンターバックをやる機会が多いですが、右も左もできる、局面で相手に勝って攻撃に繋げるということを見せてくれているので、今回の代表活動でも今やっていることを見せて貰えればと思います」 今回はMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)やDF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)、MF旗手怜央(セルティック)らが負傷で招集できず、DF冨安健洋(アーセナル)も見送るなどし、ベストメンバーが揃わない中で、久々に復帰した選手たちがどんなプレーを見せるか注目だ。 2024.03.14 19:25 Thu

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「えっ…」日本勝利を知らされたフランス代表デンベレのリアクションが話題に!「そりゃそうなる」

フランス代表FWウスマーヌ・デンベレが日本代表の勝利に驚いた。 日本は23日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループE第1節でドイツと対戦。下馬評ではW杯通算4度優勝のドイツが優勢とされるなか、後半の見事な逆転劇で2-1と勝利した。 大金星とも言える勝利だったが、その衝撃は他国の選手にも知れ渡った。 22日に日本と同じアジアのオーストラリア代表を4-1と粉砕したフランスのデンベレは記者会見中にその事実を知らされることに。記者から日本勝利を聞かされると、思わず「えっ」と聞き返し、「そうなんだ…」と唖然とした様子だった。 このリアクションはSNS上でも大きな話題になり、「そりゃそうなる」、「かわいい」、「びっくりだよね」、「めっちゃ驚いてる」と反響を呼んだ。 日本の勝利は海外のメディアでも「奇跡」や「サプライズ」などと伝えられており、日本以外の国や選手にとっても大きな衝撃だったようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】日本勝利を知らされたフランス代表デンベレ(0:10~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr"> Quand Dembélé apprend en direct que l&#39;Allemagne a perdu contre le Japon : &quot;HEIN ???&quot; <a href="https://t.co/yCJ2nbCtNf">pic.twitter.com/yCJ2nbCtNf</a></p>&mdash; RMC Sport (@RMCsport) <a href="https://twitter.com/RMCsport/status/1595448208657891330?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.24 12:35 Thu
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日本代表メンバー発表も伊東純也と三笘薫の名前は……/六川亨の日本サッカー見聞録

6月6日のアウェー・ミャンマー戦と11日の広島でのシリア戦に臨む日本代表26人が昨日24日に発表された。すでに2次予選は突破が決まっているため、国内組を中心にチームを作るプランもあったかもしれないが、森保一監督は海外組も含めてほぼベストメンバーを招集した。何事にも万全を期す、森保監督らしい人選と言える。 GKの前川黛也、大迫敬介、谷晃生の3人は順当なところ。3人とも今シーズンのJ1リーグで実力を証明している。鈴木彩艶と小久保怜央ブライアンはしばらく五輪に専念という事情もある。これまでの出場数では大迫がリードしているが、前川と谷には高いレベルでのポジション争いを期待したい。 DF陣については、パリ五輪のOA枠候補として名前のあがっている板倉滉と町田浩樹、谷口彰悟だが、「現段階で森保監督にOA枠について伝える状況ではない。できればU-23の話は(メンバー発表の)30日にまた発表させていただきます」と山本昌邦NTDは話すにとどめた。 長友佑都に関しては、3月の北朝鮮戦に続いての招集だが、その理由は当時と変わらないだろう。森保監督は「まずはプレーヤーとして選んだ」と言うものの、彼のファイティングスピリットとムードメーカーとしての精神的支柱を期待しての招集だろう。 逆に右SBの主力選手と思われていた毎熊晟矢がメンバー外になった。その理由を森保監督は「コンディションを見ながら決めさせていただいている。代表は約束された絶対な場所ではない」と明かした。1月のアジアカップで精彩を欠いた菅原由勢の奮起を期待する部分もあるのではないだろうか。 攻撃陣では北朝鮮戦で復帰し決勝ゴールを決めた田中碧に続き、ラツィオで復活した鎌田大地の復帰も明るい材料と言える。3月に続いての代表となる小川航基も楽しみな存在だ。上田綺世とのポジション争いに期待したい。 一方で残念なのは、まだ負傷が癒えていない三笘薫と、スピードスター伊東純也の招集が見送られたことだ。負傷の三笘は仕方ないとして、伊東に関しても「結論から言うと3月と状況が変わらないし、彼のために招集しませんでした。彼がスタッド・ランスでプレーしているところは日頃から確認していて、確実に戦力になるのは評価している。ただ3月と同じで、代表として来る場合、彼にプレッシャーがかかることが起こりえる」と、サッカー以外で注目を集めてしまうことを懸念しての招集断念であると話した。 彼ら2人の代わりと期待されているのが相馬勇紀であり前田大然、中村敬斗だろうが、まだ絶対的な存在にはなれていない。ここらあたりが森保ジャパンの悩ましいところであり、アジアカップでベスト8止まりに終わった一因ではないだろうか。 最後に久保建英と鈴木唯人に関しては「長い時間をかけてU-23(パリ五輪)の招集をクラブとやりとりしてきました。その中で鈴木と久保はFIFAルールで招集できない。クラブができない」(山本NTD)ということから、招集に強制力のあるA代表の活動に専念するようになった。 リーグ戦とカップ戦に加え、久保はCLも戦っただけに、オフをしっかり取って休養することも必要だろう。6月の2試合は、いわば消化試合のようなもの。くれぐれもケガには細心の注意を払ってもらいたい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.05.25 18:00 Sat
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フランスで大会に参加するU-20女子代表が発表! 海外組は松窪真心&小山史乃観の2人、大学からも2人が参加

