「朝5時に起こされて…」バイエルン行きを断ったトリッピアー、舞台裏を明かし移籍しなかった理由も明かす「理想的ではないだろう?」

2024.03.12 13:15 Tue
バイエルンが獲得を目指したトリッピアー
Getty Images
バイエルンが獲得を目指したトリッピアー
ニューカッスルのイングランド代表DFキーラン・トリッピアーが、冬の移籍市場で起こったバイエルン移籍の噂について言及した。イギリス『タイムズ』が伝えた。
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マンチェスター・シティの下部組織で育ったトリッピアーは、バーンズリーやバーンリー、トッテナム、アトレティコ・マドリーでプレー。現在はニューカッスルでプレーしている。イングランド代表としても46試合に出場している右サイドバックは、ニューカッスルでもレギュラーを務めている状況。今シーズンもプレミアリーグで25試合に出場し1ゴール10アシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)でも6試合に出場していた。
そのトリッピアーには、右サイドバックを探していたバイエルンが1月の移籍市場で獲得に動き出すことに。移籍は濃厚視されたものの、結果としてニューカッスルに残留していた。

ビッグクラブからのオファーを断ることとなったトリッピアー。『タイムズ』でのインタビューでその裏側について言及。驚きを隠せなかったとしながらも、ニューカッスルへの忠誠を誓った。
「そうではない。正直に言えば、本当にクレイジーだった。なぜなら、僕はニューヨークにいて、午前5時に起こされ『バイエルンが君と契約したいと考えている』と言われたんだ。でも『流石に意味がわからない』と思ったよ」

「33歳の僕に、まさかバイエルンが契約を希望するとは思っていなかったからね。誰よりも僕が一番衝撃を受けたよ」

「それからすぐ監督に電話をしたんだけど、正直に言って、監督は僕がクラブに対して抱いている決意を知っていたんだ。僕は一度もクラブから強制的に出されるようなことはなかった」

「僕は今ここに居るし、オーナーは僕がクラブに対して示した献身的な姿を知っている」

にわかに信じ難い話だったというトリッピアー。イングランド代表やトッテナムでチームメイトだったFWハリー・ケインからの連絡もあったようだが、決して勧誘されたわけではないと言及。移籍してくるのかの確認だったようだ。

「僕はいつだってハリーと連絡を取っているよ。ハリーは僕にメールをくれるけど、それは僕にとっては正しいことではなかった。でも、バイエルンのようなクラブが僕との契約を望んでいたということは、褒め言葉だと受け止めている」

「ケインはプッシュしてきたわけじゃないんだ。『本当かい?』ってテキストメッセージを送ってきただけで、僕は『ニューカッスルよりは暖かいね』と冗談を言っただけだ」

「ただ、ハリーはプロフェッショナルだ。僕たちが言うように、彼は僕をタップしようとはしなかった。本当に何も言って来なかったんだ」

結果としてニューカッスルでのプレーを続けることを決断したトリッピアー。オファーは光栄だとしながらも、家族のことも考えたと理由を明かした。

「もちろんさっきも言ったように、僕は33歳で、この年齢でバイエルンのようなチームが僕を獲得したいと思ってくれるとは思ってもいなかった。それは褒め言葉として受け止めている」