日本サッカー協会(JFA)は20日、フランスで行われるSUD Ladies Cup 2024に参加する、U-20日本女子代表メンバーを発表した。 狩野倫久監督は、今回のメンバーに大学からは早稲田大学の大山愛笑、アメリカのサンタクララ大学の林愛花が招集された。 また、海外組では、ノースカロライナ・カレッジの松窪真心、ユールゴーデンの小山史乃観が招集されている。 大会は27日から6月6日までフランスのアヴィニョンで開催。日本はグループAに入り、U-20コロンビア女子代表(5/29)、U-20メキシコ女子代表(6/1)と対戦。その後4日に順位決定戦を戦う。 今年は8月から9月にかけてコロンビアでU-20女子ワールドカップが開催日本もアジア王者として参加することとなり、重要なテストマッチの大会となる。 今回発表された_U-20日本女子代表は以下の通り。 ◆U-20日本女子代表メンバー GK 18.大熊茜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース) 21.鹿島彩莉(ちふれASエルフェン埼玉) 1.岩崎有波(ノジマステラ神奈川相模原) FP 10.天野紗(INAC神戸レオネッサ) 6.白沢百合恵(アルビレックス新潟レディース) 9.土方麻椰(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 2.柏村菜那(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 13.松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ/アメリカ) 5.林愛花(サンタクララ大学/アメリカ) 3.佐々木里緒(マイナビ仙台レディース) 8.大山愛笑(早稲田大学) 4.米田博美(セレッソ大阪ヤンマーレディース) 19.笹井一愛(ノジマステラ神奈川相模原) 7.角田楓佳(三菱重工浦和レッズレディース) 14.小山史乃観(ユールゴーデンIF/スウェーデン) 12.久保田真生(INAC神戸レオネッサ) 17.岡村來佳(三菱重工浦和レッズレディース) 15.樋渡百花(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 16.白垣うの(セレッソ大阪ヤンマーレディース) 20.松永未夢(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 11.板村真央(JFAアカデミー福島) 2024.05.20 20:25 Mon
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「1人だけおかしい」「本当に採用されたんだ」日本代表DF毎熊晟矢のプロフィール写真にファン騒然「しっかり使われてる」「良いキャラしてる」

日本代表DF毎熊晟矢(セレッソ大阪)のプロフィール写真が話題を呼んでいる。 アジアカップ2023のメンバーに招集されている毎熊。DF菅原由勢(AZ)に並ぶ右サイドバックとして招集されると、初戦となった14日のベトナム代表戦では途中出場。安定したプレーを見せていた。 その中、アジアカップの公式X(旧ツイッター)では、プロフィール写真とともに日本代表の選手たちが1人ずつ紹介されているが、その中で毎熊が圧倒的にファンに反応されている。 その理由は、毎熊のプロフィール写真。他の選手たちはガッツポーズなどが多い中で、毎熊はお笑いコンビ・ぺこぱのシュウペイさんが顔の前で指をクロスさせる「シュウペイポーズ」を取っている。さらに、指だけでなく表情までしっかりと作り込んでいる。 毎熊がこのポーズで写真撮影に臨む様子はアジアカップの公式Xですでに公開されていたが、いざ完成した写真が露わになると、ファンも騒然。「team camの時のポーズ本当に採用されたんだ笑」、「もし彼がゴールしたらこの画像来るの?」、「例のポーズ、しっかり使われてるww」、「毎熊良いキャラしてる」、「1人だけおかしい」と多くの反響が寄せられている。 19日にはグループ第2節のイラク代表戦を控えている日本。ベトナム戦で菅原がイエローカードを1枚貰っていることもあり、毎熊の起用も大いに考えられる状況だ。 もしもゴールを決めることがあれば、その時はまたこの毎熊の写真が見られるかもしれない。 <span class="paragraph-title">【画像】毎熊晟矢のプロフィール写真が話題に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">AFC <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アジアカップ</a> カタール 2023<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/SAMURAIBLUE?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SAMURAIBLUE</a> メンバー紹介<br><br>16 DF <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%AF%8E%E7%86%8A%E6%99%9F%E7%9F%A2?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#毎熊晟矢</a> (セレッソ大阪)<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/HayyaAsia?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#HayyaAsia</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%972023?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アジアカップ2023</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/AsianCup2023?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AsianCup2023</a> <a href="https://t.co/bBRqTixQQi">pic.twitter.com/bBRqTixQQi</a></p>&mdash; #アジアカップ2023 公式 (@afcasiancup_jp) <a href="https://twitter.com/afcasiancup_jp/status/1747552095702589723?ref_src=twsrc%5Etfw">January 17, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.17 19:25 Wed
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「素晴らしいユニフォームがいくつもある」米メディアが日本代表の歴代ユニフォームを特集、日本国内とは評価に違いも?

アメリカメディアが日本代表のユニフォームに注目している。 現在は、2022年8月に発表された、折り鶴からヒントを得た「ORIGAMI」をコンセプトとしたユニフォームを着用している日本代表。およそ2年ごとに新たなユニフォームにデザインが変更されている。 これまでにも様々な印象に残るユニフォームが着用されてきた中、アメリカ『Bleacher Report』が公式SNSを更新。「日本には長年にわたり素晴らしいキットがいくつもある」と過去の日本代表のユニフォームに注目している。 『Bleacher Report』がピックアップしたのは、日本晴れをコンセプトにした2020年、勝色をイメージした2018年、炎デザインが印象的な1998年、斬新なデザインの1994年、そしてベージュ系のカラーリングがレアな2002年に着用していたアウェイモデルの5つだ。 それぞれ、当時の日本代表で各ユニフォームを着用していた、久保建英、本田圭佑、中田英寿氏、三浦知良、稲本潤一が着用しているように編集した画像で紹介している。 日本国内では、日本晴れをコンセプトにした2020モデルよりも現行のユニフォームデザインの方が高い評価を得ている印象だが、海外メディアから見るとまた少し違うようだ。 また、本田圭佑の画像がモノマネ芸人のじゅんいちダビッドソンに見えることも話題に。本人も「いや、これ。お・・俺感が笑」と戸惑いの反応を見せている。 2024年内に発表される可能性が高い新ユニフォームがどんなデザインになるのか。今から気になるところだ。 <span class="paragraph-title">【画像】米メディアが選んだ日本代表の歴代ユニフォーム5選</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Japan have had some majestic kits over the years <a href="https://t.co/gkNvsqyrz1">pic.twitter.com/gkNvsqyrz1</a></p>&mdash; B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1763221103609036849?ref_src=twsrc%5Etfw">February 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.01 16:50 Fri

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