「巨大なクラブだ。他の多くの選手ならバイエルンに行くチャンスに飛びついただろうし、それが事実だろう」

「でも、僕はクラブに忠誠を尽くしてきたし、家族も大切だ。3年間で3つの国を旅するなんて、理想的ではないだろう?」

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攻撃停滞アーセナルが今季2敗目でリーグ3戦未勝利…イサク3戦連発のニューカッスルがリーグ6戦ぶり白星【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第10節、ニューカッスルvsアーセナルが2日にセント・ジェームズ・パークで行われ、ホームのニューカッスルが1-0で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 前節、リバプールと2-2のドローに終わった3位のアーセナルは難所に乗り込んだ12位ニューカッスルとの一戦でリーグ3戦ぶりの白星を目指した。直近のEFLカップのプレストン戦を控え中心の布陣で3-0と完勝したチームは主力を復帰させ、リバプール戦からは先発1人を変更。ホワイトに代えてサスペンション明けのサリバが復帰した。 一方、リーグ戦では5戦未勝利も直近のEFLカップではチェルシーに2-0と完勝したニューカッスルは、リーグ前節から両ウイングを入れ替えてゴードン、ジョエリントンがイサクとトリデンテを組んだ。 立ち上がりから主導権争いが繰り広げられる中、徐々にアーセナルがプレスをかいくぐって押し込む展開に。しかし、ホームのニューカッスルが鮮やかな仕掛けから先にゴールをこじ開けた。 12分、前線へのロングボールをウィロックが競ったこぼれを繋いで右のゴードンに展開されると、手前のDFガブリエウの頭上をギリギリで越える完璧なクロスをゴール前のイサクが打点の高いヘディングでゴール左隅に流し込んだ。 イサクの公式戦3試合連続ゴールによって早い時間帯に動いた試合。構図自体は変わらずも、よりオープンな形に。その流れでニューカッスルは右サイドのゴードンが再三の好クロスで際どいシーンを創出していく。 これに対してアーセナルはサカの右サイドを起点にチャンスを窺いつつ、得意のセットプレーからゴールを目指す。前半半ばの27分には左CKからゴール前の混戦を作り、最後はメリーノが至近距離からシュートを狙うが、これは相手DFの堅固な壁に撥ね返された。 前半半ばから終盤にかけても拮抗した展開が続いたが、要所を締めるニューカッスルがアーセナルにやりたい形の崩しを許さず、膠着状態を維持したままハーフタイムを迎えた。 互いに選手交代なしで臨んだ後半も立ち上がりから主導権争いが続く。引き続きアーセナルがボールの主導権を握るが、ニューカッスルがより効果的なカウンターからフィニッシュまで持ち込んでいく。 なかなか決定機まで持ち込めないアウェイチームは61分、メリーノとマルティネッリを下げてジンチェンコ、ヌワネリを同時投入。この交代で左右のサイドバックにティンバー、ジンチェンコ、トーマスを中盤に上げて[4-3-3]の形に変化した。 これに対してイサクの鋭いミドルシュートで決定機を作ったニューカッスルは直後の65分にウィロックを下げてトナーリを中盤に投入した。 この交代後も流れが変わらないアーセナルは71分、ティンバー、トロサールを下げてホワイト、ガブリエウ・ジェズスを同時投入。さらに、試合終盤にはジョルジーニョをピッチに送り出した。 クローズな展開のまま後半最終盤に突入。球際の強さに加え、コンパクトな[4-5-1]のブロックを敷くホームチームの堅守に手を焼くアーセナルは、リスクを冒して前に出たものの、後半アディショナルタイムにサカの正確なクロスから訪れたライスの決定機もヘディングシュートを枠の左に外してしまい万事休す。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ニューカッスルがリーグ6戦ぶりの白星を挙げた。一方、敗れたアーセナルは今季2敗目を喫してリーグ3戦未勝利となった。 ニューカッスル 1-0 アーセナル 【ニューカッスル】 アレクサンダー・イサク(前12) <span class="paragraph-title">【動画】ゴードン完璧クロスからイサクがヘディング弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">イサクが止まらない<br>公式戦3戦連続ゴール!<br><br>プレミアリーグ 第10節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ニューカッスル</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHP0GD">https://t.co/IQcfgHP0GD</a> <a href="https://t.co/3uEvObWCaI">pic.twitter.com/3uEvObWCaI</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1852694811473551429?ref_src=twsrc%5Etfw">November 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.02 23:32 Sat
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ニューカッスル、今冬にPL9戦8発の左利きアタッカー獲得挑戦か

ニューカッスルが、ブレントフォードのカメルーン代表FWブライアン・エンベウモ(25)の獲得に動いているようだ。イギリス『テレグラフ』が報じている。 今冬の移籍市場でセンターバック、右ウイングを補強ポイントに定めるニューカッスルは、今シーズンのプレミアリーグで9試合8ゴールと圧巻の活躍を見せるレフティの獲得に動く構えだという。 ただ、プレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)に悩むクラブ事情によって、獲得へのハードルは高いという。 今夏の移籍市場でクリスタル・パレスのイングランド代表DFマーク・グエイの獲得に失敗したことで、その資金を今冬に投下できるかに思われたが、DFキーラン・トリッピアーやFWカラム・ウィルソンと高年俸のベテランの売却に失敗したことで、現時点で補強に使える資金は限られているという。 そのため、エンベウモ獲得にはその2選手やその他の高額な移籍金を見込める主力の売却によって資金を捻出する必要があるようだ。 2019年夏にトロワから当時チャンピオンシップ(イングランド2部)のブレントフォードに加入したエンベウモ。2020-21シーズンに主力としてプレミアリーグ昇格に貢献すると、以降の3シーズンもビーズの攻撃の主軸として活躍。昨シーズンは足首のケガで3カ月の離脱を強いられたが、プレミアリーグ25試合9ゴール6アシストと見事な数字を残した。 171㎝とサイズには恵まれていないものの、フィジカル能力が非常に高く、高精度の左足を駆使した打開力とスペースをアタックするランニングで、ボールのオン・オフに関わらず、相手に脅威を与えられる優れたアタッカーだ。 今夏の移籍市場を迎えるにあたってはステップアップ願望を公言しており、ニューカッスルが適切なオファーを掲示できれば、移籍の可能性は十分にあると思われるがはたして…。 2024.10.30 11:35 Wed

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